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	<title>部活・スポーツのメンタル指導  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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	<item>
		<title>友達が部活動やめたときに気をつけておきたいこと</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/4632</link>
				<pubDate>Sun, 19 Aug 2018 14:53:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[友達関係]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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				<description><![CDATA[部活動の悩みとして多いのが 「友達が部活をやめてしまった」 「部活をやめた友達との接し方がわからない」 という友達に関する悩みです。 部活動はただ全国を目指して切磋琢磨しあう志の高い人ばかりが集まる…というものではなく、]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>部活動の悩みとして多いのが</p>
<ul>
<li>「友達が部活をやめてしまった」</li>
<li>「部活をやめた友達との接し方がわからない」</li>
</ul>
<p>という友達に関する悩みです。</p>
<p>部活動はただ全国を目指して切磋琢磨しあう志の高い人ばかりが集まる…というものではなく、共通のスポーツや趣味を通して話し合える友達を作ったり、学校生活における居場所であるという側面もあります。</p>
<p>そのことは将来一流のアスリートになりたい体育会系の部活、その道のプロを目指している文化系の部活でも同じです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とくに、野球や吹奏楽部などの集団で行う部活の場合は、部員が抜けて大会に出られなくなることがあるために、部活内の友達関係にセンシティブにならざるを得ないのも無理はないでしょう。</p>
<p>ですが、友達が部活をやめたからといってその友達に対して冷たく当たったり「部活をやめるような人間は裏切りものである」と去っていった友達を悪く言い続けるのはあまり好ましいことではありません。</p>
<p>今回は、そんな「友達が部活動をやめた」ときに気をつけておきたいことについて、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>辞めていく友達にとっては部活は居心地がいい場所とは限らない事実を認める</h2>
<p>友達が部活をやめる場面になると、どうしても辞めていく友達を</p>
<ul>
<li>「空気が読めない奴」</li>
<li>「辞めるぐらいなら部活に入るなよ」</li>
<li>「前からなんとなく嫌だと思っていたから辞めて清々した」</li>
</ul>
<p>と悪く言うことも、ひょっとしたらあろうかと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これは、部活動は学校生活における一つの居場所と感じている人も多いため、その居場所を去るような人は「自分が心地よいと感じている居場所を否定する人」と感じてしまい、攻撃的になるのです。</p>
<p>この心理についてもう少し深堀していくと</p>
<ol>
<li>「居心地がいい」と感じているからこそ、部活をするのが当たり前だと自分が感じている</li>
<li>しかし、友達が部活を辞めようとする様子を見ると、自分が感じている「居心地のいい」場所は、実は嘘ではないのかという疑念が生まれてしまう。</li>
<li>その疑念がもしも確信に変わってしまったら、自分の価値観や考え方が否定されて苦痛を味わうことになる。</li>
<li>「居心地がいい」という価値観を残すためにも、部活を辞める友達個人にのみ原因があると決めつける。</li>
</ol>
<p>となります。</p>
<p>部活動に対して居場所を感じている人ほど、辞めていく人に対してやたらと攻撃的な態度を取ったり、「こんな居心地のいい居場所を自ら捨てるのなんて勿体無い」という態度をとりたがるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>友達の意思を尊重して認める</h2>
<p>しかし、当然ながら部活動は誰にとっても居心地のいい場所ではありません。</p>
<p>わかりやすい例で言えば、部内で実力や影響力のある人は大会で活躍できて評価を得やすく居心地がよいと感じる一方で、実力や影響力がない人はレギュラーにすらなれずいつまで経っても評価されずに居心地の悪さを感じるものです。</p>
<p>同じ部活で同じ練習をしていても、居心地のよさを感じているかどうかまでも完全に一致するわけではありません。</p>
<p>だからこそ、もしも友達が部活を辞めたとしても、友達のことを「逃げた」とか言わずに意思を尊重して認めていくことが大事なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、他人の考えを認めず自分ばかりが正しいと感じて、部活動やめていく人を悪く言うことになんら抵抗を感じない雰囲気ができてしまうことは部活動全体でみてもいいこととは言えません。</p>
<p>「辞めようとしたら噂や陰口を流される」という疑念があるせいで、体調不良で部活を休むことですら「あいつは部活をサボって辞めようとしている」と受け取ってしまう部員が出てきてしまい、オーバートレーニング症候群に陥ることも考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>友達が他の部で楽しそうにしている光景に嫉妬しない</h2>
<p>部活を辞めた友達が、他の部活に入って楽しくやっている光景を見て嫉妬や憎悪の念を抱いてしまうこともあろうかと思います。</p>
<p>他人が楽しく幸せそうに部活をしている光景をみて不快感を覚える姿は、まさしく他人の成功を祝福できない嫉妬深い人そのものと表現することもできるでしょう。</p>
<p>この心理は「自分の居場所を否定した挙句、幸せそうな光景を見せつけてくるので更に自分の居場所が否定された」と感じることが原因だと考えられます。</p>
<p>こんな心理になってしまたら、当然ながら友達とは疎遠になり以前のような関係に戻るのは困難になるのは無理もありません。ましてや嫉妬からいじめや嫌がらせをするのは言語道断であり、認められるものではありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>素直に受け止めるには苦痛が伴うかもしれませんが「部活動は居場所」だと感じているのであればこそ、友達が他の部活で居場所を見つけたのであれば、その居場所についても認めることが大事です。</p>
<p>「部活動は居場所」と考えているのに「自分の居場所(部活)こそ絶対で、友達の居場所(部活)はダメ」という上下のある考えでは筋が通らないのでトラブルの元になります。</p>
<p>また、自分の居場所(部活)が見下されることに過度な恐怖を感じて余計な悩みを抱えたり、勝手に他の部活を敵視して衝突を起こす原因にもなるので、賢明とは言えません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>もしも友達が困っていたら手を差し伸べる</h2>
<p>部活を辞めた友達にしてみれば例え居心地の悪かった居場所であっても、それなりに楽しいことや思い出があった居場所でもあり、完全に否定できるわけではないと感じていることもあります。</p>
<p>また、みっちり練習をしていた部活ともなれば、やめたことで開放感を得たと同時に喪失感も手に入れてしまったため、不安に苛まれてしまうこともあります。</p>
<p>そんな不安な状態であるのにもかかわらず「あいつは部活をやめたからもう絶交だ」という態度で接していれば、友達の方からすれば「あの人は部活を辞めたら友達関係を切る薄情者だ、裏切り者だ」と感じるのも無理はないでしょう。</p>
<p>ただでさえ部活を辞めて居場所を失い、学校内で孤立しがちな状況だからこそ、もしも友達が困っている様子であれば、学校外でもいいので声をかけて遊びに行くなどすることが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>もしも部活の応援に来てくれたら素直に受け入れる姿勢を持つ</h2>
<p>部活を辞めたからといって顔を出さないまま去っていくのではなく「それなりにお世話になったのだから何らかの形で恩返しをしたい」という気持ちから、合宿や大会への差し入れなどで顔を出す人もいるものです。</p>
<p>現役の部員としては無理でも、何らかの形で部活動をサポートしてくれれば、その分現役部員の負担が減り、場合によっては大会で不足しがちなときに役立つ人手になるというメリットもあります。</p>
<p>合理的な意味合いだけでなく辞めた人が気軽に何らかの形で部活に貢献できるという雰囲気を作っておくことは、ギスギスした雰囲気を作らないためにも大事です。</p>
<p>もちろん、よっぽどの問題があって部活を辞めたのなら話は別ですが「練習についていけなくなった」「故障や不調で辞めざるを得なかった」などの理由で辞めてしまった友達からの応援であれば、素直に受け入れる姿勢を持つのが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>友達を「負け組」「逃げた」と責めない</h2>
<p>最後に、部活を辞めた友達のことを「負け組」「逃げた」というレッテルを貼らないことが肝心です。</p>
<p>これは友達のことを傷つけない意味でも大事ですが、辞めていく人を悪く言い過ぎたことが原因となって、もしも自分が何らかの理由で部活を辞めざるを得なくなってしまった状況で精神的に苦しまない意味でも大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>レッテル貼りをしている時点では、少なくとも部活に残っている自分は「勝ち組」であり「逃げずに戦っている」という自負があることでしょう。</p>
<p>しかし、突然の故障や燃え尽き症候群などで部活を続けていくのが難しくなってしまった時に「今度は自分が負け組になる」という可能性を感じて、強い葛藤を覚える原因になります。</p>
<p>あれだけ見下して軽蔑してきた「負け組」に自分がなってしまう事からくるストレスから、他の部員に八つ当たりをしたり、部の雰囲気を悪化させる原因を作っては、部活における自分の居場所を失う事につながります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>「部活動・スポーツで体罰は当たり前」と考える心理的な理由</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/4337</link>
				<pubDate>Sun, 22 Jul 2018 14:43:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>
		<category><![CDATA[体罰]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=4337</guid>
				<description><![CDATA[暴力や暴言、無視、仲間外れにする、能力を無視した過剰な練習をするように強制する、圧力をかけてルールを無視するように命令する…などの行き過ぎた指導は体育の授業のみならず、部活動でも禁止されています。 ですが、今年に起きた日]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>暴力や暴言、無視、仲間外れにする、能力を無視した過剰な練習をするように強制する、圧力をかけてルールを無視するように命令する…などの行き過ぎた指導は体育の授業のみならず、部活動でも禁止されています。</p>
<p>ですが、今年に起きた日大アメフト部のタックル事件のように、部活における行き過ぎた指導は依然として残っているのが現状です。</p>
<p>体罰により、多くの人がストレスを抱えたり、ときには精神的に追い詰められスポーツそのものから脱落してしまうケースも少なくありません。</p>
<p>また、体罰に関して調べていると、</p>
<ul>
<li>「こんなのは体罰とは呼ばない」</li>
<li>「これぐらいの体罰なら部活動なら当然である当たり前である」</li>
</ul>
<p>と言う、体罰を肯定するコメントがリアル・ネット問わず見聞きすることがあります。</p>
<p>そして驚いたことに、体罰を肯定するOBやOGという引退した人やいわゆるお年を召された方だけでなく、現役の部員や比較的若い人でも口にしていることが多いということです。</p>
<p>体罰はよくないことであると考えていたり、体罰そのものの是非を問う声が上がっている一方で、比較的年齢が若い人、または現役の学生自身が体罰に肯定的な意見を持っている…その心理について今回はお話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「部活道で体罰は当たり前」と感じてしまう心理の裏にあるもの</h2>
<h3>体罰を受けていた過去が無駄ではなかったと思いたい</h3>
<p>体罰を肯定する人に多いのが、<strong>過去に自分も体罰を受けてた経歴を持つ人です。</strong></p>
<p>実際に部活動ではスポーツ科学に基づいた合理的なトレーニングが必ず行われる…と言うわけではありません。</p>
<p>場合によっては、部の伝統と言う理由でやらなくても良い雑用を押し付けられたり、シゴキの名目で、先輩や指導者から暴力・暴言を一方的に受けてしまい心身ともに傷を負うことがあります。</p>
<p>特に、体育会系の部活動であれば軍隊のように上位下達で年齢による上下関係は絶対と言うルールを基本として人間関係が構築されていること影響しています。</p>
<p>下級生は上級生と指導者から理不尽な仕打ちに耐えることと引き換えに、部活動における自分の居場所を与えられるということもあります。いわば、一種の通過儀礼として、部活内で体罰が行われると見ることもできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>…そんな、辛く苦しかった体罰を受けた過去が<strong>「やっぱり無駄であった」「別になくてもそれほど影響がなかった」</strong>と認める事は、<strong><span style="color: #ff0000;">言い換えれば今までの自分の我慢や努力を否定することになる</span>ので簡単に認めることができません。</strong></p>
<p>認めてしまえば、自分自身を否定することになるので、つい感情的になり「体罰を肯定する」という結論ありきの考えになります。</p>
<p>そして、自分以外の他人の体罰に対しても体罰を肯定する意見を口にしてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>先輩・指導者への恩があり、たとえ理不尽な指導でも肯定すげきであるという心理</h3>
<p>体罰を振ってくる先輩や指導者が、いつも自分を痛めつける極悪人であるとは限りません。</p>
<p>また、体罰にも強弱があり、比較的激しい体罰をする日もあれば、それほど激しくない体罰をする日もあります。</p>
<ul>
<li>部活以外では大人しい人だった</li>
<li>日によっては軽い体罰の日も会った</li>
</ul>
<p>と言う、比較的穏やかな人であったと言う一面も知っているために、体罰を振るう人を否定する気にはなれないと言う気持ちがあるのです。(体罰する時点で穏やかではない人だという疑念は残りますが…)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、特に技術的なものだけでなく、メンタル面での指導をしてもらったと言う経験があると、たとえ体罰を振るう人の指導であっても、体罰はダメと認めるのは難しく感じます。</p>
<p>なぜなら、体罰を否定することは、指導者自身だけでなく、その指導者の指導を受けてきた自分自身をも否定することになるので、どうしても肯定しようとする心理が働くのです。</p>
<p>ましてや、メンタルと言う自分らしさや性格と言う、<strong>自分の内面を自分で否定するのは強く避けたいと感じてしまい、よくも悪くも自分を守るために体罰を肯定しようとするのです。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「厳しさには愛がある」という思い込みによる体罰の正当化</h3>
<p>体罰を肯定する人がよく口にするのが「あの体罰には愛があったから問題ないんだ」と言う台詞です。</p>
<p>厳しさの中にも愛があると言う考えは、部活動だけでなく仕事の人間関係や親子関係でもよく見られる変え方です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>一見すると「体罰」と「愛」の決して相容れないもののように見えるでしょう。</p>
<p>厳しい指導であっても内心は先輩や指導者のことを尊敬しており、慕っている人の場合、</p>
<ul>
<li>気持ち　:　相手のことを好意的に見ている</li>
<li>現実　:　実際は体罰を振るわれて好意は感じ取れない</li>
</ul>
<p>と言う、気持ちと現実の矛盾に直面することになります</p>
<p>このような矛盾に直面した時、人間は矛盾を嫌い解消しようとする心理が働き、自分の感じ方や考え方を歪めようとします。(＝<strong>認知的不協和の解消</strong>)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その常套句としてあるのが「体罰は愛である」と言う言葉です。</p>
<p>「体罰=愛」と結びつけることで、体罰を振るう相手の行動に(錯覚かもしれないけど)好意を見出し、気持ちと現実との矛盾を解消しようとするのです。</p>
<p>もちろん、愛の他にも、</p>
<ul>
<li>自分の至らなさを指導してもらっている</li>
<li>厳しく見えるけど優しさがある</li>
<li>私の将来のことを考えてあえて厳しくしてもらっている</li>
</ul>
<p>と言うように体罰を行う相手への認知を歪めることで、なるべく現実と気持ちとの矛盾を起こらないようにするのです。</p>
