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	<title>HSP  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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		<title>HSPの人がフリーランスとして働く事について思うこと</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21414</link>
				<pubDate>Tue, 28 May 2019 14:08:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[HSPの働き方]]></category>
		<category><![CDATA[仕事・ビジネス]]></category>
		<category><![CDATA[HSP]]></category>
		<category><![CDATA[フリーランス]]></category>

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				<description><![CDATA[あらゆる刺激に敏感で、繊細という気質を特徴に持つHSPの人にとって、大きな悩みとなるのが働くことです。 会社・お役所などの組織に所属するとなれば、人間関係の中で味わう言葉や感情のやりとり、責任を背負うことや仕事のために勉]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>あらゆる刺激に敏感で、繊細という気質を特徴に持つHSPの人にとって、大きな悩みとなるのが働くことです。</p>
<p>会社・お役所などの組織に所属するとなれば、人間関係の中で味わう言葉や感情のやりとり、責任を背負うことや仕事のために勉強することなど、刺激となるものが多すぎるがゆえに、普通に働くことにすら多大な負担を感じて、いずれは心身ともに参ってしまう…という類の将来像を考えることがあるかもしれません。</p>
<p>そんな将来を悲観視しているHSPの人にとって、組織に所属せずに自分の実力で自由に働ける「フリーランス」という肩書きおよび働き方は、まさに天職に見えてしまう。</p>
<p>「組織勤めをやめて、フリーランスという天職に転職だ！」という、淡い気持ちをつい抱えてしまう人もいるかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、筆者個人としてはフリーランスの働き方は、HSPの人全員に向いている働き方とは思えません。</p>
<p>むしろ、フリーランスになったことで味わう収入の不安定さ、交渉事の際に伴う感情や意見のやりとり、実績がモノを言い競争を迫られる働き方などのせいで、逆に組織勤めの頃より疲弊してしまうのではないか、という懸念があります。</p>
<p>今回は、そんなHSPとフリーランスとの相性についてお話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPから見るフリーランスの利点</h2>
<p>HSPの人にとって、フリーランスのメリットとは</p>
<ol>
<li>組織に所属しなくていいので、煩わしい人間関係から開放される。自分と合わないキツイ性格の人や、エネルギッシュでこちらまで圧倒されそうな人などと関わらなくてもよい。</li>
<li>ちゃんと仕事さえしていれば自分が叱責されることは(まず)ない。また、他人が叱責されている光景を見て萎縮するようなこともない。</li>
<li>仕事次第では、受注から納品＆ギャラ振込まで他人と直接顔を合わせることがなくても済んでしまう。人付き合いが苦手なことが多いHSPの人からすれば、願ってもない働き方であるし、飲み会に悩む不安も抑えられる。</li>
<li>出勤せず在宅で可能な仕事であれば、通勤のために満員電車に乗る、大勢の人が歩いている中を歩く…など、大勢の人に囲まれる過剰な刺激を感じる場面を減らせる。</li>
<li>HSPのもつ繊細さ細やかさ、自分が得意としていることを仕事に応用できる。(例：クリエイティブ職など)</li>
<li>こなす仕事量や働き方のスケジュールを、ある程度自分一人の裁量で決められる。調子が悪ければ仕事量を減らすなど、自分の調子に合わせたスケジュールを柔軟に作れる。<span style="font-size: 12px;">(無論、ギャラも仕事量に応じて上下動するのだが…)</span></li>
</ol>
<p>などが、挙げられるでしょう。</p>
<p>とくにフリーランスになれば、HSPな自分に合わない仕事内容、仕事相手をある程度は自由に選べるのが魅力的です。</p>
<p>…が、そんなキラキラした輝かしい魅力には、当然「陰」の部分もあるものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPから見るフリーランスの問題点・不安</h2>
<p>HSPの人にとって、フリーランスの問題点・不安を並べると…</p>
<ol>
<li><span style="text-decoration: underline;">収入が不安定であること</span>。些細なことに敏感であるHSPの人が、月によって仕事量・収入の上下動があることや、何の前触れもなく収入が途絶えることを想定して、強い不安に悩まされるのではないかという懸念がある。</li>
<li><span style="text-decoration: underline;">仕事を手に入れるためには営業を行うことが必須である。</span>ランサーズなどのフリーランスが仕事を探すサービスはあるものの、赤の他人に自分を売り込むためのコミュニケーション術(文面＆電話のやりとり)が必須。<br />
仕事の内容・金額を話し合う交渉事において、HSPの気質ゆえに尻込みしすぎて仕事にありつけなかったり、過度に遠慮することで不利な契約を結んでしまうのでは…という不安はある。</li>
<li>ある程度の仕事量が調節できるとは言え、<span style="text-decoration: underline;">クライアントの意向や指示に振り回される場面がないとは言えない。</span>何度もリテイクを受ける羽目になったり、クライアントの都合で納期が変動するなどして、今の体調や気分を無視した働き方になることはあってもおかしくない。<span style="font-size: 12px;">(フリーとは言うが、言うほど自由ではない)</span></li>
<li>会社や役所という後ろ盾がないため、<span style="text-decoration: underline;">自分を信用してもらうために、自分のスキルとなることを説明し、他人とコミュニケーションを行う技術が必須。</span>人間嫌いだからと言ってフリーランスになったとしても、仕事をもらうのは他人からであり、その他人から仕事を承るとなれば、他人と折り合う場面も当然出てくる。</li>
<li>仕事によっては<span style="text-decoration: underline;">同業者との競争が避けられない場合もある</span>。とくに、クリエイティブ職のように技術を売りにする仕事は、同業者による激しい競争(価格面も含む)があるので、緊張感やストレスにHSPの人が耐えられるかについては、正直疑問が残る。</li>
</ol>
<p>などが挙げられます。</p>
<p>HSPの人を悪くいうつもりはありませんが、HSPという一般社会で生きづらさを覚えている人が、フリーランスという他人との競争に晒される場所で、華々しい逆転劇を巻き起こせる人は、ごく少数であると感じます。</p>
<p>そんな、ごく少数の成功者に憧れて、「実態はよく分かないけど、フリーランスになれば、今の生きづらい環境が好転するはずだ！」という淡い期待を持って組織勤めをサクッと辞めることは、お世辞にも推奨できるものではないと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>フリーランスを煽る人たちに流されることの恐怖</h2>
<p>HSPの人にフリーランスをオススメしづらい理由としては、昨今の副業解禁の流れもあってか「フリーランスになって好きなことを仕事(副業)にしよう！」という、光・夢・希望にあふれる言葉を口にし、(主にネット上で)組織勤めを辞めることを煽る人たちの存在があります。</p>
<p>この人たちは、(HSPを含め)社会で生きづらさを覚えている人達…たとえば、</p>
<ul>
<li>職場で冷遇されている人、居場所をなくしている人。</li>
<li>持病や心の病のせいで、組織勤めにしんどさを感じている人。</li>
<li>集団の中で漠然と働くにこと不安や焦り、懐疑心を持っている人。</li>
<li>組織勤めの収入に満足しておらず、一攫千金を夢見ている人。</li>
<li>組織勤めでは味わえないような、刺激や経験を求めている人。<span style="font-size: 12px;">(≒HSS気質の人に通ずるものがある)</span></li>
</ul>
<p>など、既存社会にて何らかの生きづらさを抱えている人に「フリーランスはいいぞ」と優しく近寄ってくる。</p>
<p>「フリーランス」という前からある名称を用いているので安心感はありますが、その実態は情報弱者を狙った胡散臭いビジネス(情報商材、マルチ(紛い含む)商法、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2136">資格商法</a>)を行っている。</p>
<p>「ブログで稼げる」「せどりでかせげる」「ユーチューブで稼げる」など、露骨なワードで稼げるというのは、流石に怪しさや信ぴょう性の低さが目立つので言わない。</p>
<p>その代わりに「(実態はブログを書く事だけど)フリーランスで稼げますよ、その方法は…」と言い換えてビジネスを行っている。<span style="font-size: 12px;">(そもそも「生計が立てられるほど」稼げるとは言ってない点も引っかかる。まぁ一口に生計と言っても、その金額は個人差があるのだけれども…)</span></p>
<p>そんな、胡散臭く見えるビジネスを表面的にクリーンで穢れなきものとして取り繕うために、一部の界隈で用いられているのが「フリーランス」という言葉なのです。</p>
<p>そして、HSPのように生きづらさを感じている人もまた、胡散臭いビジネスをしている人の<del>養分、カモ</del>顧客対象とみなされている可能性があるからこそ、迂闊に「フリーランスはいいぞ」とは言えないのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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しかし、HS</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2839" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2839" alt="" /></a></div></div></div>
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<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>HSPをスキゾイドパーソナリティ障害の観点から考察</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21318</link>
				<pubDate>Wed, 15 May 2019 15:19:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[スキゾイド]]></category>
		<category><![CDATA[HSP]]></category>
		<category><![CDATA[スキゾイドパーソナリティ障害]]></category>

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				<description><![CDATA[あらゆる刺激に敏感な気質である「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」の人が取る言動の中には、他人への関心が希薄で社会との接点を持つことに対して興味が乏しい。また、感情表現も乏しく、孤独な生活を求めたがるという特徴を持]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>あらゆる刺激に敏感な気質である「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」の人が取る言動の中には、他人への関心が希薄で社会との接点を持つことに対して興味が乏しい。また、感情表現も乏しく、孤独な生活を求めたがるという特徴を持つスキゾイドパーソナリティ障害と共通している点が見られます。</p>
<p>今回は、そんなHSPとスキゾイドとの関連性についてお話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>スキゾイドパーソナリティ障害の診断基準から見る「HSP」</h2>
<p>米国精神医学会(DSM)が定めた、スキゾイド(あるいはシゾイド)パーソナリティ障害の診断基準の中に書かれている</p>
<blockquote><p><strong>・ほとんどいつも孤立した行動を選択する</strong></p>
<p><strong>・第一度親族以外には、親しい友人または信頼できる友人がいない</strong></p></blockquote>
<p>という記述は、HSPの人にも見られる特徴と言えます。</p>
<p>HSPの場合、人間関係から受ける刺激…たとえば、他人の声や仕草、喜怒哀楽などの感情やその場の雰囲気などの刺激に対して過剰に反応してしまい、強いストレスを感じてしまう。</p>
<p>そのため、人間関係のストレスから自分を守るために、あえて人と関わる場面を避け、落ち着いた時間や空間を求める傾向があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、一人で落ち着いた時間や空間を求める一方で、それらに他人が干渉してくることを苦手とする。</p>
