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	<title>善意  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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		<title>メサイアコンプレックス　困っている人を助ける人に抱く違和感について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3684</link>
				<pubDate>Thu, 31 May 2018 15:30:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[メサイアコンプレックス]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[コンプレックス]]></category>
		<category><![CDATA[善意]]></category>

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				<description><![CDATA[誰かの助けになりたい。困っている人を見捨てられず、つい手助けや支援、募金をしてしまう…。 これだけを見ればなにも問題が無いように思えますが、ただ人助けをする事にのめり込み相手の意見を無視しした独りよがりな行動を取ってしま]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>誰かの助けになりたい。困っている人を見捨てられず、つい手助けや支援、募金をしてしまう…。</p>
<p>これだけを見ればなにも問題が無いように思えますが、ただ人助けをする事にのめり込み相手の意見を無視しした独りよがりな行動を取ってしまう、ありがた迷惑な人は<strong>メサイアコンプレックス</strong>である可能性があります。</p>
<p>メサイアコンプレックスは表面的には人の役に立ついい事や、募金やボランティア活動などの社会的に見ても意義のある活動をしていることから、その存在が認知されにくいものです。</p>
<p>また、とくに日本だと自己犠牲をしてまで誰かや集団の為に尽くすことが美談とされていることもあり、メサイアコンプレックスに陥って苦しんだり、巻き込まれて苦しむ人も多いように感じます。</p>
<p>今回はメサイアコンプレックスについてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>メサイアコンプレックスとは</h2>
<p>冒頭でも述べましたが、サイアコンプレックスは誰かの助けになりたい、困っている人を助けたい、周囲から感謝されたいという使命感を強く抱いている人のことを指します。</p>
<p>メサイアは<strong>「メシア(救世主)」</strong>の意味であり、あたかも世界を助けるような救世主のように感じて、誰かの為に尽くしたり自分を犠牲にしてまで他人のため頑張ろうとすることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>メサイアコンプレックスになる人の根底には</p>
<ul>
<li>自信がなく誰かから感謝されるような行動をしなければ社会から受け入れられないと感じている。</li>
<li>人を助けることに自分らしさ(アイデンティティ)を見出しており、自分らしさを維持するために自己犠牲をしてでも助けようとする。</li>
<li>周囲から感謝されるようなことでしか自分を受け入れてもらえなかった経験から、自分を犠牲にしてしまう。</li>
<li>「幸せな人なら慈善活動で誰かのために奉仕するものだ」という考えに囚われている。本当は不幸な状態なのにそれから目を背け、あくまでも自分は幸せな人だという実感を得るために慈善活動にのめり込む。</li>
</ul>
<p>などの気持ちや感情が隠れていることがあります。</p>
<p>メサイアコンプレックスの人は、とても自己犠牲で献身的なためにその献身的な態度に漬け込まれたり、運悪くブラック企業に就職してしまい心身ともに搾取されてしまうこともあります。</p>
<p>しかし、搾取されていても本人は誰かの為に役立っているという、誰かから感謝されていると感じて、劣悪な環境から逃れずそこにい続けようとしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>メサイアコンプレックスの人の特徴・心理</h2>
<h3>恩着せがましく感謝を要求してくる</h3>
<p>メサイアコンプレックスの人は人から感謝されることを望むために、音着せがましく感謝を要求してきたり、あたかも感謝しなければいけないような状況を作り出すことで「ありがとう」という言葉を引き出そうとします。</p>
<p>また、感謝されたい、誰かの助けになりたいという自分本位な考え方で行動するために、実際にやっていることが相手が望んでいる行動ではなく、ただのありがた迷惑になっているのに「私は感謝されて当然」という態度を取ることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自分の生きがいのために困っている人を必要とする</h3>