<p>このことは心理学では認識不協和理論と呼ばれており、ブラック企業に愛社精神を見せ貢献したがる人や、DVをするパートナーに対して愛情を感じ取って尽くしてしまう人にも見られる現象といえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4903" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/09/nninchitekihukyo-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="認知的不協和理論とは　実験、具体例、解消方法について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/09/nninchitekihukyo-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/09/nninchitekihukyo-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/09/nninchitekihukyo-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4903" class="blog-card-title-link">認知的不協和理論とは　実験、具体例、解消方法について</a></div><div class="blog-card-excerpt">人間は自分の行動や考えに矛盾やジレンマが生じたときに、強い葛藤(ストレス、モヤモヤとした気持ち、精神的な不快感のこと)を抱きます。

例</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/4903" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/4903" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>集団心理が体罰に対する認知を歪めている</h3>
<p>部活動は集団で行われるのが一般的です。そのため、集団心理が働くことで冷静さを失ってしまったり、罪悪感や責任感が薄れてしまうことがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、集団心理が働くと人々は道徳観やモラルが欠如してします。</p>
<p>「赤信号みんなで渡れば怖くない」というブラックジョークにもあるように、ひとりでいる時と違って乱暴な行動をすることにためらいがなくなります。これは体罰でも同様で、体罰という暴力的な行為を行うことに対する抵抗感が薄れてしまいます。</p>
<p>冷静に考えれば、他人に対して暴力や暴言を行うことは道徳的に考えれば慎むべき行動ではありますが、集団心理が働くことで規範意識が薄れてしまい簡単に手を出してしまうことになります。</p>
<p>このようにして、体罰に対する抵抗感が薄れると、体罰そのものが異常なものであると認識できなくなり、体罰に対して肯定的な意見を持ってしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「体罰に異を唱えてはならない」という同調圧力によるもの</h3>
<p>内心は体罰に対しておかしいと思っていても「正直に体罰を否定する意見を言ってはいけない」と言う同調圧力が強く働いていることもあります。</p>
<p>もちろん、体罰が行われている状況をどうにかしたいと思う事は間違ってはいませんが、そのために体罰に対して異を唱える事は、集団の和を乱すリスクがあるので、言いたくても言えないと言う心理なのです。</p>
<p>もしも、体罰を否定する意見を述べてしまえば、他の部員からバッシングを受けたり、自動車に目をつけられて怒りの矛先が自分に向かう可能性も否定できません。</p>
<p>そのほかにも</p>
<ul>
<li>部活動における自分の居場所がなくなる。</li>
<li>OBやOGの面目をつぶしてしまう</li>
<li>他の部員に迷惑をかけてしまう</li>
<li>指導者に迷惑をかけてしまう。</li>
<li>(自分の進路に関わる場合)進路を諦めなければいけない。</li>
</ul>
<p>などのリスクがあり、困っていても周囲に打ち明けることができない、気軽に相談できない現実があります。</p>
<p>「体罰に異を唱えてはいけない」という同調圧力の中で育ってきたことは、その後の考え方にも影響を及ぼし、体罰を暗黙の了解として認める意見や体罰を肯定的な目で見てしまうことにつながります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>生存バイアスによるもの</h3>
<p>過去に体罰を受けてきたものの、我慢して乗り越えたことで体罰が行われる凄惨な環境を生き延びてきた人が、体罰に対して肯定的な意見を持つことがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このことは生存バイアスで説明できます。</p>
<p>生存バイアスとは、ある環境や状況を乗り越えて生き延びてきた人や物を基準にするために起きてしまう考えの偏りのことを指します。</p>
<p>体罰の場合であれば、そもそも体罰に耐えられない人は部活動をやめたり、脱落して部活からいなくなることが考えられます。</p>
<p>そして、体罰に耐えられるだけのメンタルがある人や、体罰を体罰だと感じない人のように、体罰への耐性がある人ばかりが部活動に残ってしまうことで、同調圧力が高まり体罰に対して異を唱えにくくなることがあります。</p>
<p>また、場合によっては体罰が原因で亡くなってしまう人もいるかもしれません。</p>
<p>しかし「死人に口無し」と言うことわざにもあるように、亡くなってしまった方が実際に体罰について論じることは不可能です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>体罰を肯定的に見るとは、言い換えれば体罰と言う過酷な環境乗り越えるだけのタフさを持っていた人といえます。</p>
<p>ですが、そのタフさが万人に共通する当たり前のものだという考えは、あくまでも体罰をものともしない特徴を持った人たちの間でのみ通用する考えであり、体罰により脱落した人、あるいは命を落としてしまった声なき人の声を無視しているため、バイアスのある偏った意見と言うこともできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>スポーツをしている人はハラスメントに甘いというデータも</h2>
<p>以前書いた「<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3045">スポーツをしている人はハラスメントに甘くなってしまう スポーツの世界とパワハラの関係</a>」でも触れていますが、スポーツをしている人はセクハラやパワハラなどのハラスメントに甘くなってしまうという日本で行われた研究の結果が出ています。</p>
<p>この研究では、指導者である年配の人よりも、現役の選手である若年層の方がハラスメントに対して寛容な姿勢を示しているという、にわかに信じがたい結果も出ています。</p>
<p>セクハラやパワハラに対する認識の甘さと、体罰に対する認識の甘さは決して無関係なものではないと感じています。</p>
<p>とくに若年層でハラスメントに寛容な傾向が出ているということは、その世代が指導者になった時にハラスメントに対する認識の甘さゆえに問題を起こすリスクがあるのではないかと考えることもできると言えるでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2690" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/bukatsu-morahara-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="部活動におけるモラルハラスメントの例と問題点" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/bukatsu-morahara-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/bukatsu-morahara-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2690" class="blog-card-title-link">部活動におけるモラルハラスメントの例と問題点</a></div><div class="blog-card-excerpt">モラルハラスメントは、直接的な暴力ではなく言葉や態度で相手に嫌がらせを行うハラスメントです。

主にモラルハラスメントは夫婦間や親子間で</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2690" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2690" alt="" /></a></div></div></div>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1900" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/10/bukatsu-pawahara-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="部活の指導とパワハラとの関係。パワハラの定義を学んで指導に活かすまとめ" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/10/bukatsu-pawahara-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/10/bukatsu-pawahara-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1900" class="blog-card-title-link">部活の指導とパワハラとの関係。パワハラの定義を学んで指導に活かすまとめ</a></div><div class="blog-card-excerpt">社会人の場合「パワハラ」という言葉を知らない人はほぼいないほど浸透している言葉です。

パワハラは一般的に精神的、肉体的な苦痛があったと</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/1900" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/1900" alt="" /></a></div></div></div>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>部活動の燃え尽き症候群から回復するためのコツ</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/4291</link>
				<pubDate>Tue, 17 Jul 2018 11:38:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>
		<category><![CDATA[スポーツ]]></category>
		<category><![CDATA[燃え尽き症候群]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=4291</guid>
				<description><![CDATA[部活動で大会や大きな試合の後に無気力状態になってしまう。練習しなきゃいけない事ははわかっているのに、どうしてもやる気が出てこずも練習に集中できない…。 このような状態は「燃え尽き症候群」の代表的な例として体育会系や文化系]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>部活動で大会や大きな試合の後に無気力状態になってしまう。練習しなきゃいけない事ははわかっているのに、どうしてもやる気が出てこずも練習に集中できない…。</p>
<p>このような状態は「燃え尽き症候群」の代表的な例として体育会系や文化系か関係なく部活分活動に打ち込んでいる人なら見聞きしたことがあると思います。</p>
<p>燃え尽き症候群は部活ならどの部でも誰にでも起きることではありますが、一方で「もし自分が燃え尽き症候群になってしまったときに、どのようにして回復していけばいいのか」と言う事についてはあまり語られているようには思いません。</p>
<p>これは、燃え尽き症候群の症状が人によってはメンタル面(不安、イライラ、焦燥など)で出たり、フィジカル面(発熱、食欲不振、不眠など)で出たりと、個人差があるのが影響していると考えることができます。個人差があるので「このときはこうすれば良い」と言う、確実かつ明確な方法が存在してないことが影響しているのです。</p>
<p>この記事では、メンタル面とフィジカル面、そして部活動の雰囲気などの複合的な視点から基づいて複合的な視点をもとに燃え尽き症候群の回復についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>燃え尽きていることを受け入れることがスタート</h2>
<p>まず初めに燃え尽き症候群の回復のためにやるべき事は、<strong>自分自身が燃え尽きていると自覚することです。</strong></p>
<p>燃え尽き症候群を悪化させてしまう人に多いのが、燃え尽き始めの時期に</p>
<ul>
<li>自分はまだまだ頑張れる</li>
<li>こんなところでへばっていては部の足を引っ張ってしまう私</li>
<li>ちょっと疲れている程度では燃え尽き症候群とは言えない</li>
</ul>
<p>と自分自身が燃え尽きていることを否認して、さらに体調を悪化させてしまうケースです。</p>
<p>実際に多少疲れが抜け切っていない状態でも、練習に打ち込んだり試合に出場すること事態はは可能ではあります。</p>
<p>しかしコンディションが悪い状態であるために、あまり調子が出ず中途半端な結果に終わってしまったり、体を酷使したことによりスポーツ障害や慢性疲労を招いた結果、長期にわたって練習の中断を余儀なくされることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この状態になると燃え尽き症候群ではなく<strong>オーバートレーニング症候群</strong>と呼ばれる状態です。</p>
<p>オーバートレーニング症候群は長期間にわたる身体的・精神的なストレスにより、神経および内分泌系が対応できなくなった状態です。慢性的な疲労のために練習だけでなく日常生活にも支障きたすことがあります。</p>
<p>とくに部活動をしている学生ともなれば、勉強だけでなく受験といった自分の進路を決める大事な時期にも燃え尽き症候群、オーバートレーニング症候群が影響してくることも珍しくありません。</p>
<p>部活だけでなく勉強面でも取り返しの付かない状態にならないためにも、「もしかしたら自分は燃え尽き症候群ではないのか？」と感じ始めたり、無理して練習に打ち込んでいる段階で「やっぱり自分は燃え尽きているのかも」と感じたら、その気持ちを素直に受け入れることが大事です。</p>
<p>受け入れることで「具体的に回復のために何をすればいいのか」という対応策を考え、実施へと動くことができます。</p>
<p>そのためにも、まずは「自分が燃え尽きていること」を認めることが大事になるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>燃え尽き症候群から回復するためのチェック</h2>
<p>この項目では、個人の範囲でできる燃え尽き症候群から回復するためのコツを簡単にまとめました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>休息・睡眠は足りているか</h3>
<p>燃え尽き症候群が起きる主な原因として、休息や睡眠が不十分であるということがあります。</p>
<ul>
<li>部活動の練習時間が長すぎる。</li>
<li>朝練のせいで睡眠時間が削られている。</li>
<li>練習以外の部活に関わること(ミーティング、先輩との付き合いなど)が日常生活の大半を占めており休める時間がない。</li>
</ul>
<p>このような状態では、心身ともに休息が足りず、燃え尽き症候群を招く恐れがあります。</p>
<p>回復のためには、練習時間を削減したり、部活以外のことに使える休養のための時間を増やすなどの策を練って実行していく必要があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>食事・栄養は十分に足りているか</h3>
<ul>
<li>無理な減量やダイエットをしている。</li>
<li>栄養のバランスが偏った食生活になっている。</li>
<li>部活のせいで食事の時間がバラバラな日が続いている。</li>
</ul>
<p>などの食事栄養面の問題が、燃え尽き症候群を燃え尽き症候群を誘発することも考えられます。<br />
燃え尽き症候群の回復のためには、今までの食生活を見直し、バランスの良い食事やカロリーが不足しない食事を心がけることが肝心です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>特に、中学生・高校生の時期の栄養の乱れは、その後の人生に大きな影響及ぼします。</p>
<p>女子部員の場合であれば、栄養不足のために体脂肪率が減りすぎたことが原因で、女性ホルモンの分泌が乱れ骨粗しょう症などの骨の発育に支障が出てしまうことがあります。</p>
<p>部活での過度な減量が災いして、脆い骨のままその後の人生を送ってしまうというケースも少なくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>練習環境における問題はないか</h3>
<p>例えば夏場の練習を、朝方や夜ではなく、あえて気温が高い昼過ぎにかけて行うと、身体に対する負担も大きくなります。</p>
<p>燃え尽き症候群の回復のためには、練習環境が本当に練習を行うのにふさわしい気候であるか、練習設備が用具に不備はないかと言う環境面にも目を配るのが大事です。</p>
<p>また、練習環境を見直す事は燃え尽き症候群だけでなく、熱中症や不測の事態によるケガや故障の予防にもつながるので積極的にチェックしていくことが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>過密な練習メニュー、スケジュールを組んでいないか</h3>
<p>&nbsp;</p>
<p>休息不足にもつながることですが、休む暇もない過密なメニューや練習スケジュールでは、追いつき症候群の回復が妨げられる原因になります。</p>
<p>部活動のようなアマチュアスポーツの場合は「とりあえず練習量を増やせば結果が出る」と言う方針で指導をしている部活も多いものです。</p>
<p>また「教育」という大義名分もあるために「頑張れば頑張るほど良い」と言う価値観が浸透する一方で「1日休めば取り返すのに3日かかる」のように「休む＝NG」という価値観も浸透しているケースが目立ちます。</p>
<p>しかし、そのような練習量一辺倒の進め方では、燃え尽き症候群を誘発したり、回復を遅らせることにつながります。</p>
