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	<title>Youtube  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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		<title>過激なyoutuberの動画が子供に与える心理的な影響</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/4804</link>
				<pubDate>Fri, 31 Aug 2018 15:43:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[インターネット]]></category>
		<category><![CDATA[Youtube]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[ボボ実験]]></category>

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				<description><![CDATA[子供に対してYouTubeの動画を見せている親御さんによくある悩みが「子供がYouTuber(ユーチューバー)の影響を受けて変なことを覚えたりしないか…」と言うものです。 一昔前の「過激なテレビ、漫画、ゲームの影響で子供]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>子供に対してYouTubeの動画を見せている親御さんによくある悩みが<strong>「子供がYouTuber(ユーチューバー)の影響を受けて変なことを覚えたりしないか…」</strong>と言うものです。</p>
<p>一昔前の「過激なテレビ、漫画、ゲームの影響で子供が暴力や非行に走らないか…」と言う悩みのYouTube版と言っても良いでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>YouTubeの動画は、テレビやゲームと違い、基本的に会社組織ではなく個人が動画の撮影・編集・アップまでを行っているしているために、公共の電波や市場には到底出せないような過激な内容の動画がアップされて話題になることがあります。</p>
<p>もちろん、その過激さはある種の魅力であるので、多くの子供たちの目を釘付けにしている側面もあります。</p>
<p>ですが、あまりにも過激すぎるために、子供が変なことを学習してしまい、トラブルを引き起こしてしまうのではないかと言う懸念を持つのごもっともでしょう。</p>
<p>今回は、心理学者のバンデューラのボボ実験を元に、過激なYoutuberの動画の悪影響についてお話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>Youtubeにおける過激な動画の例</h2>
<p>YouTubeにおける過激な内容の動画の例を上げると</p>
<ul>
<li>殴る、蹴る、ものを壊す、などの暴力的なコンテンツ。</li>
<li>ドッキリ企画と称して、人を騙したり、嘘をつく、モノを盗む(もちろん後で返却される)、他人のお金を使い込む…などの動画。</li>
<li>賭け事などのギャンブルに関する動画。</li>
<li>あえて炎上を起こすために、他人を挑発したり、侮辱するような動画。</li>
<li>隠し撮り、撮影が禁止されている場所での収録といった、公序良俗に関する動画。</li>
<li>ナンパ、下ネタなどのいわゆる下品な動画。</li>
</ul>
<p>これらの過激な動画は、ネット上では反響を呼び、多くのユーザによって拡散される傾向があります。</p>
<p>また、良くも悪くも再生数が稼ぎやすい内容だけあって、知名度や収益を求めているYouTuberが好んで投稿する動画とも言えます。</p>
<p>加えて、冒頭でも述べたように基本的に動画の撮影編集は個人で行われており、動画をアップする前の段階で前に第三者の目によるチェックがまず入らないため、過激な動画を過激なまま投稿できてしまうと言う仕組みも、過激な動画が野放しにされている原因と言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>ボボ人形実験から見る暴力の学習</h2>
<p>暴力などの過激な行為の学習は、実際に自分が暴力を振るわなくても、他者の行動や振る舞いを観察して学習することが明らかになっています。</p>
<p>このように、誰かの行動を見て学習することを「観察学習」と心理学では呼ばれています。</p>
<p>心理学者のアルバート・バンデューラは、ボボ人形実験という人形を使った実験を通して、観察学習のメカニズムを調べました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ただ見るだけでも学習は行われる(観察学習)</h3>
<p>ボボ人形実験は以下の手順で行われました。</p>
<ol>
<li>4歳の子供たちを対象にし、2つのグループに分けた。</li>
