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	<title>メリット・デメリット  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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	<item>
		<title>他人に期待をしない人の心理とメリット・デメリット</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3733</link>
				<pubDate>Fri, 08 Jun 2018 13:14:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[期待に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[心理]]></category>
		<category><![CDATA[期待]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>

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				<description><![CDATA[仕事や教育の場において、誰かに対して期待することでその人のスキルを伸ばす(＝ピグマリオン効果)という現象があります。 しかし、期待というものはいつも自分の思っている通りにはならないものでして、期待が外れてがっかりしたり、]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>仕事や教育の場において、誰かに対して期待することでその人のスキルを伸ばす(＝<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3712">ピグマリオン効果</a>)という現象があります。</p>
<p>しかし、期待というものはいつも自分の思っている通りにはならないものでして、期待が外れてがっかりしたり、期待はずれになったことで「裏切られた！」とショックになることも多々あるものです。</p>
<p>こういったトラブルを何度重ねていく内に、</p>
<ul>
<li>他人に期待をかけるなんてアホらしい。</li>
<li>どうせ期待なんかかけてもその通りにはならない。</li>
<li>期待が原因でお互い傷つくぐらいなら、最初から期待しない方がマシ。</li>
</ul>
<p>だと、考えて、他人に対して期待しない習慣を身につけてしまう人もいます。</p>
<p>他人に全く期待しなければ、当然期待がはずれがっかりする事はなくなるのでストレスは減りますが、他人に期待していないという態度のせいで周囲と距離感ができてしまったり、相手から心を開いてもらえなくなることも考えられます。</p>
<p>今回は、「他人に期待をしない」という心理や生き方についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">「期待」の心理については以下の記事も是非ご覧ください</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2597">勝手に期待して勝手に失望してしまう心理と対策</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1604">相手に期待しすぎる性格の人の特徴と、期待しすぎてしんどくならないための考え方</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>他人に期待をしない人の心理</h2>
<h3>良くも悪くも自己中心的である</h3>
<p>他人に対してあれこれ期待しないひとは、良くも悪くも自分を中心にして物事を考えている人、自分の軸となる哲学や考え方を持っている人でもあります。</p>
<p>もちろん、他人に期待しない以上は、自分の進路(勉強・仕事)や自分のすべき事はなんでも自分で決めて、解決していかなければいけません。</p>
<p>うまくいけば全部自分の功績となりますが、うまくいかなければ全部自分の責任となります。</p>
<p>なお心理学では、功績や責任が全部自分以外の誰かや何かにあると考える性格の事を外的統制型、逆に功績や責任が全部自分自身にあると考える性格の事を内的統制型といいます。</p>
<p>他人に期待しない人は、内的統制型の性格だと見ることもできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>期待が外れた経験を何度もしたことで「期待しない方が」マシと学習した</h3>
<p>他人に期待をしなくなった人は、今まで何度も期待が外れてしまった経験がきっかけとなり「他人に期待しないほうが傷つく事はない」と学習しているケースがあります。</p>
<p>期待という行動は、つい自分の「こうあってほしいなぁ」という願望や「こうあるべきに違いない」という思い込みになってしまいがちで、期待はずれになると自分の願望や思い込みが否定された、ひいては自分の人格や考え方まで否定されたと感じることがあります。</p>
<p>他人に期待するという行動を通して、自分を強く否定された感じてしまえば、同じ過ちを繰り返さないために、「最初から期待しなければいいんだ」と自分で考えて、期待しない生き方を貫くのもある意味自然なことだと言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>誰かから期待されることが嫌なので、相手にも期待しないようにしている</h3>
<p>「君なら受験に必ず成功する」「貴方ならこの仕事を最後までやり遂げるだけの見込みがある」という誰かからの期待のコメントは、必ずしも期待を受ける本人にとって心地よいコメントになるわけではありません。</p>
<p>期待するコメントを受け取っても</p>
<ul>
<li>期待の言葉をプレッシャーだと感じて憂鬱になる。</li>
<li>期待を裏切ってしまった時のことを考えて、ストレスを感じてしまう。</li>
<li>期待に対して「本当は期待なんか嘘で、他人に期待できるいい人アピールしているだけだろ」と<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1333">ひねくれた</a>受け取り方をしてしまう。</li>
</ul>
<p>と、期待のコメントを皆が皆、好意的に受け取れるというわけではありません。</p>
<p>期待に添えなかった経験や「期待はずれ」だと言われ深く傷ついた経験がきっかけとなり、他人の期待を素直に受け取れなくなってしまうと、同時に自分自身も誰かに自分と同じような辛い経験をさせまいとして他人に期待しない生き方をすることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>他人に期待をしない生き方のメリット</h2>
<h3>期待が外れたせいで怒ったり、がっかりすることがなくなる</h3>
<p>他人に期待をしなければ、「期待が外れてイライラした、がっかりした」ということもなくなり、一喜一憂せずに済みます。</p>
<p>また、期待が外れた時のショックや自己否定感を受けることもなくなり、メンタル面で安定した人間関係を送ることができるようになります。</p>
<p>とくに、普段からミスの多い部下や新人を指導している、一貫性がなくその日の気分で仕事をしているようないい加減な上司の下で働いている人の場合、淡い期待が裏切られて辛い思いをするぐらいなら、最初から期待せずビジネスライクに接するのは(メンタル面だけに絞れば)効果的なコミュニケーションのやり方と言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">怒りの心理については以下の記事で詳しく説明しています</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1993">つい怒りすぎてしまう、叱責しすぎて人の特徴と怒り過ぎないための対処法</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>他人に対して寛容の精神を持つことができる</h3>
<p>普段なら期待を裏切るようなミスが起きたらイライラするものですが、相手に期待しなくなればミスにいちいち腹を立てることなく、寛容の精神を持って穏やかに接することができます。</p>
<p>寛容さが身に付けば「あの人はミスをしても怒らない優しい人だ」と思われることで、人望がついたり新人や後輩から人気を得ることもあるでしょう。</p>
<p>また自分自身にとっても短気さがなくなり、些細なことでも一喜一憂せずどっしりと構えることができるようになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、優しい人というイメージがつくと、それに乗じて舐めた態度を取ってきたり、調子に乗って付け上がる人が出てくることもあります。</p>
<p>ここではメリットとして書いていますが、寛容さを持つことは諸刃の剣であることを理解しておきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「自分でやらなきゃ」という自主性が芽生える</h3>
<p>他人にたいして期待しない生き方は、自分に必要なことは当然自分一人でやらなければいけません。</p>
<p>例えば仕事にしても</p>
<ul>
<li>あの人から仕事のやり方をレクチャーしてもらえるはず。</li>
<li>待っていれば誰かから仕事を割り振ってもらえるはず。</li>
<li>そのうち昇進して給料や待遇も良くなるはず。</li>
</ul>
<p>といった、淡い期待を抱いてのんびり待っているわけには行かず、自分から仕事のやり方をマニュアルを見たり上司に聞いて確認したり、自分から積極的に仕事を取りに行き昇進や待遇の交渉をしていくことが必要となります。</p>
<p>もちろん、他人に期待しなくなったからといってこういった自主性がいきなり芽生えるというものではありませんが、期待しすぎて他人や組織に依存したいという気持ちが芽生えている人は、気を引き締める意味でも期待する頻度を減らしていくのがいいでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>他人に期待をしない生き方のデメリット</h2>
<h3>他人との距離感・溝ができてしまう</h3>
<p>他人に期待しないということは、<strong>相手を励ましたり応援するというポジティブなコミュニケーションをしないの同じなので、どうしても他人との距離感や溝ができてしまいます。</strong></p>
<p>例えば、子育ての場合、親が子供に期待しなくなり「お前の好きなようにすればいい」と期待していないがための放任主義的な言葉を言ってしまうと、子供は「親から大事にされていない」と感じてしまうことがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、親子という親密な関係に限らず、先生と子供、上司と部下、先輩と後輩でも同じです。</p>
<p>意図的に他人に期待をかけないようにすれば、仮に「君には期待してない」と口にして行ってなくても、態度や行動からなんとなく見放されている、距離を置かれていると感じて疎遠になってしまうものです。</p>
<p>期待をするのはめんどくささもある分、期待通りにいけば嬉しさを共にわかち合うという喜びもあります。当然、期待をしなくなれば、めんどくささも喜びも綺麗さっぱり無くなることを理解しておきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>他人に心を開けなくなり孤独を味わう</h3>
<p>他人に期待しないと、自分の率直な気持ちや感情を誰かに打ち明けることもしなくなります。最初は気軽かもしれませんが、次第に人間不信に陥ったり自分は誰からも理解されないと感じて心を開けなくなります。</p>
<p>他人に期待をしないと決めてしまえば</p>
<ul>
<li>「この人は自分の悩みを理解してくれるに違いない」という気持ちもで期待なのでNG</li>
<li>「この人は自分を受け入れてくれるに違いない」という気持ちもで期待なのでNG</li>
</ul>
<p>となるので、他人に心が開けなくなるのも無理はないと言えます。</p>
<p>人間関係の煩わしさがなくなるのと引き換えに、孤独を味わい周囲にたいして理解されないという気持ちをこじらせてしまうリスクがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">孤独が辛く感じる心理については以下の記事で詳しく解説しています</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3887">どうしてぼっちがつらいと感じるのか…孤独に辛さを感じるワケについて</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>他人から期待されることがなくなる</h3>
<p>これは、人間は他人から好意や施しを受けると、その分相手にたいしてお返しをしたくなるという心理があります(＝<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1628">返報性の原理</a>)</p>
<p>一般的に期待は好意、応援、同意などを伝えるコミュニケーションの一種であり、そのことに嬉しさや喜びを感じる人も多いものです。</p>
<p>また、返報性の原理を元にすれば、誰かにたいして期待という名のを好意を与えればその分、自分も期待という名の好意を受けやすくなり、決して期待の掛け合いは悪いものではありません。</p>
<p>しかし、他人に全く期待をしなくなれば、当然自分も他人からの期待という名の好意を受けることは少なくなります。これは、<strong>「普段から自分に期待や応援の言葉をかけてこない相手に対して、こちらからわざわざ期待をかけるような行動をする義理はない」と感じるからです。</strong></p>
<p>(…お返しをする義理がない相手に対してお返しをしないといえば、至極もっともなことではありますが。)</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「他人に期待しない」のはいいけど、実際に口にするかどうかは別</h2>
<p>「他人に期待しない」という生き方をするにしても、<strong>そのことを実際に口に出したりあからさまな態度に出してしまえば、周囲から反感や失望の声が出てくることは避けられないと理解しておいた方がいいでしょう。</strong></p>
<p>「他人に期待をしない」＝「冷徹でドライな性格」「人づきあいが悪い」「他人に興味がない」とネガティブな解釈に繋げてしまうものです。</p>
<p>今まで仲良くやってきた人に対していきなり「私は他人に期待をしないタイプだから」と言われれば、ショックを受けるのも無理はありません。カリスマ性を感じたり、尊敬の目で見られることすらなく、真顔で引かれてしまうこともあるでしょう。</p>
<p>人間関係の煩わしさを減らす意味で「他人に期待をしない」という生き方を取り入れるにしても、その生き方を主張して受け入れてもらえるかどうかは、また別の話だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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あまりの不快さに、見たくな</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/5698" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/5698" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>ハロー効果のメリット・デメリット</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3468</link>
				<pubDate>Fri, 27 Apr 2018 15:02:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[心理・心理学]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[心理学用語]]></category>
		<category><![CDATA[ハロー効果]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3468</guid>
				<description><![CDATA[普段生活している中で、 美人orイケメンに生まれさえすれば仕事も恋も順風満帆だと思ってしまう 高学歴の人は何をやらせても上手で関心してしまう 有名なスポーツ選手はスポーツだけでなく普段の発言や暮らし方にも尊敬してしまう。]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>普段生活している中で、</p>
<ul>
<li>美人orイケメンに生まれさえすれば仕事も恋も順風満帆だと思ってしまう</li>
<li>高学歴の人は何をやらせても上手で関心してしまう</li>
<li>有名なスポーツ選手はスポーツだけでなく普段の発言や暮らし方にも尊敬してしまう。</li>
<li>神絵師と呼ばれているイラストレーターは、ファンサービスも私生活も立派に見えてしまう</li>
</ul>
<p>と、優れた容姿・才能・スキルを持つ人を見て、その人の事をなんでも尊敬するというレベルに収まらず、さも人徳者、聖人、神様、仏様のように、なんでも有り難がってしまったという経験をした人はきっと多いと思います。</p>
<p>しかし、容姿・才能・スキルなどはあくまでもその人の持つ特徴の一つにすぎず、どうしてそれ以外の特徴までも素晴らしい物だと決め付ける……これは冷静に考えれば、早とちりのように見えます。</p>
<p>例えばスポーツ選手だからと言って、そのスポーツ以外の分野や人間性などスポーツと直接関係の無い場面だと、ひょっとしたら素人並でお世辞にも素晴らしいとは呼べない…ということは別に珍しくものではありません。</p>