<p>富や名誉、人脈、評価のような<del>俗物的</del>社会的・物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさ、自分の内面世界を重視する傾向は、HSPおよびスキゾイドにも見られる特徴です。</p>
<p>ただし、他人や社会との関わりが希薄なことは、精神的な安らぎと引き換えに、</p>
<ul>
<li>学校や会社のような集団生活に馴染めなくなる。</li>
<li>自分にあった働き方が非常に絞られてしまう。</li>
<li>周囲からの無関心や無理解に苦しみ、いじめやハラスメントの被害者になる。</li>
</ul>
<p>などの、生きづらさを招いてしまう点は無視できません。</p>
<p>また、スキゾイドパーソナリティの人の場合、あまりにも社会との接点が無いために、なかば隠遁生活をするかのように引きこもり状態に陥いる例もあります。</p>
<p>HSPの人が刺激の少ない生活を求め続けた果てには、スキゾイドの人同様に社会から隔絶された隠遁者のような生活が待ち受けていても、なんらおかしくないでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4569" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="HSPが人嫌いになる原因・背景について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4569" class="blog-card-title-link">HSPが人嫌いになる原因・背景について</a></div><div class="blog-card-excerpt">繊細であらゆることに敏感、過剰に反応しやすい先天的な気質であるHSPの人は、人間関係に疲れて人嫌いになってしまうことがあります。

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<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPとスキゾイドで明確に違う部分</h2>
<p>なお、スキゾイドパーソナリティ障害の診断基準の中には</p>
<blockquote><p><strong>・情緒的な冷たさ、よそよそしさ、または平坦な感情。</strong></p>
<p><strong>・喜びを感じられるような活動があったとしても、少ししかない。</strong></p>
<p><strong>・他人の賞賛や批判に対して無関心に見える。</strong></p></blockquote>
<p>といった記載があります。これは、繊細であるために感情的に揺さぶられやすい傾向がある、HSPの人には見られない特徴と言えるでしょう。</p>
<p>HSPの人の場合、他人から否定される、他人の怒りの感情に自分が飲み込まれた影響により、容易に感情を表出してしまうので、スキゾイドが持つ「平坦な感情」という特徴とは明確に異なります。</p>
<p>HSPの「繊細であるがゆえに激しく同様してしまうこと」と、スキゾイドの「情緒的な冷たさ、よそよそしさ」の両者の関係性が「≠」になることは、容易に理解できることでしょう</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、他人から否定されることに強い不安を覚えるものの、他人から賞賛されたり、承認されたりすることについては、HSPの人は好意的な反応や感情を見せることがあり、スキゾイドが持つ「賞賛や批判に対して無関心に見える」という特徴と明確に異なります。</p>
<p>なお、HSPの人の場合、情熱的な恋に落ちる傾向があるとされていますが、これもまた平坦な感情や他人への希薄さを特徴とするスキゾイドの特徴とは明確に異なります。</p>
<p>HSPは他人に対する興味や関心があるからこそ、他人の存在が起因する、あらゆる「刺激に敏感に反応してしまう。一方でスキゾイドは他人に関する興味や関心そのものが薄く、他人からくる刺激にさほど影響を受けない、鈍感で飄々としている部分があるのだと考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>遺伝的・生物学的要因で見るスキゾイドとHSP</h2>
<p>スキゾイドパーソナリティ障害が起きる原因として、遺伝的・生物学的な立場として考えられているのが、ドーパミン系の受容体の増加、あるいドーパミン系が活発であることです。</p>
<p>ドーパミン系は脳の神経経路の一種で、記憶、学習、創造性、意欲、そして快感などの刺激に関与しているとされています。</p>
<p>そして、ドーパミン系が活発であることは、言い換えれば些細な刺激でも大きな刺激であるように捉えてしまい苦痛を感じる。</p>
<p>その苦痛から逃れるべく、あえて他人や社会との関わりを避けていると考えれば、スキゾイドは鈍感で外界に無頓着な人ではなく、むしろ外界の刺激に敏感で過剰に反応してしまう人であると考えられます。<span style="font-size: 12px;">(なお、ドーパミン系の創造性が強いということは、精神的な豊かさや、自分の内面世界を重視する要因であるとも考えられる。創造性が高いために、思想や芸術の分野にて頭角を現すこともあるとされている。)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このように敏感だからこそ刺激を避けるという点は、まさにHSP気質そのものを端的に言い表していると言えるでしょう。</p>
<p>もちろん、この点だけを見て「根底ではスキゾイドとHSPは完全に一致している」と結論づけるものではありません。</p>
<p>共通している点もあれば、そうでない点もある…と解釈するのが賢明だと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>割合から見るスキゾイドとHSP</h2>
<p>スキゾイドパーソナリティ障害は、アメリカのデータによれば疾病率は4.9%と推定されています。別のデータでは3.1％という結果も出ています。</p>
<p>一方でHSPの割合は約20%とされており、割合だけで見ればHSPの方が高いという結果になってます。</p>
<p>ただし、スキゾイドパーソナリティ障害は医学によって診断基準が明確。一方HSPは、あくまでも心理学における性格や気質の一種でしかなく、明確な診断基準や診断方法が現時点では整っているわけではない点については留意しておくべきでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>余談　スキゾイドとHSS</h2>
<p>HSPとは真逆に刺激やスリルを追い求める「<strong>HSS</strong>(High Sensation Seeking（ハイ センセーション シーキング)」は、スキゾイドの特徴とはかけ離れています。</p>
<p>HSSは人や社会と関わることには積極的で、賑やかな生活を求めるという点では、スキゾイドおよびHSPとは特徴が真逆です。</p>
<p>しかし、HSSの中にはHSPとHSSの両方合わせ持つ複合型の人(HSP/HSS)もいます。HSP/HSSの場合は、HSP同様に刺激に対して敏感な特徴を持っており、遺伝的・生物学的視点から見るスキゾイドと共通している点があると考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>参考書籍</p>
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<div class="booklink-name">
<p><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F4041305%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer">パーソナリティ障害がわかる本</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></p>
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<div class="booklink-detail">岡田尊司 法研 2006年05月</div>
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</div>
<div class="booklink-detail">長沼睦雄 永岡書店 2017年06月15日</div>
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</div>
</div>
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</div>
</div>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>自称HSPの人に感じる違和感、怖さについて</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21245</link>
				<pubDate>Tue, 07 May 2019 15:06:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[HSP]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=21245</guid>
				<description><![CDATA[繊細で敏感な気質である「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」の概念が、書籍やウェブなどで広まるにつれて、自分で自分をHSPだと称する人を見聞きする機会が増えてきています。 なお、HSPは歴史が浅く、精神疾患ではない。]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>繊細で敏感な気質である「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」の概念が、書籍やウェブなどで広まるにつれて、自分で自分をHSPだと称する人を見聞きする機会が増えてきています。</p>
<p>なお、HSPは歴史が浅く、精神疾患ではない。病院などの機関で正式な診断をする体制も準備も現時点では整っておらず、ほとんどの人はHSPに関する情報に触れて「ひょっとして自分はHSPなのかもしれない」と、自己診断しているであると想定できます。</p>
<p><span style="font-size: 12px;">(HSPに関する記事を散々書いておきながら、こういうことを書くのは変かもしれませんが…)</span>そんな簡単に名乗れてしまうHSPという概念のあやふやさもあってか、自称HSPの人の中には</p>
<ul>
<li>「繊細で打たれ弱いメンタルである自分を特別扱いして欲しい」</li>
<li>「繊細な自分は鈍感な人たちと比べて優れている！」</li>
</ul>
<p>という態度を堂々と表明している人もおり、どことなく違和感というか、怖さに近い感情を抱きます。</p>
<p>今回は、そんな自称HSPの人に感じるモヤモヤとした気持ちについてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPを自称し、自分への配慮を当然のように求めるのは違うと思う</h2>
<p>自称HSPの人でよく見るのが、自分が繊細な気質であるということをただアピールするに留まらず、繊細だからこそ自分に優しい態度を見せて欲しいとか、丁寧な扱いをして欲しい…と、自分に対する配慮を当然のように求めてくる言動です。</p>
<p>もちろん、繊細だからこそ優しく接して欲しい、雑な扱いはされることは好まない…という、気持ちは理解できます。</p>
<p>しかし、自分から繊細であることを材料にして、自分に対して周囲が特別扱いしてくれることを、さも当然のように求める姿勢は、なんの見返りも無しに図々しい要求をしてくる自己中心的な人だと思われてしまう懸念があります。</p>
<p>また、そんな図々しい態度を見せるからこそ、つい苦言の一言を言いたくなる衝動に駆られてしまう。</p>
<p>しかし、もしも実際に苦言を呈そう物なら「HSPの自分に対してそんな厳しい言葉を言うなんて、ひどい人だ」と、否定的な反応をし、被害者面をして開き直られる…という、非常にめんどくさい状況が、自称HSPの人と関わる中で容易に想像できてしまう。</p>
<p>その結果、自称HSPの人に対しては積極的に関わろうとする人の数が減っていくだけでなく、「HSP＝関わるだけ面倒な人、関わるべきではない人」という極端に悪い方向に偏った印象が定着してしまう。</p>
<p>そして、HSPに関する否定的な印象が、HSPを自覚or自称しながらも、社会とうまく折り合いを付けることで生活を営もうと努力している人に対して、誤解や偏見が強まるのではないかと危惧しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
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</script>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPだからといって選民思想を持ったり、鈍感な人を下に見るのも違うと思う</h2>
<p>もう一つ自称HSPの人に見られるのが、HSPの主たる特徴の「繊細であること」を鼻にかけて鈍感な人を見下す。あるいは、自分は天才だとか、素晴らしい感性を持っている人だと自分に対する過度な自信…というか、選民思想とも呼べる尖った思想を持っていることです。</p>
<p>もちろん、鈍感な人と比較すればHSPの人が繊細である点では上回っており、より多くのことに気が付いたり、人の気持ちや感情を想像することが得意であるという考えは理解できます。</p>
<p>しかし、繊細さで優れているからといって、鈍感な人を格下に見て攻撃的な態度を取ったり、繊細である自分を過度に特別な存在として過大評価することには疑問を覚えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、HSPを自称しつつも、他人を見下して悦に浸ろうとする行動を見た他人がどのような気持ちになるのか…という点については繊細どころかむしろ鈍感な点が、自称HSPの人に感じる矛盾点のように感じます。</p>
<p>これでは「HSP＝自分が傷つくことには敏感で、他人が傷つくことには鈍感」という、随分と嫌な印象が定着してしまう。</p>