<li>一方のグループ(「実験群」とする)には大人がボボ人形に対して暴力をふるっている映像を見せた。</li>
<li>もう一方のグループ(「対象群」とする)には大人が普通に遊んでいる様子の映像を見せた。</li>
<li>実験の結果、<strong>実験群の方が対象郡と比較して人形に対して攻撃的に振る舞う様子が観察された。</strong></li>
</ol>
<p>このことから、子供は他者の行動や振る舞いを観察するだけでも暴力行為を学習する、すなわち観察学習を行うことが明らかとなりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>動画内で褒められる姿を見るとより強く学習する</h3>
<p>ボボ人形の発展形として、バンデューラは暴力行為の学習がどのようにして強化されるのかを調べる実験を行いました。実験の手順は以下の通り。</p>
<p>実験は2歳から5歳までの男女40人を対象にし、子供を3つのグループに分けて、それぞれ前回同様大人がボボ人形に暴力を振る映像を見せたあと</p>
<ol>
<li>人形に対して暴力を振った大人が別の大人から褒められる様子を見せる</li>
<li>人形に対して暴力を振った大人が別の大人から叱られる様子を見せる</li>
<li>特に何も見せられる事なくそのまま終わらせる</li>
</ol>
<p>その後、各グループがどのような行動を取るか調べました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その結果、<strong>褒められた様子を見せられたグループは、叱られる様子を見せたグループと比較して、暴力を行う傾向が強く見られました。</strong></p>
<p>直接自分が暴力をふるってなくても、誰かが暴力をふるい褒められている光景を見ることで「暴力=褒められること、良い評価を受けること」と学習してしまい、暴力に対する抵抗感が薄れてしまったと考えられます。</p>
<p>また、特に何も見せられる事はなかったグループも、叱られる様子を見せられたグループと比較して、暴力行為を行う傾向が強く、ただ動画を見るだけで学習してしまう観察学習が成立することを示しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>過激さを褒めるYoutuberとコメント欄</h2>
<p>バンデューラの実験を踏まえて、過激なYouTuberの動画について説明していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>Youtuber同士で動画内で過激さを褒め合う</h3>
<p>グループで活動していYouTuberの場合、過激な行動に対して「最高！」「面白いヤツだ」と賞賛する様子を見せる動画が多いものです。</p>
<p>もちろん、過激さを売りにしている場合は、動画内でまっとうな批判やお説教をしようものなら、セールスポイントを自らダメにしてしまうだけなのでいくら過激な内容であっても基本的には肯定的な態度をとります。</p>
<p>ファンを喜ばすためにも、再生数を稼ぐためにも過激な行動をほめることが重要という理屈で動いているのです。</p>
<p>もちろん、ソロで活躍しているYouTuberでも、ほかのYouTuberとのコラボとして過激な動画を投稿し、褒め合うなどのケースもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>コメント欄で過激さを褒め合う</h3>
<p>また、褒められる様子は、動画内だけでなくコメント欄でも目撃することができます。</p>
<p>過激な内容を投稿している動画には、過激さを諫めたり、やり過ぎだと批判するコメントよりも、「さすが〇〇さんだ!」「もっと過激な動画を期待しています!」と言うような賞賛のコメントが多く見られます。</p>
<p>また、高評価ボタンがどれだけ押されているかで、どれだけ多くの人が過激な内容の動画を評価していているかも簡単に確認することができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、コメント欄で過激な行動に対する真っ当な批判や指摘のコメントが出ていても「アンチは黙ってろ!」と、熱狂的なファンと思われる人からのコメントがつき、まともなコメントが見えにくいケースもあります。</p>
<p>過激な行動を売りにしているYouTuberだけあって、その視聴者も刺激に飢えており過激なものを見たいからこそYouTuberを絶賛する。そして、批判や指摘は許さず、肯定的なコメントばかりを持ち上げる傾向があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このように、過激な動画にはYouTubeはも、その動画を見ている視聴者も、過激な行動を褒めて承認する光景が広がっており、子供が過激な行為を学習してしまいやすい状況が整っていると考えることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>過激なYoutubeから自分の子供を守るためにできること</h2>
<p>YouTubeを含むインターネットの使用にフィルタリングをかけていても、友達からフィルタリングがかかっていない状況で動画を見せられてしまったら、過激な動画から過激な行為を学習してしまうので、フィルタリング機能は万能と言うわけではありません。</p>