<p>毎年甲子園などの全国大会に出場しているチームだからといっても、全てにおいて素晴らしいと呼べるわけではなく、中には喫煙や暴力・いじめ・体罰などの問題が表沙汰になったニュースも毎年のように出ており「スポーツで優れている＝全てにおいて優れている」というわけでではないことは明らかです。</p>
<p>このように、ある一つの特徴をもとにして、その人や集団への見方や考え方が変わってしまうことを社会心理学では<strong>「ハロー効果」</strong>と呼びます。</p>
<p>今回はハロー効果について、お話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ハロー効果とは</h2>
<p>ハロー効果とは、「美人orイケメン」「高学歴」「有名な企業で働いているor働いていた」「プロスポーツ選手」などの、<strong>あるひとつの特徴をもとにすることで、その人の印象が大きく変わってしまうことを指す言葉です。</strong></p>
<p>ハロー効果のハローは、英語の「こんにちは(Hello)」ではなく「後光が差す」という言葉で使われる「後光(Halo)」がもとになっています。そのため、<strong>後光効果</strong>と言われることもあります。</p>
<p>お釈迦様や神様が現れる場面で後ろから光が当てられることで、言葉にできない神々しさや有り難さを感じるように、相手が持つ優れた部分や才能などをもとに、</p>
<ul>
<li>相手の何もかもが素晴らしい</li>
<li>全体的に優れているに違いない</li>
</ul>
<p>と、錯覚してしまうことが人間の心理としてあるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>押さえおきたいのは、<strong>「あるひとつの特徴がその人全体の評価にまで影響する」</strong>という点。</p>
<p>「美人orイケメンなら人生イージーモード」という言葉にもあるように、顔だけを見て性格・私生活・運動神経・交友関係・働き方・コミュニケーション能力などのあらゆる能力までも高いと感じてしまうので、相手に余計な期待をかけたり、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2597">勝手に期待して勝手に失望する</a>という失敗を招いてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ポジティブ・ハロー効果とネガティブハロー効果</h3>
<p>ちなみにハロー効果には</p>
<ul>
<li><strong>ポジティブハロー効果：ある特徴をもとに良い印象を与える</strong></li>
<li><strong>ネガティブハロー効果：ある特徴をもとに悪い印象を与える</strong></li>
</ul>
<p>の2種類あります。</p>
<p>見た目が不潔、運動神経が悪い、低学歴、不良orワルであるなど、相手のある一つの特徴だけを見てネガティブな印象を持ってしまうのも、ハロー効果によるものなのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>ハロー効果のメリット</h2>
<h3>ある特徴をアピールするだけで高評価を得やすい</h3>
<p>ハロー効果は一芸入試や一発芸のように、他の人が持っていない自分の才能や経歴をアピールすることで、アピールしたこと以外の評価を高めることができます。</p>
<p>なお、シンプルなアピールではただ「凄いね」で終わりやすく長続きしないので、アピールすることにはなるべく説得力を持たせるのが基本です。</p>
<p>ただ「全国大会に出場してベスト8になりました」というよりも、「全国大会に出場するために○○な練習をしたり、途中で故障になってくじけそうになりましたが、周囲の支えもあったおかげでベスト8になりました」と、どこかの就職活動の指南書に載っているようなお手本の文章にも、ハロー効果をより強めるテクニックが隠れています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>初対面で意識すれば相手と打ち解けやすくなる</h3>
<p>仕事や恋愛で合う相手にはとにかく親しみやすい雰囲気、清潔感を整えるが大事と言われているのもハロー効果によるものだと考えることができます。</p>
<p>親しみやすさや清潔感があるという特徴を相手に印象付けることで、相手の緊張感が和らぐだけでなく、</p>
<ul>
<li>この人は親しみやすい人だから、コミュニケーション能力が高く仕事ができそう。</li>
<li>清潔感のある人だから、育ちも良く礼儀正しそう。</li>
</ul>
<p>と、ポジティブハロー効果が働くこと相手に対して信頼感や安心感を抱き、打ち解けやすくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>悪い印象を払拭するのにも使える</h3>
<p>よくアニメやドラマなどのフィクションの世界でよくある「不良学生が親孝行や捨て犬を助けたことで、ガラッと印象が変わる」という展開も、ハロー効果によるものだと考えることができます。</p>
<p>ハロー効果は初対面の場面だけでなく、<strong>何度か顔を合わせたことがある相手でも働くために、今まで悪印象をあるひとつの善行により払拭できることもあります。</strong></p>
<p>散々今まで悪行を重ねているのにもかかわらずたったひとつの善行を見て、相手の性格・行動などの全ての評価がグラッと変わり「本当はいい人に違いない」と錯覚してしまうのです。</p>
<p>時事ネタな例だと、どこかの北の国の方が核開発をやめると宣言したり、緊張状態にある敵国と友好的な態度を示しただけで、非常に素晴らしい人のように思え手のひら返しをする人が出てくるのも、ハロー効果により今までの悪印象が払拭されているのだと考えることもできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>ハロー効果のデメリット</h2>
<h3>キャラが固定されてしまう</h3>
<p>ポジティブハロー効果を得るために、</p>
<ul>
<li>親しみやすいように無理に笑顔を作ったり、ノリのいいキャラを演じる</li>
<li>素の自分を隠して、高評価を得やすいように「いい子キャラ」を演じる</li>
<li>その場を盛り上げるために、あえていじられキャラを買って出て演じる</li>
</ul>
<p>などのキャラを演じて自分の印象を良くしようとした場合、その印象を維持するためにキャラを演じ続けなければいけないリスクがあります。</p>
<p>ふとした時に、今まで演じていキャラが辛くなっても、キャラが失われて自分のイメージや評判が崩れ去る事への不安に怯えて、いやいやキャラを演じつつ一人悩み続けてしまうことがあります。</p>
<p>また、キャラを演じるのはリアルの人間関係だけでなくSNS等のネット上の人間関係でも同じです。</p>
<p>ネット上では、キャラだけでなく学歴や収入、キャリアも演じる…つまり詐称(言うだけならば)しやすいので手軽に自分のプロフィールを盛ってしまうことで、嘘の自分を演じ続けたり、嘘がばれて信用を失墜させてるリスクもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2055">キャラを演じ続けるとストレスが溜まってしまう心理とその対策について</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3210">いじられキャラでつらい、しんどいと感じる人の心理について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>容姿や才能に自惚れてしまう</h3>
<p>ハロー効果により自分の評判や過剰に評価されてしまうと、自惚れや慢心を生む原因になります。</p>
<p>ハロー効果による自分への評価は、あくまでも妥当な評価ではなく下駄が履かされた状態の評価となります。</p>
<p>株や金融商品で例えるのなら、買われ過ぎにより価格が急激に上昇してバブルになっている状態と同じです。</p>
<p>もちろん、ある分野において努力を重ねて周囲から認められるような結果を出していることは素晴らしいと思いますが、そこで周囲から褒めそやされたことで調子に乗った言動をしたり、自惚れから不必要に周囲の人を見下してしまうと、今度はその行動が原因でネガティブハロー効果が発生し、今までの評価が一転するリスクもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>相手に身勝手な期待を押し付けてしまう</h3>
<p>ポジティブハロー効果の場合だと、相手のある一面を見てその人がなんでも優れているに違いないという期待を無意識のうちに相手に押し付けてしまい、その期待で相手を苦しませてしまうことがあります。</p>
<p>例えば、素晴らしい絵を描くイラストレーターが、絵の才能だけを見たファンから絵以外の事で過剰な期待を押し付けられたものの、その期待にこたえられらずSNSのアカウントを消して交流を経った…というクリエイターの世界でよくある話がいい例です。</p>
<p>また、過度な期待はやはり身勝手な過度な期待似すぎず、その通りにならなかったことで失望し逆にアンチになる…という話もハロー効果の弊害と言えます。</p>
<p>イラストレーターに限らず、ある才能や能力を持った人に対しては色々過度な期待を抱くものですが、その期待を真摯に受け止めすぎて苦しんでいる人がいるのは、打ち開けると嫉妬や僻みを招きやすいことから、なかなか打ち明けにくい悩みとも言えます</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ハロー効果は思い込みである事を忘れてはいけない</h2>
<p>ハロー効果を使って自分をいい人だと思わせたい、と願うのは構いませんが、<strong>あくまでもハロー効果は自分をよく見せるために相手に思い込みをさせていることと同じです</strong>。</p>
<p>使い方を間違えれば、相手を騙して傷つけたり、洗脳やマインドコントロールのように相手の思考を自分に都合のいいようにコントロールしてしまう危険性があることを忘れてはいけません。</p>
<p>また、自分をよく見せるために嘘や話を盛るのが当たり前になることで、最初のうちは「すごい！」と言われていても、次第にそのことが事実ではないとバレるの恐れて更に嘘をつき続けたり、次第に嘘にも矛盾が生じたことで今までの話が破綻するリスクもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、そんな事態にまでならなくとも、口先ばかりでとりあえず自分をよく見せるのは得意だけど、自分のズボらさや無能さはそのままで、言ってる事とやっている事とが不一致なために人から信用を失うことも少なくありません。</p>
<p>表面的に取り繕うだけの努力は、表面的にならずちゃんと努力し続けるのと比較すると手軽ですが、本当に自分の評価を上げるためには地味で面倒な後者の努力もしっかり続けることが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2957">意識高い系と「同一化」 意識の高い人が経営者や起業家の真似をする心理について</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1442">「意識高い系」と呼ばれる人の特徴とうざがられるポイントの改善方法のまとめ</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>褒め殺しでコミュニケーションする事のメリット・デメリット</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3324</link>
				<pubDate>Mon, 09 Apr 2018 08:07:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[褒め殺し]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3324</guid>
				<description><![CDATA[ちょっとした会話の中や、自分が何かネット上で呟いた事で すごいですね 私も見習わないといけません 尊敬します！ 憧れます！ 尊い… などの、褒め言葉をつい言ってしまうことがあるでしょう。 &#160; しかし、その褒め言]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>ちょっとした会話の中や、自分が何かネット上で呟いた事で</p>
<ul style="list-style-type: disc;">
<li>すごいですね</li>
<li>私も見習わないといけません</li>
<li>尊敬します！</li>
<li>憧れます！</li>
<li>尊い…</li>
</ul>
<p>などの、褒め言葉をつい言ってしまうことがあるでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、その褒め言葉を、別にすごいからという真っ当な理由ではなく、</p>
<ul>
<li><strong>社交辞令として言っている</strong></li>
<li><strong>否定的な意見を出したいけどストレートに言うと角が立つから皮肉や嫌味として褒めている。</strong></li>
<li><strong>「まともにコメントするのが面倒だからとりあえず褒めておこう」という目的で言っている</strong></li>
<li><strong>「とりあえず気に入られるためにもベタ褒めしておこう」という下心から褒めている</strong></li>
</ul>
<p>などの、とにかく褒めておいたほうが無難だからという理由で相手を褒めたり太鼓持ちやヨイショをすることもまた、社会生活を送っているとどうしても使ってしまうものです。</p>
<p>タイトルにもあるようにこれらの目的で使う褒め言葉は「褒め殺し」であり、相手を表面的に傷つけずいい気にさせるというメリットもある一方で、褒めたことで調子に乗られて余計に面倒な事態に発展することもあります。</p>
<p>人と仲良くなりたい、打ち解けたい「褒める」というテクニックはよく使われますが、そのほめ方次第では褒めることは万能ではありません。</p>
<p>今回はそんな褒め殺しについてお話したいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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褒めると言っても、その褒め方が余りにも露骨で大げさなもので</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/6205" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/6205" alt="" /></a></div></div></div>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6219" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/homesugi-uzai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="褒めすぎる人がうざく感じる心理・理由について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/homesugi-uzai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/homesugi-uzai-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/homesugi-uzai-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6219" class="blog-card-title-link">褒めすぎる人がうざく感じる心理・理由について</a></div><div class="blog-card-excerpt">褒めると嬉しくなることは誰にでもあることだとは思います。

…が、しかし、中には過剰に褒めてくる人のヨイショ(＝褒めちぎること)っぷりに</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/6219" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/6219" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>褒め殺しのメリット</h2>
<h3>関わるのが苦手な人と話す時に役立つ</h3>
<p>褒め殺しはなんとなく苦手だなぁ…と感じる人となるべく穏便にトラブルなく話すときに有効な手段です。</p>
<p>苦手だからと言って、悪口混じりに話しては相手から嫌われるだけでなく、自分の立場や評判を下げてしまう原因になってしまいます。</p>
<p>仕事である程度の立場がありその立場を失いたくない、相手の機嫌を損ねるようなことを言ってしまうと会社の信用に傷をつけてしまうという場面において、褒め殺しは有効なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>相手を立てることができる</h3>
<p>褒め殺しで使う褒め方にも色々ありますが、とくに謙遜を絡めた褒め方は相手の立てるという魅力があります。</p>
<p>例えば</p>
<ul>
<li>「この仕事は私にはとてもとても…だから是非とも○○さんの力をお借りしたい」</li>
<li>「さすが○○さんとあって自分と比べるとクオリティもスピードは一流ですね」</li>
</ul>
<p>と、ただ「すごいですね」と褒めるよりも、自分を比較対象にして相手を褒めることで、褒められた人をよりいい気分にさせることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、謙遜だけでなく</p>
