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	<title>恋愛  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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		<title>回避性パーソナリティ障害の人の結婚前、結婚後の問題について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21420</link>
				<pubDate>Sun, 02 Jun 2019 11:30:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[回避傾向/回避性人格障害]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[回避性パーソナリティ障害]]></category>

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				<description><![CDATA[回避性パーソナリティ障害の人やその傾向がある人(以下、まとめて「回避性の人」と呼ぶ)は、人間関係に煩わしさを感じやすく、責任を負う可能性が出てくる場面になると、何かとその状況を回避しようとする特徴があります。 その特徴ゆ]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>回避性パーソナリティ障害の人やその傾向がある人(以下、まとめて「回避性の人」と呼ぶ)は、人間関係に煩わしさを感じやすく、責任を負う可能性が出てくる場面になると、何かとその状況を回避しようとする特徴があります。</p>
<p>その特徴ゆえに、結婚という人生の一大イベントは、回避性の人にとってはまさに非常に面倒な行事であるかのように感じてしまうのも無理はありません。</p>
<p>今回は、回避性パーソナリティ障害と結婚に関する諸々について、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/21379" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/kaihisei-renai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="回避性パーソナリティ障害の恋愛傾向について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/kaihisei-renai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/kaihisei-renai-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/kaihisei-renai-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/21379" class="blog-card-title-link">回避性パーソナリティ障害の恋愛傾向について</a></div><div class="blog-card-excerpt">他人や社会と関わることに不安や緊張を覚えやすい。環境や状況の変化を強く恐れる傾向がある回避性パーソナリティ障害の人は、他人と深く関わるだけで</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/21379" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/21379" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>回避性パーソナリティ障害の人は結婚に至るまでが長い</h2>
<p>回避性の人は、他人と関わることに煩わしさを感じてはいるものの、かと言って孤独な生活を好んだり、他人に自分のことを打ち明けることについて全く興味を示さないわけではありません。</p>
<p>煩わしさを感じつつも、自分が気になっている人に対して密かに片思いをしたり、自分のことを拒絶しないと分かった人であれば、積極的に自分の内面を相手に見せようとする。そのため、人間関係は回避するものの、恋愛と無縁の生活を送るわけではありません。<span style="font-size: 12px;">(なお、恋愛と無縁の場合は、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/21381">スキゾイドパーソナリティ</a>の傾向を持っていると考えたほうがいいかも)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>回避性の人は、運良く恋人関係になれたとしても、そこから更に関係を発展させていく場面になると、持ち前の責任を負うのを避けたがる癖が災いし、どうしても関係が停滞することが目立ちます。</p>
<p>つまり、恋人の関係を脱して夫婦になる…という、お互いの関係性が明確に変化する場面になると、回避性の人は今まで以上に大きな社会的責任を背負うことを意識して不安を感じる。そして不安から逃れるべく、今までのように恋人関係を維持しようとする方を選んでしまうのです。</p>
<p>そのため、回避性の人は結婚が秒読み段階になっても、なかなか結婚には踏み切れず、恋人以上夫婦未満というどっちつかずで微妙な関係を続けてしまう。</p>
<p>もちろん、そんなもどかしい時期を相手が受け入れた結果、晴れて結婚にたどり着けることもありますが、一方であまりのもどかしさに愛想を尽かして相手が離れてしまったり、関係そのものが自然消滅するのも珍しくはありません。</p>
<p>また、実際に結婚するとなれば、単純に婚姻届といった書類上の手続きのみならず、それぞれの両親(場合によっては親族も)へのご挨拶、結婚披露宴を行うための各準備、(女性なら)苗字変更に伴う各手続き、結婚生活後の家事分担とお金の管理に関する取り決め、引越しをするとなれば新居探しや転出・転入届の提出と住所変更に伴う各種手続き…など、やるべき面倒事が山のように出てくるものです。</p>
<p>山のような面倒事を超えた先にある結婚生活に対して、回避性の人は持ち前の煩わしさや面倒事を避けたがる癖が強く出てしまう。これもまた、結婚に踏み切れない原因の一端を担っているように感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、昨今では「晩婚化」や「若者の結婚離れ」のように、過去と比較して婚期が遅くなっている傾向や、そもそも結婚にすらたどり着かないまま関係が消滅してしまうことが、社会問題として取り上げられて久しいものです。</p>
<p>こうした結婚に対する消極的な傾向は、経済的な問題(＝例：若者の貧困化)で語られることがよくありますが、回避性の傾向を持つ人の増加により、結婚に対する消極的な姿勢が強まっている…という見方もできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>回避性パーソナリティ障害の人との結婚生活で待ち受けているもの</h2>
<p>無事に結婚まで辿りつけたとしても、その後もまた回避性の人が持つ傾向の影響を受ける場面が出てきます。それは、子供を持つ事を考えはじめる場面です。</p>
<p>上でも触れたように回避性の人は、新たな責任を背負うことに消極的であり、「夫婦」から「子を持つ親」へと自分達の関係性が進展する場面を想像すると、関係の進展に後ろ向きになってしまいます。</p>
<p>結婚することと違い、子供を授かることは、言い換えれば自分とは別の人間の命を、しっかり支えて育てるという、重大な責任を背負うことになります。</p>
<p>当然ながら、途中で育児放棄したり虐待をするようなことがあってはならず、親の手を離れるまでは保護者としてしっかり面倒を見なければいけません。</p>
<p>また、子供の将来のために、今以上に収入を増やしたり、小遣いを減らして貯金に回したりなど、お金のやりくりについても考え直すことも必要です。</p>
<p>更に、子供にしっかりと教育を受けさせるのはもちろんのこと、子供を通じた親同士の人間関係や学校の先生との人間関係を構築していく必要性も出てきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このように、子供を持つとなれば、それに応じて親としての自分が果たすべき責任はグンと増えてしまう。</p>
<p>そんな将来像を考えると、回避性の人は「子供を持つこと＝責任が増えて、慣れないことが出てきて苦しむ」と否定的に捉えてしまいます。</p>
<p>また、結婚に踏み切った時同様に、子供を持つかどうかの決心を付けるまでに時間がかかってしまった結果として、高齢出産になることもあります。高齢出産ともなれば、若かった頃以上に負うべき責任に対する体力的、心理的なハードルは高まるのは明白です。<span style="font-size: 12px;">(そもそも結婚に踏み切るまで時間がかかっていれば、ますます高齢出産から回避できなくなる可能性はあるが…)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、結婚はするけども子供を持つことは望んでいないとお互いに納得しているのであれば、子供を持つことに関する煩わしさを感じる心配は限りなく小さくなります。</p>
<p>しかし、一方は子供を欲しがっているものの、もう一方は子供を求めていないとなれば、夫婦関係はギクシャクしてしまい、冷め切った生活を送ってしまう懸念があります。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>回避性パーソナリティ障害の人は浮気をしづらい</h2>
<p>何かと先行きの暗さが目立つ回避性の人の結婚生活ですが、新たな人間関係を築くことにめんどくささを感じるという特徴が「浮気の可能性は低い」という良い方向に働くことがあります。</p>
<p>回避性の人にとっては、気になる人と新しく関係を持とうとしても、今以上に面倒事や煩わしさが増えるというストレスの方を強く意識してしまう。そのため、仲良くしたい気持ちこそあるものの、なかなか新たな人間関係を構築できず、現状維持に徹してしまうのが特徴的です。</p>
<p>恋人以前の段階にて、本当は恋心を抱いているのに、それを打ち明けられず「現状維持」となるのは、マイナス視されるものです。</p>
<p>しかし、既に結婚しているとなれば「現状維持」に徹することは、何ら恥ずべきものではありません。むしろ一途であるとして高い評価を得られます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、新たな人間関係を築きづらいからこそ、単身赴任のようにお互いが会えなくなる状況になっても、パートナーの視点に立てば、そのことに過剰な不安を感じずに済みます。</p>
<p>「赴任先で自分の知らない相手と知り合い浮気をするほど、コミュ力やフットワークの軽さがある人ではない」という安心感があるからこそ、浮気の不安に過剰に怯えずに済むのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、回避性の人の視点に立てば、自分がひっそり浮気をしていたとして、それがもしもバレようものなら、それこそ自分の社会的印象の悪化や慰謝料の支払いなど、浮気以上の面倒事になってしまう。</p>