<p>また、動画の内容が比較的穏やかであっても、コメント欄で過激なコメントを行い、それを賞賛するコメントが延々と繰り広げられていれば、コメント欄から過激な行動を学習してしまう懸念があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>子供が過激な内容を含む動画や文章によって、公序良俗や社会規範に反する行為の学習に対して出来ることは、よくある意見になりますが親子間でコミュニケーションをとることが大事だと思います。</p>
<p>YouTubeから過激な行為を学習してしまったとしても、その後の子育てや声かけにより「過激な行動は他人に迷惑を与えるものだからやるべきではない」と言う当たり前のことを学習し直すことができます。</p>
<p>もちろん、子供によっては、あえて親に嘘をつくことで、過激な動画を隠れて見ているというケースもあるでしょう。</p>
<p>その場合は</p>
<ul>
<li>動画の視聴履歴を確認する</li>
<li>親が見ていない場面ではYouTubeの視聴を禁止する</li>
</ul>
<p>などの対策を講じることで、過激な動画から子供を守るように心がけましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、このような事態はYouTubeに限らず、TwitterやLINEなどのサービスでも同じです。</p>
<p>アニメなどの画像をコピペしたり、絵文字を使えば、たとえ難しい漢字がわからなくても、なんとなく過激なことを言い合い褒めていると言う状況を理解してしまうため、動画じゃないといって安心できるわけではありません。</p>
<p>ネットのサービスに子育てを任せっきりにしないことが、ネットに溢れる様々なコンテンツから子供を守るためにも大事なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>ネットだけが自分の居場所と感じる人について思うこと</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3858</link>
				<pubDate>Mon, 25 Jun 2018 16:39:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[インターネット]]></category>
		<category><![CDATA[Youtube]]></category>
		<category><![CDATA[SNS]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>

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				<description><![CDATA[内閣府が公表した平成29年度版の子供・若者白書において「インターネット空間が自分の居場所だと思う」と答えた人が6割を超えたというデータが出ています。 子供・若者白書は全国の15歳から29歳までの男女6,000人を対象にし]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>内閣府が公表した平成29年度版の子供・若者白書において「インターネット空間が自分の居場所だと思う」と答えた人が6割を超えたというデータが出ています。</p>
<p>子供・若者白書は全国の15歳から29歳までの男女6,000人を対象にした統計で、ざっくり言えば5人のうち3人はネット空間が自分の居場所であると答えていることになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、単純にインターネット空間といっても、</p>
<ul>
<li>２ちゃんねる(現５ちゃんねる)などの匿名掲示板</li>
<li>各種個人ブログ</li>
<li>ニコニコ動画、YouTubeなどの動画投稿サイト</li>
<li>TwitterやFacebook、mixiなどのSNS</li>
<li>Instagram</li>
<li>pixivなどの創作系のネットサービス</li>
<li>各種オンラインゲーム、ソーシャルゲーム…</li>
</ul>
<p>など様々です。</p>
<p>一般的にネット上の居場所と言うと、いわゆる大手SNSのような言葉や写真によるコミュニケーション行う場所をイメージされる方が多いものですが、PCやスマホで遊べるゲーム内にもチャットやダイレクトメール機能があり、ゲーム内でお互いにコミュニケーションを取ることができます。</p>
<p>また、近年話題のユーチューバーのように、自分で動画を作成・配信することで、視聴者と交流を行うことに、自分の居場所を感じている人もおられます。</p>
<p>インターネットを使って自分の趣味のつながりを持ったり、興味や関心のある人とつながりを持てる時代になった事は、インターネット全盛の現代ならではの魅力だと思います。</p>
<p>しかし、その一方で<strong>インターネットだけが自分の居場所である</strong>と感じて現実逃避に走ったり、ネット上で何とかして居場所を確保するために過激な行動に走って炎上騒動に発展してしまうという例を見ています。</p>