<ul>
<li>「○○さんほどの実力があるんだから、仕事も引っ張りだこではありませんか？」</li>
<li>「○○さんの仕事のクオリティの高さはどうやって身につけたんですか？」</li>
</ul>
<p>のように、<strong>褒め言葉の後に質問をつなげれば、自然な会話につなげることができるというメリットもあります。</strong></p>
<p>苦手なタイプの人との取引で、なんとか場をつなぎたい、何か話をしなければ…というときに、ただ褒めるだけでなく謙遜や質問を絡めた話題を振ると相手にいい印象を持ってもらい、穏やかなまま取引を終えることができるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3010">自己正当化のメリット・デメリットについて</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2986">「優しくする」と「甘やかす」との違い　優しくしすぎると相手を甘やかしてしまう理由</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>表面的にでも「褒めているポーズ」であいてを引きずり落とせる</h3>
<p>褒め殺しの特徴は、表面的には「褒めているポーズ」をとったまま行えるコミュニケーションです。</p>
<p>本音では「なんか気に入らない、面倒な奴だ」と思っていても、建前では「素晴らしくて尊敬しちゃいます～！」と相手を褒めて、あくまでも自分は攻撃ではなく褒めていますよという体裁が取れるのです。</p>
<p>また、もしも相手が自分の本音に気づいて「本当は見下しているんでしょ？」と言われたとしても、「え、そんなことないですよ！私は本当にすごいと思っているからこうして褒めているのに…」と切り返すことができます。</p>
<p>切り返しが成功すれば、<strong>褒められて怒っている相手の方が疑い深くて変な人、ひねくれた人だと周囲に知らせる。そして、自分は素直に褒めているだけのいい人、あるいは天然で裏表の無いいいキャラだと周囲にアピールできます。</strong></p>
<p>(もちろん、露骨な褒め方で明らかに馬鹿にしているのがバレバレだと成功しないケースもあるので、褒め殺しが万能というわけではありませんが…)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>嫌な相手を直接否定せずとも褒めることで引きずり落とし、相対的に自分の立場を上げるのが褒め殺しの最大の魅力でもあります。</p>
<p>直接相手を否定しないので自分は近づきやすいイメージを持たせままというメリットも大きく、褒め言葉を信じ込みやすい人や騙されやすい人だと褒め殺される対象になりやすいのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>褒め殺しのデメリット</h2>
<h3>褒め方が下手だと相手を馬鹿にすることになる</h3>
<p>褒めると気分が良くなるものですが</p>
<ul>
<li><strong>褒め方がワンパターン。</strong></li>
<li><strong>「すごい」「いいね」などの具体性に欠ける褒め言葉ばかり。</strong></li>
<li><strong>何度も頻繁に褒めてきてしつこい。</strong></li>
</ul>
<p>などの、露骨で下手な褒め方になると、褒められているのではなく馬鹿にされている、見下されていると感じるものです。</p>
<p>最初のうちは褒めてくれる人に対していい気になっていたものの、誰にでも同じように褒めているのが分かったり、褒めるべきではない場面ですら褒めてこられると相手の褒め言葉に疑問を感じるのは自然なことです。</p>
<p>また、あまりにも褒め続けられていると、「ひょっとして褒めたらすぐに喜ぶ単純で幼稚な人だと思われているのではないか？」と侮辱されているような気持ちを感じることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>皮肉っぽい人だと思われる</h3>
<p>教育の場だ「短所を長所に言い換えて、前向きな気持ちになるように育てましょう」という方法で指導することがあります。</p>
<p>もちろん、普段から自己肯定感が育ちにくく、自分の短所を指摘されることが多い人がまず自信をつけるために、ネガティブなことをポジティブに言い換えて接することには一定の効果があると思います。</p>
<p>しかし、ある程度自信のある人や親しい人から、<strong>自分の短所を直接指摘せず、長所に言い換えて褒められるのは、どこか回りくどく皮肉っぽい人だと思われる原因になります。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>皮肉の例としてよくネタに挙がるのが京都人の話し方。</p>
<p>お隣に住んでいる人のピアノが下手、そしてうるさいことを直接指摘するのは憚られるので「お隣さんはいつもピアノでユニークな曲をよく練習してはりますなぁ…コンクールでええ賞を狙えるんとちゃいますか？」と、暗に指摘するのがいい例です。</p>
<p>相手への気遣いからくる言葉かけなのですが、遠まわしに批判してくる意地の悪さ、直接的な表現を避けて自分の体裁を守ろうとする心理が見え透けて、不快感を与えてしまう原因にもなります。</p>
<p>もちろん、相手と喧嘩や口論をしないためにも「皮肉として褒める」というテクニックは有効ですが、皮肉が多いと自分の評判を下げてしまことにつながります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>褒めた相手が調子に乗り巻き添えを食らう</h3>
<p>褒め殺しはもともと褒めて付け上がらせて相手をダメにしてしまうために行われていたもの。ダメにするためには褒めていい気にさせる、調子に乗らせるという課程が必要なのです。</p>
<p>ですが、調子に乗らせる課程で、相手の言動に巻き込まれることもあり、相手がダメになった時に自分も道連れになるというリスクもあります。</p>
<p>例えば、仕事で新規事業を行う場面で、リーダーを褒めていい気にさせたことで勝手に自分の承諾を得ないのに大役を任される、自分のプライベートにまで踏み込んでくるなどの面倒事に巻き込まれてしまうのがいい例です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ちなみにですが、褒めるという似た言葉として「おだてる」がありますが、漢字で書くと「煽てる(煽てる)」となります。</p>
<p>「煽る(あおる)」という読み方でもわかるように、煽てるのは人を扇動させて調子に乗らせる、ますます調子づかせて煽てたとおりに行動させるように仕向けるという意味でも使われる</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2364">仕事で初対面の人とうちとけるためのコミュニケーションのコツについて</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1977">体育会系なのにコミュ障で仕事で損をしてしまう人の共通点について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>褒める事とアロンソンの不貞の法則</h2>
<p>褒める事に関する心理学用語として、社会心理学者アロンソンが提唱した「不貞の法則」があります。</p>
<p>不貞の法則とは、<strong>褒め言葉は馴染みのある人よりも馴染みのない人、初対面の人からの方がより効果的であるという法則のことです。</strong></p>
<p>不貞の法則は恋愛の場面で、長年付き合っている恋人よりも、新しく出会ったタイプの人から優しい言葉をかけられている気持ちが揺らいで浮気する…という場面で使われる言葉です。</p>
<p>もちろん、恋愛だけでなくいつも合っている人ではなく初対面の人から褒められると、つい舞い上がってしまうことはよくあるものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例えば、クリエイターが個展を開催してファンと交流するときに</p>
<ul>
<li><strong>作品を見てあなたの作風に惚れました！</strong></li>
<li><strong>初めて見た時から、すごいセンスを感じていました！</strong></li>
<li><strong>ネットの印象よりもだいぶ違って驚きました！</strong></li>
</ul>
<p>などの褒め言葉を言われて、褒められる方は初対面の人からの褒め言葉で喜びが増す。</p>
<p>そして褒める方は自分の第一印象を良くして顔を覚えてもらいやすい、というまさにwin-winの関係はよく起きるものです。</p>
<p>(もちろん、ネットではなくリアルの世界で、それも初対面でいきなり否定的な意見を言うのはさすがにリスクが高いので、大抵の人はやらないものですが…)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ネット上という顔や表情が見えないコミュニケーションとは違い、リアルの人間関係はそれらの情報も複合して褒めてくれるので、褒め言葉の効果も強くなります。</p>
<p>しかし、初対面で褒めてくれたと言って舞い上がっているからこそ、相手の褒め言葉が実は社交辞令にすぎず、自分に都合のいい思い込みを相手に抱いたり、気分をよくして自分の技術を磨かない…という事になってしまうのは避けたいものです。</p>
<p>相手に褒め殺す気がなかったとしても、普段から褒め言葉に敏感に反応しやすい、承認欲求に飢えていて褒められたい、尊敬されたいという気持ちが強い人ほど、相手の褒め言葉を都合よく解釈したり、過度な期待を相手に求めたり、「褒めてくれない人はみんな敵だ」と極端な見方をしないことが大切だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2873">駄サイクルで馴れ合わず抜け出すためのコツ</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1924">「苦労自慢がうざい人」と思われる心理　苦労自慢にならないためのコミュニケーションのコツについて</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>イエスマンで固めることのメリット・デメリット</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3317</link>
				<pubDate>Sun, 08 Apr 2018 13:09:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[イエスマン]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3317</guid>
				<description><![CDATA[自分の意見に対してなんでも肯定してくれる、否定せず全部受け止めてもらえる人で固めることは、仕事に限らず友達づきあいや家族関係でもあります。 自分の人間関係を全て肯定してくれるイエスマンで固めれば、余計な口論や意見の食い違]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>自分の意見に対してなんでも肯定してくれる、否定せず全部受け止めてもらえる人で固めることは、仕事に限らず友達づきあいや家族関係でもあります。</p>
<p>自分の人間関係を全て肯定してくれるイエスマンで固めれば、余計な口論や意見の食い違いが起きませんし、何を言っても肯定してくれることから、自信や安心感を得られるコミュニティとなります。</p>
<p>しかし、イエスマンばかりで自分を固めることは良いことばかりでないことは、多くの人がわざわざ言葉にしなくても感じていることでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、自分自身がイエスマンになってしまうことに対して、</p>
<ul>
<li>意見のない人だと見られる</li>
<li>ご機嫌取りに徹するしか能がない人だと見られる</li>
<li>やたらと媚びていて裏がありそうな人だと見られる</li>
</ul>
<p>といった危機感を抱く人も少なくないと思います。</p>
<p>誰かを肯定して受け入れたり、褒めることは円滑なコミュニケーションを行うためには大切なことです。</p>
<p>しかし、嫌われるのが嫌だから間違いを指摘しない厳しく接しないと相手のためにならないのはわかっているけど相手を傷つけるのが怖いから優しくしてしまう、というようなコミュニケーションは、相手をますます増長させたり、間違ったことを間違ったことと理解できないまま放置する原因になるので健全なコミュニケーションとは言えません。</p>
<p>今回はそんなイエスマンに関わることについてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1292">若者にとって「批判」は悪、喧嘩を売る事 間違った自己肯定感が育つことも</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>イエスマンで固めるメリット</h2>
<h3>否定されることがないので堂々とできる</h3>
<p>自分の言動を否定されず全て受け入れてくれるのは、まさに王様にでもなったかのように堂々とできます。(それが裸の王様であっても)</p>
<p>どんなに自分のクズなエピソードでも、倫理や道徳、社会の常識に照らせば議論が起こりそうなエピソードであっても、受け入れてくれるので堂々と自分の思っていることを発言することができます。</p>
<p>こういった和やかな雰囲気は、初対面の人が打ち解けるために話し合う場面やアイスブレイクやグループディスカッションなどのとにかく活発な議論を行うための場面では有効です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>話し合いの時間が減り効率化できる</h3>
<p>イエスマンばかりで固める人の特徴として、</p>
<ul>
<li>自己主張が激しい人</li>
<li>我が強い人</li>
<li>カリスマ性のような言葉で言い表しにくい魅力がある人</li>
</ul>
<p>などが挙げられます。</p>
<p>この人たちが人間関係をイエスマンで固めるのは、自分の意見が通りやすくする。そして、<strong>話し合いの時間を減らして余計な労力をカットするという大きなメリットがあるからです。</strong></p>
<p>仕事の場合だと、会議やミーティングなどのその度に作業が中断されて思い通りに進まずイライラする場面は多いもの。</p>
<p>とくに、ベンチャー企業のようにスピード感やフットワークの軽さが売りになる職場だと、いちいち話し合いで仕事が止まっては業績の伸び悩みに繋がります。</p>
<p>そうした問題をなるべく払拭するのが、イエスマンで固めるという仕事の進め方。</p>
<p>ベンチャー企業のカリスマ経営者とイエスマンの関係は、見方を変えればより利益が出やすいために最適化された人間関係ともみることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>主従関係で他人を支配できる</h3>
<p>イエスマンというのはただ誰かを肯定する人間関係だけでなく、<strong>肯定している人に尽くして従うという、主従関係で成り立つ人間関係でもあります。</strong></p>
<p>現に周囲をイエスマンばかりで固めておけば、下克上を突きつけられるような自分の立場や役職を脅かされるような事態が起きるリスクを減らすことができます。</p>
<p>例えば、学校の人間関係の場合、クラス内である程度の上のポジションにいる人が、自分のことを慕ってくれる人ばかりを集めて集団を作ることで、自分のポジションを守ろうとすることがあります。</p>
<p>肯定される人は「主」、肯定する人は「従」となり、主となる人はその立場が引っくり変えるような事態が起きないためにも、従となる人(つまりイエスマン)を増やして、自分のポジションを確実なものにしていくのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>精神的な安心感が得られる</h3>
<p>ガチンコ体育会系の部活のようにレギュラー争いで部内の競争が激しく、常に張り詰めた空気のある人間関係と比較すると、イエスマンで固めた人間関係は変に肩肘張ることもなくリラックスできます。</p>
<p>自分を否定しない、何をしても怒らず許してくれる、どんなに自分がクズでも受け入れてくれるので、精神的な安心感を得られる人間関係です。</p>
<ul>
<li>普段から自分に対して否定的な言葉を言われる経験が多い。</li>
<li>自分を否定したり疑うような意見に敏感である。</li>
<li>「他人は皆、敵か味方の2種類しかいない」というような両極端な考え方をしている。</li>
</ul>
<p>などの特徴がある人は、普段から不安を抱きやすいので、その不安から逃げるためにイエスマンばかりで固めた自分に取って安心できる人間関係を構築することがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>イエスマンで固めるデメリット</h2>
<h3>活発な議論ができず意見が偏る</h3>
<p>なんでも肯定してくれる人ばかりで固めると、<strong>当然ながら活発な議論は生れず意見が偏る原因になります。</strong></p>
<p>今まで肯定以外の意見をする人との付き合いを避けて、常に肯定する人ばかり周囲に固めたきたので当然の帰結と言えます。</p>
<p>適度に議論を交わすことは自分の意見が偏ることを防いだり、他の見方を取り入れて新たなアイデアを生むためには必要なことなのです。</p>
<p>ちなみに、偏り方には２種類あり、リスク重視の革新的な意見に偏ることをリスキーシフト。逆にリスクゼロを重視して保守的な意見に偏ることをコーシャスシフトと呼びます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>誤った選択をしてもそれに意見する人が出ない</h3>