<p>そんな事態になって疲弊するぐらいなら、今のパートナーとの安定且つ平穏な関係を維持したほうが、面倒事は少ない…と考えるので、浮気とは無縁の生活を送りやすいと言えるでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/21312" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/sukisake-kaihisei-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="「好き避け」を回避性パーソナリティ障害の観点から考察" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/sukisake-kaihisei-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/sukisake-kaihisei-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/sukisake-kaihisei-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/21312" class="blog-card-title-link">「好き避け」を回避性パーソナリティ障害の観点から考察</a></div><div class="blog-card-excerpt">「好き避け」とは、自分が好意を抱いている人に対して、その人をあえて避けるような行動をとってしまう現象を指す若者言葉の一種です。「好き」なのに</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/21312" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/21312" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<hr />
<p>参考書籍</p>
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<div class="booklink-info">
<div class="booklink-name">
<p><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F12601311%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer">回避性愛着障害</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></p>
<div class="booklink-powered-date">posted with <a href="https://yomereba.com" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">ヨメレバ</a></div>
</div>
<div class="booklink-detail">岡田尊司 光文社 2013年12月</div>
<div class="booklink-link2">
<div class="shoplinkrakuten"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F12601311%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer">楽天ブックス</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></div>
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<div class="booklink-powered-date">posted with <a href="https://yomereba.com" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">ヨメレバ</a></div>
</div>
<div class="booklink-detail">岡田尊司 法研 2006年05月</div>
<div class="booklink-link2">
<div class="shoplinkrakuten"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F4041305%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer">楽天ブックス</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></div>
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</div>
<div class="booklink-footer"></div>
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										</item>
		<item>
		<title>スキゾイドパーソナリティ障害の恋愛傾向について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21381</link>
				<pubDate>Tue, 28 May 2019 03:27:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[スキゾイド]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[スキゾイドパーソナリティ障害]]></category>

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				<description><![CDATA[スキゾイドパーソナリティ障害の人、及びスキゾイドの傾向が強い人(以下「スキゾイドの人」と呼ぶ)は、そもそも他人や世間に対する関心が非常に薄いために、恋愛関係はおろか友達や家族と言った身近な関係に対しても、全く興味や関心を]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>スキゾイドパーソナリティ障害の人、及びスキゾイドの傾向が強い人(以下「スキゾイドの人」と呼ぶ)は、そもそも他人や世間に対する関心が非常に薄いために、恋愛関係はおろか友達や家族と言った身近な関係に対しても、全く興味や関心を示そうとしない。</p>
<p>どこか浮世離れしていて、人との親密な関係がなくても問題なく生きていける…そんな、変わった特徴を持つ人のように見られることが目立ちます。</p>
<p>しかし、だからといってスキゾイドの人が恋愛や結婚を必ずしもしないというわけではなく、成り行き(お見合い等)によって関係を持ったり、パートナーが非スキゾイドであることが影響して、子供を持つこともあるとされています。</p>
<p>今回は、そんなスキゾイドの人の恋愛傾向についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>異性関係に対する興味・関心が薄く、恋愛関係とは無縁の生活を送りやすい</h2>
<p>冒頭でも述べたようにスキゾイドの人は、異性を含む他人に対する興味が非常に薄く、親密になりたい、身を焦がすような恋をしたい…という思いを持つことが滅多にないとされています、</p>
<p>むしろ、他人と親密に関わると、自分の内面の自由が脅かされるとか、自分の落ち着いた日常が不安定になることを危惧して、自ら恋愛とは無縁の生活を送るようになります。</p>
<p>そのため、恋愛に対する意識が高まる中高生(＝思春期)の時期でも、好きな人の話題に加わる事はない。そもそも他人と仲良くなりたい気持ちが薄いために、気になる人や恋人はおろか、友達関係すら求めようとしない。つまり「ぼっち」な学生生活を送る傾向があります。</p>
<p>もちろん、当の本人が恋愛に興味が沸かない事に、全くコンプレックスを抱いていないというわけではありません。</p>
<p>周囲の人が夏休み、クリスマス、バレンタイン等、恋愛が絡むイベントで盛り上がり青春を謳歌している光景を見ながら「恋愛とは無縁の生活を送っている自分は、どこか人としておかしいのだろうか？」と、自分の異質さに気づいてしまう。</p>
<p>スキゾイドと一口に言っても、他人や世間に対する関心の薄さにも濃淡があり、自分が周囲どう見られているかに対して、比較的興味があるスキゾイドの場合は、自分の異質さ・世間離れ具合に負い目や劣等感を感じてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>婚期の遅れ、一生独身になることにも不満を感じない</h2>
<p>スキゾイドの人は恋愛に疎いので、社会人になっても恋人を欲する気持ちも薄ければ、その先の結婚に対する願望も薄い。</p>
<p>社会や世間に対する関心の薄さから、「いい加減、誰かを見つけて結婚すれば？」とか「結婚して孫の顔を見せて欲しい」という社会的プレッシャーを伴う声に対しても、あまり気に止めない。</p>
<p>そのため、婚期が遅れたり、そのまま一生独身の生活になることもありますが、当の本人はその状況に不満や焦りを感じることは少ない。むしろ、独身生活の方が性にあっていると感じて、恋愛・結婚とは無縁の生活をそのまま続けていくとされています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、余談ですが、昨今の日本では経済面でも先行きの不透明さから、若者の恋愛離れや晩婚化、子無し世帯が社会問題となっております。</p>
<p>更に、ブライダル関係など恋愛に関するビジネスにても、</p>
<blockquote><p>「結婚しなくても幸せになるるこの時代に私は、あなたと結婚したいので」(ゼクシィ)</p></blockquote>
<p>と、結婚を絶対的な幸福と捉えていない、昨今の世相を反映したキャッチコピーが出るようになっています。</p>
<p>このように、恋愛を当然視・絶対視することが弱まっている状況は、スキゾイドのように恋愛とは無縁の生活を送る人が認められる世の中へと、徐々に変わってきているとも考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>恋愛に興味が薄いので異性関係のトラブルとは無縁の生活を送る</h2>
<p>恋愛に興味が薄いことは、コンプレックスになるだけでなく、いい面もあります。</p>
<p>まず、異性関係に悩まされずに済むことです。痴話喧嘩、二股、浮気、不倫、デートDV、モラハラなど、恋人or夫婦間のように親密な関係で起きるトラブルに巻き込まれることがない。<span style="font-size: 12px;">(むしろ、そもそも恋人・夫婦関係を築くまでにいたらないことが多いので、恋愛トラブルとは無縁の生活を送る。)</span></p>
<p>そのほかにも、トラブルほどではないにしても奢る・奢られる、プレゼントをする、恋人のためにデートのセッティングをする…と言った、恋愛に時間や労力、金銭を費やす事もスキゾイドの人はないため、恋愛関係の煩わしさに悩まされる事はありません。</p>
<p>また、スキゾイドの人を恋人にしたいと考えている人の視点に立てば、浮気や不倫の心配がないのは、非常に安心できることでしょう。遠距離恋愛になったとしても「現地で別の恋人を作るのではないか？」と心配をすることも、(まず)ありません。</p>