<p>燃え尽き症候群の回復に限ったことじゃありませんが、適度に休みの日を設けた練習メニュースケジュールを組めるように、自分で練習量を調整できるように練習方法を変えたり、キャプテンや指導者に働きかけてみるのが良いでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>参考記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1958" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/09/rensyuu_yasumanai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="「練習を1日休んだら取り戻すのに3日かかる」という根拠のない言葉は怪我やストレスの元" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/09/rensyuu_yasumanai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/09/rensyuu_yasumanai-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1958" class="blog-card-title-link">「練習を1日休んだら取り戻すのに3日かかる」という根拠のない言葉は怪我やストレスの元</a></div><div class="blog-card-excerpt">部活動の指導で「練習を1日休んだら取り戻すのに3日かかる」と言い聞かせて、練習をサボらせない、練習を継続することの大切さを伝えようとする指導</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/1958" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/1958" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自分を追い込み過ぎるような考え方の癖がついていないか</h3>
<p>&nbsp;</p>
<ul>
<li>自分の努力は全然努力なんかじゃない。</li>
<li>こんな練習量では自己ベストを出せるわけがない。</li>
</ul>
<p>などのストイックな考え方は、部活動では美談として扱われることがよくあります。</p>
<p>もちろん練習に打ち込む事は素晴らしい事ですが、その考え方がエスカレートすることで燃え尽き症候群を引き起こしたり、回復を遅くさせてしまう原因にもつながります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自分の考え方の癖は意識しないとなかなか気がつかないものです。意識するためには、例えば練習日誌を付けて見るのが効果的です。</p>
<p>練習日誌は、自分の考え方の癖を後で客観的に振り返ることができることのほかにも、他の部員や指導者に見せて意見をもらうこともできるので、回復のために始めるのでも良いですが、できれば普段の練習から取り入れておくようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>チーム全体で燃え尽き症候群を回復させるためにできること</h2>
<p>ここまでは、個人の範囲でできる部活での燃え尽き症候群の回復について見てきました。</p>
<p>しかし、燃え尽き症候群が回復しても部活が依然としてストイック過ぎたり、過度に精神的な負担をかける雰囲気が残っているままでは、大きな試合や大会のあとに燃え尽き症候群になる部員が出てくる要因になります。</p>
<p>とくにチームスポーツともなれば、頻繁に燃え尽き症候群になる部員が出る状況は好ましいとは言えません。</p>
<p>そのため、燃え尽き症候群になった部員が出てしまった以上は、部全体で燃え尽き症候群を誘発するような指導方法でなかったか、誰か特定の人にプレッシャーをかけ過ぎていなかったかなどについて、見直しをしていくことが重要になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ストイックすぎる練習はチーム全体のモチベーション悪化を招く</h3>
<p>高い目標掲げている部活動、部活動ほど、ストイックな練習になる傾向があります。</p>
<p>しかしストイックさはどれだけ頑張っても「自分はまだまだダメである」と言う達成感が得られない状況を生み、無気力状態へとつながりやすいという側面もあります。</p>
<p>ストイックさ一辺倒ではなく、適度に頑張りを認め合って励ませる環境を作ることは、途中で脱落する部員を生まないためには大事なことなのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>一番頑張っている人と同じ練習量を他の部員に求めない</h3>
<p>全国を目指している、そのスポーツのプロを目指しているなどの高い目標を掲げている部員がいる部活だと、その人を基準にした練習メニューを組み立てて他の分に他の部員もそれに従うように指導することがあります。</p>
<p>この方法は部全体の力の底上げにつながるように見えますが、練習についていけない人が多数出てしまい、トップの人の実力は上がっても部全体で見れば実力の低下につながります。</p>
<p>また、1番がんばっている人は良い人悪い意味でも、その頑張りを周囲に撒き散らして過度に心理的な負担をかけてしまうこともあります。</p>
<p>チーム内で明らかな力量差がある場合は、AチームとBーチームと分けて実力別に練習を実施したり、実力のある人ばかりを評価してそれ以外の多数の人に冷たくすると言うような不公平感をなくしてことが、チーム全体のモチベーション維持には大事なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>適度な休息は結果を残すために大事という認識を浸透させていく</h3>
<p>部活動では練習をすることだけが正義である、と言うような休息をおろそかにした価値観に偶然体が染まってしまうことがよくあります。</p>
<p>これは心理学で言う集団極化のリスキーシフトの状態であり、人間が集団になるこそ起きる極端な意見の偏りとも言えます。</p>
<p>(参考)</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2875" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/hanashiai-kyokutan-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="「集団極化」話し合いで意見が偏る、革新的・保守的な思考になってしまう理由について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/hanashiai-kyokutan-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/hanashiai-kyokutan-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2875" class="blog-card-title-link">「集団極化」話し合いで意見が偏る、革新的・保守的な思考になってしまう理由について</a></div><div class="blog-card-excerpt">話し合いミーティングで議論が白熱するあまりに、なんだか穏やかじゃない方向に話が進んでしまったという経験はございませんでしょうか。

話し</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2875" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2875" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>当然ながら、休む間もなく練習し続けても体を壊したり、コンディションを悪化させる原因になります。</p>
<ul>
<li>早く試合で結果を出したい</li>
<li>自己ベストを更新したい</li>
<li>他の部員の足を引っ張るような真似はしたくない</li>
</ul>
<p>などの目標を持った人が集まるからこそ、練習に励みたくなるのはわかりますが、<strong>「しっかり結果を出すためには休息が大事である」</strong>と言う考えを部全体に浸透させていくことが大事なのは言うまでもありません。</p>
<p>特に部活ないに置いて発言権のある先輩、キャプテン(主将)、指導者などの上の立場にいる人ほど率先していく休養の重要性を浸透させて行くのが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2676" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/02/bukatsu-moetsuki-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="部活動で燃え尽き症候群になりやすい人の特徴や症状について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/02/bukatsu-moetsuki-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/02/bukatsu-moetsuki-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2676" class="blog-card-title-link">部活動で燃え尽き症候群になりやすい人の特徴や症状について</a></div><div class="blog-card-excerpt">部活動やスポーツでしばらくやる気が起きなくなる、モチベーションがわかなくなると言う状態を燃え尽き症候群といいます。燃え尽き症候群は、体育会系の部活だけでなく文化部の部活でも起きる可能性があります。この記事では燃え尽き症候群になりやすい性格や特徴、対処法等について説明しています。</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2676" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2676" alt="" /></a></div></div></div>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2284" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/suranpu-kokuhuku-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="部活・スポーツでスランプを乗り越える方法・コツ" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/suranpu-kokuhuku-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/suranpu-kokuhuku-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2284" class="blog-card-title-link">部活・スポーツでスランプを乗り越える方法・コツ</a></div><div class="blog-card-excerpt">部活やスポーツでスランプになった時の乗り越え方や克服法について解説しています。スランプになったら今まで出来ていたことが出来なくなり、その焦りが更なるスランプを招きコンディションを崩していきます。スランプが続くと自信がなくなる、ただ実力がないだけなのかと自分を疑ってしまうこともあります。</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2284" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2284" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>部活でコーチ・監督に怒られてばかりの人へのアドバイス</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3657</link>
				<pubDate>Mon, 28 May 2018 13:22:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[部活・スポーツ]]></category>
		<category><![CDATA[怒られる]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3657</guid>
				<description><![CDATA[部活動をしていると、いつも怒られてばかりいる部員を見かける、あるいは自分が怒られてばかりの張本人になっていることが、ひょっとしたらあるかと思います。 怒っている指導者は、何かしらの意図や目的から怒っているのだとは思います]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>部活動をしていると、いつも怒られてばかりいる部員を見かける、あるいは自分が怒られてばかりの張本人になっていることが、ひょっとしたらあるかと思います。</p>
<p>怒っている指導者は、何かしらの意図や目的から怒っているのだとは思いますが、その意図がうまく伝わっていなかったり、ただ怒りっぱなしで反省点や改善点まで指導できていないことで、結果としてなにも学ぶことがなかった…という場面がよくあるものです。</p>
<p>どうしても怒るというと</p>
<ul>
<li>怒鳴る</li>
<li>感情を荒げる</li>
</ul>
<p>といった「キレる」とさほど変わりないものになり、反省や改善を促す「叱る」とは程遠くなります。</p>
<p>今回は、そんな叱る…ではなく、あまり建設的ではない怒り方をしているコーチ・監督を反面教師とできるよう、怒り方のパターンについてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">参考</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2057">怒鳴り声はトラウマに 怒鳴って叱りつけても効果が薄くなる理由</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1993">つい怒りすぎてしまう、叱責しすぎて人の特徴と怒り過ぎないための対処法</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>部活であるよくあるダメな怒り方の例</h2>
<h3>否定だけして具体的なアドバイスがない怒り方</h3>
<p>指導する際に、「あれはダメ」「こんなプレーでは負ける」などの否定的な指摘はするものの、<strong>具体的にどこをどう改善していけばいいプレーになるのか、勝てるプレーができるようになるのか…というまで踏み込めていない怒り方です。</strong></p>
<p>指導されている側からすれば、自分のプレーで何がダメなのかは自覚できるものの、ではどうしたらそのダメな所を改善できるのかがわからないままオロオロしてしまい、その様子をみて更に怒れてしまうことで、部活そのものが嫌になる原因になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例えば、陸上競技の場合「そんなフォームで走っていたらダメだ」と指摘はするものの、</p>
<ul>
<li>ではどんなフォームで走ればいいのか</li>
<li>身につけるべきフォームは何を参考にすればいいのか</li>
<li>今のフォームは何に、どんなことに影響があるから改善しなければいけないのか(例：疲れやすいフォームだから改善すべき、怪我をしやすいフォームだから改善すべき等)</li>
</ul>
<p>などの、より具体的に突っ込んだアドバイスをして、成長へと繋げる指導にしていくことが理想です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、指導者側が「自分の弱点や改善点を自主的に本で調べるなり、先輩や指導者で自分に聞いてくるなりする向上心のある部員になってほしい」という方針で指導のために、あえてあれはダメ、これはダメという否定的な指摘を繰り返していることも考えられます。</p>
<p>しかし、なんでも否定する指導をしていると普段怒ってばかりの指導をしているために「何をしても怒る」というイメージついてしまい、相談しようにもしづらくなってしまうリスクもあります。</p>
<p>いざ相談しようとしても</p>
<ul>
<li>「そんな些細なことで相談しにきたのか」と嫌味を言われるかもしれない…</li>
<li>「相談するだけで指導に文句をつけにきたのか」などと言われるかもしれない…</li>
</ul>
<p>というネガティブなイメージがつきまとうために、相談したくてもできず、ダメなところが改善されないまま放置される原因になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>「やる気がないなら帰れ」などのダブルバインドな怒り方</h3>
<p>部活動でよくある</p>
<ul>
<li>「<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1812">やる気がないなら帰れ</a>」</li>
<li>「怒らないから正直に言いなさい」</li>
<li>「どうして怒られているのかわかるか？」(＝なぞなぞ形式の怒り方)</li>
</ul>
<p>など、どう答えても怒るというオチになる怒り方は、心理学では<strong>ダブルバインド(二重拘束)</strong>と呼ばれています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「やる気がないなら帰れ」という言葉には</p>
<ul>
<li>やる気があることを示した場合「いいからさっさと帰れ」と言う。</li>
<li>やる気がないから帰ろうとした場合「お前はそれぐらいで帰るのか！」と怒る。</li>
</ul>
<p>という、やる気の有無に関わらず、一方的に相手の行動をコントロールしようとしたり、相手に対して優位であるというマウントを取って支配することができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、そんな帰ったらいいのか、帰らない方がいいのかという謎や矛盾を抱えた言葉で指導をしてしまうと、今まで築き上げてきた信頼関係を失う原因になったり「このコーチ(監督)は矛盾が多く、行き当たりばったりな指導をしている」と感じて、部員からの失望を招きます。</p>
<p>とくに、ダブルバインドでの怒り方は、立場が上の人が下の人に対して行われれる怒り方であり、立場が下の人は矛盾を感じても指摘しづらい。</p>
<p>仮に指摘しようものなら、指摘したことそのものを怒られてしまうので、その場にいる人が黙ってしまい練習時間だけが無駄に過ぎてしまう(もちろんそれも怒りの材料になる)ことになり、後味の悪さばかりが残ってしまいま。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>話を最後まで聞かず持論を展開する怒り方</h3>
<p>これは、部員が指導者に対して説明や質問をしている時に、その話を最後まで聞かず「いや、それは違う」「お前はなんで怒られているのかわかってない」とマウントをとる怒り方です。</p>