<p>意見が偏りが生まれても、イエスマンで固めているため<strong>意見の偏りを修正するどころか、その偏りを肯定する意見が出てしまうデメリットがあります。</strong></p>
<p>仕事ならリスクを取ることも大事ですが、そのリスクが大きくなりすぎて多大な損害を引き起こしたり、人命や会社の信用に関わるような事態に発展しないためにも、肯定意見ばかりではなく、否定や疑問などの慎重な意見を出せる人が集団にいることが大事です。</p>
<p>なんでもイエスマンで固めると、悪ノリに近いような誤った判断を招くだけでなく、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2918">集団心理</a>により、ひとりあたりの責任間や罪悪感が薄れてしまい誤った判断が誤ったものだと自覚できずに流されてしまうリスクがあります。</p>
<p>「赤信号みんなで渡れば怖くない」というギャグにもあるように、「みんなイエスと言ってるから赤信号でも渡ればええやろ」という、いたって軽いノリで誤った選択をしてしまうリスクがイエスマンで固めることにはあるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>イエスマン以外の人に対して排他的になる</h3>
<p>イエスマンで固められた集団は、その集団の考えや価値観に賛同しない人、つまりイエスマン集団に対してイエスと言わない人に対して排他的になる傾向があります。</p>
<p>イエスマン集団はどんなことでも肯定することが大事という価値観で固まった人間関係なので、その価値観が揺らぐような考えを持つ人に対して否定的な言葉を言ったり、攻撃的な態度を取ることがあります。</p>
<p>イエスマンで固めたがる人一倍否定意見に敏感で、心が落ち着く場所としてイエスマン集団ｗ作っている場合もあり、その落ち着く場所が無くなってしまうという恐怖から、無意識のうちに自分と違う考え方を持つ人に対して排他的になるのだと考えることができます。</p>
<p>SNS上だと、ブロックやミュートをして否定的な意見をシャットアウトしたり</p>
<ul>
<li>自分の意見に反対する人は嫉妬している</li>
<li>肯定できない人はこれからの時代生きていけない</li>
<li>反対意見より、もっと前向きな意見をするべきだ</li>
</ul>
<p>と、反対意見に対して反対的な意見を出し、より自分の安心できるイエスマン集団の結束を固める発言をすることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>肯定してくれる人に精神的に依存してしまう</h3>
<p>イエスマンばかりで固めることのデメリットとして、</p>
<ul>
<li>自分の未熟さ・至らなさから目を背け続けることができる。</li>
<li>反省するような辛い気分になる状況を避け続けることができる。</li>
</ul>
<p>という、自分を甘やかしてしまうものが挙げられます。</p>
<p>しかし、イエスマンばかりで固めることで、<strong>どんなに自分を甘やかしても「それでいいんだよ」と受け入れてくれる人に精神的に依存して、さらに自分を甘やかしてしまうことがあります。</strong></p>
<p>精神的に依存するあまりに、自分の過ちに気が付けずイエスマン以外の人とトラブルを起こしても反省しない。</p>
<p>それどころか「自分は悪くない、相手や世間・社会が間違っている」と主張して、その主張を肯定してくれる人に精神的に依存し、何の反省もしないまま過ごしてしまうというリスクがあります。</p>
<p>当然ながら自分の未熟さを受け入れて改善していく、しでかした失敗を反省して再発防止に努めることは仕事や勉強に限らず社会生活を送るためには大事なことです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>イエスマン集団と友達関係</h2>
<p>イエスマンで固めるのは何も中高年や大人ばかりではありません。</p>
<p>学生などの若い人の間でも、友達をイエスマンで固めて、とにかく和やノリを大事にすることが大事。</p>
<p>絆や友情を強めることが大事だという人間関係がエスカレートして、イエスマンで固めてしまうことがあるように感じます。</p>
<p>傍から見ると友達仲の良さで微笑ましいように見えますが、内実は「なんでも肯定すべき」という暗黙の了解に縛られ、「ひょっとして自分たちは過った行動に走っているのでは？」という自省ができないまま年齢を重ねてしまうことがあり、見ていて危なっかしいと感じることが多くあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、友達に対して否定的な意見や、疑問などの肯定以外の意見を言うことで</p>
<ul>
<li>私のことを嫌いになってしまうのではないか？</li>
<li>あいつはノリが悪いから仲間外れにされてしまうのではないか？</li>
</ul>
<p>などの不安を感じることは若い人でもよくあろうかと思います。</p>
<p>今の若い人はリアルの人間関係だけでなく、SNSなどのネット上で誰と誰とが友達関係なのかが可視化されている状況なのを加味すると、友達関係でもどこか疑心暗鬼になったり、変に気を使ってしまって言いたいことが言えなくなってしまうのは無理はないと思います。</p>
<p>しかし、言いたいことを我慢してイエスマンになってしまったり、言いたいことを言いにくい環境を逆手にとってイエスマン集団を作り上げることは、<strong>自分から対等な関係を捨て主従や上下のある関係を作りに行くことと同じです。</strong></p>
<p>それは、果たして本当に「友達」と言えるのでしょうか…</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3256">どうして同調行動するの？まわりに流されてしまう心理について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>自己責任論のメリット・デメリット</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3037</link>
				<pubDate>Sat, 17 Mar 2018 13:03:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[自己責任論]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3037</guid>
				<description><![CDATA[自己責任論と聞くと、例えば他人に対して向けられた場合は 頭が悪いのは勉強しないその人自身の問題だ。 体力がないのは、体を鍛えようとしない本人に原因がある。 メンタルが弱いのは、本人の性格や考え方に問題がある。 …と少々荒]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>自己責任論と聞くと、例えば他人に対して向けられた場合は</p>
<ul>
<li><strong>頭が悪いのは勉強しないその人自身の問題だ。</strong></li>
<li><strong>体力がないのは、体を鍛えようとしない本人に原因がある。</strong></li>
<li><strong>メンタルが弱いのは、本人の性格や考え方に問題がある。</strong></li>
</ul>
<p>…と少々荒っぽく、思いやりや想像力が欠けた考え方のように感じます。</p>
<p>他人に向けられた自己責任は、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2746">他人に厳しく自分に甘い人</a>が使っていることが多く、大抵は反発や疑問の声があがり、衝突の原因となりがちです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、自己責任が自分自信に向けられていると</p>
<ul>
<li><strong>あの人は我慢強い、責任が強い人だ。</strong></li>
<li><strong>ストレス耐性がある。</strong></li>
<li><strong>自負があって、驕って調子に乗らない人だ。</strong></li>
</ul>
<p>と、肯定的に見られ、ポジティブな印象を持たれることがよくあります。</p>
<p>とくに経営者やスポーツ選手のように努力や実力でのし上がってきた人ほど、自分自身に自己責任論を用いて、自分に厳しくすれば成功できる…と、取材や講演会で話すことがよくあります。</p>
<p>しかし、自分に向けられる自己責任論も決していいところばかりではないのです。</p>
<p>今回は自己責任論のメリット・デメリットについてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自己責任論と内的統制型・外的統制型</h2>
<p>自己責任論に関する心理学として「内的統制型」「外的統制型」という性格の分類があります。</p>
<ul>
<li><strong>内的統制型：成功や失敗の原因は自分自身にあるものだと考える性格。</strong></li>
<li><strong>外的統制型：成功や失敗の原因は自分以外の何かにあるものだと考える性格。</strong></li>
</ul>
<p>と、分類されており、自己責任論の人は内的統制型の性格をしている人だと見ることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、実験で内的統制型と外的統制型の人が周囲からどのように見られるかを比較した結果によれば</p>
<ul>
<li><strong>内的統制型：自信がある、責任感が強い、最後までやり遂げる、自尊心が強い。</strong></li>
<li><strong>外的統制型：自信がない、責任転嫁してしまう、諦めやすい、周囲から信頼されにくい。</strong></li>
</ul>
<p>と、内的統制型の人の方がよく見られることがわかりました。</p>
<p>外的統制型だと、どうしても責任逃れや言い訳をして「自分は悪くない」という言動をとる一方で、内的統制型の人は言い訳をせず「自分に責任がある」と素直に非を認めることができるので、人間関係の衝突が少なく好感を持たれやすい性格と言えます。</p>
<p>しかし、内的統制型の人は、なんでも自分に責任があると考えることから、自分にはどうすることもできない事をまでコントロールできると思ってしまうこともあり、決して万能な性格とは言えないのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例えば、貧困や不況、就職難などの社会全体で見ていくべき問題ですら全部自己責任だと考えてしまって自分を追い詰めたり、<strong>自己責任だと感じているからこそ周囲の助けや支援を受け入れず、一人でストレスを抱え込んでしまう原因にもなります。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>自己責任論のメリット</h2>
<h3>「自分に厳しい人」だと思われ好感を集めることができる</h3>
<p>自己責任論を自分に課す人は、周囲から自分に厳しく律することができると見られ、責任感が強い人だと思われやすくなります。</p>
<p>自分の感情や行動をしっかりコントロールして、その場に応じた求められる行動ができるので、仕事でも高く評価されます。</p>
<p>誘惑に負けない、わがままや文句を言わない、しっかり自己管理ができる、と自分を厳しくできる人は、守らなければいけないルールが多い学校や職場向きの性格だと見ることもできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>なんでも「自己責任」と結びつけて考える時間を省略する</h3>
<p>なんでも自己責任論に結びつけて考える人は、自己責任として考えることで考える時間を省略できるメリットがあります。</p>
<p>本当は仕事で起きたミスを詳しく調べていくと、自分だけでなく組織全体でミスが起きやすい状況が生まれており、再発防止のためには根本的に見直しが必要という面倒な状況だと判明下とします。</p>
<p>そんなめんどくさい状況が分かっても全部自分に責任があったと考えれば、その方法がいいかどうかはさておき、根本的な見直しをするための時間や労力をカットすることはできます。</p>
<p>本来なら自己責任と片付けず、組織や手段全体の問題として考えるべきことであっても、自己責任という事にしてしまうのは、そういった面倒事から無意識のうちに回避して、無駄にエネルギーを消費しないために行われていることもあります。</p>
<p>またなんでも「はいはい、私が悪う御座いました」という態度を取っておけば、それだけでトラブルがあっても丸く収めることができるという時短効果もあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>環境や周囲の人に惑わされなくなる</h3>
<p>自己責任論というのは便利なもので、<strong>なんでも自分に原因があると思い込めば、自分を改善すればうまく行くと考えることができてしまう理論です。</strong></p>
<p>仕事などでうまくいかない状況があっても環境に原因があると疑わず、周囲にアプローチもせず、ただ自分に原因があるとして自分を直せばいいと考え込むことから、惑わされることも減ります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>人とコミュニケーションをするのが苦手な人に向いている</h3>
<p>人とコミュニケーションをとるのが苦手な人も自己責任論に陥ることがあります。</p>
<p>本当は、誰かに相談すればもっと楽に問題が解決するかも可能性があっても、</p>
<ul>
<li>どうやって相談していいかわらない</li>
<li>相談しても解決できなかったら時間の無駄になるだけ</li>
<li>相談したことを周囲に言いふらされるかもしれない</li>
</ul>
<p>と考えてしまい、相談することをためらってしまいがちです</p>
<p>そんな苦労をしてまで相談するぐらいなら、<strong>いっそ全部自分に責任があり、自分を改善すればうまくいく考えれば、コミュニケーションしなくていいので気持ちが楽になれます。</strong></p>
<p>もちろん、このやり方がうまく行けばいいのですが、いつも自己責任で動いていると、一人で抱え込むのがクセになり、自分で自分を追い込む原因になってしまうことがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1977">体育会系なのにコミュ障で仕事で損をしてしまう人の共通点について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>自己責任論のデメリット</h2>
<h3>他人に対する思いやり・想像力が欠ける</h3>
<p>他人に向けて自己責任のデメリットがよくわかるのは、他人に対して自己責任論が向けられるときです。</p>
<p>貧困問題や学力問題などの、社会全体で向き合っていくことが求められる問題に対して</p>
<ul>
<li><strong>貧困なのはその人の生活に問題がある。</strong></li>
<li><strong>学力が低いのはちゃんと勉強をしないからだ。</strong></li>
</ul>
<p>と、バッサリ切り捨てるのは、他人への思いやり、想像力に欠けた意見と言えます。</p>
<p>もしかしたら貧困の原因には、税金や社会保障費の増加が影響していたり、職場で不当に搾取されているなどの状況が影響しているかもしれません。</p>
<p>もしかしたら学力が低い原因には、学級崩壊などでちゃんと強する場が与えられていなかったり、教師の教え方がその子に合っていないという状況が影響しているかもしれません。</p>
<p>そういった状況に見向きもせず「全てあなたに責任がある」と厳しく言ってしまうことが、本当に相手のためになるのか、問題を解決するのに効果的なのかについて自己責任論がクセになっている人は、すこし冷静になって考えることが大事だとおもいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>威圧的な態度や過激な言動を取りやすい</h3>
<p>自己責任論を口にする人は、バッサリと切り捨てるように主張を口にするために、周囲の人にプレッシャーをかけたり、過激な言動をとってしまうことがあります。</p>
<p>たとえば、自己責任を口にする人に多いのが</p>
<ul>
<li><strong>「政治や環境に不満を言わず、もっと自分で考えるべきだ」</strong></li>
<li><strong>「他人のせいにせず、もっと努力をするべきだ」</strong></li>
<li><strong>「不満を口にするのではなく、周囲の人に感謝すべきだ」</strong></li>
</ul>
<p>と、口にすることが多くあります。</p>
<p>もちろん、「自分で考える」「努力をする」「周囲に感謝する」ことは、決して悪いことではありませんし、そうすることで状況が好転する可能性も否定できません。</p>
<p>しかし、上にも述べたように、思いやり・想像力が欠けており、たとえ正論であったとしても人を傷つけたり、精神的に追い詰めるリスクがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「ミス＝能力不足」と考えが強まり、能力がない人を見下す</h3>
<p>自己責任論に見られる考えとして<strong>「ミス＝能力不足」</strong>というものがあります。</p>
<p>仕事やスポーツでミスをしたのは、その人の能力が不足していたからであり、勉強やトレーニング能力を強化すれば、ミスは防げるのだと考えます。</p>
<p>しかし、「ミス＝能力不足」という考え方は、「<strong>ミスをする人は努力を怠っている」という考え方になりやすく、ミスをする人を見下してしまう原因にもなります。</strong></p>
<p>この考え方は体育会系の部活でよく見られる非合理的な根性論にもよく見られます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>なんでも自分の責任だと考えストレスを抱え込む</h3>