<p>言い方を変えれば「HSP＝自分に甘く他人に厳しい人そのもの」という、否定的なイメージが定着してしまうのではないかと危惧しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2746" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/zibunniamai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="他人に厳しく自分に甘い人の心理と直すために必要なこと" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/zibunniamai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/zibunniamai-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2746" class="blog-card-title-link">他人に厳しく自分に甘い人の心理と直すために必要なこと</a></div><div class="blog-card-excerpt">他人に厳しいけど自分は甘やかして棚に上げる。この心理は「行為者・観察者バイアス」と呼ばれてます。ある結果に対して他人の場合にはその原因を他人の性格や能力にあると考える、自分の場合には状況や運などの自分以外のものに原因があると考えることで、自分のメンタルを守ろうとするのです</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2746" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2746" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>社会的な弱点を武器に他人をコントロールしようとすれば、生きづらさが増すのも無理はない</h2>
<p>HSPの人は、持ち前の繊細さのせいで、普通とは違う人(or子供)と見られて辛い経験をしてきた。また、些細なことで深く傷つき動揺してしまうために、職場や学校などの手段生活に馴染むことに苦労した経験を持つ人が多いでしょう。</p>
<p>誤解を恐れずに言えば、HSPを名乗る人は「自分は一般社会で生きていくことが難しい、弱者の立場にいる人間です」と主張しているとも言い換え可能です。</p>
<p>もちろん、生きづらさを抱えており、それを主張することそのものは否定しませんし、主張することで解決策なり、同じ悩みを持つ人との交流が生まれ、自分の生きづらさを小さくさせる状況になる…というケースもあるでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、一歩間違えて「自分はHSPという社会的な弱点を持っているので、皆さん私に配慮してください」と、特別扱いを受けて当然です…という傲慢な態度を取れば、そのことに対して反感や批判の声が出て来るのも無理はないように感じます。</p>
<p>権利は主張するけど、そのための義務も責任も負わない。「HSPである自分のために他人は配慮して当然だ」と一方的な主張や要求を押し付けてばかりでは、相手も納得できないでしょうし、HSPである自分への理解が進まないのも無理はありません。</p>
<p>結果として、HSPである自分の生きづらさを、ますます増してしまう状況になってしまっても、何らおかしくないと感じます。</p>
<p>社会的な弱点を持っているとしても、社会とうまく折り合う方法を見つけようとせず、自分の主張を社会側が全て受け入れてくれることを期待してばかりでは、生きていく度に挫折や葛藤を味わい、生きづらさに悩まされてしまうのは想像に難くありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>余談　HSPあるあるとバーナム効果</h2>
<p>最後に、(とくにSNS上で)HSPを自称する人達の間よく見かけるのが「HSPあるあるor内向型あるある」というタグが付いて、あるあるネタが列挙されいる投稿です。</p>
<p>そのネタをよく見ていくと、誤解を恐れずに言えば「これはHSPと関係があるように思えない」とか「あくまでもネタとして扱うだけで、鵜呑みにするのはちょっと怖いなぁ」と感じるものまでネタに含まれており、多数の共感を呼び拡散されている。</p>
<p>そんな光景を見て感じたのが「これはHSPではなく『バーナム効果』によって、共感を集め、拡散さているのではないか」という疑念です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような曖昧な内容を、自分にだけ当てはまっていると思い込んでしまう現象を指す心理学用語です。</p>
<p>血液型占いや正座占いなど、信ぴょう性には乏しいものの、未知なる自分の姿を知れるものや自己診断絡みのものに、バーナム効果はよく利用されています。</p>
<p>もしも、バーナム効果によってHSPあるあるが拡散されていると仮定すれば、HSPはどうとでも拡大解釈ができてしまうぐらいにあやふやなもので、信憑性がどうのこうのという問題ですらない。</p>
<p>むしろ、あらゆる特徴や言動までが「HSP」というものに区分されてしまい、ファッション感覚で気軽に自称できてしまう概念として広まっているのではないかと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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 	HSPの人には特別な才能がある。あるいは天才になる可能性を秘めている。(とくに</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/20946" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/20946" alt="" /></a></div></div></div>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>「HSP＝天才、才能や個性がある」と持て囃すことに感じる違和感</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/20946</link>
				<pubDate>Thu, 21 Mar 2019 12:27:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[HSP]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=20946</guid>
				<description><![CDATA[HSPに関する情報(主にネット上)を調べていくと、 HSPの人には特別な才能がある。あるいは天才になる可能性を秘めている。(とくに、HSPの子供(HSC)に関する情報でよく見られる) HSPの人は、普通の人よりも優れた感]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>HSPに関する情報(主にネット上)を調べていくと、</p>
<ul>
<li>HSPの人には特別な才能がある。あるいは天才になる可能性を秘めている。(とくに、HSPの子供(HSC)に関する情報でよく見られる)</li>
<li>HSPの人は、普通の人よりも優れた感覚を持っている。</li>
</ul>
<p>など、あたかも「HSP＝天才」と結びつけている表現が目立ちます。</p>
<p>この表現を見たときに感じたのが、かつて発達障害が話題になったときに「発達障害＝天才」というイメージも広まってしまい、才能らしい才能がない発達障害の当事者を苦しめてしまった状況に通ずるものが感じる事です。</p>
<p>今回は、そんなHSPの人を天才であるとか、才能がある、素晴らしい個性があると持て囃す言説・風潮について思うことを、お話ししたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「HSP＝天才」というイメージに感じるモヤモヤ</h2>
<p>普通の人(非HSP)が気が付けない部分に気付ける気質であることに着目すれば、HSPの人は学問・スポーツ・芸術・仕事の分野などで、新たな発見をして評価されたり、普通の人なら思いつかないような活動をしたことで、注目の的になる可能性が高そうだということは、論理的に考えれば理解できるものがあります。</p>
<p>しかし、一方で「HSP＝天才」と結びつけてしまうことは、ともすれば天才と呼べるだけの才能がないHSPの人や、およそ社会から認られないような才能や時代錯誤な才能しか持ってないHSPの人の生きづらさを増してしまうのではないかという懸念があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、持て囃される才能について</p>
<ul>
<li>「学問・スポーツ・芸術・仕事の分野」</li>
<li>「社会的に認められている」</li>
</ul>
<p>と表現したのにも理由があります。</p>
<p>それは、いわゆる才能と呼べるものは、あくまでも人様の役立つものや社会的な利益になるものでなければならないこと。</p>
<p>およそ他人の役に立つとは言えない才能や、社会的な利益(特に経済的なもの)を生むとはいえない才能しかないのであれば、その人には社会での居場所はないし、そもそも天才ですらない…という裏のメッセージが、何かしらの才能を語るときに私たちが自然と意識しているものではないかと感じます。</p>
<p>よくあるドキュメンタリー番組にて、あらゆるハンデを背負っている人が持つ才能について取り上げられるときに、その才能と呼ばれるものはどれも(当事者を含め)誰かの幸福に寄与したり、社会において新たな利益や価値を生み出すものばかりが取り上げられている事を見てもわかるように、才能と呼べるものは想像している以上にバリエーションの少なさが目立ちます</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「社会で生きづらさを感じている人に『才能があるよ』と言えるのだろうか」という素朴な疑問</h2>
<p>HSPの人は持ち前の繊細さゆえに、普通の人なら気にもとめないような些細なことでストレスを感じてしまい、精神的にも肉体的にも疲れやすいことで悩むとされています。つまり、社会生活を営むことにおいて、生きづらさを感じている人といえます。</p>
<p>そんな、生きづらさを感じている人に対して「あなたには才能があるよ？」と慰めや励ましの意味で言えば、普段から生きづらさを感じているHSPの人の、自己肯定感を上げて元気にさせることが期待できるとイメージするのは、至って自然なことだと思います。</p>
<p>しかし、これはあくまでも応援する側の視点で物事を見ているからこそ言えてしまう意見であり、立場を変えて考えてみることも大事でしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私見になりますが、もしも自分が生きづらさを感じて、へろへろになっている状況で「あなたには才能があるよ」と言われたときに「そっか、自分には才能があるから、落ち込んでいる暇なんてないよね！」とポジティブ＆キラキラな言葉は、口が裂けても言える気がしない。</p>
<p>むしろ、「人より疲れてしまう才能なら、もっとほかのマシな才能の方よかった」と感じたり、「ひょっとして、その言葉は冷やかしか嫌味なのだろうか？」と疑ってしまう。そのほかにも、無理解からくる無責任で無神経な言葉であるように感じて、その人とそっと距離を起きたくなり、余計に生きづらさが増してしまうと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このように「HSP＝天才」と持て囃すことは、HSPの人を理解して共感を寄せているようにみえるものの、実は相手への理解や共感とは程遠い。むしろステレオタイプで判断してしまう危険性があります。</p>
<p>他人のことを都合の良い憶測でわかった気になって、「こんなもんだろう」とタカをくくって接することは、社会で生きづらさを感じている人のことを理解しているとは口が裂けて言えないように感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、HSPの人が普段から感じている生きづらさの中には、どうしようもないぐらいに希望も救いも見られないほど闇が深かかったり、理解はできるかもしれないけど理解してしまえば、自分が知らないうちに相手に負担をかけており、自分の過ちや愚かさに気づかされるなど、気持ちのいいものばかりではありません。<span style="font-size: 12px;">(もちろん、これはHSPに限ったことではないが…)</span></p>
<p>そんな、見ればショックを受けるような不都合な事実を見ようとせず、知るにはある程度の覚悟がいるものを知ろうとせず、ただキラキラとしていて美しいHSPに関する希望や夢にあふれる情報ばかりが持て囃されてしまう状況は、結果としてHSPに対する無理解や思い込みを助長するように感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「発達障害の頃の二の舞になるのでは？」という懸念</h2>
<p>冒頭でも触れているように、ある特徴や性質を才能と結びつけて持て囃す風潮は、かつて発達障害(ASD、ADHD等)が話題になったときによく見られたものです。<span style="font-size: 12px;">(なお、発達障害の他には、映画「レインマン」で圧倒的な記憶力があると触れられたサヴァン症候群や自閉症でも、同様の風潮があるように感じる。)</span></p>
<p>発達障害の場合は、発達障害の子を持つ親が「うちの子は障害もあるけど、才能もあるから大丈夫」という希望を持ちたいがために「発達障害＝天才」というストーリが強く支持されたと推測していますが、これと似たような状況がHSPに関しても起きているのではないかという懸念があります。<span style="font-size: 12px;">(ただし、厳密に言えばHSPは障害でもなければ疾病でもない点は、押さえておきたい)</span></p>
<p>書店にいけば、HSPの子供(HSC)の才能を伸ばしたり、個性を生かすことを売りにした子育て本が置かれている。</p>