<p>一見すると、怒られている側の話を(一応でも)聞いているので尊重しているように思えますが、結局は話の内容は聞かずにコーチ自身の思い込みや決めつけを強制的に押し付けるために怒っているのと変わりはありません。</p>
<p>また、せっかく勇気を振り絞って説明をしているのに、それが途中で遮られてお説教されると、「結局何を話しても指導者は自分の話を聞いてくれない」「話を聞く素振りだけで、意見は尊重されない」と感じて、次第に話をすることすらしづらくなるなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>ミスをしても怒るとき、怒らない時の2種類ある怒り方</h3>
<p>ミスをして怒る時もあれば、怒らずに放置されるときの2種類あり、なんで怒られるのか…という怒る根拠が定まっていないことで混乱してしまいます。</p>
<p>とくに「<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3589">飴と鞭</a>」の指導を心がけているものの、何をすれば褒めるのかor怒るのかを具体的に決めていないので、気まぐれで怒っている、その日の気分で怒っていると感じるものです。</p>
<p>また、個人に対して怒るだけでなくチーム全体で見ても、ある人に対してミスをよく注意する一方で、他の人に対しては同じようなミスをしても軽く怒るだけという不公平が生じるので、「このコーチ(監督)はえこ贔屓をする」人だと見られることもあります。</p>
<p>もちろん、全ての部員を対等に扱うことは現実的には難しいとは思いますが、あからさまに怒ってばかりの人、逆にミスをしても全然怒らない人が同じ部にいるとチームの雰囲気が悪化する原因になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>反骨心やハングリー精神を引き出すために怒る</h3>
<p>汗と涙と根性丸出しのスポ根漫画のように</p>
<ul>
<li>「怒られてばかりで悔しくないのか」</li>
<li>「怒られてばかりでカッコ悪いと思わないのか」</li>
</ul>
<p>のように、怒ることで反骨精神やハングリー精神を刺激して、やる気を出させるためにあえて強く怒ることもあります。</p>
<p>いわゆる一昔前のスパルタ教育、暴力的な指導が当たり前の頃なら部活に限らず学校や家庭でもよくあった教育方法です。</p>
<p>しかし、最近は体罰、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1900">パワハラ</a>、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2690">モラハラ</a>などの概念が浸透したことや、少子化も相まってこの指導方法では脱落してチームの存続が危うくなるリスクもあるので、あまり見られなくなっています。</p>
<p>また、何度も怒り続けることは決して効果的とは言えず「<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3159">学習性無力感</a>」を招き、どうせ頑張っても無駄だということを学習してしまい、かえってやる気を失うことにもつながります。</p>
<p>部活動と言っても、皆が皆全国出場や自己ベスト更新などの高い目標を持って参加しているわけではないので、高い目標を目指していない部員に対して、頭ごなしに怒ることはミスマッチです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>ミスが多い部員をスケープゴートにして怒る</h3>
<p>これは、部内である一人にターゲットを絞って他の部員の気を引き締める意味で公開で説教をするような怒り方です。</p>
<p>スケープゴートとは生贄、身代わりという意味の言葉です。誰か一人を公開説教で怒ることで<strong>「同じようなミスをしたら、今度はお前がこうやって怒られるんだ」</strong>というメッセージを伝えることができます。</p>
<p>もちろん、スケープゴートになった部員は他の部員の視線(場合によっては部外の人もいる中で)怒られることで強いストレスを受けることは避けられません。</p>
<p>また、その様子を見ている部員も気は引き締まりこそしますが、一方で「失敗したら今度は自分が吊るし上げられる」と感じて、失敗しないような消極的なプレーに徹したり、チャレンジ精神が失われてしまうリスクもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自分の指導は完璧であるという思い込みで怒る</h3>
<p>コーチ・監督という立場上、部内においてはなかなか意見できる人が少なく、部員に対してはビシビシ指摘する一方で自分達は指摘されることが少なくなるものです。</p>
<p>そのため、自分の指導方法を客観的に見ることができなくなり、自分の指導法は絶対、完璧であると思い込みが強化されてしまうことがあります。</p>
<p>この完璧であるという思い込みから、<strong>自分の指導に対して文句をいう部員だけでなく質問を疑問を持つ部員ですら、完璧な指導法を揺るがす存在だと感じて厳しく怒鳴りつけてしまうことがあります。</strong></p>
<p>また、完璧だと考えているが故に部員に対して聞く耳を持とうとせず「俺のやる通りに練習すればいい」と押し付けや強制の色が強い指導へと繋がることもあります。</p>
<p>ちなみに、立場が人をどう変えるかについては<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3608">スタンフォード監獄実験</a>を参考にするとよいでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>怒りではなく叱って諭せる指導者を見抜こう</h2>
<p>体育会系部活動や全国レベルを目指している意識の高い人ばかりが集まる部活動だと、叱って諭したり反省を促すような指導ではなく、怒ることで恐怖やプレッシャーを与えた指導法が行う人が依然として多く、実際に大会などで成果を上げているのも実情です。</p>
<p>上で述べたような、反省や改善につながらないその場だけで感情を爆発させるような怒り方などをしている人ではなく、しっかり反省すべき点を洗い出してちゃんと諭せるような指導者を見抜く目を養っておくことが大事だと思います。</p>
<p>感情を爆発させて怒りっぱなしにするのはとても気楽であり、下手をすれば自分の思い通りに人の支配する快感に溺れて、怒ることが癖になったり<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2461">モラルハラスメントの加害者</a>になってしまう人もいるものです。</p>
<p>感情の爆発に走らず、冷静に反省すべき点を一緒に探すことができる、部員の目線に立って解決すべき課題・問題を見つけることは非常にめんどくさいのであまりやりたがらない人が多いと感じますが、一方でこのめんどくさい作業ができるようになれば部活に限らず、勉強や仕事の場面でも重宝されるのではないかと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>参考書籍</h2>
<div class="cstmreba">
<div class="booklink-box">
<div class="booklink-image"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fexec%2Fobidos%2FASIN%2F4884583523" target="_blank" rel="noopener"><img alt="" style="border: none;" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/519qd0R0wPL._SL320_.jpg" /></a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062" /></div>
<div class="booklink-info">
<div class="booklink-name">
<p><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fexec%2Fobidos%2FASIN%2F4884583523" target="_blank" rel="noopener">選手に寄り添うコーチング―いまどきの選手をその気にさせる42の実践レッスン</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062" /></p>
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</div>
<div class="booklink-detail">八ッ橋 賀子 体育とスポーツ出版社 2017-03</div>
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										</item>
		<item>
		<title>飴と鞭の指導方法に関する心理学と問題点</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3589</link>
				<pubDate>Mon, 21 May 2018 15:53:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[部活動・スポーツ]]></category>
		<category><![CDATA[心理学用語]]></category>
		<category><![CDATA[教育]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3589</guid>
				<description><![CDATA[新入社員研修や部活動の指導などで、いつもは厳しい言葉を投げかけて指導するけど、時々褒めたり努力を評価する言葉がけをする教育法は「飴と鞭」の代表例です。 飴と鞭といえば、誰かを教育・指導する方法としては基本的なものであり、]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>新入社員研修や部活動の指導などで、いつもは厳しい言葉を投げかけて指導するけど、時々褒めたり努力を評価する言葉がけをする教育法は<strong>「飴と鞭」</strong>の代表例です。</p>
<p>飴と鞭といえば、誰かを教育・指導する方法としては基本的なものであり、どんな人でも効果が出る教え方だ…なんて風潮で語られることもあります。</p>
<p>いいことをすれば褒める、悪いことをすれば叱るというシンプルさゆえに、子供の教育から大人の教育まで応用され、まさに王道的な教育方法とも言えるでしょう。</p>
<p>しかし、飴と鞭は使い方を間違えると精神的に依存させたり、マインドコントロールにつながることもあります。</p>
<p>今回は、そんな飴と鞭に関する心理学についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>飴と鞭の仕組み</h2>
<p>飴と鞭は人の意欲(モチベーション)を掻き立て、その気にさせるための基本的な法則とも言えます。</p>
<p>その法則について詳しく説明していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「報酬」と「罰」を組み合わせる</h3>
<p>飴と鞭の基本は<strong>「報酬」</strong>と<strong>「罰」</strong>を組み合わせることです。</p>
<p>報酬は指導する相手にとって快感を与えるもの、罰は相手にとって不快感を与えるものになります。</p>
<p>例えば体育会系の部活動の場合なら</p>
<ul>
<li>飴(報酬)：努力を認める、励まし・感謝の言葉、チーム内で表彰する、レギュラーに抜擢する…など</li>
<li>鞭(罰)：努力を認めない、厳しい叱責、ペナルティを与える、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1823">連帯責任</a>、降格…など</li>
</ul>
<p>が、報酬と罰の主な内容です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、報酬という言葉だけに、実際に金銭や物品を報酬(この場合は「ご褒美」と言ったほうが最適)として与えることもあります。</p>
<p>しかし、実際の部活動では誰かに対して金品を与えたり奢ったり優遇すれば、他の部員がえこ贔屓だと感じて意欲を失ったり、物品の受け渡しそのものが問題視されることがあるのであまり現実的ではありません。</p>
<p>そのため、褒める、認めるといったコミュ二ケーションであったり、チーム内での立場の変化といった精神的なものが報酬および罰として与えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「条件付け」により行動をコントロールする</h3>
<p>報酬と罰により、人の意欲をコントロールすることは行動心理学では<strong>「条件付け」</strong>と呼ばれています。</p>
<p>実際に指導する時は、相手が自分の意図している事をしたり良い事をすれば報酬を与える。逆に、自分の意図しないことや悪い事をすれば罰を与える、という使い分けをしながら指導していきます。</p>
<p>こうすることで、指導されている人は</p>
<ul>
<li><strong>「何をすれば報酬が受け取れるのか」</strong></li>
<li><strong>「何をしたらば罰を受けるのか」</strong></li>
</ul>
<p>という事を学習し、指導者の意図を汲み取って行動をするようになります。</p>
<p>また、条件付けは人間の他にも、言葉が通じない動物を調教するときにも使われます。</p>
<p>例えば犬にトイレの場所を教えるときに、失敗したら叱る、成功したら褒めたりご褒美を与えて、トイレをどこですれば怒られずに済むか、あるいはご褒美がもらえるのかということを学習していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>飴の与え方は初めは必ず、次第にときどき与える</h3>
<p>いいことをしたら飴(報酬)を与えますが、その与え方にもコツがあります。</p>
<p>より指導の効果を高めたければ、</p>
<ul>
<li><strong>連続強化：いいことをすれば必ず報酬を与える方法</strong></li>
<li><strong>間欠強化：いいことをしても報酬を与えたり、与えなかったりする方法</strong></li>
</ul>
<p>の2種類を駆使していきます。</p>
<p>連続強化は、いいことをすれば必ず報酬がもらえうので最初のうちは効果的ですが、次第に「報酬がもらえるのが当たり前」だと感じてマンネリ化を招く原因になります。</p>
<p>それを防ぐのが間欠強化であり、ある程度モチベーションが上がってきたら、報酬を与えるときと与えないときとを組み合わせて、マンネリ化を防ぐのです。</p>
<p>より飴と鞭の効率を上げたければ、最初のうちはいいことをしたらその度に必ず褒めて報酬を与える。そして、お互いに信頼関係が構築され出したら、報酬を与える頻度を調整して時々与えるようにして相手のモチベーションをうまく調整するのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ちなみに、普通に仕事をすれば手に入る報酬にさほど有り難みを感じない一方で、たまにもらえる臨時収入やギャンブルによる収入の方がありがたく感じるのは、前者が連続強化、後者が間欠強化ということが影響していると考えることもできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>鞭の代わりに「無視」を利用することでより強固にする</h3>
<p>飴と鞭とはいえ、鞭ばかりを受け続けたら体も心も痛み、無気力感を生む原因になります。</p>
<p>動物(マウス)を使った飴と鞭を調べる実験でも、罰となる電気ショックを与え続けるとその場にうずくまってしまったり、ストレス性の胃潰瘍で死んでしまうマウスが出てきて、罰を与えることが必ずしも効果があるわけではないと考えられるようになっています。</p>
<p>そこで鞭(罰)の代わりに登場したのが、<strong>無視</strong>することを取り入れることです。</p>
<p>いいことをすれば報酬を与える、逆に悪いことをすれば褒めも貶しもせず無視をすることで、お互いに余計なストレスを抱えずに済むだけでなく、「どうすれば褒められるか」という一点にだけ絞って相手に考えさせることができます。</p>
<p>なお、人によっては「飴でも鞭でもとりあえず構ってくれたらそれが報酬」と感じるケースもありますが、この場合も無視をすることで鞭の意味のなさを解消しつつ、より報酬を受け取れるように学習させることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>飴と鞭の指導方法が抱える問題点</h2>
<h3>罰のせいで無気力や学習性無力感を招くことがある</h3>
<p>罰と報酬をセットにすると言っても、その罰の感じ方は人それぞれです。</p>
<p>ストレス耐性が低く、少し厳しい言葉を言われただけでひどく落ち込んでしまう人にとっては、罰を受ける頻度や罰の強度が高すぎると、無気力感になってしまい行動できなくなることがあります。</p>
<p>また、何度も罰を受け続けていく中で、次第に「自分は何をしても怒られるのだから、いっそ何もしない方がマシだ」という悟りを開いた心理になることもあります。</p>
<p>これは<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3159">学習性無力感</a>と呼ばれるもので、指導を受けても怒られた経験が繰り返されたことで「何をやっても無駄」ということを学んだ状態です。</p>
<p>飴と鞭で指導する人の中には、やたらと飴を与えることを渋ったり、いいプレーをしても勝って兜の緒を締めよと言わんばかりに、厳しい言葉を投げかけることを報酬だと考えている人もいます。</p>
<p>しかし、必ずしも<strong>「指導する側の報酬＝指導を受け取る側の報酬」</strong>となるわけではないので、自分でも報酬を与えているつもりでも、相手からすれば「この人は何をやっても怒って報われない」と感じて、無気力を招いてしまうと言えるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>マインドコントロールに悪用されることがある</h3>
<p>飴と鞭は指導者の思い通りに人をコントロールさせてしまうことから、洗脳やマインドコントロールとして使われることもあります。</p>
<p>例えば、ねずみ講やマルチ商法などの悪徳商法でよくあるのが「ノルマを強いて達成すればランクアップや金銭の報酬を与える、未達ならランクダウンやペナルティを行う」といった仕組みで勧誘を行っていることがあります。</p>
<p>しかし、ここで決められているノルマは決して誰もが頑張れば達成できる適正なもの…とは限りません。</p>