<p>自己責任論を他人に対して振りかざす人は、今まで振りかざしてきた自己責任論により自分を苦しめてしまうことがあります。</p>
<p>たとえば、散々自己責任論でミスをする人に厳しくしてきたのに、自分が仕事でミスをしてしまった時に、「自分は能力がない」「努力を怠っている」と今まで言ってきた言葉の数々がブーメランとなって自分に戻ってきます。</p>
<p>たとえば「なんでも努力で改善できる」と言ってきた人がスランプになってしまった場合「努力で改善しなれければいけない」と無理やり練習に打ち込んでしまうものです。(そうしないと説得力がなり、信用を失うのでやめられない)</p>
<p>しかし、練習すればするほど調子が悪くなってしまうも、あれだけ「努力で改善できる」と行ってきただけに引くに引けなくなり、燃え尽き症候群になるまで練習してしまう…ということがあります。</p>
<p>自己責任論は自分の調子がいいときにはその怖さに気づきにくいものですが、調子が悪くなると自己責任論に囚われ、自分を追い詰める原因となります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2284">部活でスランプになった時の乗り越え方 練習のやり方を見直してうまく乗り越えるコツ</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>努力や実力を評価されたい人ほど自己責任論に陥りやすい</h2>
<p>自己責任論は、苦しい環境に屈せず、努力や実力でのし上がってきたと感じている人ほど、よく見られます。</p>
<p>自分は頑張ったと認めて欲しい、<strong>自分の努力は無駄ではなかったと認めて欲しい、尊敬されたい、評価されたい…という<a href="https://mental-kyoka.com/archives/category/approval-desire">承認欲求</a>が強い人ほど、自己責任論で自分にも他人にも厳しくし、立派な人間であるということを主張してしまいます。</strong></p>
<p>もちろん、自他共に厳しい性格が悪だというわけではありませんが、自他ともに厳しくしすぎると、暴論や極論で他人を傷つけたり、自分の言葉がブーメランとなって返ってきてメンタルを傷つけることもありえるのです。</p>
<p>厳しさばかりではなく、適度に自分以外の何かに責任や原因があると考えることは、メンタルを健康に保つためには有効な方法なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>自己正当化の心理と4つのメリット・5つのデメリット</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3010</link>
				<pubDate>Fri, 16 Mar 2018 14:36:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[自己正当化]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3010</guid>
				<description><![CDATA[仕事で自分が原因で上司や同僚に迷惑をかけてしまった時に、つい言いわけをしてしまい自分は悪くないと開き直ってしまう人がいますね。 プライドが高かったり、謝ることに強い恐怖を感じている人だと、自分の非を認めることが難しく、自]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>仕事で自分が原因で上司や同僚に迷惑をかけてしまった時に、つい言いわけをしてしまい自分は悪くないと開き直ってしまう人がいますね。</p>
<p>プライドが高かったり、謝ることに強い恐怖を感じている人だと、自分の非を認めることが難しく、自己正当化をすることで責任逃れをしようとすることが目立ちます。</p>
<p>当然ながら自己正当化のための言い訳は、冷静に分析すれば単なる屁理屈や言い逃れにすぎず、大抵の場合は成功せず、やっぱり自分の非を認めるのがオチです。</p>
<p>今回は、自己正当化のメリット・デメリットを心理学の視点からお話したと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自己正当化とは</h2>
<p>自己正当化とは、自分に過失や落ち度あってもそのことを認めず、自分は悪くないと主張したり、自分以外の誰かのせいにして精神的な苦痛から逃れることを指します。</p>
<p>自己正当化の行動としてよく上がるものは…</p>
<ul>
<li><strong>自分は悪くないと開き直る</strong></li>
<li><strong>自分以外の誰かに責任転嫁する</strong></li>
<li><strong>「ルールが悪い」と自分が置かれた環境や条件に原因があると考える</strong></li>
<li><strong>「状況が悪かった」「運が悪かった」など、自分ではどうすることができないものせいにする</strong></li>
<li><strong>「今回は不運が重なったから仕方ないね」と運のせいにして諦める</strong></li>
</ul>
<p>などがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自己正当化と外的統制</h3>
<p>心理学には失敗の受け止め方に関わる考え方を分けた、内的統制型と外的統制型という言葉があります。</p>
<p><strong>内的統制型</strong>は自分に起きた失敗や成功の原因は<strong>自分自身にある</strong>という考え方で、言い訳をせずきっちり受け止める性格と言えます。</p>
<p><strong>外的統制型</strong>は自分に起きた失敗や成功の原因は自分以外の何かにあるという考え方で、言い訳をしたり、責任逃れの多い性格と言えます。</p>
<p>自己正当化が多い人は、日頃から失敗の責任や原因を自分以外の何かあると考える癖がついている外的統制型の人だと見ることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自己正当化のメリット</h2>
<p>自己正当化はどちらかといえばデメリットが目立ちやすいですが、自己正当化をしている当の本人から見れば、少なくともメリットがあるからこそ行っているのです。</p>
<p>では、どんなメリットがあるのか詳しく説明していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自分の意見や立場は正しいと主張できる</h3>
<p>自己<strong>正当化</strong>という文字にもあるように、自己正当化はたとえ苦し紛れであっても自分の意見や立場は正しいと主張するときに使えるコミュニケーションのテクニックです。</p>
<p>例えば、前日の残業の疲れが原因で寝坊が原因で遅刻をしてしまい、そのことを上司から叱られている時に、<strong>「遅刻よりも残業させるような仕事のスケジュールに問題があるのでは？」</strong>と、もっともらしい理由をつけて自己正当化をすることで、自分の意見は正しく、間違っていないと主張することができます。</p>
<p>この自己正当化がうまく行けば、遅刻したことに対して怒られずに済むかもしれない、むしろ自分の意見が認められて遅刻を叱った方に批判の矛先が向かうかもしれない…という思惑があるために、自己正当化をするのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>相手よりも優位に立つことができる</h3>
<p>自己正当化により自分の意見が正しいと周囲に認められたら、相手に対して優位に立つことができます。</p>
<p>先ほどの寝坊の例なら、自己正当化がうまくいき、自分が叱られている状況から今度は叱っている上司、そして会社の仕組みそのものに対して批判の矛先が向かう可能性もないとは言い切れません。</p>
<p>苦し紛れの言い訳でも、それで自分への批判が収まるだけでなく、あわよくば上司や会社に対して優位に立ち、自分に都合よく話を進められるかもしれない…となれば言い訳をするだけの価値はあると、感じてしまうのです。</p>
<p>また交渉事の場合、話の主導権を相手に握られないために細かいミスを指摘して自己正当化し、相手に対して少しでも優位に立つように振舞うという、実にいやらしいテクニックはよく使われます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>責任逃れ、現実逃避ができる</h3>
<p>責任を負いたくない、つらい現実を直視したくないという時にも自己正当化は有効です。</p>
<p>たとえ、自分のミスが原因で損をした人から損害賠償を請求されたとしても、自己正当化がうまく行けば、損害賠償をしなくても済む(かもしれない)ので、何としてでもお金を払いたくない人は、理屈をこねて自己正当化をしようとするのです。</p>
<p>いわゆる、ゴネ得のように、自己正当化は傍から見れば自分の信用を傷つけ損をするように見えるだけでですが、借金やギャンブル、投資などのようにお金が絡む時には、<strong>「うまくいけば損をしなくても済む」</strong>という大きなメリットがあるのです。</p>
<p>また、自己正当化には現実逃避ができるというメリットもあり、自分の責任や過失といった嫌なことから目を背けて、いつまでも自分に取って居心地のよい環境に居続けるために行うこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>被害者ぶって同情を誘うことができる</h3>
<p>自己正当化は自分が正しいと主張するだけでなく、相手の主張や立場は間違っていると周囲に訴える側面もあります。</p>
<p>そして、自分は相手の間違った主張により傷つけられている被害者であると主張すれば、周囲に対して同情を誘い、自分を擁護する人を増やすこともできます。</p>
<p>例えば仕事のミスで自分に明確な落ち度があったとしても、「これは上司のやり方に問題があった」「この会社はブラックな働かせ方をしているから、自分はミスを起こしてしまった」と被害者のポジションを取れば、そのポジションに共感や賛同の意見が集まることがあります。</p>
<p>被害者面をする人のことを咎めるわけではありませんが、自己正当化は被害者を気取って自分の責任を逃れる方法としても使われることがあるので、安易に賛同せずポジショントークになっていないか慎重に見ていくことも大事なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>自己正当化のデメリット</h2>
<h3>反省しないのでミスを繰り返す</h3>
<p>自己正当化をし続ければ、当然反省をしないのでミスを繰り返す原因になります。</p>
<p>そして、新たなミスが起きても何かと言い訳をしてなんでミスが起きたのかを反省しないままなので、スキルアップは見込めなくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>人間関係のトラブルを招きやすい</h3>
<p>反省しない、言い訳をする、屁理屈をこねる…などの自己正当化は、人間関係においてはトラブルを招き原因になります。</p>
<p>自己正当化をし続けると</p>
<ul>
<li><strong>嫌なことがあるとごまかす癖があるから関わりたくない</strong></li>
<li><strong>一緒にいると、何もしてないのに悪者に仕立てられて利用されるかもしれない。</strong></li>
<li><strong>悪いことをしても謝罪せず開き直る面倒な人だ</strong></li>
<li><strong>自分に甘くて他人に厳しいあまのじゃくな性格の人だ</strong></li>
</ul>
<p>と思われることがあり、表面的な人付き合いにとどめたり、距離を置かれて孤立する原因になります。</p>
<p>また、リアルの人間関係ではなくSNSなどのネットの人間関係の場合だと、炎上を招いて個人情報が不特定多数の人に拡散されてしまう可能性もあります。</p>
<p>ネットの場合は自分の言動が書き込みとして残るので、時間を追ってみていくと自己正当化しているのが第三者から確認しやすいという特徴があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>対等な人間関係を築けなくなる</h3>
<p>自己正当化のために日頃から攻撃的な言動が多くなると、人付き合いにも影響がでます。</p>
<p><strong>面倒なことを避けたい人は自己正当化をする人からは離れ、自分の意見に対していつも肯定的で、反論せず認めてくれるイエスマンばかりが残ってしまうことがあります。</strong></p>
<p>イエスマンばかりに囲まれるのは自分が否定されることはないので心地よいですが、人間関係はイエスマンの方が格下、自己正当化をする人は格上になり、対等な人間関係が築けなくなります。</p>
<p>上下関係のある人間関係は対等な人間関係と比較すると、立場が下の人に負担が大きく長続きしない、本当に心を開いて話すことができず上辺だけの人間関係になるという特徴があり、決して良いことばかりではないのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>パワハラ・<a href="https://mental-kyoka.com/archives/category/harassment/morals-harassment">モラハラ</a>の加害者になってしまうリスクがある</h3>
<p>対等ではない人間関係は、パワハラやモラハラの加害者になってしまうことがあります。</p>
<p>パワハラは職務上の立場を使って行われる嫌がらせで、食上の立場が上であるために立場が下の人(被害者)は嫌がらせを断りにくく、加害者の行動をエスカレートさせやすくなります。</p>
<p>またモラハラの場合も、自分勝手な自己正当化をなんでも受け入れてくれる被害者がいるために、モラハラ行為をエスカレートさせてしまいやすくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>いいことがあっても自信が持てなくなる</h3>
<p>自己正当化をする人は悪いことも、いいことも自分以外の何かのせいだと考える癖がついてしまうことがあります。</p>
<p>褒められるような場面であっても、</p>
<ul>
<li>今回はたまたま運が良かっただけ。</li>
<li>自分の努力や能力ではなく、周囲の人の支えがあったから成功した。</li>
</ul>
<p>と、成功の原因を自分以外の何かにあると考えるので自信がつきにくく、自己肯定感が育ちづらいと言えます。</p>
<p>自分に取っていいことがあっても気を緩めないことや、謙遜をしたり謙虚を忘れないことは良い事だと思われがちですが、やりすぎると自信を失う原因になってしまうのです。</p>
<p><strong>悪いことがあったら素直に謝るのは大事ですが、自分の努力の結果いいことがあったのなら、卑屈にならずしっかりと努力を認めることはメンタルを強くするためにも大事なのです。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こうして整理すると、日頃から自己正当化を繰り返している人は自分に自信を持つことができない考え方がクセになり、不安や苦痛に対して敏感に反応することを避けるために自己正当化をしていると見ることもできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>「道化を演じる」おバカキャラでストレスを抱えてしまう人の心理や・特徴・デメリットについて</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/2618</link>
				<pubDate>Mon, 19 Feb 2018 18:08:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[キャラ作り・キャラ]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[キャラ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=2618</guid>
				<description><![CDATA[周囲の人と打ち解けるために、あえておバカキャラを演じる人がいます。難しい言葉で言うと「道化を演じる」ともいいますね。 道化という言葉には、「人を笑わせるために面白おかしい行動をする」という意味や「滑稽な芸やショーをする人]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>周囲の人と打ち解けるために、あえておバカキャラを演じる人がいます。難しい言葉で言うと<strong>「道化を演じる」</strong>ともいいますね。</p>
<p>道化という言葉には、「人を笑わせるために面白おかしい行動をする」という意味や「滑稽な芸やショーをする人」「ピエロ、道化師」という意味があります。</p>
<p>道化を演じるという意味は、みんなに笑われるピエロのように、おバカでお調子者なキャラを演じたり、奇抜なこと、変なことをして周囲から笑われるように振舞うという意味になります。</p>
<p>ただ、道化を演じるというのは必ずしもいいことばかりではありません。</p>
<p>道化を演じている本人は、みんなに笑われている自分は盛り上げ役だと感じている一方で、いつも変なことをすることでしか自分の存在をアピールできない自分の性格で苦しんでしまうこともあります。</p>
<p>みんな囲まれ盛り上げ役となるピエロのように、顔は笑っているけれど、心の奥底では虚しさや寂しさを感じて泣いている…という複雑な気持ちを抱え込んでいます。</p>
<p>今回は道化を演じる人の心理や特徴についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>どうしておバカキャラになるのか</h2>
<p>おバカキャラを演じる人は、あえて「バカ」という損な役回りを受けることで、集団に溶け込みやすくなったり、誰かに可愛がられ安くなるというメリットがあります。</p>