<p>加えて、世間への関心の薄さからどこかに出かけたり、プレゼントのやり取りするなどお金がかからないローコストな関係を築きやすい。</p>
<p>いわゆる世間一般が求める恋人・夫婦像とは無縁で、各々が恋人・夫婦という社会的な役割に縛られない、自由な関係を育めることができるでしょう。</p>
<p>しかし、冒頭でも述べたように、そもそも恋愛に興味が薄いため、恋人以前の友達になる段階でつまずきやすい。恋は実らず、そのまま片思いで終わってもなんら珍しくない事が、スキゾイドの人を恋愛対象として見た場合には起こりえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>孤独を好むスキゾイドの性質を尊重する人であれば、恋愛の対象として見ることも</h2>
<p>もしも、スキゾイドの人が他人を恋愛対象として見るとすれば、スキゾイド特有の他人や世間への関心の薄さに対して理解や尊重を示せる人であれば、一緒にいて比較的居心地がよい対象とみなすことでしょう。</p>
<p>逆に、スキゾイドの人に対して、無理やり人が大勢いる賑やかな場所に連れて行くように迫ったり、「自分の内面や感情をはっきり言うべきだ！」と発破をかけてくる人には、居心地の悪さを感じて恋愛対象にはなりづらいでしょう。</p>
<p>恋愛といえば、自分の内面をさらけ出したり、理性をとっぱらった本音やありのままの自分を相手に伝えることが求められるものですが、スキゾイドの人は恋愛で当たり前とされているこれらの行動に強い抵抗を感じてしまいます。</p>
<p>その抵抗を無視して「感情的になるように！」と外向的な気質や他人を巻き込むコミュ力を振るう人よりは、同じく内向的で控えめな性格の人の方が、スキゾイドの人と良好な関係を気づきやすいでしょう。<span style="font-size: 12px;">(ただし、お互いに内向的な者同士となると、出会いの場も少なければ、出会ってもコミュニケーションすることが難しく、恋愛関係に発展しづらいのがジレンマである…)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>回避性パーソナリティ障害の恋愛傾向との比較</h2>
<p>スキゾイドパーソナリティ障害と似ている点が多い、回避性パーソナリティ障害の恋愛傾向との比較をまとめておきます。</p>
<ul>
<li>スキゾイド：表面的・内面的にも恋愛に対して興味が乏しい、あるいは無い。そもそも恋愛関係のような他人と親密になる関係を必要としておらず、独身生活でも不満や不自由を感じない。</li>
<li>回避性：表面的には恋愛に対して消極的に見える。しかし、内心は恋愛に対して興味があり、関わりを求めているという二面性をもつ。</li>
</ul>
<p>スキゾイドは、恋愛対して本心から興味が薄いorない。</p>
<p>回避性は傍目には恋愛に興味がなさそうに見えるものの、内心は他人と親密な関係になることを欲している。しかし、自信の無さや嫌われる事への不安から、気持ちを切り出せずにいるとされています。</p>
<p>傍目には両者とも「恋愛に興味なさそう人」と見られがちですが、本心の部分で明確な違いがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>回避性パーソナリティ障害の恋愛傾向について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21379</link>
				<pubDate>Sun, 26 May 2019 03:17:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[回避傾向/回避性人格障害]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[回避性パーソナリティ障害]]></category>

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				<description><![CDATA[他人や社会と関わることに不安や緊張を覚えやすい。環境や状況の変化を強く恐れる傾向がある回避性パーソナリティ障害の人は、他人と深く関わるだけでなく、夫婦となり子供を持つことが将来待ち受けるという環境の変化を強く意識せざるを]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>他人や社会と関わることに不安や緊張を覚えやすい。環境や状況の変化を強く恐れる傾向がある回避性パーソナリティ障害の人は、他人と深く関わるだけでなく、夫婦となり子供を持つことが将来待ち受けるという環境の変化を強く意識せざるを得ない、恋愛関係のような親密な人間関係を苦手とする傾向が見られます。</p>
<p>しかし、かと言って恋愛関係に全く興味や関心が無いというわけでもありません。「恋愛は面倒くさい」という感情と「でも、恋愛無しのまま人生を終えるのは嫌だ」という相反する感情の板挟みに苦しむことが目立ちます。</p>
<p>また、傍目には恋愛関係を必要としていない人のように思われやすい。しかし、当の本人は恋愛に興味はあるけど、なかなか最初の一歩が踏み出せず、もどかしい気持ちを抱いたまま一人で過ごしている…という、周囲からの無理解と心理的な葛藤に悩まされているのが、特徴的です。</p>
<p>今回は、そんな回避性パーソナリティ障害の人の恋愛傾向について、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>傍目には恋愛に無関心に見えるが、恋愛感情がないわけではない</h2>
<p>回避性パーソナリティ障害の人は、「回避」という名前にもあるように、他人と関わる事に不安や煩わしさを強く感じるために、人間関係を避ける傾向があります。</p>
<p>しかし、人間関係を避けると言っても、他人に対する興味が全く無いというわけではない。むしろ自分を否定する心配が無い人や、自分のことを本当に好いてくれる人であるとわかれば、自分の内面を見せられる相手だと感じて、積極的に関係を持とうとします。</p>
<p>この傾向は恋愛関係でも同様です。自分が恋心を寄せている人から否定的な反応が返ってくる(嫌われる、無視されるなど)のに強い不安を抱えており、なかなか相手に対して好意を打ち明けることができない。</p>
<p>そうこうしているうちに、恋愛関係とは無縁な期間が長引いてしまい、周囲からは「恋愛に興味がない人」という印象がついてしまいやすい。</p>
<p>その印象の影響もあって、「もしも、意中の相手に好意を伝えても『え？貴方は恋愛とは無縁の人だと思ってました…』という困惑のニュアンスが込められた反応が返ってくるはずだ…」とネガティブな未来を想像してしまい、ますます恋愛に奥手になってしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「他人から嫌われたくない」けど「他人から好かれたい」という二つの気持ちで心が揺らぐ</h2>
<p>冒頭でも述べているように、回避性パーソナリティ障害の人は</p>
<ul>
<li>他人から嫌われたくない</li>
<li>他人から好かれたい</li>
</ul>
<p>という相反する気持ちを持っているために、非常に心が揺らぎやすいのが特徴的です。</p>
<p>そして、この矛盾した気持ちのせいで、「告白したい」とは思いつつも「告白が失敗したら傷ついてしまう」というもどかしさに苦しむ。</p>
<p>加えて、ここで当たって砕けろの精神で告白できず、むしろ告白する状況から避けてしまうのも特徴的です。</p>
<p>いっそひと思いに告白するとなれば、刺激が多く不慣れな環境に身を置くストレスに耐えなければいけません。</p>
<p>しかし、回避性パーソナリティ障害の人は、新しい環境に身を置く事に強い不安を感じるために、告白を先延ばしにし続け現状維持を選んでしまうとされています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>相手が自分のことを強く否定しないか、とことんまで見極める傾向がある</h2>
<p>恋に対して臆病な傾向を見せる回避性パーソナリティ障害の人は、相手が自分に明確な好意を抱いている事が分かり、且つ自分のことをなんでも受け入れてくれるだけの心の広さや、寛容な姿勢を持っている人だと判明すると、ようやく好意を伝える気持ちになるとされてます。</p>
<p>また、自分からではなく、相手の方から(半ばしびれを切らして)好意を伝えて来たときも、同様に好意を受け入れ恋仲に発展するとされています。</p>
<p>しかし、告白に至るまでの時間が長く、また告白よりも現状維持を選んでしまうことから、そもそも意中の相手が自分以外の相手と恋仲になってしまい、片思いに終わってしまうことも少なくない。</p>
<p>また、年齢的な問題も相まって、好意こそあれど世間体や年齢差と言った別の煩わしさが出てきたことで、恋愛が成就できないまま終わってしまうこともあります。</p>
<p>長い時間をかけるといえば純愛のように見えますが、あまりにもスピード感がないので、恋という名の競争においては、どうしても遅れをとりやすいのが(悲しいかな)特徴的です。</p>
<p>ただし、昨今では晩婚化や若者の恋愛離れという恋愛観の変化もあり、回避性パーソナリティ障害の人でも、かつてのようなガツガツとした恋愛を強いられる場面が減っていることは、ある意味追い風が吹いているとも言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>両思いに至らず、片思いのままで終えることも少なくない</h2>
<p>また、回避性パーソナリティ障害の人は、両思いではなく実らぬ片思いを延々と続けるケースも多いとされています。</p>
<p>回避性パーソナリティ障害の人からすれば、片思いを続けることは両思いになるために自分の内面をさらけ出す緊張を味わう不安もない。</p>
<p>そして、成就する見込みが低いことをあらかじめ理解しているからこそ、片思いは煩わしさとは無縁で、気兼ねなく思う存分エンジョイできるという利点もあり、ある意味回避性パーソナリティ障害の人向きと言えます。</p>
<p>また、片思いの対象は３次元の人間ではなく、２次元(漫画、アニメなど)や妄想の世界の相手になることもあります。</p>
<p>２次元や妄想の世界の相手なら、リアルの人間関係のような煩わしさは、まず感じない。おまけに、自分の理想を反映させたあらゆる魅力にあふれた相手に対して恋愛できたり、リアルではできない魅力(重婚など)があるので、ついハマってしまうと考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>一度相手に心を許すと、自分の内面をやたら見せる積極性を持っている</h2>
<p>回避性パーソナリティ障害の人は、一度相手に心を許すと、その後は積極的に自分の内面を語りだし、距離を縮めようとする傾向があります。</p>
<p>恋仲になるまでは非常に時間がかかるものの、一度打ち解けると今までの遅れを取り戻すかのように、恋愛関係を深めていくという二面性を持ち合わせています。</p>
<p>そのあまりの変わりように、「猫を被っている」「ツンデレ」「ギャップ萌え」という、属性がよく似合います。</p>
<p>ただし、関係を深めることはできても、関係が変化することには臆病なことが目立ちます。</p>
<p>普通の恋人から、結婚する、子供を持つ…という、二人を取り巻く環境の変化が浮上する場面になると、急に臆病になってしまう。現状維持を望む回避性パーソナリティ障害の特徴は、恋愛関係になったあとでも見られます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>回避性パーソナリティ障害の人は自分自身の恋心を自覚できなくなることも</h2>