<p>(そもそもが胡散臭い悪徳商法だけに)ノルマの達成は容易ではなく、大抵は失敗して追い詰目られますが、追い詰める中でも時々優しさ(報酬)を見せて、完全に心が折れないように整えていきます。</p>
<p>また、ノルマを達成すれば得られる報酬も現金だけでなく、承認欲求を刺激するようなお金で変えないような多くの人からの賞賛であたり、組織内での権力といった金では手に入らないもの、まさに今その人が欲しいと思っている魅力的なものを用意しておくことで、俄然のめり込みやすくなります。</p>
<p>マルチ商法やねずみ講が、やたらお金や名声にギラギラしたものを報酬としてチラつかせて勧誘をするのは、まさに、金や名声に飢えていたり、それに関して不安がある人の心に入り込むための装飾(もとい虚飾)とも言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>指導者の思いのままに動かせる人間が作れてしまう</h3>
<p>飴と鞭の指導は、いかにも胡散臭い集団のマインドコントロールとして利用されるだけでなく、ごく真面目に活動している部活動や企業といった集団にとって都合がいい人間を育成することもできます。</p>
<p>例えば、アメフトのようにコンタクトプレーで怪我をするリスクがあるスポーツにおいては、不用意に怪我をさせるようなラフプレーをすることは禁止されています。もちろんそんな行為事態、スポーツマンシップに反する由々しきプレーであり認められるものではありません。</p>
<p>しかし、勝利のためにラフプレーを行うことで報酬が、逆にラフプレーをしなければ罰が与えられる指導で教育すれば<strong>「ラフプレー＝報酬」</strong>と学習した選手を育成することができてしまうのも飴と鞭の抱える問題とも言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、マルチ商法にしろスポーツ指導にしろ、どちらも集団で行われることが大半のため、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2918">集団心理(群集心理)</a>や<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2904">傍観者効果</a>も働きます。</p>
<p>集団全体でルール違反の行動をすることで責任が分散され罪悪感が薄れてしまう。またはルール違反となる行為をやってはいけないという当然のことが、集団になって冷静な判断ができなくなり、バレないようにやればいい、うまく誤魔化せばいいという冷静さを欠いた非合理的な思考をしてしまうことで、次第に不正行為に手を染めることに抵抗を感じなくなるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、指導者からの指示としてやったにせよ、精神的に追い詰められたことから自分の意思でやったにせよ、何かしらの後ろめたさや罪悪感を感じることがあります。</p>
<p>真面目な人ほど、指示を断れなかったことや、追い詰められてルール違反に手を染めたことを気に病み罪悪感を覚えるものです。</p>
<p>しかし、その罪悪感ですら指導者が利用して、更に飴と鞭を与える…例えば、後ろめたいことを後ろめたくないこと、指示を守ってルール違反に手を染めたことを、むしろ賞賛すべきことだと吹き込めば、「ルール違反＝報酬」という思考がより強固になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>飴と鞭は指導する側の倫理観・価値観が反映される</h2>
<p>こうして見ると、飴と鞭の教育方法は指導する側の人・集団の思惑、倫理観、価値観を育成された人材に色濃く植え付ける教育方法とも言えます。</p>
<p>指導する側が倫理的にNGな所を責めることを良しとしていたり、グレーゾーンな所でも迷わず行動して利益を得られることを飴と鞭によって学習(≒洗脳)させてしまえば、それこそ反則行為を反則行為とも思わない、疑わない、気づこうとしない人材を生んでしまい、社会問題に発展しかねません。</p>
<p>もしも自分が指導する側に立つのであれば、自分の考えが暴走していないか、本当に自分の教え方に問題がないか…という自分で自分を客観視するメタ視点を持ち続けることが、大切だと感じる次第です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>参考書籍</p>
<div class="cstmreba">
<div class="booklink-box">
<div class="booklink-image"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fexec%2Fobidos%2FASIN%2F4534046839" target="_blank" rel="noopener"><img alt="" style="border: none;" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41nEj34GCxL._SL320_.jpg" /></a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062" /></div>
<div class="booklink-info">
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<div class="booklink-powered-date">posted with <a href="https://yomereba.com" target="_blank" rel="nofollow noopener">ヨメレバ</a></div>
</div>
<div class="booklink-detail">植木 理恵 日本実業出版社 2010-02-26</div>
<div class="booklink-link2">
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</div>
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</div>
</div>
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										</item>
		<item>
		<title>一度やめた部活に戻りたい…再入部をしたい人へのアドバイス</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3351</link>
				<pubDate>Fri, 13 Apr 2018 15:26:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[悩み]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>

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				<description><![CDATA[部活動は一度入部したら引退するまでし続ける人が大半です。 しかし、勉強との両立が難しかったり、怪我や故障、人間関係のトラブルに巻き込まれてて途中で部活やめざるを得なかったという人も少なくありません。 そんな過去を持つ人に]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>部活動は一度入部したら引退するまでし続ける人が大半です。</p>
<p>しかし、勉強との両立が難しかったり、怪我や故障、人間関係のトラブルに巻き込まれてて途中で部活やめざるを得なかったという人も少なくありません。</p>
<p>そんな過去を持つ人によくあるのが<strong>「一度やめた部活動に戻りたい」</strong>という願望です。</p>
<p>一度やめた部活であっても時間が経つうちに自分の考え方が変わって、やっぱりもう一度部活をしたいという気持ちになれることは素晴らしいと思います。</p>
<p>しかし、部活の再入部は何事もなく順風満帆に進むとは限りません。</p>
<p>実際に筆者の所属していた部活動でも再入部をした人がいましたが、結局再入部しても途中でやめてしまったケースもありますし、他の部員が「正直再入部されるのは困る」と語っていたことも覚えています。</p>
<p>また、一度やめた部活であっても、やめた時と違って人間関係のバランスが変わっていたり、変に気遣いされて距離が出てしまうことでやっぱり居づらさを感じることは、多少なりとも覚悟しておくに越したことはありません。</p>
<p>…さて、今回はそんな部活への再入部に関する話題についてお話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>部活をやめてしまった原因・背景</h2>
<h3>「先輩と揉めた」などの人間関係がきっかけのトラブル</h3>
<p>大抵の部活動はただ練習ばかりしてスポーツで使うの技術や自分の身体能力を鍛えればいいというわけではありません。</p>
<p>先輩への態度を学んだり、後輩に対してリーダーシップを取るなどの人間関係も同時に学んでいく場でもあります。</p>
<p>野球やサッカーなどのチームスポーツともなれば、ますますチームワークが試合の結果に左右するので、ただ自分の練習に打ち込むことよりも同じチームの先輩への気配りや後輩へのサポートをすることが重要です。</p>
<p>しかし、人によっては「練習は得意だけどコミュニケーションは苦手」という悩みを抱えて部活が嫌になったり、気の強い先輩や部の空気そのものが合わずに部活をやめてしまうということもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>上下関係で嫌な思いをした</h3>
<p>とくに、上下関係の厳しい部だと、新入部員の立場が上がるまでには少なくとも１年(つまり後輩が入ってくるまで)かかります。</p>
<p>その１年間は苦手な先輩からの理不尽なシゴキを我慢したり、下っ端としてずっと雑用や下積みをしなければいけないという部もあります。</p>
<p>また、レギュラーで活躍出来るだけの実力があっても、上下関係のせいで自分より実力が下手な先輩のためにレギュラーのポジションを譲らなければいけない。</p>
<p>または、後輩はたとえ各下の先輩であってもレギュラーを譲るべきだという雰囲気が部にあるせいで、まともに練習するのがアホらしく感じて、嫌な先輩が辞めるまで自分も部活を休んで、引退して少し時間が経ったら再入部して、レギュラーになれるようにするという意味で、部活をやめる人もいます。</p>
<p>スポーツの世界は基本的に競争社会ですが、必ずしも実力に応じて力のある選手が客観的に評価されるとは限らないことがあります。</p>
<p>それは、部活動がスポーツ指導だけでなく「教育」の側面も持っているがゆえの問題とも言えます。</p>
<p>純粋な実力よりも頑張りや今までの努力の方を評価し、いかにも教育らしい人としての成長や努力することの大切さを学ぶ場として部活動が機能していると、純粋な実力で活躍したい選手に取ってはむず痒く感じることもあるでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>怪我や故障により練習ができなくなった。</h3>
<p>体の一部分を酷使して慢性的な痛みが出るスポーツ障害や、肉離れなどの急な怪我でしばらく練習ができなくなったことが原因で部活動をやめてしまうことがあります。</p>
<p>怪我を負ってしまった以上は、治療やリハビリに専念しなければいけませんが、自分が練習できない間にも他のメンバーがメキメキと実力をつけている光景を見て、「自分のポジションが奪われてしまうのでは…」という不安を感じることはよくあるものです。</p>
<p>また、練習に参加できないことに負い目を感じたり、「私が練習に参加できないせいで他のメンバーに迷惑をかけている」と罪悪感を感じることで部活に生きづらくなり、そのままやめてしまうこともよくあるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>練習についていけなくなった。</h3>
<p>部活動の練習内容が自分にはついていけないほど多すぎたために部活動をやめてしまうケースは少なくありません。</p>
<p>入った部が全国を目指す実力でなくとも、ブラック部活動のように朝も夕方も平日も土日も関係なく部活をして、休む暇すらない部活漬けの毎日が嫌になり、ある日突然ポッキリ折れるように部活に来なくなってしまう生徒は割といるものです。</p>
<p>しかし、部活動をやめたからと言っても、とくにすることもなく友達が部活で忙しそうに見えるけど、毎日充実している姿を目にして「やっぱり部活に戻りたい」という気持ちが沸いてくるのもまた事実です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>やめた部活に戻るときに起きうる問題点</h2>
<h3>体力低下により以前と同じような練習ができない。</h3>
<p>運動部に再入部する場合、再入部に至るまで体を動かしていなければ、以前と同じ練習量をこなすことができずに苦労する可能性があります。</p>
<p>怪我で部活を抜けている間にリハビリで体力が落ちないように気をつけていたとしても、全盛期の頃の体力は無く、また部活に対するしんどさや辛さに襲われることはある程度覚悟しておくことが大事だと感じています。</p>
<p>しかし、体がなまっているからと言って、焦りから無茶な練習量をこなそうとすれば怪我を繰り返すリスクが高まります。</p>
<p>焦りや不安を抱えつつも、それに飲み込まれないように落ち着いて練習に打ち込むことが大切になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>人間関係のグループが変わっており居場所がない</h3>
<p>自分が部活を抜けている間に、人間関係のグループが変わってしまい、以前のような居心地の良さや仲のいい人間関係が無くなっていることもあります。</p>
<p>また、貴方がいなくなったことで貴方を除いた人間関係のグループができており、<strong>「部活動に所属している」という欲求は満たすことができても、「部活の友達とまた仲良くなれる」という欲求が満たされない苦しさを抱えることがあります。</strong></p>
<p>無所属という学校における孤独なポジションから抜け出せたはいいものの、また違う孤独をかけながら部活をしなければいけない苦悩があることも覚えておくといいでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>顧問、コーチが変わっている</h3>
<p>自分が部活動を抜けているうちに、顧問の先生が異動になったり、コーチが別の人になっているということもあります。</p>
<p>もちろん、これは部活内の人間関係の変化と比較すると、部活をやめている間であっても把握しやすいというメリットがありますが、新任の顧問やコーチと合わずにまた部活が嫌になるというケースになることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>部活動は学校生活における居場所でもある</h2>
<p>ここまで色々と暗くなるような話や脅かすような内容を書いてきましたが、部活動に再入部っしたいという気持ちはよくわかります。</p>
<p>人間には<strong>所属欲求</strong>という欲求があり、定年退職で会社をやめた人や、学生でも社会人でもない浪人生活送る…という所属先のない不安定な生活を送ると所属欲求が満たされないことで精神的な不安を感じるものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-2376" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/mazuro.jpg" alt="" width="1032" height="729" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/mazuro.jpg 1032w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/mazuro-300x212.jpg 300w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/mazuro-768x543.jpg 768w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/mazuro-1024x723.jpg 1024w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/01/mazuro-320x226.jpg 320w" sizes="(max-width: 1032px) 100vw, 1032px" /></p>
<p>所属欲求は心理学者<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2373">マズローの欲求段階説</a>に登場する欲求のことで、だれでも持っている基本的な欲求です。</p>
<p>学生の場合なら、「○○中学or高校の生徒」の確固たる所属先があるですが、それ以上に部活動という所属先は所属欲求に大きく関わっており、部活に入っていないと精神的な不安を感じるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実際にどこの部にも所属しない学校生活を送っている人に話を聞くと</p>
<ul>
<li><strong>自分の居場所がなくなったような虚しさに襲われる。</strong></li>
<li><strong>以前所属していた部活で繋がった友達と話づらい。</strong></li>
<li><strong>どこの部に所属していない自分は学校で仲間ハズレになっているように感じる。</strong></li>
</ul>
<p>などの、悩みを抱えていることがありました。</p>
<p>これを見ていると、部活動を最後までやり遂げて引退した人が<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2676">燃え尽き症候群</a>に陥って、焦りや不安を感じるのと同様に、途中でやめてしまった人も燃え尽き症候群と似ている焦りや不安を感じるのです。</p>
<p>なお、引退した人と比較すると、まだ卒業までの時間があるので再入部はできますが、かと言って一度やめた部活にまたひょっこりと顔を出すのは相当な勇気がいるものです。</p>
<p>再入部するのは何もそのスポーツや部活が好きという理由ばかりではなく、ただ漠然と毎日学校で過ごす孤独な生活が苦しくなり、居場所を求めるという見方もできるのだと筆者は感じています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1666">部活のやる気がない生徒は「無気力症候群」かも？体育会系だからこそ気をつけたいお話</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>再入部する人へのアドバイス</h2>
<p>勇気を振り絞って再入部するにしても、<strong>必ずしも自分のことを暖かく迎え入れてくれるような反応や雰囲気で接してくれるわけではないことを自覚しましょう。</strong></p>