<p>就職や進学などで人間関係がリセットされやすい時期になると、新しくキャラを作り直した結果おバカキャラを演じてしまうこともあります。</p>
<p>新しい環境ではお互いに緊張しているため会話は弾まず、なんとなく「なにを話したらいいのだろうか」と悩んだ挙句お互いに沈黙が続いてしまう…という状況はよく見かけます。</p>
<p>そんな話しづらい雰囲気を打開する特効薬となるのが、あえて「道化を演じること」です。</p>
<p>道化を演じてお互いに緊張を解きほぐし、コミュニケーションを円滑にするだけでなく、道化を演じた自分は盛り上げ役としての地位を獲得し、人間関係における自分のポジションを獲得することができるのです。</p>
<p>緊張感を解きほぐすことで、うまくいけば単なる道化(ピエロ)に留まらず、ムードメーカーや友達内でのリーダー的存在に上り詰めることも可能になります。</p>
<p>スクールカーストに敏感であったり、なんとかしてある集団の中で自分をアピールしたいという欲求が強い人にとって、おバカキャラを引き受けることのは集団内での存在感を示すための一種の営業活動のようなものなです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>おバカキャラを演じてしまう人の心理・特徴</h2>
<p>おバカキャラ盛り上げ役や和ませ役として、その人がいると賑やかになれることで好感を得られるキャラの一種です。</p>
<p>しかし、実際におバカキャラを演じている人が皆幸せであり満足しているというわけではありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>本当の自分をさらけ出すのを恐れている</h3>
<p>おバカキャラを演じる人は、素のままの自分を他人に見せることに抵抗や恐怖などの感情を抱いています。</p>
<p>「本当の私を知ったら相手はがっかりするかもしれない」「素の自分のだと相手に気に入られないかもしれない」という本当の自分に対する嫌な予感や思い込みから、本当の自分を出すのではなく、あえて本当の自分よりもおどけて見せた「おバカキャラ」を演じて、集団に溶け込もうとするのです。</p>
<p>「おバカキャラ」というのは、先輩にあたる人から見れば自分のことを慕ってくれそう、ちょろそう、こいつならいじっても大丈夫そうということで、自分のことを気に入ってくれることもあります。</p>
<p>また、一部には自分よりも賢い人が苦手という性格をしている人もおり、その性格の人にとってはおバカキャラの人は、安心感を得ることができるので気に入いられることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>静まり返った雰囲気や孤独が苦手</h3>
<p>おバカキャラの人は賑やかなことが好き、楽しいことが好き、みんなを笑わせるような行動をよく取るのでムードメーカーとして集団内でポジションを獲得します。</p>
<p>しかし、なぜそこまでして賑やかな雰囲気にしたいかと言うと、おバカキャラの、その場にいる人が皆静かになって沈黙している雰囲気が苦手なために、あえておバカな行動をとって沈黙を破ろうとしてしまうのです。</p>
<p>沈黙というのは、しゃべり声が聞こえず静かだと捉える人もいれば、誰も喋ってはいけないという張り詰めた空気が広がり緊張感を感じてしまうという人もいます。</p>
<p>沈黙という状態が持つ緊張感や張り詰めた空気に敏感なひとほど、なんとかして沈黙を破るための行動をするようになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>深く人と交わろうとするのが苦手</h3>
<p>おバカキャラの人は盛り上げ役として雰囲気作りをするのが得意にな一方で、お互いに心を開いて親友になったり恋愛関係に発展することは少ないです。</p>
<p>「本当はおバカじゃないんだけど、仲良くするためにおバカキャラを演じている」と、まるでおバカキャラを演じるのが自分の仕事だと考えているため、仕事の範囲外となる自分について話すこと、自分のことを誰かに知ってもらうことはやる気が出ず行いません。</p>
<p>そのため、「盛り上げ役としては頼もしいんだけど、ちょっとよくわからない人」「本当におバカっぽく見えて、ちょっと仲良くなりづらい人だなぁ…」と思われてしまう、相手から遠ざけられてしまうこともあります。</p>
<p>また、深く人と交われないことから、「本当はおばかキャラは自分には向いていない」「できればおどけずに素の自分でいられる人間関係がいい」と思っていても本音を言える友達や相談相手もおらず、一人で悩みを抱え込んだり、ネットで匿名で呟いてしまうこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自虐ネタが多く、自分で自分を苦しめている</h3>
<p>おバカキャラの人がよく使うネタのひとつに自虐ネタがあります。</p>
<p>「勉強ができなくて…」「頭悪くて…」「記憶力が悪くて…」とどれもおバカキャラのイメージにピッタリな自虐ネタで、このネタで誰かが笑ってくれたりきっかけとなればおバカキャラ的には成功と言えます。</p>
<p>しかし、自虐ネタをまさに「<strong>自</strong>分を<strong>虐</strong>げる」ネタであり続ければ続けるうちに自分は本当に勉強ができなくて辛い、頭が悪くて嫌になる、記憶力がなくても情けなくなる…と自分で自分を苦しめる原因になります。</p>
<p>自虐ネタそのものは、誰かのコンプレックスにツッコミを入れてしまい逆ギレされる心配はなく。あくまでも自分のコンプレックスをネタにして笑いを提供するネタのために、人を笑いものにせず、自分が笑いものになることで周囲を賑やかにできるというメリットがあります。</p>
<p>しかし、自分のコンプレックスを笑いのネタにするのは、周囲が喜んでくれているのが分かっていても内心は、「できれば自分のコンプレックスなんかで笑いを取らず、私も相手も楽しめるようなことで笑いがとれたらいいのに…」と感じて辛いものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2055">キャラを演じ続けるとストレスが溜まってしまう心理とその対策について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>おバカキャラのデメリット</h2>
<h3>空気の読めない人だと思われてしまう</h3>
<p>おバカキャラの人は静まり返った状況の中で奇声を上げたり、とんちんかんな行動をして周囲を和まそうとします。</p>
<p>しかし、そんな行動をとっても期待通りに周囲の人がポジティブな反応をしてくれるとは限りません。</p>
<p>コケにコケまくって観客もどう反応すればいいのか迷うほどスベってしまうという大惨事になり、赤っ恥を書いてしまうこともあります。</p>
<p>当然そんな激寒大コケな言動を繰り返していれば、周囲を和ますどころか「あの人は空気を読むのが下手」「TPOをわきまえていない人」だと思われてしまい、人間関係から孤立してしまうこともあります。</p>
<p>道化が道化として引き立つのは、ただ道化のスキルが高いだけでなく、その道化に対してちゃんと盛り上がるような反応を返してくれるノリのよいファンの方がいるからこそであり、ノリのよい人が周囲にいない時に道化を演じても、それはただの一人芝居になってしまうのは無理もありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>いつもふざけているように見られ信用されなくなる</h3>
<p>おバカキャラは可愛がられるからいいのでは？と思う人がいる一方で、おバカな言動を繰り返していることから、いつもふざけておりなんだか信用できない人だなぁ…と思われることもあります。</p>
<p>とくに仕事のように、信用できる人間かどうかが見られる場面では、何かあってもおどけて見せたり、周囲を和ますためにあえて変な行動に走る人は、雰囲気をよくするどころか他の仕事をしている人の邪魔になってしまいます。</p>
<p>また、普段の行いから上司や同僚、部下からの信用は得られにくく、新しい仕事や他社と一緒にやる一大プロジェクトなどにも呼ばれなくなっても無理はありません。</p>
<p>社外の人と関わる場面でTPOを読まずに突飛な行動を取って会社のイメージを落としてしまっては大損害ですからね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>対等な人間関係を築けなくなる</h3>
<p>おバカキャラを演じることは、意識的に自分からへりくだることと似ています。</p>
<p>そのため、おバカキャラとしてある集団で打ち解けるようになっても、いつまでたっても立場が上の人のパシリや小間使いのような扱いを受けたり、おバカキャラを途中でやめると「なんでおバカキャラをやめたの？あれ結構楽しかったのになぁ…」と道化を演じていない自分のことを認めてくれないという自体に発展することもあります。</p>
<p>おバカキャラ自体は、言い方は悪いですが、人によっては「自分よりもバカな人がいて安心できる」という、格下の人間がいることによる優越感を感じる人がいます。</p>
<p>その人に取って目の前のおバカキャラが途中でキャラを変えることは、安心できる状況がなくなるのと同じで、当然反発したりおバカキャラでいることを求めるように接してきます。</p>
<p>おバカキャラとして生きることは、いつの間にか自分のことを見下し安心感を得ようとする人の道具やおもちゃとして生きる恐れがあります。</p>
<p>ただ、本当におバカであるために、自分が見下されていることに気がついていないという人も多く、おバカキャラになりきってしまうことが、ある種の幸せのようにすら見えてくることも希にあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それはさておき、自分はバカではないのにおバカキャラを演じている人は、キャラを演じるのに我慢や苦痛を感じたら、一度キャラや人間関係を見直して見るようにして、自分を大切できるキャラや友達と付き合うようにしていくのが効果的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>仕事や就職活動での体育会系のメリット・デメリットについて</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/2394</link>
				<pubDate>Fri, 02 Feb 2018 05:24:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[体育会系の仕事]]></category>
		<category><![CDATA[仕事]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[体育会系]]></category>

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				<description><![CDATA[体育会系と言えば厳しい上下関係に耐えられる、体力もある、ストレス耐性もたかく、ちょっとのことではくじけないという強みをもっている人が多く、部活動だけでなく仕事でもその強みを発揮して成果を上げる人が目立ちます。 しかし、体]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>体育会系と言えば厳しい上下関係に耐えられる、体力もある、ストレス耐性もたかく、ちょっとのことではくじけないという強みをもっている人が多く、部活動だけでなく仕事でもその強みを発揮して成果を上げる人が目立ちます。</p>
<p>しかし、体育会系だからといって、必ずしもメリットしかないというわけではなく、デメリットもきっちりとあります。</p>
<p>とはいえ、体育会系のデメリットは体育会系の人間関係の中にいるとなかなか自覚しにくい、またデメリットを感じてもそのことを同じ体育会系の友人や上司に言うのは、自分が所属している集団を否定しているように感じて、なかなか口に出すのも難しいものです。</p>
<p>今回は、仕事における体育会系のメリット・デメリットについてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>体育会系のメリット</h2>
<h3>上下関係のある人間関係にすぐに馴染める</h3>
<p>体育会系の人間関係を象徴するのは「先輩・後輩」の関係であり、年功序列の意識が強い会社や(能力はどうあれ)年上の人に対して敬意を表し、後輩らしく大人しく振舞うという上下関係のある組織に、すんなりと馴染みやすいのが特徴的です。</p>
<p>社長や上司、取引先の相手やお客さんに対して失礼な態度を取るべきではない…という至極最もな振る舞い方を、すでに体育会系の人間関係の仲で身につけてきているので、新入社員を選ぶ側としても体育会系はすくなくとも「最低限の上下関係は身につけているから安心できる」と思われ、好印象を得やすくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>理不尽に対する耐性がある</h3>
<p>上下関係のある人間関係においては、しばしば立場が下の人間が上の人間から理不尽な目に合わされることもありますが、体育会系であれば、すでに学生時代に先輩や監督から立場が上の人からの理不尽に対する耐性があり、仕事でもその理不尽に対して順応が容易です。</p>
<p>例えば仕事においては</p>
<ul>
<li>始業前○分にはすでに職場について掃除や準備をしておく。</li>
<li>面倒事や雑務を押し付けられる。</li>
<li>残業に付き合わされる。</li>
<li>気分が乗らない飲み会や宴会に付き合わされる。</li>
<li>上の意見には「はい！分かりました！」と即答し、それ以外の反応を返すのはNG。</li>
</ul>
<p>と言った、納得できないことや正直気に入らないと感じても、なんだかんだいって引き受けて、その場をやり過ごすことが容易になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>規律や命令をしっかり守る習慣が身についている</h3>
<p>体育会系の文化と規律・命令を守ることは密接な関わりがあります。</p>
<p>遅刻をしない、練習前にグランド整備をすると言った部全体が守るべきルールから、先輩や監督などの立場が上の人の指示や命令は厳守するという習慣が、普段の練習の中で身に付いています。</p>
<p>規律を守るのは部活や学校だけでなく、仕事においても重要視されるのはもちろん、立場が上の人からの命令に対する忠誠心の高さは、仕事においても役立つ能力の一つです。</p>
<p>何かにつけて反論をしたり、ルールを守らず自分のやり方で進めようとする新入社員よりも、きっちりルールを守って行動し、上司の命令をしっかりきき行動する新入社員の方が教える側も安心でき、かつ職場の雰囲気が良くなるので好まれる人材となります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>第一印象が良くなる</h3>
<p>体育会系はほかの部活動と比べると「体育会系」というだけで仕事が出来るように思われ、第一印象が良くなりやすい傾向があります。職場によっては過度に体育会系をプッシュしすぎて神格化することもあるほどです。</p>
<p>これは、体育会系がも体力やストレス耐性の強さ、上下関係への慣れ、規律・命令も守るといった仕事に必要な要素を、一から職場で鍛えなくてもよいという事へのお得感が大きく影響しています。</p>
<p>また、体育会系の人は、普段から声を出し挨拶ができるということから、初対面のひとからも親しみやすい人、真面目な人だと交換を得やすいので、それも加えて第一印象を押し上げる要因となっています。</p>
<p>さらに、体育会系は学生時代に自分が打ち込んでいたスポーツに関する話題やネタをもっていることから、年上の人からの反応も良く、スポーツがきっかけになって新たな交友関係が生まれやすいというのも特徴的です。</p>
<p>同じスポーツをやっていたからこそ、話し合える練習の辛さ、試合での緊張感、と言った苦労話を共有することで、お互いに腹を割って共感し合える仲へと発展しやすくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>体力があることで経験を積みやすい</h3>
<p>新入社員が働き盛りのベテラン社員と同じような仕事っぷりをするのは稀です。</p>
<p>入社して間もない新入社員にとっては、どんどん仕事をこなして経験を積んでもらうのが、まず第一だと考えている会社も少なくありません。</p>
<p>どれだけ仕事量をこなせるかという点においては、体力がある体育会系が有利になります。</p>
<p>営業の数をこなす、雑務の数をこなす、先輩にご教授願いにいく…どれも、長く動ける体力やスタミナがなればあるほどこなせる仕事は増え、その分経験を積みやすくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>体育会系のデメリット</h2>
<h3>工夫が必要な仕事やクリエィティブな仕事に向いていない</h3>
<p>規律ゆあ命令を守ることが得意な体育会系は、自分の頭で考えて工夫をする仕事や、何かを生み出すようなクリエィティブな発想が必要な仕事は不得意な傾向があります。</p>
<p>新入社員のうちはとりえあず上から言われた命令や規律を守っているだけでも問題ありませんが、部下を持ったり役職について人を指示する立場になったときに、柔軟な発想ができず自分が今までやってきた方法以外で人を指導することができません。</p>
<p>体育会系はマニュアルを守るのは得意な一方で、新たにマニュアルを作ったり、マニュアル作りのために物事を考えるのが苦手なまま年を取ってしまうのが体育会系で働き続ける上では気をつけなければいけない点です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>立場が上の人の意見に流されやすく「NO」と言えない</h3>
<p>上下関係に沿った行動ができてしまうのは、集団への馴染みやすさにつながる一方で自分の意見を抑圧したり、上の意見に対して不満や疑問点があるのにもかかわらず「NO」と言うことができず同調圧力やストレスを感じる原因になります。</p>