<p>非常にめんどくさい自分の性格や物の見方にとらわれてしまい、自分でも相手が好きなのか嫌いなのかがよく分からくなってしまうことがあります。</p>
<p>また、相手に嫌われたくない気持ちの強さゆえに、相手に好意を伝えるチャンスを逃してしまう。「そもそも自分なんて好かれるはずがない」と、端から恋愛そのものを諦めてしまうことも少なくありません。</p>
<p>ひとことで言えば「めんどくさい恋心のせいでめんどくさい恋愛をする」だけでなく、そもそも恋愛にすらこぎつけられない。</p>
<p>しかし、一度恋愛関係になると、今までの臆病さが嘘のように、相手にべったりorデレデレした一面を見せるようになる…という急変っぷりに、本人の心が追いつかなくなることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>プライドの高い男性と好き避け行動との関連性に関する考察</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21367</link>
				<pubDate>Tue, 21 May 2019 15:22:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[プライドが高い]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[プライド]]></category>
		<category><![CDATA[好き避け]]></category>

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				<description><![CDATA[好き避けとは、好意を抱いている相手に対して、無視をしたり素っ気ない態度を取るなど、相手を避けるかのような行動をとってしまう。そんな、素直になれない心理からくる行動をさします。 好き避け行動を起こす理由の一つとしては「プラ]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>好き避けとは、好意を抱いている相手に対して、無視をしたり素っ気ない態度を取るなど、相手を避けるかのような行動をとってしまう。そんな、素直になれない心理からくる行動をさします。</p>
<p>好き避け行動を起こす理由の一つとしては「プライドの高さ」が影響していると考えられ、とくに社会から求められる男らしさに強い拘りを見せる男性には、プライドが邪魔をした結果として好き避け行動に出てしまうことが見られます。</p>
<p>今回は、そんなプライドの高さから見る、好き避け行動に関する考察をお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>プライドの高い男性が好き避け行動に出る心理</h2>
<h3>プライドだけの高さが見透かされる事への恐怖心がある</h3>
<p>(男性に限った事ではありませんが)プライドの高さをやたら誇示してしまう人には、プライド以外の何か特筆した魅力や長所がない。</p>
<p>つまり<strong>「誇るべきものがプライドぐらいしかない」</strong>というコンプレックスを抱えているために、自分を大きく見せたがり、何かしらの価値や魅力を持っている人間であるかのようにアピールし、他者からの注目を集めようとすることが目立ちます。</p>
<p>そんな肥大化したプライドを持つ人が最も恐れているのは「自分はプライドぐらいしか取り柄のない虚しい人間である」と周囲の人から見透かされてしまうことです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>恋愛関係のように付き合う時間が長い関係や、自分の内面をさらけ出すことが求められる関係は、プライドの高い人からすれば「自分はプライドしかない虚しい人間である」ということが遅かれ早かれバレてしまう恐怖を感じさせる関係です。</p>
<p>好き避け行動は、自分の本性が相手にバレるのを少しでも先送りにし、ありのままの自分をさらけ出さなくても済むために行っている、必死の抵抗であると言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自分の内面や正直な気持ちを表現することにプライドの傷つきを感じてしまう</h3>
<p>プライドの高い人からすれば、自分の内面や包み隠さない正直な気持ちを表現することは、今まで作り上げてきた特別であり、理想的の自分像を揺るがしかねない、危険な行動だと感じてしまいます。</p>
<p>正直な部分を他人に見せることは、自分には普通の人間らしい感情や、どうしようもないところ、格好悪く恥ずかしいところがあるのだと他人に見せているのと同じであると感じてしまい、プライドの傷つきを感じてしまう。</p>
<p>もちろん、相手に対して好意を伝えたい気持ちや、相手に対する好意そのものを否定することは難しいが、正直に言えば恥ずかしさからプライドの傷つきを感じてしまう…と、葛藤した結果、好き避け行動というプライドを守りつつ、好意を周りくどく相手に伝える方法で、その場を乗り切ろうとしているのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>相手から好意を伝えてくれることで、自分のプライドの傷つきを避けようとする意図がある</h3>
<p>自分のプライドを守りたい、その上で相手に好意を伝えて、いい感じの関係に発展したい。</p>
<p>…そんな(かなり虫のいい)願望は「相手が自分の行為に気づいてくれて、相手から告白をしてくれるように物事がトントン拍子に運ぶ」という展開になれば非常に好都合であり、プライドの高い人はこの展開になることを期待してしまいます。</p>
<p>自分から「告白する」という恥ずかしさを乗り切る試練をパスできる。加えて、相手の方が告白してきてるので、自分の方が相手の好意を思いのまま左右できるだけの立場にいる…という実感も味わえる。</p>
<p>プライドが高く人間関係に優越感を感じたい人からすれば、この展開は(現実的かどうかはさておき)まさに理想的と言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とはいえ、相手に対して「自分に告白してほしい」と願望を露骨に伝えるのは、流石に野暮であり、自分のプライドが許さないので不可能。</p>
<p>そんな時に行うのが、回りくどいもののそれとなく自分が好意をもっていると相手に察してもらう側面がある「好き避け行動」です。</p>
<p>間接的に好意があることをほのめかし、自分の気持ちを察して相手から告白してくれるように仕向ける…しかし、虫がいいと書いたように、あまりにも周りくどく、そして純粋に相手に冷たくしている事から、必ず上手くいく方法とは到底呼べないのが実情です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>好き避け行動に出てしまう男性に対する率直な印象</h2>
<p>自分のプライドを守りつつも、それとなく相手への好意を示す好き避け行動に出る男性は、誤解を恐れずに言えば、やはりプライドに縛られており、なんだか他人を残念な気持ちにさせてしまう男性と言えます。</p>
<p>好きな相手に対して逆に嫌がらせをしてしまう(＝防衛機制の反動形成)という、小中学生の男子がやりそうな行動に出ており、プライドは守れたとしても対面を保てているとは言い難い。<span style="font-size: 12px;">(むしろ、幼稚さが目立って複雑な気持ちになる。)</span></p>
<p>自分が周囲からどう思われているかを気にするあまりに、好意を感じている相手を蔑ろにしており、素直に肯定できないのが率直な感想です。<span style="font-size: 12px;">(もちろん、男女関係を逆にしても、感想は同じ)</span></p>
<p>また、自分の気持ちを素直に伝えられるどころか、間接的な態度で表現している姿には、どこか女々しさ感じずにはいられません。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>プライドの高さから来る好き避け行動とセルフハンディキャッピング</h2>
<p>好き避け行動を冷静に分析すれば、あえて自分から嫌われるような行動に出ている…つまり、自分にハンデをかけている行動(＝セルフハンディキャッピング)とも言えます。</p>
<p>あえて相手に冷たくするというハンデをかけることで</p>
<ul>
<li>相手との溝ができて関係が解消すれば「嫌われるようなことをやったから仕方がない」と、納得できてしまう。根本的な原因である自分のプライドの高さは修正せず、自分の行動が悪かったのだという表面的な反省で止まってしまう問題がある。</li>
<li>もし好き避けをした結果として、運良く恋愛関係に発展した場合、自分は運良く恋愛関係になれたと自慢できるし、特別感に浸れる。失敗してもおかしくない状況から、見事な逆転の展開を成し遂げたということで、自分のプライドは十分に満たされる。</li>
</ul>
<p>という、どちらに転んでも自分のプライドに都合の良い解釈が可能になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>失敗したときはプライドの傷つきを軽減できる、成功すればプライドを満たせる…こう書くと、セルフハンディキャッピングはいいことばかりのように見えるでしょう。</p>
<p>しかし、セルフハンディキャッピングを行う人は、何かを成し遂げたいという達成欲求が低く、どこか及び腰な人であると見られやすい。</p>
<p>つまり、どうも真剣味が感じられずヘラヘラとした優柔不断な男性であると見られてしまうものの、当の本人はプライドが高い…という、妙な歪さが目立つ男性だと見られてしまう可能性があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6758" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/selurhuhande-kyappingu-uzai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="セルフハンディキャッピングがうざく感じる理由・心理について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/selurhuhande-kyappingu-uzai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/selurhuhande-kyappingu-uzai-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/selurhuhande-kyappingu-uzai-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6758" class="blog-card-title-link">セルフハンディキャッピングがうざく感じる理由・心理について</a></div><div class="blog-card-excerpt">セルフハンディキャッピングとは、何かやるときに失敗しても自分の自尊心や自己肯定感が過度に傷つかないように、自分に対してハンデを課して、あえて</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/6758" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/6758" alt="" /></a></div></div></div>