<p>ネットを調べれば、HSPの子供を持つ親へのカウンセリングやメルマガなど、親が抱えている不安を解消してくれるようなサービスが簡単に見つかる。</p>
<p>今まさにHSPに関わる不安を感じており、藁にもすがりたい気持ちになっている人からすれば、(真偽はさておき)希望を感じさせてくれる情報は、非常にありがたいもののように感じるでしょう。</p>
<p>しかし、ありがたいと感じる情報をなんの疑いもなく信用してもいいものでしょうか？</p>
<p>鵜呑みにして信用してしまったことで「才能らしい才能がない自分(あるいは自分の子)はHSPですらないし、この先どうすればいいのだろうか？」余計に混乱したり、無責任な期待を子供に押し付けたことで、子供に負担をかけてしまうなど、ありがたい情報が必ずしも事態を好転させることを保障するとは限らない事実からは、目を背けてはならないと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>HSPカウンセリングを受けたい、カウンセラーになりたい人への注意事項</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/20959</link>
				<pubDate>Wed, 20 Mar 2019 12:56:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[HSP]]></category>
		<category><![CDATA[カウンセリング]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=20959</guid>
				<description><![CDATA[繊細で敏感な気質である「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」に関する書籍やネット上の情報の普及から、HSPだと自覚している人のためのHSP専門のカウンセリングや、HSP専門のカウンセラーの資格(民間資格)やセミナーな]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>繊細で敏感な気質である「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」に関する書籍やネット上の情報の普及から、HSPだと自覚している人のためのHSP専門のカウンセリングや、HSP専門のカウンセラーの資格(民間資格)やセミナーなどが、主にネット上を主として登場しています</p>
<p>しかし、私見になりますが、それらの多くがどうも胡散臭いというか、自己啓発セミナーやスピリチュアルビジネスと似ている点が目立つ。資格商法のように、試験もなく金を出せば簡単に資格が手に入るだけで、そもそも資格として信用できるものなのか疑わしい。</p>
<p>つまり、HSPに関するカウンセリング関連のサービスが、胡散臭いビジネスの温床になっているのではないかという疑念があります。</p>
<p>今回は、今まさに</p>
<ul style="list-style-type: circle;">
<li>「HSP専門のカウンセラーのカウンセリングを受けたい！」</li>
<li>「HSPに関する資格を取りたい」</li>
</ul>
<p>と、精神的な余裕がない人に対して、「少し冷静になって欲しい！」ということをお話し致します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>資格商法の気配を感じるHSP</h2>
<p>前回書いた「<a href="https://mental-kyoka.com/archives/5962">HSPの資格・カウンセラーに感じる資格商法の影</a>」でも触れていますが、「HSP 資格」で検索して登場するウェブサイトの中には、どうもお金さえ払って短期間のセミナーを受講すれば、試験なしで簡単に資格が手に入りますよ…という、手軽さを売りにしている資格取得のページが見つかります。</p>
<p>臨床心理士(民間資格)や公認心理士(国家資格)など、いわゆるまともな心理職(病院・公的機関等)に就くために必要となる心理系の資格が、どれも大学及び大学院にて必要科目を履修し修了していなければ取得できない事と比較すると、数時間か数日程で取れるHSPの資格の信ぴょう性や有用性については疑問が残ります。</p>
<p>また、臨床心理士・公認心理士ともに、資格取得のためには試験をパスしなければいけませんが、HSPの資格に至っては試験は一度もありません。</p>
<p>資格取得のために勉強する時間も限りなく短く、勉強の進歩を確かめる試験も無い。そんな資格を取得したところで、果たして何に役にたつのか、どのような実力を示す材料になるのか、どれほどの信頼を得るのかについては、大きな謎が残ります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、こうした短期間で取れる資格の多くは、資格商法と呼ばれるビジネス。つまり、知名度が低く信ぴょう性があやふな資格という商品を売ることをメインにした、グレーなビジネスである可能性が濃厚です。</p>
<p>現にHSPに限らず、心理系の資格の中には「○○認定カウンセラー(○○は無名の個人＆団体名が入ることが多い)」などのように、胡散臭い資格商法の温床になっている側面もあります。同じく心理に関わるテーマで、且つ歴史が浅くて新規参入者が少ない「HSP」が、資格を売りつける方々の新たな飯の種になっているように感じてなりません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>スピリチュアルビジネスの気配も感じるHSP</h2>
<p>HSPに関わるカウンセリング全般をおすすめできない理由としては、占いや霊的なものを売りにしているスピリチュアルビジネスをメインにしている人も、HSPという新たな飯の種に注目して参入しているように感じるからです。</p>
<p>これも以前書いた「<a href="https://mental-kyoka.com/archives/4222">HSPの人がスピリチュアル系ビジネスの餌食になってしまう理由について</a>」にて触れていますが、HSPの主たる特徴である「繊細であるために普通の人が気が付けないことに気づく」ことが、スピリチュアルビジネスが持つ霊的の能力や、テレパシーなど科学では説明できない概念と、非常に相性がいいという点です。</p>
<p>誤解を恐れずに言えば、スピリチュアルビジネスで食っていけなくなった人が、(こじつけでもいいので)「HSPとスピリチュアルは似ているところがありますよ！」と言えば、それで商売として成り立ってしまうだけの説得力がある。</p>
<p>HSPについて調べていくうちに、気が付けばスピリチュアルにも興味が出てしまい、多額の時間と金銭を浪費する泥沼状態にはまってもおかしくないぐらいに、HSPとスピリチュアルは相性の良さが目立ちます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPを金儲けのネタとしてのみ捉えている人がいると考えたほうがいい</h2>
<p>もちろん、支払った内容に見合うサービスや知見が必ずしも得られない…ということはないでしょうが、中には</p>
<ul>
<li>かつて胡散臭いスピリチュアルビジネスに手を出していた人</li>
<li>自己啓発セミナーを主催していた人</li>
<li>キラキラ起業＆副業系ビジネスに深い関わりがある人</li>
</ul>
<p>など、この人達や団体に貴重な時間と労力を差し出して本当に問題ないのだろうか…と、いう疑念の拭えない要素が目立ちます。</p>
<p>妙に自身の経歴をドラマティック(大体は「挫折からの復活劇」である)に説明し、さも私のやるカウンセリングには効果がありますよという宣伝文句が多い。まるで、大体的な宣伝をしなければいけないほどに、カウンセリングや資格には知名度も信ぴょう性も取るに対して無いことを、意図せず示しているようにすら見えます。</p>
<p>そのほかにも自身がいかに権威ある人や団体との交流があり、グレーではなくクリーンな人間であることを露骨にアピールしている。</p>
<p>そして、契約を急かすような文言(空席数や締切についてやたら振れる等)、契約後のキャンセルに関する説明が不足している…など、購入者に不要な誤解や錯覚を意図的に起こさせたり、不利益な契約をナチュラルに結ばせるようなテクニックが垣間見えて、商売として見た場合に誠実さや公正さに著しく欠けている点が目立ちます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つまり、「今はHSPがトレンドだから、とにかくHSPに関する商売をすれば一儲けできる」とHSPは金儲けのネタとしてのみ見ている人が少なからず存在している。</p>
<p>そして、金儲けのネタのみとしてしか見てないからこそ、HSPについて深く勉強することもなく、むしろ自己啓発やスピリチュアルのときの教材を流用し、余計にHSPに関するトンデモな知識を流布する動きが出ているのではないかと危惧しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>HSP関連で金銭が絡むことは様子見してみることも視野に</h2>
<p>そもそも心理カウンセラーは「自称」で勝手に名乗れてしまうもので、かつ値段設定も簡単に決められる。つまり、その気になればとりあえず勝手に名乗って、短時間で高収入を得られるグレーなビジネスとして行うことも容易にできてしまいます。</p>
<p>副業解禁が叫ばれている昨今であれば、手軽に(自称)心理カウンセラーの肩書きを名乗って、ネット上でカウンセリングで副収入ゲット…ってなことを考えている人も、そう少なくないと感じます。<span style="font-size: 12px;">(仮にそうなるとしたら、仕事の形態としては、電話での占いに近いかもしれないが、それを心理カウンセリングと呼んでいいのかは疑問が残る。)</span></p>
<p>そんな胡散臭く不透明なビジネスをしている人たちが、新たな顧客としてHSPのカウンセリングを受けたい、あるいはカウンセラーになりたいという人達を狙っている動きが出ているのでないか…と、ネットや書籍でHSPに関する情報を調べている昨今、強く感じる次第です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こんな風に、HSPに対する玉石混交な情報やサービスが出てきている状況に対してできる事は「様子を見る」ことがシンプル且つ効果的です。</p>
<p>HSPに関するカウンセリングや資格を考えている人の中には、冒頭でも触れたように、まさに溺れる者藁をも掴むかのごとく、冷静さを欠いて目の前の商品に藁にもすがる気持ちで期待や希望を持っているかもしれません。</p>
<p>しかし、そもそもが藁程度の軽さや薄っぺらさしかないものに、多額の時間と労力をつぎ込もう物なら、それこそ藁を売る側の思うツボであり、いい<del>カモ</del>お客様でしょう。</p>
<p>そんなお客様にならないためにも、まずは一旦契約や購入を先送りし、頭を冷やして冷静になるまで様子を見てみること。これこそが、時間と労力をドブに捨てないためには大事だと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 16px;">それはそうと余談ですが、HSPの持つ繊細さが、なぜ胡散臭いものを見分けるときに発揮されないのかについては、今後勉強していく必要がありそうです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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一例を挙げると、

 	占い(タロット、守護霊、前世、霊視など</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/4885" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/4885" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>HSPの人が嫌われてしまう理由・背景に関する考察</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/20945</link>
				<pubDate>Mon, 18 Mar 2019 16:21:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[HSP]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=20945</guid>
				<description><![CDATA[たいへんに繊細な気質であるHSP(ハイリーセンシティブパーソン)の人は、他人の気持ちを察することが得意。 つまり、人間関係の機微を敏感に感じ取ることが得意な人間であるとされ、およそ嫌われるだとか、疎まれる…など、否定的な]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>たいへんに繊細な気質であるHSP(ハイリーセンシティブパーソン)の人は、他人の気持ちを察することが得意。</p>
<p>つまり、人間関係の機微を敏感に感じ取ることが得意な人間であるとされ、およそ嫌われるだとか、疎まれる…など、否定的な見方をされるようには見えない人と感じることがあるかもしれません。</p>
<p>しかし、繊細だからといって誰もが他人に優しく、そして人間関係にうまく馴染めるとは限りません。</p>
<p>中には繊細であることを盾にして、他人(非HSPの人)に無茶な要求をして特別扱いを求めたり、繊細でない人を鈍感な人だとみなして見下すような態度を取るなど…敏感であることを何かのステータスであると勘違いして増長したことがきっかけとなり、それとなく周囲から嫌われてしまう。</p>
<p>そんなことが、HSPの名称が広がっている現在において、起きているように感じます。<span style="font-size: 14px;">(一昔前に発達障害やアスペルガー・ADHDの名称が流行ったときに、これと似たようなことが起きていた気もする…)</span></p>
<p>今回は、そんなHSPの人が嫌われてしまう理由や背景について、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPの人が嫌われてしまう理由・背景</h2>
<h3>コミュニケーションコストの高さ</h3>