<p>自分はメシア(救世主)のような、困っている人を助けることにアイデンティティを見出しているために、困っているが常にいないと自分らしさや生きがいを失ってしまいます。</p>
<p>しかし、困っている人を助けることに成功した場合、もう困り事がなくなれば助けてくれる人は不要になります。誰かを助けることを生きがいにしたければ、常に困っている人が必要になります。</p>
<p>そのため、メサイアコンプレックスの人は自分の生きがいのために常に困っている人を探し続けたり、常に困る人が出てくるようにあえて困らせるような行動をして困る人が絶えず生まれる環境を作ることがあります。(要はマッチポンプ)</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>マウントが取りやすい相手に絞って助けようとする</h3>
<p>困っている人を助けようとする場合、助けているうちに自立して自分の元を去っていく人や、押し付けがましい善行を反発するような人を避け、自分の善行を受け入れてくれる、すなわちマウントを取りやすい相手に絞って助けようとします。</p>
<p>これは、自分にとって確実に支配できる相手を、精神的に支配したいという欲求とも考えることができます。</p>
<p>もちろん、支配という暴力的で乱暴な欲求をそのまま出すわけにはいかないので「困っている人を助ける」というスタンスで、優しくし取り込もうとするのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>表面的には人のために献身的に尽くそうとする姿勢で近寄ってくるので、支配やマウントといった意図を感じにくいのものです。</strong></p>
<p>また、助けようとしている当の本人も自分が誰かを精神的に支配しようとしたり、自分に依存させようと自覚していることなく助けようとするために、自分の助けを拒む人がなぜ拒もうとするのかが分からないままということもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>メサイアコンプレックスの問題点</h2>
<h3>表面的には善行をしているので気づきにくい</h3>
<p>メサイアコンプレックスの人は、自分のためとは言え表面的には誰かを助けるという他人のための善行をしているために、周囲がその自己本位な行動やおかしさに気づきにくいという特徴があります。</p>
<p>とくに、日本だと自己犠牲になっても誰かのために尽くすことは美談として語られることが多きことから、どんな目的であれ善行そのものに対し疑いの目や客観的な目で見たり語ったりされることが少なく、本当は押し付けがましい善行であっても無批判に良いものだとされメサイアコンプレックスに気づきにくくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>困っている人に依存、あるいは共依存関係になる</h3>
<p>メサイアコンプレックスの人は困っている人に対して精神的に依存したり、お互いに依存し合う共依存関係に陥ることがあります。</p>
<p>「困っている人が自分らしさ、生きがい」という実感を得るためにはより安定して抱くためには、今目の前にいる困り事がある人に対して「自分以外の人だと助けてもらえないよ」とほのめかし、成功すれば何か困ったことがあればまず自分に助けを求めるように仕向けることができます。</p>
<p>また、助けを求める方も優しい言葉や自分に接してくれる人や、すぐ人を頼って安心感を得たいという依存心が強いと、お互いに共依存関係に陥ることがあります。</p>
<p>困っている人とそれを助ける人という性質上、パートナーとしての相性は非常によいですが、お互いに相手なしでは自分の存在意義や安心感を見いだせず、お互いに離れてしまうことへの不安から避けるために、より依存関係を強めてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>困っている人に対し本当に助けになることは避けダメにしてしまう</h3>
<p>困っている人が目の前からいなくなるのを避けるために、あえて困りごとを根本的に解決するような助けではなく、その場しのぎの手助けしなかったり、返って逆効果になる助け方ばかりになることがあります。</p>
<p>例えば、目の前でインフルエンザして苦しんでいる人に対して、本当に効果があるか疑わしい民間療法やスピリチュアル療法を勧めたり、良かれと思って汗をかくように運動するようにアドバイスするなどの根本的な治療行為をせず、ただ相手から感謝の気持ちを求めようとします。</p>
<p>本当にインフルエンザを直そうとするのなら、普通の病院に連れて薬を貰うなり、絶対安静するように言うべきですが、そうすると目の前で困っている人がいなくなる恐れがあるので、根本的な解決にならない場当たり的な行動に出るのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>過度な自己犠牲に陥り困っている人と一緒に共倒れになる</h3>
<p>自分の身の心配よりも困っている人に対して尽くしてしまうために、困っている人と一緒に共倒れになってしまうことがあります。</p>