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とくに、恋愛関係ではこ</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/5709" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/5709" alt="" /></a></div></div></div>
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]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>恋愛関係で「現実的になると逃げたい」と感じてしまう理由・心理について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21292</link>
				<pubDate>Sun, 19 May 2019 06:11:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>

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				<description><![CDATA[現在絶賛恋愛関係中ではあるが、いざ結婚だとか、家庭を持つだとか、お互いに助け合うだとか、子供を授かるだとか、自分の親の介護をするだとか、そして天寿を全うするだとか…と、将来のことや現実的なことを考えてしまうと、途端にめん]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>現在絶賛恋愛関係中ではあるが、いざ結婚だとか、家庭を持つだとか、お互いに助け合うだとか、子供を授かるだとか、自分の親の介護をするだとか、そして天寿を全うするだとか…と、将来のことや現実的なことを考えてしまうと、途端にめんどくささや、煩わしさを感じてしまい、恋愛関係への熱が冷めてしまう。</p>
<p>このような心の動きや姿勢は、一般的には責任感のなさそのものであり、およそ褒められるものではないでしょう。</p>
<p>恋愛の先には結婚が、結婚の先には問題のない家庭を築くことや子育てをすることが待っていると考える人からすれば、結婚から先に待ち受けている責務を放棄する姿勢に対して、肯定的な評価は得られないものでしょう。</p>
<p>草食系という言葉が揶揄の意味でも用いられるケースがあることからもわかるように、このように責任を持つことに臆病な姿勢に対して不満や不快感を示している人の存在は、決して少ななくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>…しかし、そんな責任を放棄する姿勢を持つ人の心理や考え方を知っておくことは、決して無駄ではないと感じます。</p>
<p>むしろ、責任を逃れたがる心理を知ることにより、刹那的な関係を望む人に対するまた別の見方ができるようになり、彼らに対する理解ができてり、彼らと似たように責務から逃げたがる人との付き合い方のヒントを学べるようになるのでは…と感じます。</p>
<p>今回は、そんな恋愛において現実的な場面になると逃げたくなる人の心理について、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>恋愛関係で「現実的になると逃げたい」人の心理</h2>
<h3>深い関係になると窮屈さから逃げたくなる</h3>
<p>恋人と今以上に深い仲になる。このことは多くのカップルにとっては望ましいものであり、何ら拒むべき要素がないことと感じるでしょう。</p>
<p>しかし、現実的になると逃げたくなる人は、ある一定のラインまで仲良くなることは求めていても、それ以上先に関係が進展してしまうと、途端に窮屈さや不自由さを感じてしまうために、ある一定までの関係にとどめておきたい気持ちを持つようになります。</p>
<p>例えるのなら、遊びとして刹那的に付き合う関係でいることを求めつつ、そこから先に進んで家庭を持ち支えるというった現実的な関係になることは求めない。</p>
<p>もしも、先に進んだ関係になってしまえば、今まで以上に深い愛情や安心感を味わえるかもしれないが、それらを味わうために自分が果たすべき責務(働いて収入を得る、他の人と関係を持たない、親戚や親への配慮等)を強く感じてしまい、苦痛やめんどくささの方が上回ってしまう。</p>
<p>これが刹那的な関係であれば、収入なり、遊び人気質なことなり、親族・両親への配慮なんて気にせず、気楽で居られ苦痛も少ない。</p>
<p>そんな気楽で身軽であること強く求めると同時に、義務や責任を背負うことを極端に嫌がる性質が、現実的な関係に進展することを拒む原因になってしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>結婚により生じる責任や義務を重荷と感じてしまう</h3>
<p>上で触れたものと重なりますが、現実的になると逃げたくなる人には、結婚によって生じる責任や義務を、過度に重いものとして受け止めてしまうことがあります。</p>
<p>結婚すれば、甘く蕩けるような場面ばかりでなく、パートナーと家庭を支えるために仕事や家事、ご近所＆親戚付き合い、金銭管理など、心地よい家庭環境維持のために、すべき責務を長期間に渡って果たす必要性が生じてきます。</p>
<p>加えて子供を授かったとなれば、育児はもちろんのこと、子供の教育、子供の人間関係、子供の健康や安全に細心の注意を払う…など、やるべきことは今以上に増加する。</p>
<p>もちろん、支えるべき人が増えたことで、今以上に収入を増やす必要性が生じたり、自分の自由な時間を子供のために費やす場面も生じてくる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こういった現実的な場面を想像すると、恋愛というお花畑のようにほんわかとした今の関係も、途端に重く苦しく思えてめんどくさいもののように感じてしまう。恋愛に対する熱も冷めしまい、これ以上関係を進展させる気すら起きなくなってしまうのです。</p>
<p>関係を進展させれば、たしかに幸福や喜びを感じることもあるかもしれません。しかし、その幸福や喜びを感じるためには、自分がすべき責務はあまりにも重く、めんどくさく、しかも長期に渡るものなので、強い苦痛を感じてしまう。</p>
<p>そんな苦痛を味わうことを避けるためにも、将来のことを考えなくてもいい、刹那的且つ享楽的な恋愛関係にとどまり続けることを求めてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>他者との手続きや交渉が極度に苦手で、結婚後の意見のすり合わせに強いめんどくささを感じる</h3>
<p>深い関係に進展するとなれば、自分の願望や希望を相手に一方的に押し付けるのを控える必要性も出てきます。</p>
<p>深い関係になるためには、相手の意見や願望を聞く耳を持ち、尊重することが大事。加えて、自分の意見と相手の意見の落としどころを見つけて双方が納得できるように、上手に意見をすり合わせる技術(＝交渉術)が求められます。</p>
<p>もちろん、場合によっては意見が噛み合わなくなり衝突するリスクもありますが、その衝突を乗り越えることで関係が進展するという「雨降って地固まる」的な展開も、深い関係に進展することに一役買うものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、現実的になると逃げたくなる人は、他人と意見をすり合わせることや衝突することをひどく嫌がる。</p>
<p>他人との交渉事が非常に苦手であり、家庭環境を維持するために、パートナーや家族、自分と関わる大事な人達と意見をすり合わせることに強いストレスを感じてまうので、現実的な関係に進展することを拒んでしまいます。</p>
<p>現実についてどうこう考える必要性がまだ無い関係なら、交渉事に対峙する場面も比較的少なく、気楽でいられる。</p>
<p>しかし、関係が進展してしまうと、自分の一存で家庭に関わることを何もかも決めることは難しく、加えてパートナーや家族だけでなく、部外者からもツッコミが入ることも想定できる。</p>
<p>恋人関係としてできた大胆な行動も、家庭をもつ夫や妻、子供をもつ父や母の立場になれば、推奨できるものではなくなってしまい、他人を納得させるために話し合いをしたり、場合によっては妥協点を探ることも必要になる。</p>
<p>こうした交渉事に立ち向かい、妥協点を探ることそのものをひどく嫌がる性質が、現実的な関係に進展するのを嫌がる原因になるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>余談　現実的にならなくていいのでのめり込む、架空・二次元の恋愛関係</h2>
<p>余談ですが、現実的な関係をイメージして「めんどくさいなぁ…」と感じてしまい、急に関係が冷めてしまう傾向がある人にとって、架空で擬似的な恋愛関係を提供してくれる存在は、非常に魅力的なものだと感じてしまいます。</p>
<p>たとえばアニメや漫画、ゲームのキャラクターのように、二次元の世界の人物に恋愛感情を抱くと同時に、その作品内の中で擬似的な婚姻関係を結ぶこと<span style="font-size: 12px;">(「ケッコンカッコカリ」とか)</span>は、面倒な責任や義務を背負うことなく、交渉事をすることもない。</p>
<p>もちろん、アイドルや声優、ネット上の有名人(youtuber,コスプレイヤー,クリエイターなど)のように三次元の人間でも同様の現象は起きるが、それもまた架空の恋愛に浸れることが魅力であり、煩わしさを感じなくても済む。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>言い方は悪いですが、これらは所詮は理想や妄想、画面の中で完結する世界の話なので、現実の恋愛関係のような煩わしさや窮屈さに悩まされる不安はありません。</p>
<p>とは言え、冷静に見れば現実以上に不自由で融通が効かない関係に思えるものの、現実的な関係に進むことを求めてない人からすれば、その関係こそが非常に自由で心地よい関係のように感じてしまう。</p>
<p>こうして見ると、現実的な関係になるのを拒む人は、自分の想像の範疇を脱しない関係においては居心地の良さを感じるという、他者との関わりよりも自分自身を重視する個人主義が広まった現代社会を象徴する人物そのものであり、現代っ子(死語)であるようにも感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>参考書籍</p>
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<div class="booklink-image"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F12601311%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img alt="" style="border: none;" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7758/9784334037758.jpg?_ex=400x400" /></a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></div>