<p>今回はそんな「ネットだけが自分の居場所」と感じる人について思うことをお話ししたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3705">権威主義的パーソナリティとSNSの人間関係が抱える問題</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1891">SNSでファンからアンチに豹変する人が持つ二極思考について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>きっかけは「ぼっち系ユーチューバー」の一言</h2>
<p>インターネットだけが自分の居場所であると言う言葉を聞いたのは、あるユーチューバーの動画を見ていた時でした。</p>
<p>そのユーチューバーの方の名前を挙げるのは控えますが、ジャンルとしては「ぼっち系ユーチューバー」にカテゴライズされている方です。</p>
<p>ぼっち系とあるように、基本的には孤独であることが売りのキャラであり、さながらピン芸人のように一人で活躍されている大学生のユーチューバーです。</p>
<p>そのため、投稿されている動画は複数のグループでワイワイ楽しむといった有名どころのような動画や「他のユーチューバーとのコラボしました！」のような複数人で楽しくワイワイと楽しむような動画ではなく、ただ1人でゲーム実況や近況報告といった日記のような動画を淡々とを作成して投稿するというストイックなスタイルでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、件のぼっち系ユーチューバーの方は、(ブレイクを狙うためなのかもしれませんが)時には過激で挑発的な内容とも取れる動画を投稿したり、所属している大学のイメージを悪化させてしまうような動画を投稿していたこともあり、コメント欄で賛否両論を呼ぶこともありました。</p>
<p>ぼっち系ユーチューバーとして人気が出てきて視聴者数が増えてきた最中。過激な動画が所属している大学に対してばれてしまったのか、それとも誰かが大学側に質問したことが原因なのかわかりませんが、大学側から呼び出しされお説教受けたと言う内容を収録した動画が、本人の公式チャンネルに投稿されると言う出来事が起きました。</p>
<p>その動画はまさに政治家の謝罪記者会見かのような構成で、経緯の説明、反省と謝罪、個人的なコメント、今後の活動に関する報告が１本の動画としてまとめられていました。</p>
<p>その動画の途中に出てきたのが<strong>「自分にはインターネットしか居場所がないから、YouTubeとしてこれからも全力を尽くしていくしかない」</strong>と言う趣旨の発言でした。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「ネットだけが自分の居場所」と考えることのリスク</h2>
<p>反省の内容を収録していた動画の中には、現実世界の人間関係で孤立してしまい居場所を得られなかったことや、ネット上で動画を公開したことで初めて自分の居場所と呼べるものができたことについて語られていました。</p>
<p>そもそもがぼっち系と言う孤独であることを売りにしているキャラだけあってか、</p>
<ul>
<li>現実世界での交友関係が乏しかったこと。</li>
<li>大学生になる前はスクールカースト(＝学校内ヒエラルキー)でも最下層に所属していたこと。</li>
<li>語り合える友達がおらず人間関係や承認欲求に飢えていたこと</li>
</ul>
<p>などの、ぼっちの人なら胸に刺さることであろう言葉の数々が収録されていました。</p>
<p>しかし引っかかるのが、インターネットの世界だけで自分の居場所を手に入れようと言う点です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ネットで居場所を作ることそのものは問題ないと思いますが、現実の世界を完全に捨ててまで、インターネットの世界でのみ生きていくと言うのには以下のリスクがあります。</p>
<ol>
<li>個人情報が一度ネット上にアップされてしまうと、個人の力ではその情報完全に削除することが難しいと言うリスク。</li>
<li>また、悪評がまとめサイトなどにまとめられてしまうと、その投稿が原因となって就職活動で不利になったり、仕事が決まらなくなるリスク。</li>
<li>YouTubeのように今はうなぎ登りで人気になっている動画投稿サイトであっても、他の動画サイトが登場したことで衰退。今までのような人気を得ることができず自分の居場所を失ってしまうリスク。</li>
<li>過激な発言や投稿がきっかけとなり、(今回のような大学からの忠告といった)現実世界の組織や集団に悪影響を与えてしまい、ますます現実世界に戻りにくくなりネットに依存してしまうリスク。</li>
<li>自分の居場所を守るためには、次から次にと出てくる新人ユーチューバーと競争しなければならず、居場所を維持するために無理をして動画投稿することに精神的な負担を感じたり、視聴者離れを防ぐためにとにかく過激でインパクトのある映像を作り続けなければいけないと言う強迫観念に襲われるリスク。</li>