<p>立場が上の人に対して気を遣いすぎるあまり、たとえ上の人が誤った判断や主張していると感じても、それに対して異を唱えると、今度は自分の立場が揺らぎ生活に支障が出ることを恐れて、誰も上の人に対してNOと言えず、イエスマンばかりの組織になってしまうこともあります。</p>
<p>社会人に限らず学生でも、体育会系の人が悪ノリをして周囲に迷惑をかけたり、「そんな悪ノリをする前に誰か止めなかったのかよ…」と思われるのは、えてして立場が上の人に気を遣いすぎた結果、誰もNOと言えなくなり暴走してしまうことが原因です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>立場が下の人に失礼な行動をとってしまい恨みを買う</h3>
<p>上下関係とは見方を変えれば<strong>ヒエラルキーのある人間関係であり、権力を行使する人と権力に巻き込まれる人が出てくる人間関係でもあります。</strong></p>
<p>当然権力を立場が下の人は、権力が上の人に楯突くことは難しく、これが原因で人間関係がギスギスしたり、いじめやハラスメントが正当化されてしまうことも起こりえます。</p>
<p>上下関係に対して厳しい体育会系の文化は、ときに下の人に対する自分の理不尽やわがまますら正当化してしまい、下の人間関係に恨みを買われてしまう原因になってしまいます。</p>
<p>例えば、先輩だからといって後輩に、自分の昔話や武勇伝を繰り返し延々と聴かせる行為。</p>
<p>先輩の自慢話とはいえ、何度も同じ話を聞かされるのは退屈ですし、自分の自由時間まで拘束されてしまって非常に不愉快に感じるのも無理はありません。</p>
<p>とはいえ、そのことを顔に出したら先輩に説教を食らうので、「話に興味がありますよ」という表情のまま内心「早く終わらへんかな…」と呆れている事でしょう。</p>
<p>このような行為は相手が「先輩」という立場だから渋々認めているのであり、これが先輩という立場の無い赤の他人であれば、わざわざ自分の貴重な時間を割いてまで話を聞く必要性も義理もありません。</p>
<p>先輩という特権を使われた以上、後輩はその特権に抗うのは非常に難しくなるので、この特権を乱用して行われた理不尽(場合によってはパワハラやセクハラ)により、怒りや憎しみ、恨みと言った負の感情を後輩に抱かせてしまう恐れがあります。</p>
<p>ルールや規律を守るという教えを大切にしている人が、その教えを破って上に逆らうのも、日々の先輩特権による理不尽の積み重ねが原因となる可能性は十分に考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>体育会系以外の人間関係ではコミュニケーションができなくなる</h3>
<p>体育会系はコミュニケーション能力が高いと思われがちですが、<strong>コミュニケーション能力の高さが発揮されるのは、自分と同じ体育会系の相手と話すときのみとなります。</strong></p>
<p>体育会系の人が、体育会系以外の文化をもつ相手や人間関係で話す場合は、逆に体育会系の人は何を言ったらいいのかわからず、無口になってしまうこともあります。</p>
<p>体育会系は上下関係・規律・ノリという体育会系特有の空気感や暗黙の了解を理解した人同士のコミュニケーションは非常に得意で、とても友好的な人、社交的な人と見られがち。</p>
<p>しかし、体育会系のノリが通用しない場面では、今までの社交的な人だとは思えないほどに大人しくなってしまいます。</p>
<p>もちろん、この現象は体育会系に限らず文化系の人や理系・文系の人など、あらゆる人間関係にも当てはまることであり、コミュニケーション能力の高さは自分だけの力ではなく、自分が話す相手や集団によって上下してしまう特徴があることが主な原因です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>老化で体力が衰えた時に追い詰められ、精神的に病むことも</h3>
<p>体育会系の売りである体力は、年齢を重ねるにつれて老化と共に衰えてしまうことは避けられません。</p>
<p>２０代の働き方を３０代、４０代、５０代でも同じようにできる人は稀で、年齢を重ねるにつれて体力の衰えは進み、ただ作業量をこなすような仕事のやり方を続けるのも難しくなってきます。</p>
<p>体力の衰えは体育会系の人にとっては、自分の唯一の強みを失うことと同じで、体力がなくなるにつれて焦燥感や不安、苛立ちや自分のアイデンティティが失われる事への恐怖を感じるようになります。</p>
<p>また、体力が衰え始めているときに、自分よりも若々しく体力のある新入社員を見ると、自分のいたたまれなさや不甲斐なさを感じたり、逆に体力がある新人に対して嫉妬の感情を抱き、先輩であることの特権を濫用して理不尽を強いることを正当化してしまうこともあります。</p>
<p>体力という年齢と共に衰えてしまうものだけに自分の精神的・経済的な安心感を委ねるのではなく、体力以外のスキルであったり、勉強であったり、会社以外の人間関係などに、安心や居場所を感じられるようにして、体力が衰えても強い不安に襲われないための準備をしていくのが大切です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>連帯責任で指導する事のメリットとデメリットについて</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/1823</link>
				<pubDate>Mon, 04 Sep 2017 12:28:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[指導]]></category>
		<category><![CDATA[連帯責任]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=1823</guid>
				<description><![CDATA[部活で連帯責任だと言われて外周を走らされたり、ペナルティを受けて理不尽な思いをした人は少なくありません。 集団スポーツだったり、チームワークが必要なスポーツをしている場合は、チームの連帯感を高めるために、誰かがミスをした]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>部活で連帯責任だと言われて外周を走らされたり、ペナルティを受けて理不尽な思いをした人は少なくありません。</p>
<p>集団スポーツだったり、チームワークが必要なスポーツをしている場合は、チームの連帯感を高めるために、誰かがミスをしたら連帯責任を取らせるようにするという指導方をしている監督も多くおられます。</p>
<p>しかし、連帯責任はチーム内でちゃんと頑張っていたり、能力が高い選手にとっては苦痛に感じる事が多く、あまり連帯責任ばかりを課すようになるとチーム全体のモチベーションをさげる原因にもなります。</p>
<p>今回は、体育会系の部活動でよくみかける「連帯責任」について、メリット・デメリットを述べて説明していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「連帯責任」という言葉が出る場面とは</h2>
<p>一般的に部活で連帯責任という言葉が出てくる場面と言えば、</p>
<ul>
<li>遅刻をした部員がいる。</li>
<li>やる気が感じられず、練習に集中していない</li>
<li>練習道具がしっかり片付けられていない。</li>
<li>未成年なのにタバコや飲酒をしてしまった。</li>
</ul>
<p>などの問題行動が起きた時によく使われます。</p>
<p>連帯責任の中身も問題行動を起こした選手だけを叱るのではなく、チーム全体で責任をとってペナルティの練習をしたり、練習を自粛するといった方法で、責任を取るというスタイルです。</p>
<p>甲子園に出場するはずだった野球部が、部員の喫煙や暴行事件が原因で、甲子園出場を辞退するというケースは、連帯責任がよく表れているといえます。</p>
<p>もちろん、部活に限らず会社でも誰かが犯罪などの不祥事を起こした際に、その張本人だけに責任を取らすのではなく、社員一丸となって活動を自粛したり、慈善活動やボランティアを行って、反省させるという形で、連帯責任は日常生活に深く溶け込んでいると言えます。</p>
<p>一人だけではなく所属している集団やチーム全体で責任を取ることで、他人事で終わらせず深く反省させる目的や、周囲に対して「私たちのチームは今回の事件を深く受け止め、チーム全体として反省をしています」というメッセージを発していると見ることもできます。</p>
<p>もちろん連帯責任をとることで、いわゆるネット上での炎上を避けたり、これ以上非難の声が広がらないようにするという目的もあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>連帯責任のメリット</h2>
<h3>チーム全体のレベルが低い場合には効果がある</h3>
<p>例えば、自分が所属している運動部の部員が、全員やる気がなく遅刻を繰り返したり、集中力に欠けているような、<strong>お世辞にも頑張っていると言えない意識の低いチームであれば、連帯責任によりチーム全体のレベルを底上げする効果は見込めます。</strong></p>
<p>大きな試合が終わって全体的に気が緩んでいる、「なんだかふざけ合って、最近たるんでいるなぁ…」と部員全員が内心抱いているのであれば、そこをしっかり指摘して反省させるために連帯責任を使うのは、効果的な方法といえます。</p>
<p>部内でふざけあったり、手を抜くことが癖になってしまい、それに対して先輩後輩含め部員全員が指摘せず馴れ合ったままである。</p>
<p>そういう状況であれば、コーチや監督からビシッと一喝し連帯責任を課すという方法を取り入れてみるのも指導の一つといえます。</p>
<p>同時に、手抜きを認める馴れ合いの状況を作り出すに至った経緯についてもじっくり調べていくのが効果的でしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>チームメイトに迷惑をかけてしまったと自覚させる</h3>
<p>連帯責任はたとえ自分が怒られるようなことをしていなくても、他の部員がミスをすれば自分にもとばっちりを食らうという側面があります。</p>
<p>なんのミスもしていないのに、怒られペナルティをくらうのは非常に理不尽であり、好き好んで連帯責任を受けに行こうという人はいません。</p>
<p>このような理不尽な形で責任を取らせる事で、連帯責任の原因を生んだ張本人に「自分のミスから大事な仲間に理不尽な罰を受けさせてしまった…」と自覚させる意図があります。連帯責任を通し、自分の軽率な行動を戒め反省を促したいという意図があるわけです。</p>
<p>しかし、反省のさせ方としては、周囲に迷惑をかけてしまったと感じさせると、今度は同じようなミスをしないようにと強く意識してしまい、積極性や自主性が失われてしまうリスクもあります。</p>
<p>ただネガティブな気持ちにさせやすい反省になりやすい連帯責任では、正しい反省に繋げるのが難しく、ただ落ち込むだけ、深く傷つくだけになる事も珍しくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1351">ネガティブになるだけの反省とポジティブになるための反省のやりかたの違いとは。</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>先輩やコーチ・監督を敵と見なして団結させる</h3>
<p>理不尽な連帯責任を課す先輩やコーチ・監督に対して「あんな奴らに負けてなるものか！」という反抗心をメンバー一同に抱かせると同時に、共通の敵を作って一致団結させるという意図から、あえて連帯責任を課すという方法もあります。</p>
<p>ただし、誰かを敵とみなす事で生まれる団結感は、長期的に見ればチームの雰囲気を悪化させ、いじめや仲間割れの原因になってしまう可能性が高くなりおすすめできる方法ではありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>連帯責任デメリット</h2>
<h3>ほかのメンバーのモチベーションを下げる</h3>
<p>連帯責任の性質上、直接自分は怒られるようなことをしていない選手にも、ペナルティが課されてしまいモチベーションを下げてしまうリスクがあります。</p>
<p>真面目に練習に取り組んでいたり能力が高くても、足を引っ張る人が出てくる事で理不尽なペナルティを受けては、コーチ・監督に対する不満や不信感が生まれてしまいます。</p>
<p>また、連帯責任が続くうちに「自分はちゃんと頑張っているのに、監督は足を引っ張るあいつばかり見ている」という感じに、ちゃんと頑張っている自分は期待されていない、正しく評価されていないと感じて、モチベーションが下がる事もあります。</p>
<p>どうしても足を引っ張る選手は目につきやすく、悪いところや弱点を叩き直すのが教育だと考えている人は少なくありません。</p>
<p>真面目に練習に取り組み問題を起こしていない選手にも、しっかり目を配るように心がけるのが効果的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>チーム全体の雰囲気を悪くする</h3>
<p>真面目に練習に取り組んでいる人にとっては、連帯責任の原因を足を引っ張る人に対して不満が募り、苛立ちや怒りへと感情が変化していきます。</p>
<p>こうなると、足を引っ張る人に対して厳しい言葉を吐いたり、暴力や無視などのいじめが発生し、チーム全体の雰囲気を悪くすることにつながります。</p>
<p>また、チーム全体の雰囲気が悪くなれば悪口や陰口などを言うようになり、チーム内で派閥ができてしまい、悪い意味で一致団結してしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>共通の敵を作る一致団結は、短期的に見れば団結力を高めます。</p>
<p>しかし、同時に「今度は自分が悪口を言われるかもしれない」「今ある敵意が自分に向いてしまうのでは？」という不安を生み、仲間割れや部活を辞める人が出てしまう事につながります。</p>
<p>学校で起きるいじめが次々とターゲットを変えていくのと同様に、表面的に仲良く見えて水面下では「次は誰がいじめられてしまうのか？」というような、悪い雰囲気がチームに発生してしまうのは避けるべきといえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>どうせ頑張っても無駄という気持ちが生まれる</h3>
<p>連帯責任を生む選手がいるせいでい、せっかく頑張っているのに自分は評価されないと感じると、次第に「足を引っ張る奴がいるから、自分が頑張ってもどうせ無駄になる」という気持ちが生まれていしまいます。</p>
<p>自分の頑張りと無関係な事で今までの努力が水の泡になってしまうと感じれば、それ以上頑張るのではなく、なるべく自分が努力が無駄になるという事実から傷つかないために、練習をサボったり、無気力になってしまいます。</p>
<p>心理学では、この「どうせ頑張っても無駄」という気持ちを<strong>学習性無力感(学習性絶望感)</strong>と呼びます。</p>
<p>連帯責任を起こす人がいるせいで「どうせ頑張っても無駄である」という事を学習してしまい、無気力になってしまうというわけです。</p>
<p>また、この学習性無力感は足を引っ張られる側に限らず、足を引っ張る側でも起きることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>メンタルに強い負荷をかけるので自己肯定感が失わやすい</h3>
<p>連帯責任は自分一人のミスを、ミスに関係の無い仲間や友達を巻き込んで責任を取らせるという、一人で取る責任の取り方よりもメンタルに負荷をかける責任のとらせ方です。</p>
<p>メンタルに大きな負荷がかけるので、深い反省を期待できると考えられています。</p>
<p>しかし、大きすぎる負荷のために、自分を追い詰めるだけになってしまう、どうすればミスを防げるかという改善を考えることがが疎かになる事があります。また、大きな負担を避けるために「自分は絶対に悪くない！」と、現実逃避を招く事もあります。</p>
<p>また、連帯責任によりただ悪い事したと自覚させおとなしくなっているように見えて、心の中では<strong>「自分は周囲に迷惑をかけるような最低な人間なんだ」</strong>と自分を強く責めるようでは、自己肯定感が失われてしまいます。</p>
<p>自己肯定感が失われた状態では、ミスをしないように消極的なプレーになってしまい、今度はそのこと指摘されますます自己肯定感をなくす、という悪循環に陥ることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2036">自分嫌いな人が自己評価を高めるためにできること</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2057">怒鳴り声はトラウマに 怒鳴って叱りつけても効果が薄くなる理由</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>連帯責任の効果は、連帯責任以外の方法でも手に入る</h2>
<p>連帯責任は部活に限らず日常生活でも度々みかけるメジャーな責任の取り方です。</p>
<p>集団の意見や、人間関係の和や空気を大切にする日本ならでは価値観に合っている反面、正しい反省に繋がらず、仲間割れや自己肯定感を失うといったリスクもあります。</p>
<p>加えて、集団にいる無関係な人を巻き込むので、理不尽な苦痛を味わう人や、不満を抱く人も当然出てしまいます。</p>
<p>連帯責任は簡単に行えるように見えて、長期的に見ればリスクが高く、それに見合ったリターンも短期的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、連帯責任で得られる効果は何も連帯責任でなければならないというわけではなく、ほかの指導方を使ってもできる事があります。</p>
<p>例えば、チーム全体のレベルが低い場合は、連帯責任を貸すのではなく練習の環境を変えてみたり、格上のチームと合同で練習で刺激を受けることで底上げすることもできます。</p>