<div class="booklink-info">
<div class="booklink-name">
<p><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F12601311%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer">回避性愛着障害</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></p>
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</div>
<div class="booklink-detail">岡田尊司 光文社 2013年12月</div>
<div class="booklink-link2">
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<p>&nbsp;</p>
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<div class="booklink-detail">岡田尊司 朝日新聞出版 2016年06月09日</div>
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</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>「好き避け」を回避性パーソナリティ障害の観点から考察</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21312</link>
				<pubDate>Wed, 15 May 2019 10:05:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[回避傾向/回避性人格障害]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[回避性パーソナリティ障害]]></category>
		<category><![CDATA[好き避け]]></category>

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				<description><![CDATA[「好き避け」とは、自分が好意を抱いている人に対して、その人をあえて避けるような行動をとってしまう現象を指す若者言葉の一種です。「好き」なのに「避け」てしまうことから「好き避け」と略されるようになったとされています。 避け]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>「好き避け」とは、自分が好意を抱いている人に対して、その人をあえて避けるような行動をとってしまう現象を指す若者言葉の一種です。「好き」なのに「避け」てしまうことから「好き避け」と略されるようになったとされています。</p>
<p>避けると言ってもその行動は様々で、合う回数を頻度を減らす、意図的に相手と距離を置く、SNS上にて既読無視をする、アカウントのフォローを外すなどして、好意を持っている人と深く関わることを避けようとします。</p>
<p>また、回避する対象は片思い中の人、現在付き合っているなど恋人関係に限らず、友達関係でも起きるとされています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こうした回避行動は、いわゆるフィクションの世界で見聞きする「ツンデレキャラ」に通じるものでもありますが、一方で心理学における回避性パーソナリティ障害の特徴にも、深い関わりがあるように感じます。</p>
<p>今回は、回避性パーソナリティ障害から見る「好き避け」という行動についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>回避性パーソナリティ障害の診断基準から見る「好き避け」</h2>
<p>回避性パーソナリティ障害とは、傷つきや失敗を恐れるために、対人関係を築くことを回避したり、集団生活そのものに溶け込むことを拒むという特徴を持った、パーソナリティ障害の一種です。</p>
<p>回避行動を取る原因としては、</p>
<ul>
<li>傷つくことへの過剰な恐怖感を抱いている。</li>
<li>新しい環境や人間関係に対して過度な緊張感を持ちやすい。</li>
<li>過去にいじめや虐待、仲のいい人からの裏切りなどの対人不安を強める経験をした。</li>
<li>自分の内面や意見を出すことを許されない、抑圧的な環境で育ってきたこと。</li>
<li>人前で強く恥をかかされた経験をした。</li>
</ul>
<p>などの環境的要因、および性格や気質などの遺伝的要因であると考えらています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>好かれていると確信できなければ、人と関係を持ちたいとは思わない</h3>
<p>米国精神医学会(DSM)が定めた、回避性パーソナリティ障害の診断基準の中には</p>
<blockquote><p><strong>好かれていると確信できなければ、人と関係を持ちたいとは思わない</strong></p></blockquote>
<p>という項目があり、これは「好き避け」行動と非常に関連深いものでしょう。</p>
<p>回避性パーソナリティ障害の人は、他人から否定されること、拒絶されることについて強い不安を感じやすい。</p>
<p>そして、その不安に悩まされなくても済むために、相手が自分の事を好意的に見ていると確信できない限りは、相手と深く関わる事を回避しようとします。</p>
<p>恋愛関係ともなれば、告白の段階で振られて傷つく。仮に告白がうまく行ったとしても、深い仲になるにつれてお互いの考え方や価値観、環境の違いから喧嘩に発展してしまうなど、自分がなんらかの形で、相手から否定される場面が起きてしまうであろうことは、想像に難くないでしょう。</p>
<p>好き避け行動をしてしまう人は、相手に好意こそ抱いているものの、その好意が拒絶される場面や、深く関わるようになった場面にて、自分を否定されることに強い不安を感じてしまう。</p>
<p>そして、その不安が現実のものとならないためにも、あえて相手を回避する行動を取る。あるいは、相手が自分のことをどんな時でにも否定せず受け止めくれる、絶対に安全な人間だと確信できない限りは、心を開かなくなります。<span style="font-size: 12px;">(また、避けている期間は、相手が自分を絶対に否定しない人物であるかどうかを、見極めているのだとも言い換えることもできる。)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、積極的に心を開こうとしないために、好意を向けられる人からしても、好意を向けて来られる人に対して好印象を持ちづらくなる。</p>
<p>好意こそ存在しているものの、お互いの関係に隔たりができやすく、いつしか好き避けではなく「なんとなく合わないから避ける」「嫌っているから避ける」など、好意とは真逆の関係に陥りやすいのが特徴的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>恥をかく不安から、異常なまでに引っ込み思案になる</h3>
<p>また、DSMが定めた診断基準の中には</p>
<blockquote><p><strong>恥ずかしいことになるかもしれないという理由で、個人的な危険を冒すこと、または何か新しい活動にとりかかることに、異常なほどにひっこみ事案である。</strong></p></blockquote>
<p>という項目があり、これもまた「好き避け」行動に関わりがあるものでしょう。</p>
<p>好意を相手に打ち明けることは、それこそ自分の内面を他人にさらけ出す不安や、自分の好意という小っ恥ずかしい感情を他人に知られるという、恥ずかしさ満載の経験を乗り越えなければいけません。</p>
<p>加えて学生の恋愛関係ともなれば、自分が告白したことが学校中の噂となって駆け巡ったり、「あいつは○○さんのことが好きなんだって～」と冷やかされたり、好奇の目で見られる可能性もあるでしょう。</p>
<p>そんな恥ずかしい経験をしなくても済むためにも、好意を持ってしまった相手を意図的に遠ざけたり、好意などまるで無いように振舞う。</p>
<p>つまり、好きだけどあえて避けるような行動を取ることにより、恥ずかしい経験が起きることを未然に回避しているのだと考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、「何か新しい活動にとりかかること」という記述は、恋人関係だけでなく友達関係にも当てはまるものがあります。</p>
<p>友達関係にて、お互いにある程度打ち解けてきたからこそ</p>
<ul>
<li>友達の家に遊びに行く。</li>
<li>漫画やゲームなど、モノの貸し借りをする。</li>
<li>友達と食事や旅行に行く。</li>
<li>友達と秘密やプライベートな話題を共有する</li>
</ul>
<p>など、今まではしてこなかったことを行う場面になると、つい引っ込み思案になってしまう。</p>
<p>つまり、友達と親友以上の関係になりづらいことが、回避性パーソナリティ障害に悩む人には見られます。</p>
<p>そして、この悩みは友達関係にて「好き避け」行動に悩まされる人と、非常によく似ているように感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>回避はするけど他人に興味がないわけではない</h2>
<p>回避性パーソナリティ障害の人は、対人関係を強く回避したがることから、恋愛・友達関係のような親密な関係を築くことに興味がない。そもそも、他人に対して興味がない人だという印象をもたれることもあるでしょう。</p>
<p>しかし、対人関係を避けたがるからといって、必ずしも他人に興味がないと断定できるものでもありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もしも他人に全く興味や関心がないのであれば、他人に否定されることや、他人から「あなたは恥ずかしい人間だと」評価されることに対して、不安や恐怖を感じることもない。他人が自分に対してどういう反応を示そうと、気にせず飄々とした態度をとれるものでしょう。</p>
<p>しかし、対人関係を回避する傾向が強く、好き避け行動に出てしまう人が、そんな飄々とした態度を取れるだけの、自信や打たれ強さがあると考えるのは…かなり無理があるように感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>つまり、対人関係を強く避けることは、それだけ他人の存在そのものや意見・態度に対して強い興味や関心を持っている。</p>