<p>非HSPの人とHSPの人とを比較した場合、HSPの人の方が会話にかかる労力(＝コミュニケーションコスト)の高さがどうしても問題になります。</p>
<p>世の中の多数派である非HSPの人と話すような声色や言葉のチョイスでは、繊細過ぎるが故に過剰に恐怖や不安を感じさせてしまう恐れがある。</p>
<p>非HSPの人なら軽く気にせず聞き流してくれるような話題でも、HSPの人には苦痛やストレスを与えてしまうことになるので、関わるとなればHSPの人専用に話し方を変えることが必要になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、これが恋人だとか友達関係のような、ほんわかとした人間関係ならいいのですが、仕事の人間関係のようにある目的のために集団生活をしている場合だと、非HSPの人と比較するとどうしてもHSPの人は扱いづらさが目立ちます。</p>
<p>わざわざ少数派であるHSPの人のために、話し方を適宜変えるのは面倒くさいし、かといって同じ話しを二種類に分けて繰り返す手間も、それはそれでもったいない。</p>
<p>HSPの人のために特別なコミュニケーションをするだけの見返りがあるのならともかく、非HSPの人と同じ働きをしてもらうために、とりわけ労力を要するコミュニケーションをするとなれば、どうしても効率的とは見られない点がHSPの人を取り巻く問題です。</p>
<p>もしも、HSPの人が部下や後輩として入ってくれば、扱いづらさのせいで関わりづらいし育てることも難しい。仮に育てるにしても、非HSPの人よりも労力を要してしまうことが想像できてしまう。</p>
<p>もちろん、扱いづらいからといって切り捨てることを肯定するのは違うとは思いますが、扱いづらさのせいでどうして育たい部下としての優先順位は下がりやすいのが、HSPという特徴の問題であるように感じます。(もちろん、仕事の適正にもよりけりではあるが…)</p>
<p>今や即戦力が求められる時代で、ゆっくりと人を育てるだけのゆとりを持つ職場が少ないからこそ、ただでさえコミュニケーションコストがかかるHSPの人は、あまり好ましく思われないのだと考察できます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>非HSPの人には理解しづらい細かい話をしてくること</h3>
<p>HSPの人が、自分が感じている繊細過ぎるが故の苦悩を理解してもらいたいがために、非HSPの人に打ち明けることもあるでしょう。</p>
<p>しかし、HSPの人が感じている悩みは、そこまで繊細さを持ち合わせていない非HSPの人からすれば、全く理解できなくても不思議ではありません。</p>
<p>むしろ「何を細かいことでグダグダ言っているのか…」と、呆れや怒りを感じさせてしまう。こうしたグダグダ言ってくることに付き合うこともまた、コミュニケーションコストがかかるので、ますますHSPの人に対する扱いづらさは増します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、繊細であり細かいことに気が付けるのは決していい面ばかりではありません。中には、相手に自覚させなければ良かったことまで自覚させたり、寝た子を起こすような事態を招くこともあります。</p>
<p>細かいことを気にせず、議題に上げず、割と大雑把であることを良しとして成り立っている人間関係からすれば、HSPの人のように、いちいち細かいことにまで気がつく人は、どうしても人間関係を円滑にするためには目の上のコブ的な存在になり、疎まれたり排除の対象となってしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>繊細であることを鼻にかける姿勢が反感を買っている</h3>
<p>HSPの人の中には、自分が繊細であることを何かの特殊能力や他者から秀でている才能だと感じる人も見られます。</p>
<p>もちろん、HSPの特徴を肯定的に捕らえる分であればいいのですが、エスカレートしてしまい、鈍感な人のことを下に見たり、察しが悪い人のことを「気が利かない」として蔑むなど、繊細さを鼻にかけた態度を取ったことで顰蹙を買ってしまう事が見られます。</p>
<p>まるで、嫁の掃除の仕方に対して細かい注文をつける小姑のように、他人の揚げ足を取ってネチネチと責めたり、気が利かない人をただ毒づくばかりでその人に寄り添う姿勢すら見せないのでは、HSPであろうとなかろうと、煙たがられてしまうのは仕方がないと言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>自分は社会的な弱者であり特別扱いが必要だと一方的に求めてくる所</h3>
<p>HSPであると頻繁に叫ぶ人の中には、社会生活の中で生きづらさを感じており、誰かの手助けが必要な方もおられるように感じます。誤解をおそれずに言えば、HSPの人は「社会的弱者」と見ることもできるでしょう。</p>
<p>しかし、自分が社会的弱者であることいいことにして、繊細で傷つきやすい自分のために周囲の人が無条件に動くことを期待する。</p>
<p>つまり、「繊細な自分のことを特別扱いして欲しい！」「自分のために特別な配慮をして欲しい！」と、一方的な要求になれば、関わる人の苛立ちを誘い、疎まれてしまうのも致し方ないように感じます。</p>
<p>もちろん、社会で困っている人を切り捨てることを推奨する意図はありませんが、困っているからといって、他人を助けるだけのゆとりが無い人に対して「自分を特別扱いして欲しい」と、一方的に迫ろうもの、相手を困惑させてしまうのも無理はないように感じます。</p>
<p>(…まぁ、社会で困っている人を助けるだけのゆとりが無いのは、それはそれで世知辛さい世の中でもあるが…)</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>繊細チンピラとHSP</h2>
<p>HSPの人が嫌われてしまうことに関連するネットスラングとして「繊細チンピラ」という俗語があります。</p>
<p>繊細チンピラとは、繊細過ぎるが故に、SNSなどで赤の他人が投稿した充実している写真などを閲覧したことで「精神的に傷ついた！」と絡んでくる人のことを指す言葉です。ネット上の「当たり屋」と言ってもいいでしょう。</p>
<p>投稿した人が全く意図していない…というか、想像すらできないようなナナメ上の「傷つきました、どうしてくれるんですか？」と悪質クレーマーのように絡んでくる様が、まさに繊細な心のせいで勝手に傷ついたと絡んでくる質の悪いチンピラであるとして、10年代のはじめ頃に登場し、度々その名称がネット上で話題になっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そんな傍迷惑な繊細チンピラに目をつけられないように、ネット上で投稿するときはやたら予防線を張ったり、人目を過剰に気にしすぎる。その結果、ネット上で発言したいことすら言えなくなるしんどさを味わうハメになる。</p>
<p>しかも、いくら気をつけたとしても、繊細チンピラは自分の想像をはるかに超えた「傷つきました！」と主張してくるので手の施しようが無い。</p>
<p>食わてえ、中には自分が傷ついたとは言わず「この写真は、○○な人が見たら誤解を与えますよ。不謹慎ですよ。」と他者の代弁者として絡んでくることもあり、非常にめんどくさい相手です。</p>
<p>繊細チンピラを刺激しないために気を配っても、それに見合ったメリットが全くない不毛さが、繊細チンピラの人に対する強い嫌悪感を生んでいるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このことは、HSPの人に感じる扱いづらさにも通ずるものがあるように感じます。</p>
<p>過剰にHSPの人の言うとおりにしても、それに見合う利益は乏しい。むしろ、不利益の部分(＝非HSPの人に来るしわ寄せ)が大きすぎて、HSPの人の言いなりになればトータルで見て損をすることが容易に想像できてしまう。</p>
<p>もちろん、HSPと非HSPの対立を深めたいという意図はありませんが、HSPの人ばかりを優先するわけにもいかず、かと言って非HSPの人を基準にすればHSPの人に生きづらさを与えてしまうジレンマがある。</p>
<p>そんな時に、少数派であるHSPの人に対して、(嫌われるのを承知のうえで)多少しんどいかもしれないけど我慢して欲しい…と感じている人は、それなりにいるのではないかと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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HSPの人は、音、温度、匂い、人間関係</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/3616" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/3616" alt="" /></a></div></div></div>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>HSPの結婚の難しさ、困り事について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/17314</link>
				<pubDate>Wed, 30 Jan 2019 16:44:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[HSP]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=17314</guid>
				<description><![CDATA[「非常に繊細であらゆる刺激に敏感な気質のHSPの人は結婚できない」と主張するわけではありませんが、HSPについて調べていくうちに感じたのは、(主に)結婚後の生活に関する難易度の高さ、繊細さから来る悩みや困り事の多さです。]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>「非常に繊細であらゆる刺激に敏感な気質のHSPの人は結婚できない」と主張するわけではありませんが、HSPについて調べていくうちに感じたのは、(主に)結婚後の生活に関する難易度の高さ、繊細さから来る悩みや困り事の多さです。</p>
<ul>
<li>愛している人とはいえ、自分以外の他人と共同生活を行う事への精神的な負担</li>
<li>社会的な責任を背負うことへの負担・不安。(扶養、扶助、子供ができたなら親権とかも…)</li>
<li>義・実父母、親戚との付き合い方</li>
<li>子育てに関する諸々</li>
<li>共依存、DV、モラハラへの懸念</li>
</ul>
<p>など、少々考えすぎな所があるかもしれませんが、独り身のときとは違う新たな刺激ゆえに、結婚生活後に精神的な負荷が重すぎるあまりに、キャパオーバーする危険性がHSPにはあると感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPの結婚の難しさ</h2>
<h3>自分以外の人と一緒に生活を行うことのハードルの高さ</h3>
<p>HSPの人の繊細さは、人間関係における場の雰囲気、空気感、話し声、物音、仕草…など、人間が発するあらゆる言動に対しても強く反応してしまい、その度に人にはなかなか理解されない苦悩や辛さを抱えることがあります。</p>
<p>そのため、あまり人が多いところには集まろうとしなかったり、普段から一人で静かな環境で暮らすことを望む。いわゆる内向的で人とあまり関わらなくても住む生活の方が安心感を得られとされてます。</p>
<p>そんなHSPの人にとって、たとえ自分の好きな人であっても、その人と結婚して一緒の家に長年生活をともにするうちに、パートナーの嫌なところ見えてきたり、自分にとって不快な点が出て来たとき(例：家事、家系に対するだらしがなさが出てきた…など)に、持ち前の繊細さを発動してストレスを抱えてしまう可能性があります。</p>
<p>とくに同棲無しで結婚するとなった場合、良くも悪くも結婚後のパートナーの暮らしぶりが分かってしまい、そのことで「こんなはずではなかった…」と気づいてしまう。</p>
<p>しかし、結婚している以上後には引けず、モヤモヤとした気持ちを抱えたまま、持ち前の繊細さに苦しむ結婚生活を送る羽目になるイメージは持っておいて損はないと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>責任の増加、環境の変化の多さでキャパオーバーの可能性が上がる</h3>
<p>結婚すれば、社会的な責任を負い精神的な負担が増えます。</p>
<p>冒頭でも触れたように、同姓、同居、扶助・扶養義務、不貞行為の禁止など法律(民法)面での責任を負ったり、子供ができれば保護者として子供育てることなど、独り身の時のような気楽さは失います。</p>
<p>まさに、</p>
<blockquote><p>健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか？</p></blockquote>
<p>と、牧師さんが結婚式で言う誓いの言葉にあるように、結婚するパートナーに対して義務と責任を負うことを覚悟しておかなければいけません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、結婚したからといって順風満帆なことばかりではありません。</p>
<p>出産、育児など新たな命を育てる時にかかる負担。失職、大病により今までのような生活が送れなくなったときの不安。</p>
<p>そして、老いてきた親の介護をしたり、逆に自分が介護される側になったとき…など、将来起こりうる負担に対して繊細さを発動してキャパオーバーしないように、あらかじめ準備をしたり、交友関係を広げてセーフティネットを張っておくなど、繊細な自分が潰れないための策を練ることが欠かせないと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>義父母・実父母や親戚との付き合い方</h3>
<p>結婚するとなれば、パートナーの両親(義父母)と自分の両親(実父母)との付き合い方もHSPの人を苦しめる要因になります。</p>
<p>例えばパートナーはHSPな自分に好意的であっても、パートナーの両親が否定的であったり、HSPの人とは相性が良くない性格や言動の持ち主である場合は、今後付き合う上で疲れる場面が多くなるであろうことが想像できます。</p>