<p>とくに、部活をやめるときに先生や他の部員に心配をかけてしまった場合だと、再入部したら「どのツラ下げて戻ってきたんだ」というような態度をされることがないとは言えません。</p>
<p>しかし、そこで反発するのではなく、自分が心配をかけてしまったことを受け止めることや反省をしっかりして、その後また元のような関係に戻れるように努力をしていくことが大事です。</p>
<p>部活をやめたという過去を取り消すことができない以上は、その過去と向き合い学んでいく姿が求められることになります。</p>
<p>嫌な過去だけにできれば見たくないと感じることもあるでしょうが、再入部をする以上は同じような過ち繰り返してまた退部して、自分も他の人も嫌な思いをしないためにできる範囲でいいので過去と向き合うことが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>完全復帰ではなくマネージャーになるのもやり方のひとつ</h2>
<p>部活動に選手として完全に復帰するのが負担になるのなら、マネージャーという形で部活に携わるのも方法のひとつと言えます。</p>
<p>上記のように部活の再入部は体力の問題でも、他の部員と差が開いているために苦しく辛い道のりなることは容易に想像できるかと思います。</p>
<p>その差を埋めるので精一杯になるのなら、マネージャーという形で部の運営に関わりサポートをする立場に回るのもまた、部活だからこそできるいい経験だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1328">部活をやめる時とやめた後に役立つ、ポジティブな気持ちになるための考え方まとめ</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>部活動で燃え尽き症候群になりやすい人の特徴や症状について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/2676</link>
				<pubDate>Wed, 28 Feb 2018 11:56:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>
		<category><![CDATA[スポーツ]]></category>
		<category><![CDATA[燃え尽き症候群]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=2676</guid>
				<description><![CDATA[中学や高校で部活動を引退後、なんだか何もかもやる気が出ない、そしてそんなやる気が出ない自分に対して焦りや不安ばかりが募ってしまうという経験をした人は多くいます。 これは「燃え尽き症候群(バーンアウト)」と呼ばれる状態で、]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>中学や高校で部活動を引退後、なんだか何もかもやる気が出ない、そしてそんなやる気が出ない自分に対して焦りや不安ばかりが募ってしまうという経験をした人は多くいます。</p>
<p>これは<strong>「燃え尽き症候群(バーンアウト)」</strong>と呼ばれる状態で、体育会系の部活動でも文化系の部活動でもどちらでも起こります。</p>
<p>もちろん、部活を引退してようやく一息つける…と軽くリラックスするぐらいなら問題ないのですが、リラックスを通り越して、日常生活や学業にまで影響が出るほど、モチベーションが下がってしまうと支障が出ます。</p>
<p>また、燃え尽き症候群は部活引退後に限らず、部活現役の時でも起こるので、自分が普段から燃え尽きてしまうような無理のある練習をしていないか振りかることは、長い目で見て部活を楽しむためには大切なことです。</p>
<p>今回は、部活動における燃え尽き症候群の特徴や対策についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>部活動・スポーツで燃え尽き症候群になりやすい人の特徴</h2>
<h3>性格面</h3>
<p>燃え尽き症候群になりやすい人は</p>
<ul>
<li><strong>練習熱心である</strong></li>
<li><strong>我慢強い性格である</strong></li>
<li><strong>完璧主義である</strong></li>
<li><strong>責任感がある</strong></li>
<li><strong>勝負にこだわる癖がある</strong></li>
<li><strong>コーチや指導者の言うことを真面目に聞く</strong></li>
</ul>
<p>といった性格の人が多いと考えられています。</p>
<p>「我慢強い」「責任感がある」という性格は、部活においても厳しいトレーニングを乗りこえて自己ベスト更新や優勝といった目標を達成するのに向いている性格といえます。</p>
<p>しかし、一方で我慢強く責任感がある性格のために、本当はあまり好きではない練習や人間関係、自分にとって苦手なキャプテンや部長などのチームのまとめ役を無理をして続けてしまうというデメリットもあります。</p>
<p>そして、我慢の限界を迎えると、やる気がでない、集中力がなくなる、部活に行きたくなくなるといった燃え尽き症候群に見られる行動が出てしまう原因にもなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>チームでの役目・立場</h3>
<p>キャプテンや部長などのチームの中心的なポジションはある程度責任のある立場にいる選手は、部の代表としてみられることから心理的なプレッシャーを感じやすい立場とも言えます。</p>
<p>また、普段の練習による肉体的な疲れの他にもチーム内の人間関係の取りまとめたり、気配りをしたり、試合に向けての雰囲気作りなども任されることが多いために、他の部員と比較すると精神的な疲労を抱えやすいという特徴があります。</p>
<p>また、責任感が強い人がキャプテン(部長)になってしまうと、責任感の強さ故に<strong>「誰かに相談する＝他人に迷惑をかける」</strong>ことだと考えてしまうことが多く、精神的な疲労を抱え込んでも、自分は「キャプテン(部長)だから…」と自分で納得させる癖が身についてしまいます。</p>
<p>困ったことがあってもチームの他のメンバーに相談できなるので、人知れずストレスを抱えんだ結果、燃え尽き症候群になってしまうケースもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、キャプテンや部長にといったチーム内で特別な役目を任されていなくても、燃え尽き症候群になる可能性はあります。</p>
<p>燃え尽き症候群はキャプテンや部長だけの問題としてではなく、上級生・下級生誰にでも起こりうる問題として考えるようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>部活動の燃え尽き症候群の特徴</h2>
<h3>練習に集中できなくなる</h3>
<p>燃え尽き症候群になった人によく見られるのが、やる気がなくなり何をするのもめんどくさくなってしまうという症状です。</p>
<p>今まで部活の練習に熱心に取り組んでいたのに、ある時を境に急に練習への集中力が切れてしまい、ケアレスミスが目立ってしまうことがあります。</p>
<p>もちろん、大事な大会が終わった後なら気の緩みが練習態度に出てしまうことがありますが、燃え尽き症候群との大きな違いは、練習に集中できなくなる状態が持続するか否かです。</p>
<p>燃え尽き症候群の場合は、練習に集中できない状態が長く続いてしまいその事をコーチに指摘して直そうとしても、集中できない状態が持続してしまいます。</p>
<p>選手自身も自分のコンディションの不調を自覚していますが、「なぜ集中できない状態が続いているのか」「いつになったら元の集中力が戻ってくるのか」という漠然とした不安で精神的に疲弊してしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>部活を休むようになる</h3>
<p>燃え尽き症候群になると、練習へのモチベーションがさがったり「なんとなくだるい」「体が疲れている」「調子が悪い」と言って、部活動を休むようになります。</p>
<p>今まで真面目に頑張ってきたのに、急に部活を休み出したことに対して他のメンバーも動揺を隠せないことも多く、他のメンバーのコンディションに影響が出ることもあります。</p>
<p>また、事情を知らない人から見れば、「あいつは部活動をサボっている」「言い訳をつけてズル休みしているだけだ」と陰口を叩かれるリスクもあり、休んでいる本人も気分が休まらず辛い思いをしています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>部活に関わる人と距離を取ろうとする</h3>
<p>学生の場合だと、部活を休んでいても部活以外の時間で同級生、先輩、後輩、顧問の先生、コーチなどと顔を合わせる場面はあり、その時に精神的なストレスを抱えて自から距離をとってしまうことがあります。</p>
<p>今まで部活を頑張ってきた人ほど、部活は休んでいるのに学校には来ているという状況に対して申し訳のなさや、居心地の悪さを感じてしまい、自然と部活に関わる人との交流を避けるようになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>漠然とした不安・焦りに襲われる</h3>
<p>燃え尽き症候群になると、漠然とした不安や焦燥感に襲われることがあります。</p>
<p>部活動の場合だと、例えば</p>
<ul>
<li>今の悪いコンディションがいつになったら良くなるのかがわからない。</li>
<li>本当に自分は部活をすることが好きなのかが分からなくなる。</li>
<li>しっかり練習に打ち込めないのに、周りはどんどん上達して取り残されているように感じる。</li>
</ul>
<p>などの、悩みや辛さを抱えることがあります。</p>
<p>燃え尽き症候群はスランプとも共通している点があり、先の見えないコンディションの不調に苦しみ続けた結果、部活やスポーツそのものを自ら辞めてしまう事態に発展することもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>情緒不安定・感情的になる</h3>
<p>燃え尽き症候群に陥ると、精神面でも情緒不安定になったり、感情的な言動が目立つようになります。</p>
<p>燃え尽きるまでに、自分の意見や主張を押さえ込む習慣が身についた場合は、燃え尽きてしまった時に、今まで押さえ込んでいた自分の気持ちを感情的に周囲にぶつけたり、八つ当たりをすることがあります。</p>
<p>また、自分の感情を抑えきれず、急に涙が止まらなくなったり、言葉にできない悲しい気持ちが溢れ出てくる、憂鬱な気分が晴れず体に練習に支障をきたすこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>口数が減る、会話が少なくなる</h3>
<p>燃え尽き症候群になると、口数が減ってしまったり、会話が少なくなることがあります。</p>
<ul>
<li>話しかけてもどこか上の空で話を聞いていない。</li>
<li>話しかけても簡単な返事しか帰ってこない。</li>
<li>話しかけても返事をに時間がかかることがある。</li>
<li>会話をしていても話を聞き返すことが増える。</li>
</ul>
<p>というような状態が、燃え尽きる前と比べてよく見られるようになります。</p>
<p>口数が減る原因は、疲れが溜まっていることから話に集中できない、話を聞くだけの余裕が無くなっていることが原因として考えてられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>感覚が過敏になる</h3>
<p>燃え尽き症候群の人は、音や匂い、光や味覚などの感覚が敏感になることがあります。</p>
<p>ストレスにより精神的に疲れてしまうと、普段なら気にならないような些細な物音や匂いに対して過敏に反応してしまい、イライラしたり不快感を覚える原因になります。</p>
<p>過度なストレスは心身を活発にさせたり時に緊張している働く交感神経が働いてしまうので、それが感覚過敏を引き起こす原因だと見ることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>食欲不振</h3>
<p>精神的な疲れがメンタル面ではなく、食欲に出てしまうことがあります。</p>
<p>ストレスの影響で体が活発に動くときに働く交感神経が優位になると、胃や腸の働きが抑制されてしまうので、食欲が起きない、食べものを受け付けないという症状が出ることがあります。</p>
<p>日頃の運動でエネルギーを消費している体に十分な栄養を補給できなくなると、練習に打ち込む体力が回復されなくなるだけに留まらず、体重(筋肉量)減少や怪我、スポーツ障害、栄養失調、摂食障害を引き起こす原因になってしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>眠れなくなる・睡眠の質の低下</h3>
<p>精神的な疲れのせいで夜になって神経がたかぶってしまいん、寝れなくなる、睡眠の質が悪くなってしまうことがあります。</p>
<p>睡眠の質が下がってしまうと、練習の疲労を回復できない状態で更に練習をしてしまい、オーバートレーニングに繋がるリスクがあります。</p>
<p>また、学生の場合は練習だけでなく、勉強や学校生活にも影響が出てしまい、成績が下がる、授業中に居眠りをしてしまう原因にもなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>燃え尽き症候群は運動部だけでなく文化系の部活や生徒会、学校行事でも発生する</h2>
<p>部活動で燃え尽き症候群と言えば、体育会系や運動部の人に見られるものだと思われがちですが、<strong>文化部の部活動をしている人でも燃え尽き症候群になることがあります。</strong></p>
<p>文化部によっては、例えば吹奏楽部や合唱部など、体育会系の部活動に匹敵する練習時間をこなしていたり、コンクールのために学生時代の全てを注ぎ込む部活もあることから、普段の無理な練習の影響で燃え尽き症候群になってしまうことがあります。</p>
<p>部活動の他にも生徒会活動や体育祭、文化祭などの学校行事でも、燃え尽き症候群になることはあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実際に学校行事が原因で燃え尽き症候群にかかってしまった人の中には<strong>「自分は体育会系の人と比較したら、そんなに頑張っていないのに、燃え尽きてしまうのは甘えているだけでは」</strong>と自分で自分を責めてしまう人もおられます。</p>
<p>これは学校生活において無意識のうちに「体育会系＝辛く厳しい、学校行事＝緩く甘い」というイメージが染み付いているせいで、学校行事ごときで燃え尽きる自分が情けないという気持ちになっているのだと分析しています。</p>
<p>学生生活で、スポーツや芸術活動、学校行事などの何かしらのことに打ち込むことはとても有意義なことではありますが、どんな活動であれ疲れを感じたら適度に休んで自分の体調に合わせて継続した努力ができるように心がけるようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<link>https://mental-kyoka.com/archives/1958</link>
				<pubDate>Wed, 27 Sep 2017 15:18:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>
		<category><![CDATA[指導]]></category>

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				<description><![CDATA[部活動の指導で「練習を1日休んだら取り戻すのに3日かかる」と言い聞かせて、練習をサボらせない、練習を継続することの大切さを伝えようとする指導者は未だに多くいます。 もちろん、全国大会出場のように大きな目標を掲げて練習する]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>部活動の指導で「練習を1日休んだら取り戻すのに3日かかる」と言い聞かせて、練習をサボらせない、練習を継続することの大切さを伝えようとする指導者は未だに多くいます。</p>
<p>もちろん、全国大会出場のように大きな目標を掲げて練習するためには、多少の負荷をけたり休まずに毎日練習することが有効なのは事実ですが、毎日練習を続けることで心身ともに疲弊して、燃え尽き症候群や無気力症候群を招いてしまうのも部活指導では問題となっています。</p>
<p>ブラック部活動という言葉にあるように、休みたくても休めずオーバーワークになって故障をする、学業に支障が出るまで疲れてしまう事は、健康や子供の将来を犠牲にしないためにも避けなければいけません。</p>
<p>今回は、部活指導でよく使われる「練習を1日休んだら…」という言葉の功罪についてまとめていきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2942">「休むのも練習のうち」部活の休養日がフィジカル面でもメンタル面でも大切な理由</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「練習を1日休んだら…」という言葉が生まれたのはいつか</h2>
<p>「練習を1日休んだら取り戻すのに3日かかる」という言葉は、運動部の部活動に限らず、吹奏楽部や美術部などの文化系、芸術系の部活動でもよく耳にする言葉です。</p>
<p>また、受験勉強や職人の用に技術重視の仕事の場面でも、使われることがあります。</p>
<p>このセリフが出てきたのは現在に気がったことではなく、昭和生まれの中高年、年配の人でもよく使っていますが、いつ、どこで、誰の言った言葉なのかを詳しく答えられる人は滅多にいません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実は、この言葉に近い言葉は、フランスのピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877-1962)の名言</p>
<blockquote><p><strong>１日練習しなければ自分に分かる。</strong></p>
<p><strong>２日練習しなければ批評家に分かる。</strong></p>
<p><strong>３日練習しなければ聴衆に分かる。</strong></p></blockquote>
<p>が、元になっていると考えられます。</p>
<p>「休んだら3日取り返す」という形ではなく、練習を休んでしまう演奏技術が衰えてしまい、そのことが自分だけでなく、批評家(評論家)や専門家、そして音楽を聞いている一般人もわかってしまうという事を表している言葉です。</p>