<p>だからこそ、「好き」という肯定的な感情を持ちつつも、一方で「避けたい」という否定的な感情も持つ。その結果、葛藤が起きやすく自分の複雑さというか、めんどくささに悩まされているではないかと考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/21301" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/kahiseizinkakusyougai-shigototudukanai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="回避性人格障害の人が仕事が続かない理由" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/kahiseizinkakusyougai-shigototudukanai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/kahiseizinkakusyougai-shigototudukanai-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/kahiseizinkakusyougai-shigototudukanai-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/21301" class="blog-card-title-link">回避性人格障害の人が仕事が続かない理由</a></div><div class="blog-card-excerpt">回避性パーソナリティ障害(あるいは回避性人格障害)とは、精神的に傷つく事を過度に恐れたり、人間関係を築くことそのものに煩わしさを強く感じてし</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/21301" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/21301" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>参考書籍</p>
<div class="cstmreba">
<div class="booklink-box">
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<div class="booklink-detail">岡田尊司 光文社 2013年12月</div>
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</div>
<div class="booklink-detail">岡田尊司 法研 2006年05月</div>
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										</item>
		<item>
		<title>恋愛におけるインポスター現象について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21306</link>
				<pubDate>Tue, 14 May 2019 13:57:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[インポスター現象]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=21306</guid>
				<description><![CDATA[インポスター現象(あるいはインポスター症候群)とは、他人から褒められたり評価されることがあっても、その言葉を信じることができなくなる。 むしろ、自分は他人を欺いて不当に評価を得ている、詐欺師(imposter)のような存]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>インポスター現象(あるいはインポスター症候群)とは、他人から褒められたり評価されることがあっても、その言葉を信じることができなくなる。</p>
<p>むしろ、自分は他人を欺いて不当に評価を得ている、詐欺師(imposter)のような存在である、と感じる現象を表した心理学用語です。</p>
<p>インポスター現象は生活のあらゆる場面で見られる…つまり、恋愛関係においても、見られます。</p>
<p>今回は、そんなインポスター現象と恋愛との関係について、お話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/21129" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/04/inposuta-gensyou-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="「インポスター現象」褒められると罪悪感を覚える心理について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/04/inposuta-gensyou-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/04/inposuta-gensyou-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/04/inposuta-gensyou-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/21129" class="blog-card-title-link">「インポスター現象」褒められると罪悪感を覚える心理について</a></div><div class="blog-card-excerpt">他人から誉められたり、賞賛されたりしたときに、嬉しさよりもどこか怖さや不安、罪の意識を感じてしまう。謙遜とは違い、後味が悪く妙に胸がざわめく</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/21129" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/21129" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自分の魅力を不当に評価されていると感じて他人と距離を置いてしまう</h2>
<ul>
<li>自分の顔や見た目、運動神経などの身体的、外見的魅力</li>
<li>性格や優しさなどの心的、内面的魅力</li>
<li>経済力、肩書き、学歴などの社会的魅力</li>
</ul>
<p>など、各特徴・要素を見ていくことは、恋愛関係においてはまず外せないものでしょう。</p>
<p>自分にとって魅力的な特徴や要素を持っている人に恋心を抱くと同時に、その魅力を褒めたり、認めることによって、意中の人と打ち解け、恋愛関係に発展or深めていくのは、恋愛関係の基本でしょう。</p>
<p>しかし、インポスター現象に悩まされている人の場合、自分が持つ魅力を肯定的に評価する人が目の前に現れたとしても、その評価を素直に受け取ることが難しい。</p>
<p>むしろ、自分に好意を寄せて来る人に対して、どこか申し訳のなさを感じてしまい、相手を拒むような言動を見せてしまうことがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、仮に高評価を受け止めることに成功したとしても、その評価を「自分が運良く手にしたものにすぎない」とか「相手がたまたま高く評価しているだけだ」と考えてしまう。</p>
<p>自分自身に誇るべき魅力があることを素直に認めようとせず、運や相手の過大評価など自分以外の存在が高い評価を生む原因であると考えてしまう。</p>
<p>そのため、他人から高い評価を受けている割には、どこか卑屈で自信のなさが目立ってしまう。周囲の人が出した自分への評価と、自分自身で付けた自分への評価に大きなギャップがあるのが特徴的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自分が努力して身につけた魅力を、自分の努力の賜物と考えられない</h2>
<p>インポスター現象は、恋愛市場に置いて価値が高い人…つまり、イケメンや美人、高収入、高学歴、社会的ステータスを手にしている…など、明確に人より秀でている要素を持つ人に見られるものだと考えられています。</p>
<p>もちろん、こうしたステータスは先天的に身についている物もあれば、勉強やスポーツで自分を磨いたり、真面目に働いて経験を積んだ結果として身につけた後天的なものもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>先天的にしろ、後天的にしろ、自分の魅力であるからこそ、他人から評価を受けたらそれを素直に受け入れて、堂々と胸を張ればいいのですが、インポスター現象に悩まされている人はそれができない。</p>
<p>ダイエットや筋トレをして魅力的な体になるように頑張ったとか、必死に勉強していい学歴or仕事を手にしたなど、自分の努力の賜物であり堂々と誇っても問題ないものに向けられた評価の声すらも「相手は自分の魅力を過大評価しているように見える」と相手の見る目を疑ってしまったり、「相手の目を欺いて不当にいい人だと思わせているような気がしてならない」と罪悪感を覚えてしまいます。</p>
<p>自分の努力の賜物を堂々と誇れないので、周囲の人が羨むような魅力なり社会的な成功を手にしていても、当の本人はどこか遠慮気味というか、あまり心を開くような素振りを見せないのが特徴的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「謙虚」「謙遜」の文化とインポスター現象</h2>
<p>インポスター現象に悩む人が見せる遠慮気味な態度は、日本ではいわゆる「遠慮」や「謙遜」であると見られて、より高い評価を招いてしまうことがあります。</p>
<p>インポスター現象の事を知らない人からすれば、人が羨むような魅力を持っているのにもかかわらず、それを鼻にかけて威張ったり、自慢げに語ることすらしない。</p>
<p>それどころ、褒め言葉に対して、「いえいえ、そんな褒められるほどの人ではありませんよ」実に謙虚で慎ましい態度を取るので「人としての格が違う」とか「立派な人だ」と更に高い評価を受けてしまいます。<span style="font-size: 12px;">(その姿はまさに「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉そのものでしょう)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、インポスター現象に悩む人からすれば、謙遜と受け取られた言葉は、自分は本当に褒められるほどの立派な人間ではないと考えており、相手が不当に評価しているように感じられたからこそ出てきた言葉であり、謙遜の意味合いは含まれていない率直な意見と考えられます。</p>
<p>…もちろん、そのことは相手には伝わらず、むしろより高い評価の言葉を招く事態になってしまって、ますます「自分は他人を騙して高い評価を手にしている」という気持ちが強くなることで悩んでしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自ら恋愛市場における価値を下げる行動に出ることも</h2>
<p>インポスター現象に悩む人は、周囲との評価のギャップを解消したり、「欺いている」という罪悪感から逃れるために、あえて自分の価値を落とす行動に出てしまうことがあります。</p>
<p>恋愛関係で言えば、</p>
<ul>
<li>あえて異性から嫌われるような行動を取る。</li>
<li>恋愛対象に見られないように地味で目立たないように努める。</li>
<li>学歴や職歴などの社会的な価値をあえて手放す。</li>
<li>逆に過剰なまでに自分磨きに打ち込み、周囲と壁を作る。<span style="font-size: 12px;">(＝恋愛には興味がないことを間接的に示していると言ってもいい)</span></li>
</ul>
<p>など、恋愛市場価値を下げる行動に出てしまいます。</p>