<p>また、(義・実)父母と一緒に住むとなれば、ただでさえ集団生活が苦手とするHSPの人にとっては、普段から負担が多い生活を強いられ疲労を抱えることも考えられます。</p>
<p>そのほかにも、</p>
<ul>
<li>親戚づきあいが盛んである</li>
<li>頻繁に連絡や贈り物のやり取りをする</li>
<li>自分たち夫婦の生活面での口出しが多いる(例：「孫はまだか？」)</li>
</ul>
<p>など、お互いの生活や親族・親戚内の取り決めごとなどに押しつぶされて、精神的に摩耗するであろうことが、HSPの人の結婚生活後に待ち受けていると言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、HSPの歴史は浅く知名度も低いので、年が離れている(実・義)父母が知識として知っている可能性は低くなります。</p>
<p>HSPであることを公言しても理解してもらっても、そもそもHSPが何の事から分からずに理解されないままで終わったり、障害や疾患を持っているなどあらぬ誤解をさせてしまう可能性もあるので、「正直に打ち明ければOK」とは一概に言えないと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>子育てに振り回されて疲弊するリスク</h3>
<p>もしも子供が欲しいとなった場合、HSPの人は</p>
<ul>
<li>子供のあらゆる声や仕草に過剰に反応する。</li>
<li>子育ての手間、やるべき事の多さ、煩雑さに圧倒される。</li>
<li>子供を中心とした生活に自分を合わせる事に人一倍苦労する。(手のかかる時期の子供ならなおさら…)</li>
<li>子供を通じた人間関係(ママ友、保育園・学校の先生、PTAなど)にめんどくささを覚えるも子供のことを考えればおろそかにはできないので、人間関係に義務感を覚える。</li>
</ul>
<p>など、いわゆる子育てに関わる事柄に振り回され、精神的に疲れてしまいやすいことが課題として挙げられます。</p>
<p>また、HSPは罪悪感を抱きやすい傾向があるために、場合によっては子育てだけでなく、子供のことが嫌いなると同時に「子供が嫌いな自分が嫌い」という自己嫌悪の念に苛まれるケースが起きかねないとも言えません。</p>
<p>なお、ある程度大きくなって手がかからなくなった時期になれば、今度は中学・高校受験、反抗期など、精神的にも経済的にもまた別の乗り越えるべき課題が出てきます。(…子育てに関して暗い話ばかりになるのはなんだか心苦しいですが)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>共依存、モラハラ、DVの被害者になる懸念</h3>
<p>HSPの人は、他人の内面や心の深い部分に対しても繊細であり、悩みに強い共感を示したり、まるで自分のことのように寄り添える優しさを持っている気質でもあります。</p>
<p>しかし、これはいいことばかりでなく、場合によってパートナーに深く寄り添い過ぎて「自分にはこの人しかいない」パートナーに精神的に依存してしまう。</p>
<p>ただ依存するだけにとどまらず、モラハラやDVの被害者となってまでもパートナーに依存してしまう。そして、パートナーも自分に依存する…という共依存関係になりやすさがある点は、知っておくべきと言えます。</p>
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<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6753" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/hsp-morahara-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="HSPの人がモラハラのターゲットにピッタリな理由" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/hsp-morahara-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/hsp-morahara-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/hsp-morahara-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6753" class="blog-card-title-link">HSPの人がモラハラのターゲットにピッタリな理由</a></div><div class="blog-card-excerpt">繊細で人間関係の機微に敏感なHSPの人の特徴を調べるうちに、ふと感じたことが、HSPの人はモラハラの加害者から見て非常に好都合な点が多いとい</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/6753" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/6753" alt="" /></a></div></div></div>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>結婚はなるべく精神的な負担の少ないものを選ぶ</h2>
<p>なんだか暗い話ばかりになってしまいましたが、もちろん<strong>「HSPは結婚が絶対できない！」というつもりはありません。</strong></p>
<p>しかし、自身のHSPの気質にあった結婚生活や結婚後の計画を立ておかず、なんとなく世間一般の結婚像に合わせた生活を送ると、生きづらさを感じてしまう可能性があります。</p>
<p>ですので、もしもHSPの人が結婚をする場合は常識、慣習、世間体ばかりを優先するのではなく、自分の精神的な健康や繊細さからくる疲れを癒す時間を優先するなど、自分の気質にあった生活を計画することが大事だと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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そもそも人間関係に対して</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/17353" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/17353" alt="" /></a></div></div></div>
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]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>HSP同士の恋愛のメリット・デメリット</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/17353</link>
				<pubDate>Wed, 30 Jan 2019 11:51:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[HSP]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=17353</guid>
				<description><![CDATA[繊細で何事にも動揺しやすい気質であるHSPの人に取って、恋愛をすることは一言でいえば疲れるものだと言えます。 そもそも人間関係に対して苦手意識が強く、雰囲気に飲み込まれてヘトヘトになったり、人付き合いに煩わしさを感じるか]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>繊細で何事にも動揺しやすい気質であるHSPの人に取って、恋愛をすることは一言でいえば疲れるものだと言えます。</p>
<p>そもそも人間関係に対して苦手意識が強く、雰囲気に飲み込まれてヘトヘトになったり、人付き合いに煩わしさを感じるからこそ、進んでひとりになって孤独を楽しむ生活の方が向いていることもあり、HSPの人は無理に恋愛をしない方が気楽であるとも言えます。</p>
<p>しかし、HSP特有の繊細さは、例えば自分が好意を持った相手に対して熱烈な恋心を持ったり、小さなことでも楽しさや喜びを見つけられるなど、しんどさのみならず充実感や安心感を増すものとしても効果を発揮します。</p>
<p>今回はそんなHSP気質を持つ人同士の恋愛のメリット・デメリットについて、お話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>HSP同士の恋愛のメリット</h2>
<h3>HSPへの理解があるので打ち解けやすい</h3>
<p>HSPに関する知識を書籍やネット上で入手している。あるいは、自分の繊細さ、内向的な側面、些細なことですぐに感情が動かされやすい…など、HSPの名称こそ知らなくとも、なんとなく自分は他の人とは違って、おとなしくて物静かな環境の方が落ち着くことを今までの経験で理解している者同士であれば、お互いの性格・気質に関する理解が容易であり、簡単に打ち解けやすいと言えます。</p>
<p>とくに、HSPの男性だと、繊細な一面があって、些細なことに動揺しやすくて、内向的で…と、ぱっと見て男性らしい精神的なたくましさを持っていないことが特徴的です。</p>
<p>そのため、異性だけでなく同性の人からも「男らしくない」と理解されずに苦しくことが多い中、自分の気質を「男らしくない」と言って切って捨てずに受け入れてくれる相手というのは、性別関係なく安心できる相手であり、信頼関係を結びやすいと言えます。</p>
<p>(もちろん、男性・女性らしい関係なく、その人の内面を見ることは大切なことではありますが…)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>特徴が合えば話しやすく居心地のいい関係になれる</h3>
<p>HSPという共通点を持っていても、何に対して繊細であるのか、どういう刺激(音、匂い、雰囲気など)に対して強く反応する傾向を持っているかには個人差があるものです。</p>
<p>もしも、お互いにHSPで且つお互いの繊細さの傾向が合っているor似通っている場合であれば、お互いの好き・嫌いが一致しているため居心地がよく、安心できる関係を構築することができると言えます。</p>
<p>もちろん、多少傾向が噛み合わないからと言って、決して関係が続かないというわけではありません。</p>
<p>同じHSPだからと言って相手をわかった気になってふんぞり返ることなく、お互いにコミュニケーションを重ねて、繊細の傾向や特徴を知ること。そして、相手を尊重して対等で居心地のよい関係を構築していくことが欠かせないのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>繊細なので、小さなことでも幸せを感じやすい関係になる</h3>
<p>冒頭でも触れたように、繊細さは日常生活におけるしんどさを増す側面がある一方で、些細なことに楽しさや喜びを見出すなど、繊細だからこそ多くの人が気づかないような小さなことでも幸せを感じると同時に、それを共有しあえることにつながるとも言えます。</p>
<p>HSPの同士の恋愛関係は、その繊細さゆえにどこかに遊びや旅行に行ったり、高いもの買ったり…など、多くの人がしているデートの定番的イベントでより強い充実感を味わえると言えます。(もちろん、騒々しいのがNGなのでそれらのイベントを楽しめない可能性もありうるが…)</p>
<p>また、その他にも日常の些細な出来事の中に楽しさや喜びを見つけて共有しあえる…と、前述したイベントのような派手さこそ無いにしても、慎ましくも楽しい恋愛が送れるかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>HSP同士の恋愛のデメリット</h2>
<h3>お互いに気を遣いすぎて疲弊してしまう</h3>
<p>ふだんから人間関係において必要以上の気遣い、忖度、空気の読み合いなどで疲れを感じやすいHSPの人にとって、恋愛関係というお互いの内面を出して心を通わす関係は、強い緊張感をもたらすだけで、ただただ疲弊してしまいかねないものであります。それも、HSP同士となればお互いがお互いに持ち前の繊細さを発揮してしまい、緊張が更なる緊張を呼ぶ…という、悪循環を呼びかねません。</p>
<p>また、お互いに気を使いすぎて、どうも噛み合わずぎこちない関係になってしまう。でも、そんな関係になっても、お互いがお互いに今の関係に対して疑問をぶつけたり、ぶっちゃけた話をすれば相手を傷つけてしまうおそれがあるから我慢する。</p>
<p>お互いに抑圧し続けて、どちらかが音を上げるまで気遣いするもどかしさに苦しみ、居心地の悪い関係を切りたくても切れない辛さに悩まされる可能性があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>相手の些細な感情に左右されてお互いに疲弊してしまう</h3>
<p>HSPの人は、他人が持つ喜怒哀楽などのあらゆる感情に影響されて、自分も相手の感情に影響されるという特徴があります。これは、相手が恋人関係であっても同様です。</p>
<p>他人の感情に左右されることに辛さを感じてしまうHSPの人にとって、ビジネスライクではなく感情を出すことが基本の恋愛関係は、喜びや楽しさのようなポジティブな感情であっても負担になり、相手の感情に左右されて心身ともに疲れてしまう原因になりえます。</p>
<p>「楽しい感情を共有したいけど、共有したことで相手の感情を左右させてしまい、疲れさせてしまう…」というジレンマが、HSP同士の恋愛では起こるのです。(もちろん立場が逆でもジレンマは同じく起こりえます。)</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>HSP以外の人との関わりが減り共依存に陥るリスクがある</h3>
<p>お互いの繊細さの傾向や特徴に共通点が多く居心地の良さを感じている場合、恋人(HSP)以外の関係がどれも居心地が悪く感じてしまい、恋人以外の人間関係が築けなくなってしまう。</p>
<p>つまり、恋人関係だけに執着してしまい、お互いが精神的に依存する共依存関係に陥るリスクがあります。</p>
<p>普段から生きづらさを感じているHSPという気質を理解しあえる関係といえば聞こえはいいですが、感受性の強さゆえにお互いに生きづらさの根幹まで深く知ってしまい、それに深い共感を覚える。</p>