<p>例えば東日本大震災の時に助けたいという気持ちに駆られ過ぎた結果、自分の定職をやめてまでボランティアに尽くすものの、貯金が底をつきて生活が立ちゆかくなった人のように、自分を犠牲にしすぎた結果自分も苦しくなってしまいます。</p>
<p>また、助けられている方からしても自己犠牲をしてまで尽くしてくれることへの嬉しさと同時に、自分のせいで目の前の人を苦しめているという罪悪感に苦しみ、複雑な気持ちになることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>メサイアコンプレックスと教職・心理職</h2>
<p>筆者自身が大学時代に教育学部に所属していたこともあってか、在学中に</p>
<ul>
<li>子供からいつも感謝されるような先生(小中高だけでなく、幼児教育含む)になりたい。</li>
<li>自分のことを後回しにしても子供のために働ける先生になりたい。</li>
<li>心理カウンセラーになって悩みを持っている人をできるだけ多く助けたい。</li>
</ul>
<p>という、素晴らしい志を持つ学生に何度か出会って話をしたこともあります。</p>
<p>もちろんこれは教育学部生なら誰でも持つような自然な考え方でありますし、そういった献身的な先生をリスペクトしているからこそ持つ理想の教師像、カウンセラー像に自分を重ねることそのものを、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1333">ひねくれた</a>目でみるのは流石に野暮だと感じてはいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ですが今回メサイアコンプレックスについて調べていく中で、ひょっとしたら大学の時に出会った志の高い人達は、<strong>周囲から感謝されるために自分を犠牲にしたり、自己犠牲を払ってまでも何かに尽くさなければいけないほど、不安や焦燥を感じている、自己否定感や強迫観念などの感情に襲われているのではないか…</strong>と感じました。</p>
<p>メサイアコンプレックスは施しを受ける方からすれば、ありがた迷惑、依存させようとする、妙にベタベタくっついてくる、と毛嫌いされる対象になりがちです。</p>
<p>しかし、誰かの為に尽くすとする本人もまた、尽くす相手がいなくなることへの不安や、「ありがとう」と言う言葉がもらえるのなら、たとえ自分が損をすることでも<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3598">嫌なことを断ることができず受け入れてしまう</a>といった何かしらの苦しみがあるのだと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自分にとっての幸せは、ほかの人にとっても必ず幸せ…というわけではありません。</p>
<p>「人の不幸を蜜の味」という言葉にもあるように、自分の不幸が誰かにとっての幸せであったり、その逆もあるという事を知っておくことが大事だと感じます。</p>
<p>それと同じで善行と言っても、その善行が本当に施す人も、受ける人にも幸福なものであるか。ただ、施す人が幸せになりたいがために、受ける人が不幸な目にあっていないのかという点について、落ち着いて考えていくことがメサイアコンプレックスで困る人を生まないためには大事だと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>募金詐欺に騙されないための心構えと対策</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/2446</link>
				<pubDate>Mon, 05 Feb 2018 07:06:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[生活・暮らし]]></category>
		<category><![CDATA[善意]]></category>

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				<description><![CDATA[筆者が経験したことですが、先日地元の商店街で信号待ちをしている際に、東南アジア系の女性2人から声をかけられ、続けざまに子供の写真がラミネートされたカードを渡され、1000円募金をするように求められたことがありました。 こ]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>筆者が経験したことですが、先日地元の商店街で信号待ちをしている際に、東南アジア系の女性2人から声をかけられ、続けざまに子供の写真がラミネートされたカードを渡され、1000円募金をするように求められたことがありました。</p>
<p>これに関して以前から、フィリピン系の女性による怪しい募金が東京などの都市圏で行われていることを度々耳にしていたためすぐさま募金を断りましたが、怪しいと分かっていても募金を断るのはあまり気持ちのいいものではありません。</p>