<li>動画の内容次第では、YouTube公式からアカウントの削除や停止を言い渡され、復帰できなくなるリスク。</li>
<li>視聴者には視聴者の生活があり、自分の居場所を維持するために視聴者に精神的な負担をかけることでいがみ合いが起きアンチの発生や視聴者離れが起きてしまうリスク。</li>
</ol>
<p>&nbsp;</p>
<p>YouTubeを使って居場所を構築する以上は、運営元となるYouTubeの指導や指示に従うことは避けられません。(もちろんこれは他のSNS、ウェブサービスでも同じですが…)</p>
<p>YouTubeを含むウェブ上のあらゆるサービスも現実世界にある一つの事業であるため、利用者の要求を何でも受け入れてばかり…と言うわけにはいかないのが実情です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1787">承認欲求が強すぎることの弊害について。</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「好きなことで生きていく」という言葉の裏側</h2>
<p>ユーチューバー生き方・生き様を表す言葉として「好きなことで生きていく」と言うものがありますが、現実は好きなことばかりではなく関係者各位との折り合いや話し合いをしなければならず、いつも好き放題自分のわがままをいつでも通せると言うものとはではありません。</p>
<p>現実にはYouTubeと言うサービスに仕事として、あるいは利用者として関わっている人や組織・集団が大勢いるため、折り合う事を避けて自分1人で好き勝手に生きていこうとすれば、当然衝突やトラブルが起きて生きづらさを感じてしまうものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実際に好きなことばかりで生きていけるのなら、見たくない事は見なくていいし、抑圧したくないことも抑圧せずに済むので非常に楽に思えますが、いつも気楽というわけではありません。</p>
<p>上にも書いたようにあらゆる場面で居場所を失うリスクに晒されており、好きなことで生きていくと豪語していた割には、日々先行きが見えない生活に対して精神的に消耗したり、今の生活を維持すべくネットにしがみついた結果、ネットに依存してしまうという結末が待っていないとも言い切れません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1988">「好きなことを仕事にして生きていく」と夢見る人に共通する思考の癖と影響について</a></p>
</div></div>
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<h2>ネット上の自由な人間関係は、いつ切られてもおかしくない人間関係という自覚を</h2>
<p>リアルでもネット上でも居場所を作るにあたって欠かせないのが人間関係の構築です。</p>
<p>ネット上は<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3110">人間関係リセット癖</a>でも触れたように、クリック一つで気軽且つ簡単に多くの友達を持ったり、コミュニティに所属することができる一方で、<strong>同じくクリック一つで気軽に友達をリセットして整理したりコミュニティから脱退(あるいは追放)することもできてしまうという非情さを兼ね備えた人間関係でもあること</strong>はあまり知られていないように感じます。</p>
<p>そのためリアルの人間関係以上に関係を維持するために、いつもコミュニティに入り浸ったり、忘れられないように積極的につぶやきや動画を投稿するなどして、さながら営業活動のような人間関係を維持するための活動を行っていかなければなりません。</p>
<p>「ネット上の人間関係＝自由である」とばかりを考えている人は、この矛盾に気がつかないままネット上での居場所を作れるという期待ばかりを膨らませた結果、期待通りの人間関係ができず勝手に期待して勝手に失望してしまうという経験を重ねてしまう事があります。</p>
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<p>現実の世界は確かに面倒なこと、嫌なこと、見たくないことがあり、それから逃げて自分の自由にできるネット上にのめり込みたいという気持ちも理解できます。</p>
<p>しかし、そのような辛さは誰もが現実生活で経験しつつも、上手に折り合いをつけることで社会に溶け込み生活を送っていきます。その過程で現実世界で居場所を見つけたり、自分の技術を磨き評価されることで新たな居場所を見つけたりすることもあるものです。</p>
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<p>何度も言いますが、ネット上の人間関係を持つことそのものは否定しません。</p>
<p>しかし、現実が辛いからと言って全てをネット上に捧げてしまうことは、かえって自分の人間関係や生き方を狭めるオチになるということを、ネット上で居場所を獲得したい人は知っておいて損はないと思います。</p>
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