<p>それと同時に、相手の苦しみに寄り添うことこそ自分の使命だと感じて、お互いに尽くしてしまうことで共依存に陥りやすい危うさがあるとも言えます。</p>
<p>恋人関係としての適度な距離感を築けず、お互いに同調するかのような関係になり離れたくても離れられない辛さを抱えるのがHSP同士の恋愛の危さであり、脆さでもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>無理にHSP同士で恋愛しないのも考慮にいれておく</h2>
<p>HSPの人だからこそ分かりあえることもあるかもしれませんが、逆に知らなきゃよかったことまで知ってしまい、返って居心地の悪さを感じてしまう可能性もあるために、無理にHSPの同士で恋愛をしなくてもいいのではないか…と感じます。</p>
<p>HSPの人ではなく、些細なことを気にしないだけのおおらかさを持っている人の方が、(自分の繊細さが理解されない可能性はあるものの)HSPの自分から見て「この人には必要以上の気遣いや気配りをしなくてもいい」と安心感を得られる分、気楽な関係を築ける可能性があると言えます。</p>
<p>もちろん、HSP・非HSPに限らず、恋愛に対して義務感や焦燥を感じて繊細な心に辛さを感じているのであれば、無理に恋愛関係を持とうとせず、自分ひとりで落ち着いた生活を楽しんで見ることもまた大事でしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>…なお、余談になりますが、昨今の恋愛や結婚に対する義務感が薄れている風潮は、人間関係で疲れやすいHSPの人にとっては追い風となっているとも見て取れます</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4569" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="HSPが人嫌いになる原因・背景について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4569" class="blog-card-title-link">HSPが人嫌いになる原因・背景について</a></div><div class="blog-card-excerpt">繊細であらゆることに敏感、過剰に反応しやすい先天的な気質であるHSPの人は、人間関係に疲れて人嫌いになってしまうことがあります。

人嫌</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/4569" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/4569" alt="" /></a></div></div></div>
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この理由は自身の繊細すぎる気質ゆえ</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/3740" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/3740" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>HSPの人がモラハラのターゲットにピッタリな理由</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/6753</link>
				<pubDate>Thu, 10 Jan 2019 10:39:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[モラルハラスメント]]></category>
		<category><![CDATA[HSP]]></category>
		<category><![CDATA[モラハラ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=6753</guid>
				<description><![CDATA[繊細で人間関係の機微に敏感なHSPの人の特徴を調べるうちに、ふと感じたことが、HSPの人はモラハラの加害者から見て非常に好都合な点が多いということです。 今回は、どういった点がモラハラ加害者から見て好都合なのかについて、]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>繊細で人間関係の機微に敏感なHSPの人の特徴を調べるうちに、ふと感じたことが、<strong>HSPの人はモラハラの加害者から見て非常に好都合な点が多い</strong>ということです。</p>
<p>今回は、どういった点がモラハラ加害者から見て好都合なのかについて、お話いたします。</p>
<p>自分がHSPの傾向が強いと感じている人や、身近にモラハラをしてしまう乱暴で粗暴な人がいる状況に置かれている人が、自分の身とメンタルを守るためにお役立ていただければ幸いです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4647" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/morahara-mamoru-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="モラハラ加害者のターゲットにされないための対策" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/morahara-mamoru-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/morahara-mamoru-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/morahara-mamoru-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4647" class="blog-card-title-link">モラハラ加害者のターゲットにされないための対策</a></div><div class="blog-card-excerpt">モラハラの加害者は、案外身近なところに潜んでいるものですが、暴力や暴言と言ったわかりやすいハラスメントとは異なり気がつきにくいという特徴があ</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/4647" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/4647" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPがモラハラ被害者にピッタリな理由</h2>
<h3>よく気がつきやすい特徴があり、モラハラ加害者の要求も素早く察せてしまう</h3>
<p>HSPの人は持ち前の繊細さから、人間関係においてもその場の空気や雰囲気を察したり、相手が思っていることや感じていることを仕草や態度から想像することが得意なのが特徴的です。</p>
<p>もちろん、そうした気づきやすいことはモラハラの加害者に対しても同じなのは、言うまでもありません。</p>
<p>ただし、モラハラ加害者から見れば、HSPの人のように自分の要求や願望を察する能力の高さを持っていることは、すなわち自分からあれこれ指示しなくても、相手の方から勝手に自分の要求を察して動いてくれる、先回りして動いてくれるだけの素質がある人物だと判断できます。</p>
<p>あらゆる形で他人をコントロールすることを求めるモラハラ加害者からすれば、察する能力が低い人よりも、HSPのように察する能力が高い人のほうが、コントロールしやすいと感じる相手と判断するのは理にかなっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、勝手に察してくれて自分のために行動してくれたことをいいことに、本当は自分の要求通りに行動してくれても「それは私が求めていたのとは違う！」とあえて嘘を付き、相手に対して「要求を察せず、相手を不快にさせてしまった…」という罪悪感を抱かせる。</p>
<p>そして、その罪悪感を材料にして、相手への支配をより強固にするのも容易と言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>他人の要求を断りづらい癖があるので支配対象として優秀</h3>
<p>HSPの人は他人への気遣いが得意というポジティブな特徴があります。</p>
<p>しかし、一方でこれは相手への気遣いが過ぎるあまりに、自分の要求や主張を抑えてしまう、自己主張が苦手である、相手のお願いに対して断りづらくなんでも受け入れてしまいやすい、というネガティブな特徴にもなりえます。</p>
<p>HSP気質の繊細さゆえに、他人の要求を断ることに</p>
<ul>
<li>「断ったら相手をがっかりさせてしまうのでは？」</li>
<li>「私が断ったせいで、相手が不快な主をさせてしまうのでは？」</li>
</ul>
<p>という不安を感じてしまいがち。そして、相手に不快な思いをさせないためにも、自分を後回しにして、相手に尽くしてしまいがちなのがHSPの人にはよく見られます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>他人の要求を断りづらいことは、モラハラ加害者から見ればたいへん好都合です。</p>
<p>そもそも、モラハラというモラルに欠いた傲慢で横柄で相手から拒絶されてもおかしくないような行動であっても、HSPの人はそんな行動ですらも断れずに受け入れてしまう。</p>
<p>本当だったらきっぱりと断っても問題ないモラルに欠いたことに対しても「断ったら相手(モラハラ加害者)をがっかりさせてしまうのでは」と感じてしまい、結果として受け入れてしまうのため、容易にモラハラを行えると同時に支配しやすいのがHSPの人なのです。</p>
<p>仮に反撃してきたとしても「一度受け入れたのに何をいまさら言ってるの」と詰め寄り言いくるめれば、そもそも押しに弱いHSPの人からすれば反論しづらい。そして反論したことそのものを攻撃材料として詰め寄れば、ますますHSPの人に反撃させないように仕向けることもできてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>罪悪感を抱きやすく、モラハラ加害者に怒りが向きにくい</h3>
<p>上でも触れているように、HSPの人は罪悪感を抱きやすいことが特徴です。</p>
<p>そして、この特徴はモラハラ加害者の視点から見れば、加害者が行ったモラルに反する悪行の数々に対する怒りや不満が、モラハラ加害者自身に向きにくいという好都合な特徴です。</p>
<p>いくらモラハラをしても、その怒りが加害者に向けられる確率は限りなく低く、反撃をされる心配もしなくてもいい。加えて、罪悪感を強く<strong>「(モラハラされる)自分に原因があるから…」</strong>と考えてしまうのをいいことに、それに漬け込んで加害者自身のモラルに反した行動を躾、指導、教育などの言葉で正当化することもできてしまう。</p>
<p>傍から見れば、モラハラ加害者の傲慢且つ横柄な行動で純粋にHSPの人を傷つけているだけなのに、HSPの人が罪の意識を抱いており、モラハラ加害者はその罪を自覚させると同時に厚生させるというお墨付きを得た上で、堂々とモラハラ行為に及ぶことができるのです。</p>
<p>親子関係における虐待が「躾の一貫」と言い換えられて正当化されたり、教師から生徒への暴力・体罰が「教育指導の一貫」と言い換えられて正当化されるのと同様に、モラハラ加害者の行う言葉や態度による嫌がらせ行為を正当化しやすい条件を持っているのがHSPなのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6170" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/hsp-zaiakukan-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="HSPが罪悪感を感じやすい理由・背景" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/hsp-zaiakukan-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/hsp-zaiakukan-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/hsp-zaiakukan-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6170" class="blog-card-title-link">HSPが罪悪感を感じやすい理由・背景</a></div><div class="blog-card-excerpt">HSPの人が罪悪感を感じやすい理由や背景について、具体例やその時の心理・感情をもとに解説してまとめています。また、HSPの人が罪悪感から開放されるためのコツや考え方についても触れています。</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/6170" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/6170" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>普段から孤独を選びやすくモラハラをしても反撃されづらいのが容易に想像できる</h3>
<p>HSPの人は、人間関係に対する気遣いができるという魅力がある一方で、持ち前の繊細さゆえに気遣いをしすぎて精神的な疲労を抱えやすいことから、極力他人と関わることを避けた生活を好むことが目立ちます。</p>
<p>多くの人に囲まれるよりは、孤独な環境のほうが安らげるので、普段から交友関係が乏しいことがHSPの人の人間関係の築き方の特徴です。</p>
<p>しかし、このことはモラハラ加害者の視点からすれば…</p>
<p>「HSPの人は交友関係が少ない→社会との接点が少なく、普段から孤立しやすい→<strong>仮にモラハラ行為に及んでも、それを相談する相手や言いふらす相手がおらず、入れ知恵をされたり悪評をばらまかれる心配がない→、モラハラをしても</strong><strong>反撃を受けづらい</strong>」</p>