<p>指導する側としてはいちいち遠征に行ったり、質の高いトレーニングを計画していくよりも、何かあったら「連帯責任」で反省させればいいだろう、という楽な指導に甘えてしまいがちです。</p>
<p>なるべく不満や不信感がでない、いい雰囲気のチームを作るためにも、連帯責任を使わない指導方を見つけて、チーム全体のモチベーションを下げないやりかたに変えていくのが大切といえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1812">「やる気がないなら帰れ！」と怒鳴るデメリットと感情的な指導にならないための対策</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>参考書籍</p>
<div class="cstmreba">
<div class="booklink-box">
<div class="booklink-image"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fexec%2Fobidos%2FASIN%2F4884583523" target="_blank" rel="noopener"><img alt="" style="border: none;" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/519qd0R0wPL._SL320_.jpg" /></a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062" /></div>
<div class="booklink-info">
<div class="booklink-name"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fexec%2Fobidos%2FASIN%2F4884583523" target="_blank" rel="noopener">選手に寄り添うコーチング―いまどきの選手をその気にさせる42の実践レッスン</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=792397&amp;p_id=170&amp;pc_id=185&amp;pl_id=4062" /></p>
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</div>
<div class="booklink-detail">八ッ橋 賀子 体育とスポーツ出版社 2017-03</div>
<div class="booklink-link2">
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		<item>
		<title>「やる気がないなら帰れ！」と怒鳴るデメリットと感情的な指導にならないための対策</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/1812</link>
				<pubDate>Fri, 01 Sep 2017 11:22:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[メリット・デメリット]]></category>
		<category><![CDATA[感情]]></category>
		<category><![CDATA[指導]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=1812</guid>
				<description><![CDATA[部活で「やる気がないなら帰れ！」と言って本当に帰ってしまった生徒を見て、最近の若い子は何を考えているかわからない、と嘆く指導者はまだまだ少なくありません。 厳しいシゴキやスパルタ式のトレーニングを受けて、その経験をそのま]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>部活で<strong>「やる気がないなら帰れ！」</strong>と言って本当に帰ってしまった生徒を見て、最近の若い子は何を考えているかわからない、と嘆く指導者はまだまだ少なくありません。</p>
<p>厳しいシゴキやスパルタ式のトレーニングを受けて、その経験をそのまま指導に還元しても、目の前にいる生徒皆が皆、自分のようにスパルタ式に耐性があるというわけではありません。</p>
<p>怒鳴り声が苦手だったり、理不尽なトレーンニングは怪我をするだけとわかっている部員がいるのなら、ただ感情的に怒鳴る指導ではなく、しっかりコミュニケーションを取った指導をｓいていく必要があります。</p>
<p>今回はスポーツ指導で見かける「やる気がないなら帰れ！」という指導について、説明していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>やる気がないなら帰れと怒鳴る目的</h2>
<p>「やる気がないなら帰れ！」と怒鳴ることのデメリットを話す前に、まず「やる気がないなら帰れ」という目的について見ていきましょう。</p>
<p>この言葉が使われるのは、だいたい以下のような場面が想像されます。</p>
<ul>
<li>あえて強い言葉で怒鳴って相手の鼓舞したり、根性を試す。</li>
<li>選手に反省すべき点があったと自覚させる。</li>
<li>たるんだ気持ちを引き締めて、気合を入れさせる。</li>
<li>もっと緊張感を持って練習に取り組んで欲しい。</li>
</ul>
<p>このように、「やる気がないなら帰れ！」という言葉が使われる背景には、決して選手を脅したい威圧したいという攻撃的な目的が全てではありません。</p>
<p>練習に対してもっと真面目に取り組んで欲しい、選手のことを本当に考えているからこそ、つい口から出てしまったということもあります。(もちろん、ただイライラを解消したり、コーチの気まぐれで怒鳴っているという残念なケースもありますが…。)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ただし、いくら自分が本当に選手のためにという善意からの言葉であっても、相手にその意図が伝わらない、自分の意図している事が伝わらず「じゃ、帰れと言われたので帰ります」という反応が返って来るようでは効果がありません。</p>
<p>「まさか本当に帰るなんて、ゆとり(さとり)世代の子は何を考えているのか全くわからん！」と匙を投げる前に、自分の言動を振り返って、大人げない点はなかったか、もっと上手に伝わるように工夫できなかったかについて、冷静になって考えることが大切です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「やる気がないなら帰れ」と怒鳴る事のデメリット</h2>
<h3>コーチから見放されたと感じて信用を失う</h3>
<p>「やる気がないなら帰れ」という言葉は、鼓舞しているように見えて、文字通りの解釈をすれば、コーチが指導を放棄した、選手を見放したと捉えられます。</p>
<p>コーチから見捨てられたと感じた選手は、自分を見捨てた人の指示やアドバイスなんか聞来たくないと感じ、今までの関係が崩れて信用を落としてしまうことにつながります。</p>
<p>もちろん、それで信用がが切れた所詮そこまでだった、と考えて他の選手の指導を続行しておけばいい、と考えて納得するかもしれません。</p>
<p>しかし、チーム内で一人見限ったメンバーが出てくれば、チーム全体の雰囲気が悪化して。コーチへの不信感が高まる事にもつながります。</p>
<p>感情に任せて指導して、夢や目標に向かって大切なチームの団結力を自ら壊すような言動をするのは好ましくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>コーチ自身がチームの雰囲気を乱す原因になる</h3>
<p>何度も大声で怒鳴って威圧するようなコミュニケーションでは、本当に選手が困っているときに相談しづらい、「相談したら何か怒られてしまうかもしれない」と不安感を抱かせてしまいます。</p>
<p>そんなピリピリとした居心地の悪い雰囲気では、選手がコーチに対して不信感を抱き、隠し事や反抗をする場面も増えてしまいます。</p>
<p>例えば</p>
<ul>
<li>コーチの逆鱗に触れるのが嫌だから故障している事を隠したり、失敗やミスをごまかす。</li>
<li>コーチの前ではおとなしくしているけど、コーチがいないところでは練習をサボる。</li>
<li>悪い雰囲気が原因になり、チーム内でいじめや喧嘩が発生する。</li>
<li>悪い雰囲気が原因になり、練習以外で暴力や犯罪などの問題行動を起こす原因になる。</li>
</ul>
<p>などが挙げられます。</p>
<p>チームがいい雰囲気を作るのは指導者の大きな役目です。いい雰囲気であれば、選手からの素直な気持ちで相談される、その相談が解決されて、チームの雰囲気作りや競技力の向上につながるのを覚えておきましょう</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2057">怒鳴り声はトラウマに 怒鳴って叱りつけても効果が薄くなる理由</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>部員がコーチのご機嫌を伺うようになり、自主性が失われる。</h3>
<p>「やる気がないなら帰れ！」というような怒りに任せて感情的な言動を繰り返していると、選手はコーチの機嫌を伺って練習し、自主性が損なわれてしまいます。</p>
<p>コーチの気分次第でお説教が始まり練習が中断される。そんな状況では、直接お説教に関係の無い選手からみても、いつ自分の所にコーチの怒りの雷が落ちてこないかハラハラして消極的になってしまいます。</p>
<p>また、気分次第で練習内容や態度がコロコロ変わってしまいと、長期的に見て練習内容に一貫性がなくなり、目標があやふやになってしまいます。</p>
<p>まさに、練習のために練習をやっている、コーチに怒られないため怯えながら練習している、その日その日の練習をただ消化しているという状況になりかねません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ダブルバインドで選手を精神的に疲弊させる</h3>
<p>「やる気がないなら帰れ！」といわれ、売り言葉に買い言葉で「じゃあ帰ります！さよなら」とその場を去ったら「おい、なんで帰るんだよ！」と怒られるのは簡単に想像できると思います。</p>
<p>しかし、かと言って帰らなかったら「お前なんで帰らないんだ！やる気がないんだろ？じゃあさっさと帰れ」と言われて、帰らないという選択肢を選んでも結局怒られてしまうのも簡単に想像できると思います。</p>
<p>このように、「帰るor帰らない」の選択肢を与えているようで、実はどっちを選んでも怒られることになるようなコミュニケーションを<strong>ダブルバインド(二重拘束)</strong>といいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>ダブルバインドは言葉で縛り付ける相手に「罰の意識」を高めて、自尊心や自主性を奪ってしまうことがわかっています。</strong>また、社会人であれば<strong>パワハラやモラハラの原因になることもあり、穏やかな人間関係を築くのに適したコミュニケーションとは到底呼べません。</strong></p>
<p>ダブルバインドの言葉で選手を縛って、自分の思うように選手をコントロールしたいという指導では、選手自身のメンタルに過度な負担をかけてしまい、緊張過多から体が思うように動かなくなる、怒られないための消極的なプレーをしてしまうことになります。</p>
<p>これは躾だから、指導だからと言って厳しいだけのトレーニングがうまくいかないのは、指導しているように見えて、実はダブルバインドで選手をコントロールしているのが原因だったということも考えられるので、注意しておきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1900">部活の指導がパワハラになっていない？ パワハラの例を学ぶと指導法に役立つヒントが見つかる。</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>やる気がないなら帰れと言う前にしておくべきこと</h2>
<h3>カッとなったら一回深呼吸して冷静になる</h3>
<p>感情的になってつい手が出てしまう、怒鳴って萎縮させてしまいそうにだと感じたときは、一度冷静になって踏みとどまるようにするようにしましょう。</p>
<p>感情のままに怒鳴って手を出してしまったら、それこそ体罰問題になり部だけでなく学校や保護者、関係者にも多大な迷惑がかかってしまいます。</p>
<p>また、感情に任せて大声で威圧するような大人げない言動では、自分の本音や本心が伝わりにくくなるのは無理もありません。</p>
<p>大事な話であればこそ、気持ちを落ち着けて<strong>「今から話す事は、大事なことだからよく聞いて欲しい」という雰囲気を作って、<span style="color: #ff0000;">落ち着いたトーンで話すことを心がけるようにしましょう。</span></strong></p>
<p>また、売り言葉に買い言葉という言葉にもあるように、感情的になって荒い言動を取れば、相手も気持ちが荒ぶって、汚い言葉を吐いてしまい言い争いになってしまうのも無理はありません。</p>
<p>上下関係があり、一方的に怒りやすい立場にいる人こそ、目下の人に自分の気持ちをしっかり伝えたい時は冷静な気持ちを心がけ、相手が「よし、今から話すことをちゃんと聞こう」と思えるような雰囲気作りをちょっとずつしていけるようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>もっと具体的に相手に伝わるような言葉で話してみる</h3>
<p>コミュニケーションというのは一方的にするものではなく、話す側、聞く側の両者のキャッチボールと例えらることがよくありますね。</p>
<p>どちらか一方が気まぐれな対応をしたり、受け取れないような暴投をしては、コミュニケーションは成立しません。</p>
<p>「ここをこう直せばもっと成長できる」「ここができていないから頑張ってほしい」という気持ちを相手にしっかり伝えるには、<strong>選手側に「俺の発言の裏の意味を読み取って欲しい」とばかり要求するばかりでなく、<span style="color: #ff0000;">わかってもらえるような伝え方かをするのが重要になります。</span></strong></p>
<p>「言葉の裏の意味を読み取って欲しい」という気持ちからくる自分勝手なコミュニケーションは、言い換えれば自分から相手に対して寄り添う姿勢を放棄しているようなものです。</p>
<p>キャッチボールで相手のいない方向にボールを投げて「なんで取りに行かないんだよ！」とプンプン怒っているのと同じで、ちゃんと相手のいるところにボールを投げるような伝える方を考えるようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>紙やメールなどの文字に起こして伝える</h3>
<p>手紙…と言えば時代を感じるかもしれませんが、言いたいことを書き出して、メモやノート、メールなどで伝えるという事も効果的です。</p>
<p>口頭ではどうしても感情的になりがちなので、一度自分が伝えたいことを書き起こすことで客観的な目で自分の主張を読み直し、要点をまとめておけば、読む方にも伝わらりやすくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<h2>普段の練習風景を動画で記録して見直してみるのも効果的</h2>
<p>普段の練習風景を動画で記録したりフォームチェックなどに動画を取り入れているチームは多くあります。</p>
<p>最近ではiPhoneのような本格的なビデオカメラでなくと、スマートフォンで大変綺麗な動画の撮影と再生が当たり前のようにできます。</p>
<p>ここで、普段撮っている動画の中で、指導者含め自分たちがどういったコミュニケーションをしているか、どういった声掛けをしているかに注目してみることで、いいチーム作りに役立つヒントが見つかることがあります。</p>
<p>自分自身を客観的に見る。ついカッとなってでた言葉を一旦時間を置いて動画で確認して見直す。</p>
<p>そうして、過去の言動を振り返って<strong>「ひょっとしたらあの時はきつく言い過ぎたし、ちょっと言葉足らずなところもあったなぁ」</strong>と気づいたとします。</p>
<p>そのあとに、<span style="color: #ff0000;"><strong>「今度はもっと落ち着いて例や体を使って説明していけばわかりやすくなるはず！」</strong></span>とつなげて指導に活かせば、自分も相手にもいい影響がある、まさにwin-winなコミュニケーションになります。</p>
<p>ついカッとなって出た言葉、感情的に言った言葉は、案外その場を離れれば忘れてしまったり、記憶に残っていてもなかなか言い放った自分自身と向き合おうとせずそのままにされがちです。</p>
<p>しかし、それではまた同じように感情的な言葉で部員や周囲の人を混乱させてしまうことに繋がりかねません。</p>
<p>動画であれ、練習日記であれ、感情的で触ると刺が刺さりそうな自分の過去の行動と向き合うことで、自分も相手も楽しくスポーツが楽しめるようになることを知っておきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">メンタルの強化書のおすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1697">ロールレタリングを使って指導者と選手との距離を縮めるコーチングのやり方</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1604">相手に期待しすぎる性格の人の特徴と、期待しすぎてしんどくならないための考え方</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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