<p>とくに「募金」という看板を(一応表面的には)背負って活動しているために、その善意に対して疑いの目でみることや、否定的な意見を表明するのは、良心の呵責に苦しむことと同じです。</p>
<p>しかし、募金詐欺をしてくる人たちはまさにその良心を利用しているために大変タチが悪く、募金詐欺のせいで真面目に募金活動をしている団体にも疑いの目で見られてしまう原因にもなってしまいます。</p>
<p>今回は、募金詐欺に騙されないための対策や心構えについてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>募金詐欺とは</h2>
<p>募金詐欺とは、ボランティアやチャリティとして活動し募金を募るように見せかけて、金銭をだまし取ることを指します。</p>
<p>災害救助や世界の恵まれないこどものために呼びかけて街中が駅前で募金を集めるものの、実際に集めたお金が災害救助や貧しいこどものために使われることがないまま、募金詐欺をしている人の個人的な出費として使われてしまうという事例があります。</p>
<p>東日本大震災が起きた時には、震災義援金を募るとして各地で募金団体が活動する光景が見られましたが、中には集めたお金を赤十字社などの募金団体に寄付せず、集めたお金の行方がわからないままになった行方をくらました団体も存在しています。</p>
<p>最近では、フィリピンなどの東南アジア系の人が日本人を相手にカードを渡して募金を迫ってくるという事例が報告されていますが、しつこく募金するように迫る、募金を断ると暴言を吐く、集めたお金を私的に流用している姿が目撃されるといった、とうてい募金活動と呼べない行動をしているために注意が必要です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>募金詐欺の問題点</h2>
<h3>「募金」という看板を背負って良心に訴えかける</h3>
<p>募金詐欺を行う人は、災害の被害者、難病に苦しむ人、飢餓に苦しむ人といった同情を誘うための画像や写真、文章を用いて良心に訴えかけて募金を迫ってきます。</p>
<p>「不幸や貧困に苦しんでいる人を目の前になにもできない自分はなんて恵まれているのだろう。だからせめてでも募金をすることで人助けになれば…」という気持ちにさせるためには募金することそのものが断りづらくなります。</p>
<p>また、募金を迫る時に使う写真や画像には、女性や子供、動物といったいわゆる「かわいそう」と思われやすいもの利用して、良心に訴えかけてくるのも特徴的です。</p>
<p>同じ日本で貧困に苦しんでいる男性やホームレスよりも、はるか遠くの海外で学校に通えず危険な場所で労働することを強いられている子供を利用して、良心に訴えかけてきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>お金の動きが不透明</h3>
<p>しっかり活動している募金団体であれば、いつ行った募金活動でどれだけの募金が集まり、どのように使われたのかという活動報告書や収支報告書が確認できるようになっています。</p>
<p>募金とは言え人のお金を預かって、慈善団体に寄付する仲介役を募金団体が行っている以上、集めたお金の使い道や使われ方を公表することは、信用を得るためにはかかせません。</p>
<p>しかし、募金詐欺を行っている団体は、団体のホームページや連絡先が無く、実際に寄付したお金が信用できる団体に送られているかを後で確認することが難しいという特徴があります。</p>
<p>もちろん、最初から騙すつもりで募金を集めようとしても集まらないのは明白なので、口先では「集まったお金は赤十字社に送ります。」と言って嘘をついて募金活動をしています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>断りにくい心理を利用して募金を迫る</h3>
<p>カードを渡して募金を迫るやり方は、カードを受け取ってしまった時点で「受け取ってしまったのだから募金をしないと気まずい」と思う心理を悪用しているとも言えます。</p>
<p>これは、返報性の原理と呼ばれる原理を悪用していると見ることができます。</p>
<p>返報性の原理とは、人間は他人から何か施しやサービスを受けた時にお返しをしないといけないという気持ちになることであり、カードを受け取った以上それに対するお礼、つまり募金をしないと申し訳ない気持ちになることを読んで、あえてカードを渡しているのです。</p>
<p>とくに、作られたカードはラミネート加工された手作り感の溢れているため、「これだけ労力をかけて作ってものを頂いたのだから、募金しないままだとたいへん申し訳ない」という気持ちにさせやすいとも見ることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1628">「返報性の原理」営業から詐欺まで使われるマーケティングの基礎的な心理学について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<h2>募金詐欺への対策</h2>
<h3>安易に信用しない</h3>
<p>冷静に考えて、募金でなければ素性も知らない人や団体に対し、何かを買うわけでもないのいきなりお金を渡すような行動は行わないはずです。</p>