<p>となります。</p>
<p>上でも触れたように、罪悪感を抱えやすいことに加えて、交友関係の点から見れも反撃を受けにくい要素があるために、(残念なことですが)HSPの人はモラハラの加害者から見て、非常に好都合と言えるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4569" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="HSPが人嫌いになる原因・背景について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/08/hsp-hitogirai-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4569" class="blog-card-title-link">HSPが人嫌いになる原因・背景について</a></div><div class="blog-card-excerpt">繊細であらゆることに敏感、過剰に反応しやすい先天的な気質であるHSPの人は、人間関係に疲れて人嫌いになってしまうことがあります。

人嫌</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/4569" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/4569" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPの人はモラハラ加害者の視点に立つことで、自分を守るのも方法のひとつ</h2>
<p>わざわざモラハラの加害者の視点に立って自分を客観的に見てみること自体、あまり気持ちのいいものではないと思います。</p>
<p>しかし、モラハラという目では捉えにくい言葉や態度の暴力を行う人だからこそ、意識してモラハラ加害者の視点に立って、自分自身がどのように思われているのかについて知ることは、自分がモラハラのターゲットになるのを防ぐことにもつながると同時に、もしも自分にとって大切な人が、モラハラ加害者のターゲットになった時に、その人を加害者の手から守れるようになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6202" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/moraharasareyasui-dansei-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="モラハラされやすい男性の特徴" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/moraharasareyasui-dansei-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/moraharasareyasui-dansei-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/moraharasareyasui-dansei-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6202" class="blog-card-title-link">モラハラされやすい男性の特徴</a></div><div class="blog-card-excerpt">モラルハラスメント(モラハラ)の被害者は大抵は女性であり、男性は加害者の立場なのが一般的です。

しかし、モラハラの被害者・加害者は性別</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/6202" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/6202" alt="" /></a></div></div></div>
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家庭内暴力(＝DV)同様、その被害者の</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/6194" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/6194" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>HSPが罪悪感を感じやすい理由・背景</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/6170</link>
				<pubDate>Mon, 26 Nov 2018 16:47:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[HSP]]></category>
		<category><![CDATA[罪悪感]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=6170</guid>
				<description><![CDATA[繊細で敏感な気質であるHSPの人の特徴としてあるのが「罪悪感を抱きやすい」という事です。 他人に対して、原因がよくわからないけどなんとなく申し訳のなさを感じたり、「自分は世間や他人に迷惑をかけていやしないか？」と自意識過]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>繊細で敏感な気質であるHSPの人の特徴としてあるのが<strong>「罪悪感を抱きやすい」</strong>という事です。</p>
<p>他人に対して、原因がよくわからないけどなんとなく申し訳のなさを感じたり、「自分は世間や他人に迷惑をかけていやしないか？」と自意識過剰になったために、普段から罪の意識を抱いて人間関係を送ることになったり、自己肯定感の低さゆえに自分のことを過小評価することもあります。</p>
<p>今回は、HSP気質と罪悪感の感じやすさについて、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPの人が抱く罪悪感の例</h2>
<h3>他人の理想・期待に応えられない事に申し訳のなさを感じる</h3>
<p>HSPの人は、他人の期待や理想と言った感情に対しても強く反応すること特徴として挙げられます。そして、期待や理想に応えられるように一生懸命努力する責任感の強さも併せ持っています。</p>
<p>ただし、こうした責任感の強さは、少しでも他人の期待や理想に届かない結果になってしまったときに「自分は他人の期待を裏切ってしまった罪深い人間である」という、罪悪感を招く原因にもなります。</p>
<p>とくに、親や学校の先生、仕事の先輩・上司など、日常生活の中で期待をかけてもらっている立場の人の理想像に近づくために必死になります。</p>
<p>しかし、理想像に完璧に近づくことを意識しすあまり無理をして辛い思いをしたり、ちょっと完璧から逸れてしまっただけで「私は他人の期待や理想を裏切ってしまった」と自分で自分を強く責めてしまいます。</p>
<p>なお、こうした一連の心の動きは完璧主義の人や、心理学の認知の歪みの「全か無かで考える(オールオアナッシング)」に、通ずるものがあると言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<h3>「他人に迷惑をかけているのではないか？」と感じてしまう</h3>
<p>HSPの人は、他人の微かな感情・態度の変化に敏感であるものの、そうした変化を「自分が迷惑を欠けているから、あんな感情や態度を見せているのではないか？」と誤った深読みしてしまうことがあります。</p>
<p>HSPの人は確かに他人の微かな変化に敏感に反応するものの、その精度は百発百中ではありません。むしろ、自分の思い込みや先入観をより強めるようなバイアスがかかっていることもあります。(＝確証バイアス)</p>
<p>また、動揺しやすいことで、学校生活や仕事において他人に余計な心配をかけさせてしまったり、手を煩わせた経験を重ねているために、普段から「自分は他人に対して余計な迷惑をかけているのではないか？」という思い込みが強いことも見られます。</p>
<p>こうした思い込みは、被害妄想ならぬ加害妄想、罪業妄想と表現した方が適当かもしれません。とくに、日本では「他人や世間に迷惑をかけてはいけない」という道徳観が強いためか、HSPの人からすれば、この道徳観が自分の生きづらさを強めているとも考えられます。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>他人に責任追求できずに「全て自分が悪い」と思い込んでしまう</h3>
<p>HSPの人は、他人の精神的な痛みや苦しみを敏感に察知できるために、思いやりがある人や優しい人と見られることが目立ちます。</p>
<p>しかし、他人の精神的な痛みに敏感であることは、場合によっては自分が不利益を被ったときに、不利益を与えた相手に対し自分の損失を追求することができなくなることもあります。</p>
<p>例えば、外食先で自分が注文した料理の中に、店の人のものであろう他人の髪の毛が入っているのに気づき、クレームを訴えるべき場面であっても「お店の人にクレームを言えば、その人を不快な気持ちにさせてしまうから言わないでおこう」と考えて、結局クレームを言えないまま、お勘定をしてしまう…という具合です。</p>
<p>当然ながら、料理に髪の毛が入っているのは店側の責任であり、注文をした人が責任感や罪悪感を抱く必要性がないのは明らかです。</p>
<p>しかし、HSPの人は繊細すぎるために、自分がクレームを訴えたせいで、店の人に恥をかかせたり、謝罪させるという不愉快な思いさせてしまうことに辛さ感じてしまうことがあります。</p>
<p>その結果「他人の責任を追求する行為そのものに罪の意識感じる」と考えてしまう。自分が訴えるべき権利を主張することすらも、他人を貶める由々しき行為だと捉えて、必要のない罪悪感を抱いてしまうのです。</p>
<p>よく言えば、お人よし。悪く言えば、自分と他人の責任の境界をしっかり区別できないために、抱えなくてもいい問題・罪・責任までも自分のものとして認知してしまう、不器用な生き方をしている人と言えます。</p>
<p>もちろん、これがお店の人という一期一会で済ませられる関係ならまだマシで、家族・親戚、仕事の人間関係、友達など、何度も顔を合わせる人間関係においても、自身の正当な権利の主張や責任の追求そのものに罪悪感を抱き、生きづらさを抱え続けてしまうことになります。</p>
<p>相手が悪ければ、パワハラ・モラハラなどの被害者となるだけでなく、被害者の立場から一向に抜け出せなくなるリスクもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPの人の罪悪感の強さの背景にあるもの</h2>
<p>HSPが感じる罪悪感の強さには</p>
<ol>
<li>他人の感情、それも自分に向けられている期待や理想に対して強く反応すると同時に、それに応えられなかったときに感じる自責感の強さ。</li>
<li>些細なことでも動揺することを指摘されて、適度な自己肯定感を育みにくい。そして、自己肯定感の低さゆえに「自分は他人に迷惑をかけている」と自分で自分を過小評価してしまう。(なお、その過小評価した自分が現実のものとなれば、より「自分はダメである」という思い込みを強めてしまう。ダメなケースでの<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3712">自己成就予言</a>を招いているとも言える。)</li>
<li>自分と他人との境界線が曖昧なために、他人が持つべき責任や罪までも、他人ではなく自分のものだと受け取ってしまうこと。冤罪など他人の罪を引き受けてしまいかねない危うさがある。</li>
<li>自分と他人との境界線が曖昧なために、自分の正当な権利や主張までも、他人を不幸にするもの、不快感を与える罪深い行為と捉えてしまう。結果として必要な他責をできず、自責感を強めてしまう。</li>
</ol>
<p>などの理由・背景が考えられます。</p>
<p>なお、3,4は、他人の苦しさや弱さに寄り添え、そして自己犠牲すら厭わない優しさであると肯定的な解釈することもできるでしょう。</p>
<p>しかし、他人にへの優しさや配慮をしたことで、自分を追い込む結果となっているため、無条件に肯定できないのもまた事実です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>適度に自分と他人を割り切って考えることこそ、HSPが罪悪感に苦しまないための対策</h2>
<p>HSPの人が余計な罪悪感を抱かないためには、適度に自分の問題と他人の問題を割り切って考える癖をつけることです。</p>
<p>上で触れたクレームの件のように、自分に非がないことに対して「自分が罪悪感をもつ必要はない」と理解したり、「しっかりクレームをすることは、店員の教育や管理体制の見直しに役立つ側面がある」と解釈するのがいい方法です。</p>
<p>自分が正当な権利を主張することと、自分で自分を責める事とを切り離して物事を考えることが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わかりやすく言えば「他人は他人、自分は自分」と割り切りを持つことが、余計な罪悪感を抱えないための対策となります。</p>
<p>…なお、「『他人は他人、自分は自分』…なんて、バッサリ切り捨てるような考え方は薄情すぎるのでは？」と、考えてしまう人は、(厳しい言い方になるかもしれませんが)他人の意思や考えを尊重せず、他人にべったりくっついている自分を自覚するのも対策のひとつだと思います。</p>
<p>確かに、「自分と他人は違う」という考え方自体、思いやりや優しさを大事にするHSPの人からすれば、受け入れがたい考え方でしょう。</p>
<p>しかし、他人は自分のコピーやクローンではありません。優しさが空回りし「相手も自分と同じ考えをしているに違いない」と勝手に決めつけて、相手に優しく接する事は、果たして相手の気持ちや考えに寄り添い尊重していると言えるのか…について、冷静になって考えてみることも大事だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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