<p>しかし、この名言を残したアルフレッド・コルトーは「毎日休まず必死に練習に打ち込みむべきだ」とは言っておらず、「午前中を中心に5時間以内の練習をするように」という言葉も残しています。練習すればするほど効果がある、というわけではなく、きっちり時間を決めて打ち込むことの大切さも言葉として残しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ちなみにですが、彼が影響を受けた有名なピアニストのフレデリック・ショパンは「ピアノは1日3時間で、疲れたらその都度休むように」という言葉を残しています。</p>
<p>時間を決めて練習する事と同時に、<strong>適宜休息をとって練習を行うことの大切さも説いています。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>休む事に抵抗感を持たせる言葉のメリット</h2>
<h3>休まずに頑張ることの大切さを理解させる</h3>
<p>日本の部活動だと上を目指すためには毎日休まずコツコツ継続を積み重ねるべきだという考えで、部活動に取り組ませるようにしている指導者が多くいます。</p>
<p>とくに学生の場合、部活動が単なるスポーツ指導や身体能力の向上に留まらず、<strong>人間力の育成といった「教育」の側面を帯びて行われる場面が非常に多く、</strong>休まず継続することで精神的な成長を願っている指導者も少なくありません。</p>
<p>自分が指導している教え子の精神的な成長を願っているからこそ「練習を1日休んだら取り戻すのに3日かかる」と強く言ってしまうのです。</p>
<p>もちろん、その教えの通りに毎日練習をして、しっかり成長してプロのスポーツ選手になったり、「部活動で自分を変えたい！」というような生徒の夢が達成されれば指導者冥利に尽きると言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自信や他人からの信用を獲得する</h3>
<p>学生で時間のある時期に、あと先考えずに衝動的な行動して時間を無駄に過ごすよりも、スポーツなり芸術なりの何か一つの事を頑張ってやり遂げるという経験をする事は、その後のメンタル面の強化に非常に効果があることです。</p>
<p>何か一つをやり遂げたという確かな経験が自信や自己肯定感の源となり、多少の困難で潰れないようなストレス耐性を身に付ける事にも役立ちます。</p>
<p>また、何か一つをやり遂げたという経験は、<strong>就職活動のように他人からの評価や信用を得るための判断材料としても扱われることがあります。</strong></p>
<p>途中で挫折してしまった人よりも、何か一つの事を継続しているという事実一つで、採用されたり、「この人は部活動を最後までやった経歴があるから安心して仕事を任せられるだろう」と考えを下すことができるます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>休む事に抵抗感を持たせる言葉のデメリット</h2>
<h3>毎日漠然と練習をすることだけに集中してしまいがち</h3>
<p>休まずに練習に打ち込むことが目的となってしまうと、練習で自分のどういった能力(持久力や瞬発力、できない技術など)を強化するのかといった具体的な目標が疎かになってしまいやすくなります。</p>
<p>自分から進んで練習しているように見えて、実はただ「1日休むと取り返すんに3日かかると言われた」から、その言葉を鵜呑みにして、ただ何も考えず自主性のないまま練習に打ち込んでいるだけということになります。</p>
<p>練習は本来であれば、自分の強みを伸ばすためや弱点の補強、対戦相手に勝つためというような具体的な目標を達成するために行うものなのに、何も考えず「試合のための練習ではなく、練習のための練習」に成り下がっているということも起こります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>怪我や故障、燃え尽き症候群のリスクが高める</h3>
<p>毎日激しいトレーニングを続ければ、疲労骨折といった体の一部の使いすぎによるスポーツ障害を招くリスクも高まります。</p>
<p>中高生のように成長期で体が子供から大人へと変わりつつある過程で、休むまもなく練習をしたことで骨が歪んだまま成長し、不自由な生活を余儀なくされた生徒がでた例もあります。</p>
<p>また、毎日続けることが目的となっていれば、怪我をしてもそのことがコーチにバレないように嘘をついて隠し遠そうとしたり、「怪我になるのは仕方がないことだから、どうやって怪我と付き合うか」と、怪我を完全に治す事を放棄したまま練習を続けてしまうこともあります。</p>
<p>もちろん、怪我なく無事に練習を続けることができたとしても、ちょっと熱が出て1日休まざるを得なくなった時に、プツリと緊張の糸が切れたようにやる気が途絶えてしまい、そのまま部活を休んでしまうことがあります。</p>
<p>いわゆる「こうこれ以上頑張れない」と精神面のエネルギーが尽きる、燃え尽き症候群になってしまっているのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>熱心に頑張ることの大切さを教える一方で、真面目すぎたり自己コントロールができない性格の生徒は、自分の心身が壊れて再起不能になるまで頑張ってしまいかねません。</p>
<p>自分の体が壊れる前にしっかり休息を挟む、怪我を回復させて自分を追い込みすぎないようにコントロールする事の大切さも指導していくように心がけましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/4170">部活の練習を休むと感じる罪悪感との付き合い方</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<h2>不安に駆られた練習はストップしましょう</h2>
<p>一日たりとも休まずに頑張ることできる練習は、言い換えればそれだけ練習としての質が低く、筋肉に刺激を与えられていないトレーニングになっているとも考えられます。</p>
<p>質の低いトレーニングばかりしていても効果は見込めませんし、質を高めるのではなくただっ練習量をやみくもに増やすという安直な練習に走ってしまうおそれがあります。</p>
<p>練習の成果が出ないのは練習量が足りないからではなく、練習の質が低い、練習内容が、休息する時間が足りなくオーバートレーニングになっているので、成果が出ないという可能性も考えられるはずです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、そうは分かっていても途中で今までやってきた練習を辞めると、一気に体が衰えているような感覚やうまく表現できない不安を感じることもあろうかと思います。</p>
<p>また今まで費やして練習がただの徒労だとわかってしまうのが怖いので、その恐怖から逃れるように練習に打ち込んでしまうというケースもあります。</p>
<p>この心理は、以前スマホのゲームに課金するのがやめられなくなる心理で紹介した<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1354#i-2">埋没費用</a>と呼ばれるもので、取り返すことができない過去の時間や労力を無駄にしたくないという気持ちのせいで、練習がなかなかやめられない、休むことの罪悪感を強めているとも考えられます。</p>
<p>自分の過去の練習を否定するのは精神的な苦痛を伴いますが、その苦痛を避けるために練習本来の目的を忘れて漠然とした不安に駆られて練習を行のは好ましいとは呼べません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>クラス全員皆勤賞から見る危うさ</h2>
<p>話は若干変わりますが、日本の学校では1日も休まず無遅刻無欠席で学校に通えた生徒に対して「皆勤賞」という形で表彰をする文化があります。無病息災で健康そのものな体で毎日過ごすことそのものは大変素晴らしいことです。</p>
<p>また毎年3月末になると、どこかの学校で「クラス全員が皆勤賞を取りました！」というニュースを見聞きすることもありますね。</p>
<p>しかし、このニュースの中には、インフルエンザになって学校に行ってはいけないとドクターストップが出ているのに、病を押して登校してまでクラス全員の悲願である「クラス全員皆勤賞」を取ったという、冷静に考えると「なんかおかしいな？」と感じるようなエピソードも美談として扱われていたりします。</p>
<p>ただ休まない事だけでなく、健康を脅かすような状態にもかかわらず出席した事が美談として扱われ評価を受けてしまうと、休むときに罪悪感を覚えて休めなくなり、本当に体調不良で動けなくなるまで体を追い込んでしまいかねません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この美談の背景には、ただ休むまないことを良いことと見ているだけでなく、インフルエンザに対して「毎年流行しているちょっと強めの熱が出る風邪」のように軽く見ている人も少なからずいます。</p>
<p>インフルエンザはワクチンで予防したり、十分休めば回復する一方で、インフルエンザが引き金となって呼吸困難や肺炎を引き起こし死亡する人も毎年数千人ほど存在しています。</p>
<p>仮に、死なずに済んだとしてもインフルエンザ脳症になれば、後遺症が残るケースもあります。とくにインフルエンザ脳症は未就学児や子供に多いので、インフルエンザなのに無理に登校する事を美談にして扱うべきではありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>(参考：<a href="https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/2112-idsc/jinsoku/1847-flu-jinsoku-2.html">インフルエンザ関連死亡迅速把握システム</a>　(国立感染症研究所))</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>部活の指導とパワハラとの関係。パワハラの定義を学んで指導に活かすまとめ</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/1900</link>
				<pubDate>Sun, 17 Sep 2017 12:00:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>
		<category><![CDATA[指導]]></category>
		<category><![CDATA[パワーハラスメント]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=1900</guid>
				<description><![CDATA[社会人の場合「パワハラ」という言葉を知らない人はほぼいないほど浸透している言葉です。 パワハラは一般的に精神的、肉体的な苦痛があったときに使われる言葉で、学校の運動部や部活動では使われる事はありません。 普通に指導するだ]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>社会人の場合「パワハラ」という言葉を知らない人はほぼいないほど浸透している言葉です。</p>
<p>パワハラは一般的に精神的、肉体的な苦痛があったときに使われる言葉で、学校の運動部や部活動では使われる事はありません。</p>
<p>普通に指導するだけで「パワハラ」扱いされてしまっては、指導者も生徒も困惑して部活どころではなくなってしまうのと、部活動を教育の一貫として行っている部も多いので、行き過ぎた指導こそあれ、パワハラ扱いされることはまずありません。</p>
<p>しかし、部活で指導をする立場の人こそ、普通の仕事の場面で使われるパワハラの定義やパワハラの分類を知っておくことで、部活動の指導やメンタルコーチングにも役立てることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3045">スポーツをしている人はハラスメントに甘くなってしまう スポーツの世界とパワハラの関係</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>パワハラの定義</h2>
<p>厚生労働省のホームページには、パワーハラスメント(パワハラ)を以下のように定義しています。</p>
<blockquote><p>職場での優位性を背景にして業務の適正な範囲を超えた精神的または身体的苦痛を与える行為や、職場環境を悪化させる行為</p></blockquote>
<p>パワハラという言葉は学校や部活動ではなく、会社や職場で用いられる言葉であり、教育の場で生徒と先生、部員と指導者という間柄で用いられる事は一般的にありません。</p>
<p>パワハラといえば基本的に社会人やアルバイトなどの、労働者間で起きる立場を利用して業務の適正な範囲を超えた精神的・肉体的苦痛を与える行為の事を示します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、最近では休みたくても休めずに故障や怪我をしてしまう、学業に支障が出てしまうような過度な部活動を、ブラック企業やブラックバイトといった言葉になぞらえて<strong>「ブラック部活動」</strong>と呼ぶようになっています。</p>
<p>「これは指導の一貫だから何の問題もない」といって、体罰のように肉体的な苦痛を与えたり、精神的な苦痛を与えてメンタルを鍛えようとする指導者も残念ながら多くいます。</p>
<p>苦痛の例としては</p>
<ul>
<li>暴言を吐いて自尊心を傷つける。</li>
<li>殴る、蹴る、叩くなどの暴力行為を行う。</li>
<li>健康に悪影響が出るような過度な練習を課す。</li>
</ul>
<p>などが行われており、これが原因で部活を辞めたり、不登校やメンタルの病気になってしまう生徒も出てきています。</p>
<p>指導者と部員(学生)という立場関係では圧倒的に部員の方が立場が弱く、いくら教育目的と言い張っていてもやっていることがハラスメントになりやすい状態と言えます。</p>
<p>社会人のように大人体大人の関係ではなく、子供対大人の関係なので子供である学生はどうしても立場が弱く、大人の言うことを聞かなければならない、言うことを聞かないと教育指導として罰を受けやすい立場です。</p>
<p>また、部活動はあくまでも個人の意思でやっていることであり、仕事と違いお金を稼ぐためという目的ではないので、パワハラや体罰があったと訴えにくいこともあります。</p>
<p>加えて学生なので、社会人が行うパワハラへ対応の仕方を身につけておらず、理不尽な指導があっても相談できず泣き寝入りせざるを得ない状況とも言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>パワハラの6分類と部活指導を比較</h2>
<p>また、厚生労働省では職場で起こるパラハラを6種類にわけ「<a href="https://no-pawahara.mhlw.go.jp/foundation/pawahara-six-types/"><strong>パワハラの6類型</strong></a>」という名前でホームページに記載しています。</p>
<p>この6類型と部活の指導とをそれぞれ比較して見ていきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>身体的な攻撃…殴る、蹴る、たたくなどの暴行</h3>
<p>暴力や暴行を加えて相手を肉体的に痛めつける事は、立派なパワハラにあたる行為です。</p>
<p>部活動の場合だと、ミスをした生徒に対して殴る、蹴る、竹刀やバットで叩く、ビンタをする、ボールを使って肉体的な苦痛を与えるなどの行為がこれに相当します。</p>
<p>いわゆる「体罰」という言葉で想像する、身体を攻撃する暴力行為のことです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>暴力行為を行い威嚇して、自分の言うことを聞かそうとする事は社会人間では問題になる行為ですが、部活動の場合だと「気合を入れ直す」「根性を叩き直す」という教育目的の側面が強く出て、見過ごされてしまいやすい行為とも言えます。</p>
<p>部活動において暴力行為によって従わせることが状態化すると、チームの雰囲気の悪化を招きいじめが起きたり、コーチに怒られないために顔色を伺いながら行動してしまい、スポーツに必要な積極性、自主性が失われてしまう原因になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>精神的な攻撃…皆の前で罵倒、長時間または繰り返し執拗に叱る</h3>
<p>同僚の前で「バカ」「無能」「デブ」「役立たず」などの相手を侮辱する暴言や、コンプレックスを刺激する言葉で名誉を毀損することはパワハラにあたります。</p>
<p>また、周囲に人がいる状態で叱ったり、執拗に叱る事も精神的な攻撃としてパワハラになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>部活動だと、つい感情的になって厳しい暴言を吐く、一喝するためにあえて怒鳴ったり、ミスをした選手をつるし上げて公開処刑のように衆目監視のなかで叱るという行為がこれに相当します。</p>
<p>高い目標を掲げて日夜努力するチームにおいては、厳しく叱る場面も時に必要になることはありますが、肝心なのは叱って精神的に落ち込ませることではなく、正しく反省してどうすればミスを繰り返さないかについて考えていくことです。</p>
<p>ただ怒鳴って自尊心をズタズタに引き裂くばかりでは、同じ失敗を繰り返さないために何をすべきかについて考えることがすっぽり抜けてしまっている状態です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、厳しい言葉で叱る事で一時的にパニック状態になり、そのことで更にミスプレーを繰り返してしまうこともあります。</p>
<p>コーチとしては叱咤激励のつもりや、気合を入れ直す意味で汚い言葉をあえて言ってるとしても、その言葉を受け取る本人には自分を攻撃する言葉として受け取られてしまっては逆効果になります。</p>
<p>繊細な性格だったり、大人ほど精神的に成熟していない子供の場合は、汚い言葉への耐性がなく深く傷ついてしまいスポーツどころではなくなってしまう事もあります。</p>
<p>アドバイスとして声を掛ける場合は「アホ」「役立たず」のような中身の無い単なる怒りの言葉を投げつけるだけでは、ただ文句をを飛ばしている観客に過ぎません。</p>
<p>そうならないためには「今は目の前の選手に集中！」「後ろのスペースがガラ空きだからそこを守れ」というように、具体的な指示を出して声を掛ける相手にいま何をなすべきかを的確に伝えていくことが効果的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1812">「やる気がないなら帰れ！」と怒鳴るデメリットと感情的な指導にならないための対策</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>人間関係からの切り離し…仲間外れにするなど。</h3>
<p>仕事において仲間はずれにしたり、無視をする、一人だけ必要な書類や情報を与えずに人間関係から切り離す事は、仕事を進めるにあたって必要のない無駄な行為でありパワハラになります。</p>
<p>部活動の場合だと、ミスが多かったり指導者に逆らう、生意気だとか調子に乗っているという理由でチーム内で無視をしたり、仲間はずれにすることがこれに相当します。</p>