<p>しかし、これが募金活動となると「募金」だからといって相手をすぐに信用してしまいやすく、渡したお金に関しても「ちゃんと使われるに違いない」という思い込みが働きやすくなります。</p>
<p>募金という言葉が持つ、正しさや善意といったイメージにより、普段なら顔も知らない他人に見返りを求めず金を渡してしまうのです。</p>
<p>たとえ募金やチャリテイ活動であっても、募金詐欺に巻き込まれないためには募金活動をしている人を駅や商店街、ネット上見かけてもすぐに信用するのは控えるようにしましょう。</p>
<p>ちなみに、信用できる団体だと示すために、募金活動中に警察が発行した道路使用許可証を出すこともありますが、警察では募金活動のために許可証を発行することはありません。</p>
<p>そのため、許可証を見せてきた場合は、安易に信用せず募金詐欺の可能性を疑うようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>募金する意思がないことをしっかり出す</h3>
<p>しつこく募金を迫ってくる人と出会ってしまった場合は、返答をあいまいにせずきっぱりと募金の意志はないと断るようにしましょう。</p>
<p>募金をせびる人は、この人なら募金と称してお金を集められそう」と表情や態度から判断して積極的にアプローチ(いわば営業)しているために、きっぱりと断ってお金が手に入りそうな相手ではないという事を伝えなけれないけません。</p>
<p>詐欺であろうとなかろうと募金を断ると、困った人を見捨てる冷たい人だと思われてしまうことを恐れてなかなか断れない人もいますが、信用できない相手や執拗に募金を迫る相手に対しては「NO」と言える勇気を持つか、怪しい募金をしている人を見かけたら距離を取るようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>募金先の団体名を自分で一度調べてみる</h3>
<p>募金する先が個人である場合は信用されにくく募金も集まりません。</p>
<p>そのため、募金詐欺をする場合は個人ではなく団体を名乗って活動していることがあります。</p>
<p>募金先が何らかの団体であれば個人とは異なり権威があるので、信用されやすくなり募金も集まりやすくなるのを利用しているのです。</p>
<p>しかし、団体がやっているからといって安心するのではなく、募金をする前にスマホやパソコンでその団体の評判や活動を自分で調べて見るようにしましょう。</p>
<p>何の目的のために募金活動をやっているのかよくわからない、そもそも活動しているかどうかすらわからない、ホームページらしきものはあるが全く更新されていない、ということがわかった場合は募金を控えるのがよいでしょう。</p>
<p>なお、募金を行う団体と言えば、お金儲けに走らずクリーンなイメージのあるNPO法人を想像する方も多いと思いますが、そのイメージを利用した募金詐欺が東日本大震災が起きた後に発生して、NPOは怪しい、胡散臭いというイメージがついていることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>日本赤十字社などの信用できる他の団体に募金をする</h3>
<p>名前も知らない個人や団体に募金をするのではなく、日本赤十字社や赤い羽根共同募金などの日本全国で活動している信用できる団体に募金そすることも募金詐欺の対策となります。</p>
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<h2>募金活動であっても注意しなければいけない世知辛い世の中</h2>
<p>募金という行為そのものを否定するわけではありませんが、人の善意につけこんだり、断るのが苦手でお人好しな人につけこんで金銭をせびるような人が少なからずいます。</p>
<p>何より問題なのが「募金」という体裁で、表面的には私たちは正しい事をしている、社会貢献や社会的弱者を助けるために募金活動をしているように見せかけていることです。</p>
<p>普通に考えれば募金活動をしている人に対して疑いの眼を持つのは、流石にひねくれすぎていて性格が悪いと思われしまうことも少なくありません。</p>
<p>周囲に友人やいる状態で「本当に私が寄付した募金がちゃんと困った人のために使われているのですか？」と聞くのもなかなか勇気がいる行動だと思います。</p>
<p>募金活動という社会的にみて立派な事をしている人に対して、疑いの目で質問をすること自体、純粋な人から見れば人間性を疑われてしまう行為だと思われてしまうこともあるでしょう。</p>
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<p>当然、募金活動をしている人が皆、詐欺であったり私腹を肥やすために行っているわけではありませんが、募金詐欺の話を聞くたび、本当に自分が寄付したお金がしっかり困っている人のために使われているのかを調べなければいけない世の中になったと感じます。</p>
<p>世知辛い世の中と言えばそれまでですが、募金活動を悪用する人や団体が出てきてしまった以上は、募金する側も募金先を見る目を鍛えていくことが求められているのではないかと思います。</p>
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