<p>チームスポーツや上下関係を重視する部活の場合、部の伝統に逆らう部員や集団の和を乱す部員に対して、シカトを決める方法で追い詰めるという事もあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>先ほど述べた暴力や暴言という方法ではなく、あくまでも空気や雰囲気という表面化しにくいもので部員の行動を支配しようとしているので質が悪いと言えます。</p>
<p>また必然的に周囲を巻き込むので問題となっている部員一人を反省させる方法としてはあまり効率の良い方法とは呼べません。</p>
<p>相手に改善してほしいところがある場合は、部活動でよくある連帯責任のような周囲全体を巻き込むやり方ではなく、あくまでも個人に限定した方法で改善策を話し合うようにするのが望ましいやり方と言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>過大な要求をする</h3>
<p>今年入ってきたばかりの新入社員なのに、その日のうちに片付けられないような膨大な仕事を押し付けるといった、明らかに遂行困難な業務を命じることもパワハラとなります。</p>
<p>また、仕事でミスをしたからといって、躾の意味合いで他の社員よりも多く、膨大な仕事量を課す事もパワハラにあたる可能性があります。</p>
<p>部活動の場合は、ミスをした部員に対してその部員の体力を超えるような居残り練習、ペナルティを課すことがこれに相当します。</p>
<p>もちろん、同じミスを繰り返さないためにミスから時間が浅い内に練習をするのは効果的ですが、かと言って疲労困憊になってこれ以上動けないのに練習をやめず、結果として怪我や故障を引き起こしては意味がありません。</p>
<p>また、体力が無いからといって、熱中症にかかっているのに無理に走り込みを行わせては死亡事故を招くリスクもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>過小な要求…本来の業務とは違う仕事だけを命じる</h3>
<p>普段行っている業務ではなく、例えば草むしりやシュレッダーのごみ捨てのみと言った、業務上の合理性がなく本来の業務からかけ離れたレベルの低い仕事をすることのみを命じたり、仕事そのものを取り上げることはパワハラになります。</p>
<p>部活動の場合なら、必要性がないのに練習を一人だけレベルの低いものにしたり、練習そのものに参加させないという行為がこれに相当します。上で述べた「人間関係からの切り離し」と似たような性質を持っているともいえます。</p>
<p>部活の練習は自分がこなすべき課題をこなしたり、技術や能力を高めるために行うのが一般的であり、あえてレベルの低い練習をさせたり、練習に参加させないというやり方で指導する事は稀です。</p>
<p>もしも、ある部員だけ別メニューをしなければいけないと命じるときは、「なぜ、自分だけ違う練習をしなければいけないのか」を説明し、部員やチーム全体が納得した上で行うことが、チームの雰囲気の悪化やモチベーションの低下を防ぐのに効果的と言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>個の侵害…恋人や家族関係、プライベートについて執拗に問う</h3>
<p>有給休暇を何の目的に使うかを執拗に聞いたり、休日の予定や恋人、家族関係などの業務に関係のないプライベートな事を聞き出す事はパワハラになります。また、携帯電話やスマートフォン、メモや手帳の私物を覗く事も該当します。</p>
<p>部活動の場合、練習外では教師・生徒という関係であることが大半なので、恋人や家族関係、休日の予定などのプライベートなことを聞くという場面は珍しくありません。しかし、練習に直接関係無く聞く必要性が無いのに立場を利用してプライベートまで詮索することがこれに相当します。</p>
<p>また、部活内で部員と指導者で男女関係に発展させるために、執拗にプライベートまで聞く事はセクハラになるのは言うまでもありません。</p>
<p>とくに年配が指導者ともなると、親子ともに教え子だったり、今よりも親密な人間関係が当たり前だと考えている事もあり、指導者という立場を利用してプライベートを詮索しているという自覚が無いこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>思春期の年頃の生徒ともなると自我が芽生え始めて、指導者・教師に限らず親や兄弟にも隠し事をするのが当たり前のことです。</p>
<p>自我が芽生え秘密を持つことを「指導者たる自分への裏切りや反抗」と捉えてしまい秘密を暴き行動をコントロールしようとするのは、思春期に必要な精神的な成熟を妨害しているとも言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">おすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>参考書籍</p>
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</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>連帯責任で指導する事のメリットとデメリットについて</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/1823</link>
				<pubDate>Mon, 04 Sep 2017 12:28:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[指導]]></category>
		<category><![CDATA[連帯責任]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=1823</guid>
				<description><![CDATA[部活で連帯責任だと言われて外周を走らされたり、ペナルティを受けて理不尽な思いをした人は少なくありません。 集団スポーツだったり、チームワークが必要なスポーツをしている場合は、チームの連帯感を高めるために、誰かがミスをした]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>部活で連帯責任だと言われて外周を走らされたり、ペナルティを受けて理不尽な思いをした人は少なくありません。</p>
<p>集団スポーツだったり、チームワークが必要なスポーツをしている場合は、チームの連帯感を高めるために、誰かがミスをしたら連帯責任を取らせるようにするという指導方をしている監督も多くおられます。</p>
<p>しかし、連帯責任はチーム内でちゃんと頑張っていたり、能力が高い選手にとっては苦痛に感じる事が多く、あまり連帯責任ばかりを課すようになるとチーム全体のモチベーションをさげる原因にもなります。</p>
<p>今回は、体育会系の部活動でよくみかける「連帯責任」について、メリット・デメリットを述べて説明していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「連帯責任」という言葉が出る場面とは</h2>
<p>一般的に部活で連帯責任という言葉が出てくる場面と言えば、</p>
<ul>
<li>遅刻をした部員がいる。</li>
<li>やる気が感じられず、練習に集中していない</li>
<li>練習道具がしっかり片付けられていない。</li>
<li>未成年なのにタバコや飲酒をしてしまった。</li>
</ul>
<p>などの問題行動が起きた時によく使われます。</p>
<p>連帯責任の中身も問題行動を起こした選手だけを叱るのではなく、チーム全体で責任をとってペナルティの練習をしたり、練習を自粛するといった方法で、責任を取るというスタイルです。</p>
<p>甲子園に出場するはずだった野球部が、部員の喫煙や暴行事件が原因で、甲子園出場を辞退するというケースは、連帯責任がよく表れているといえます。</p>
<p>もちろん、部活に限らず会社でも誰かが犯罪などの不祥事を起こした際に、その張本人だけに責任を取らすのではなく、社員一丸となって活動を自粛したり、慈善活動やボランティアを行って、反省させるという形で、連帯責任は日常生活に深く溶け込んでいると言えます。</p>
<p>一人だけではなく所属している集団やチーム全体で責任を取ることで、他人事で終わらせず深く反省させる目的や、周囲に対して「私たちのチームは今回の事件を深く受け止め、チーム全体として反省をしています」というメッセージを発していると見ることもできます。</p>
<p>もちろん連帯責任をとることで、いわゆるネット上での炎上を避けたり、これ以上非難の声が広がらないようにするという目的もあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>連帯責任のメリット</h2>
<h3>チーム全体のレベルが低い場合には効果がある</h3>
<p>例えば、自分が所属している運動部の部員が、全員やる気がなく遅刻を繰り返したり、集中力に欠けているような、<strong>お世辞にも頑張っていると言えない意識の低いチームであれば、連帯責任によりチーム全体のレベルを底上げする効果は見込めます。</strong></p>
<p>大きな試合が終わって全体的に気が緩んでいる、「なんだかふざけ合って、最近たるんでいるなぁ…」と部員全員が内心抱いているのであれば、そこをしっかり指摘して反省させるために連帯責任を使うのは、効果的な方法といえます。</p>
<p>部内でふざけあったり、手を抜くことが癖になってしまい、それに対して先輩後輩含め部員全員が指摘せず馴れ合ったままである。</p>
<p>そういう状況であれば、コーチや監督からビシッと一喝し連帯責任を課すという方法を取り入れてみるのも指導の一つといえます。</p>
<p>同時に、手抜きを認める馴れ合いの状況を作り出すに至った経緯についてもじっくり調べていくのが効果的でしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>チームメイトに迷惑をかけてしまったと自覚させる</h3>
<p>連帯責任はたとえ自分が怒られるようなことをしていなくても、他の部員がミスをすれば自分にもとばっちりを食らうという側面があります。</p>
<p>なんのミスもしていないのに、怒られペナルティをくらうのは非常に理不尽であり、好き好んで連帯責任を受けに行こうという人はいません。</p>
<p>このような理不尽な形で責任を取らせる事で、連帯責任の原因を生んだ張本人に「自分のミスから大事な仲間に理不尽な罰を受けさせてしまった…」と自覚させる意図があります。連帯責任を通し、自分の軽率な行動を戒め反省を促したいという意図があるわけです。</p>
<p>しかし、反省のさせ方としては、周囲に迷惑をかけてしまったと感じさせると、今度は同じようなミスをしないようにと強く意識してしまい、積極性や自主性が失われてしまうリスクもあります。</p>
<p>ただネガティブな気持ちにさせやすい反省になりやすい連帯責任では、正しい反省に繋げるのが難しく、ただ落ち込むだけ、深く傷つくだけになる事も珍しくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1351">ネガティブになるだけの反省とポジティブになるための反省のやりかたの違いとは。</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>先輩やコーチ・監督を敵と見なして団結させる</h3>
<p>理不尽な連帯責任を課す先輩やコーチ・監督に対して「あんな奴らに負けてなるものか！」という反抗心をメンバー一同に抱かせると同時に、共通の敵を作って一致団結させるという意図から、あえて連帯責任を課すという方法もあります。</p>
<p>ただし、誰かを敵とみなす事で生まれる団結感は、長期的に見ればチームの雰囲気を悪化させ、いじめや仲間割れの原因になってしまう可能性が高くなりおすすめできる方法ではありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>連帯責任デメリット</h2>
<h3>ほかのメンバーのモチベーションを下げる</h3>
<p>連帯責任の性質上、直接自分は怒られるようなことをしていない選手にも、ペナルティが課されてしまいモチベーションを下げてしまうリスクがあります。</p>
<p>真面目に練習に取り組んでいたり能力が高くても、足を引っ張る人が出てくる事で理不尽なペナルティを受けては、コーチ・監督に対する不満や不信感が生まれてしまいます。</p>
<p>また、連帯責任が続くうちに「自分はちゃんと頑張っているのに、監督は足を引っ張るあいつばかり見ている」という感じに、ちゃんと頑張っている自分は期待されていない、正しく評価されていないと感じて、モチベーションが下がる事もあります。</p>
<p>どうしても足を引っ張る選手は目につきやすく、悪いところや弱点を叩き直すのが教育だと考えている人は少なくありません。</p>
<p>真面目に練習に取り組み問題を起こしていない選手にも、しっかり目を配るように心がけるのが効果的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>チーム全体の雰囲気を悪くする</h3>
<p>真面目に練習に取り組んでいる人にとっては、連帯責任の原因を足を引っ張る人に対して不満が募り、苛立ちや怒りへと感情が変化していきます。</p>
<p>こうなると、足を引っ張る人に対して厳しい言葉を吐いたり、暴力や無視などのいじめが発生し、チーム全体の雰囲気を悪くすることにつながります。</p>
<p>また、チーム全体の雰囲気が悪くなれば悪口や陰口などを言うようになり、チーム内で派閥ができてしまい、悪い意味で一致団結してしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>共通の敵を作る一致団結は、短期的に見れば団結力を高めます。</p>
<p>しかし、同時に「今度は自分が悪口を言われるかもしれない」「今ある敵意が自分に向いてしまうのでは？」という不安を生み、仲間割れや部活を辞める人が出てしまう事につながります。</p>
<p>学校で起きるいじめが次々とターゲットを変えていくのと同様に、表面的に仲良く見えて水面下では「次は誰がいじめられてしまうのか？」というような、悪い雰囲気がチームに発生してしまうのは避けるべきといえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>どうせ頑張っても無駄という気持ちが生まれる</h3>
<p>連帯責任を生む選手がいるせいでい、せっかく頑張っているのに自分は評価されないと感じると、次第に「足を引っ張る奴がいるから、自分が頑張ってもどうせ無駄になる」という気持ちが生まれていしまいます。</p>
<p>自分の頑張りと無関係な事で今までの努力が水の泡になってしまうと感じれば、それ以上頑張るのではなく、なるべく自分が努力が無駄になるという事実から傷つかないために、練習をサボったり、無気力になってしまいます。</p>
<p>心理学では、この「どうせ頑張っても無駄」という気持ちを<strong>学習性無力感(学習性絶望感)</strong>と呼びます。</p>
<p>連帯責任を起こす人がいるせいで「どうせ頑張っても無駄である」という事を学習してしまい、無気力になってしまうというわけです。</p>
<p>また、この学習性無力感は足を引っ張られる側に限らず、足を引っ張る側でも起きることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>メンタルに強い負荷をかけるので自己肯定感が失わやすい</h3>
<p>連帯責任は自分一人のミスを、ミスに関係の無い仲間や友達を巻き込んで責任を取らせるという、一人で取る責任の取り方よりもメンタルに負荷をかける責任のとらせ方です。</p>
<p>メンタルに大きな負荷がかけるので、深い反省を期待できると考えられています。</p>
<p>しかし、大きすぎる負荷のために、自分を追い詰めるだけになってしまう、どうすればミスを防げるかという改善を考えることがが疎かになる事があります。また、大きな負担を避けるために「自分は絶対に悪くない！」と、現実逃避を招く事もあります。</p>
<p>また、連帯責任によりただ悪い事したと自覚させおとなしくなっているように見えて、心の中では<strong>「自分は周囲に迷惑をかけるような最低な人間なんだ」</strong>と自分を強く責めるようでは、自己肯定感が失われてしまいます。</p>
<p>自己肯定感が失われた状態では、ミスをしないように消極的なプレーになってしまい、今度はそのこと指摘されますます自己肯定感をなくす、という悪循環に陥ることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p>&nbsp;</p>
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>連帯責任の効果は、連帯責任以外の方法でも手に入る</h2>
<p>連帯責任は部活に限らず日常生活でも度々みかけるメジャーな責任の取り方です。</p>
<p>集団の意見や、人間関係の和や空気を大切にする日本ならでは価値観に合っている反面、正しい反省に繋がらず、仲間割れや自己肯定感を失うといったリスクもあります。</p>
<p>加えて、集団にいる無関係な人を巻き込むので、理不尽な苦痛を味わう人や、不満を抱く人も当然出てしまいます。</p>
<p>連帯責任は簡単に行えるように見えて、長期的に見ればリスクが高く、それに見合ったリターンも短期的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、連帯責任で得られる効果は何も連帯責任でなければならないというわけではなく、ほかの指導方を使ってもできる事があります。</p>
<p>例えば、チーム全体のレベルが低い場合は、連帯責任を貸すのではなく練習の環境を変えてみたり、格上のチームと合同で練習で刺激を受けることで底上げすることもできます。</p>
<p>指導する側としてはいちいち遠征に行ったり、質の高いトレーニングを計画していくよりも、何かあったら「連帯責任」で反省させればいいだろう、という楽な指導に甘えてしまいがちです。</p>
<p>なるべく不満や不信感がでない、いい雰囲気のチームを作るためにも、連帯責任を使わない指導方を見つけて、チーム全体のモチベーションを下げないやりかたに変えていくのが大切といえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">メンタルの強化書のおすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2092">アドバイス下手な人にある、お節介・余計なお世話と思われてしまう言い方</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1812">「やる気がないなら帰れ！」と怒鳴るデメリットと感情的な指導にならないための対策</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>参考書籍</p>
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<div class="booklink-detail">八ッ橋 賀子 体育とスポーツ出版社 2017-03</div>
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