<p>周囲から見れば、これらの行動は理解に苦しむものが多く、恋愛はおろか友達としてお近づきになりたいとは思えない行動と感じるのも不思議ではありません。</p>
<p>しかし、周囲の人が自分を恋愛対象とみなさなくなることこそ、インポスター現象に悩む人が求めていることであることを踏まえれば、これらの突飛な行動に込められた意図がすんなりと理解できるでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>男女差とインポスター現象</h2>
<p>インポスター現象は、男性よりも女性に多いとされる説もありますが、現時点では男女差に関する決定的なデータは上がっていません。</p>
<p>なお、女性に多いと考えられている説の根拠は、社会において活躍している女性の数が少ない。つまり、正当な評価を素直に受け入れて社会で堂々と活躍するポジションを入手できるチャンスが目の前にあっても、「他人を騙して高い評価を得ている」という後ろめたさから、そのチャンスを手放してしまっているというものです。</p>
<p>しかし、別の研究ではインポスター傾向に男女差は全く見られないという結果もあり、男女差とインポスター現象については、具体的な結論はまだ出ていないのが実情です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、このようにアバウトな結果になる理由として考えられるのが、インポスター現象そのものが、人生のある特定の時期においてのみ見られるものであり、年齢や状況とともにインポスター傾向そのものが変わってしまう性質を持っていることです。</p>
<p>ジョージア州立大学名誉教授のクランスによれば、インポスター傾向が最初に見られるのは高校生活の終盤、あるいは大学入学or就職後すぐに多いものだと主張。</p>
<p>進学や就職で新しい環境に飛び込むために、自分の長所を知る必要性が出てきた場面において、本当に自分の長所が誇りに思ってもいいものか、わからなくなってしまう。その結果、「他人を騙して評価を手にしている」という考えが生じているのだとされています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この考えはアメリカでの調査によるものですが、日本でも同様だと言えるでしょう。</p>
<p>高校から大学生の時期と言えば、進学or就活のために自分の長所を調べたり、将来を見据えて自分が得意としていること、人よりも秀でていることが何であるかについて真剣に向き合う時期でもあります。</p>
<p>また、ちょうどその時期は、誰かを真剣に好きになったり、逆に誰かに真剣に好かれたりすることも、人生において初めて経験する時期でもあります。</p>
<p>初めて他人から率直な好意を受けたとしても、その好意に対するうまい返答や対応が出来るだけの十分な経験や知識もない。</p>
<p>そのために、好意を素直に受け取れないだけでなく「他人を欺いている気がする」という考えが生じてしまうのだと考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>参考書籍</p>
<div class="cstmreba">
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<div class="booklink-info">
<div class="booklink-name">
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</div>
<div class="booklink-detail">日経サイエンス編集部 日経サイエンス社 2019年04月17日</div>
<div class="booklink-link2">
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</div>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>恋愛関係で認知的不協和を用いることの問題点</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21211</link>
				<pubDate>Sat, 27 Apr 2019 14:28:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[認知的不協和]]></category>

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				<description><![CDATA[心理学に関する書籍やウェブ上のメディア(youtubeも含む)を調べていると「認知的不協和を使って恋愛関係にこぎつける方法」という具合のテーマで、認知的不協和の理論が恋愛に役立つものであると紹介されることが目立ちます。 ]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>心理学に関する書籍やウェブ上のメディア(youtubeも含む)を調べていると「認知的不協和を使って恋愛関係にこぎつける方法」という具合のテーマで、認知的不協和の理論が恋愛に役立つものであると紹介されることが目立ちます。</p>
<p>こうして見ると、認知的不協和とは恋愛関係に効果的な心理テクニックの一種であり、文字通り相手の心を自分の思うがままコントロール出来る、すんごいテクと感じるかもしれません。</p>
<p>しかし、一方で自分の個人的な欲望のために恋仲になりたい人を一人の人間として尊重せず、なかば洗脳や支配するかのように認知的不協和のテクを用いることには少々疑問が残ります。</p>
<p>今回は、そんな恋愛における認知的不協和の負の側面や問題点をお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>恋愛における認知的不協和が作用するとき</h2>
<p>まず始めに、認知的不協和について軽く説明しておきます。</p>
<blockquote><p>「認知的不協和」とは、矛盾する二つの認知を抱えることで抱く違和感やストレスのこと。そして、その違和感を解消するために取る行動のこと</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<p>人間は矛盾した気持ち・考えを持つとストレスを感じる。そして、ストレスを解消するために、物事の見方を都合よく変えたり、自分で自分を騙すかのような言動をとってしまうことが認知的不協和です。</p>
<p>冒頭でも触れたように、認知的不協和の仕組みを用いれば、(理論上は)はこれから恋仲になりたい人のハートを落としたい場面でも活用できます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>たとえば「認知的不協和を使って恋愛関係にこぎつける方法」としてよく紹介されているのは、「気になる相手に小さなお願い事を頼んでみる」という内容です。</p>
<p>これは、相手の視点に立てば「今自分は○○さんのお願いを聞き入れて助けている」という事実に基づく認知と「好きでもない人のために手助けすることはない」という道徳や常識に元と付く認知を抱えている。</p>
<p>当然ながら、この二つの認知は矛盾を招き、そのまま受け入れるとモヤモヤとした気持ちを抱く。つまり、「今自分は好きでもない人間を助けている」と言動と考えが矛盾した状態では不快感を感じるので、これを防ぐために「自分は○○さんに好意があるから、お願いを聞き入れて助けているのだ」と認知を修正することで、恋仲に発展する…という理屈です。</p>
<p><span style="font-size: 12px;">(もちろん、この通りに認知が修正するケースばかりではないし、都合よく利用される関係どまりになるでかもしれないことは、冷静に考えれば推測できると思うのだが…)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>恋愛における認知的不協和の問題点</h2>
<p>認知的不協和の仕組みを用いて、相手の認知をコントロールする。</p>
<p>つまり、相手が自身の言動の矛盾を解消し、その結果として自分に好意を持ってくれるようになる…という情報は、それこそ恋愛に飢えている人にとっては、非常にありがたい情報のように感じることでしょう。</p>
<p>恋愛とは自分ひとりでは不可能なもの。くわえて、自分の力ではどうにもできない相手の心に振り回され疲弊したり、振られて自分の心を傷ついてしまう事への不安や恐怖はどうしても頭から離れないものですし、できれば避けたいと感じるものでしょう。</p>
<p>そんな確実性もなくリスクと隣り合わせである恋愛関係にて、認知的不協和という心理学のテクニックは、恋愛という不確実なゲームを簡単に攻略できるかのような裏技であるかのように見えるかもしれません。</p>
<p>「より確実性を増し、より自分の思い描いた未来になるように、自分が気になっている人の心理を操作出来る。それが認知的不協和という心理学のテクニックです。」…という調子で紹介されているのを見ると、<strong>まるで他人を支配したり、洗脳することそのものを正当化したり、肯定的に捉えているに思えて、不安を感じずにはいられません。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、認知的不協和のテクを用いれば理論上では相手が自分に好意を持ってくれるようになる可能性があるのは事実でしょう。</p>
<p>しかし、それはあくまでも「可能性」でしかなく、「確実に恋仲になれる」とか「絶対に仲良くなれる」といった、確実性が保証されているものではないという点には注意が必要でしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>そもそも認知的不協和に頼ろうとする態度が顰蹙を買うとのではないかという懸念</h2>
<p>恋愛という将来どうなるかわからない、物事が確実且つトントン拍子に進まない関係に置いて、なるべく将来が確約されていて、且つトントン拍子に進むことを期待して、心理学のテクニックにすがりたくなる気持ちはわかります。</p>
<p>しかし、心理学という小手先のテクニックを用いて、相手の心を自分に都合よく操作しようとする態度が、結果として相手に悪印象を与えるのではないか…という懸念もあります。</p>
<ul>
<li>自分の要求や願望ばかりを優先して相手を尊重する姿勢が見られない。</li>
<li>自分のことしか頭にない、自己中心的は思考、視野の狭さ。</li>
<li>「心理学で他人の心をコントロール出来る」と思い上がる、浅はかさ、傲慢さ。</li>
<li>自分の素直な気持ちや本音を伝えようとせず、心理学のテクで乗り切ろうとする不誠実さ。</li>
<li>「心理学のテクを用いれば恋愛関係になれる」と情報を精査せず鵜呑みにしてしまう思慮浅さ、頭のお花畑具合。</li>
</ul>
<p>など、心理学のテクを用いている自分が、結果として相手に悪印象を与えてしまう。その結果恋愛にこぎつけないどころか、品性や人間性までも疑われてしまう事態に陥るのではないか…という懸念があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>余談　DV、モラハラと認知的不協和</h2>
<p>最後に、恋愛に関する認知的不協和の例としてよくあるのが、DVやモラハラに陥るカップルのケースです。</p>
<p>「恋人から暴力を振るわれたら、それはもう恋人とは呼べない」という常識に基づく認知と「今まさに恋人からDVやモラハラを受けている」という事実に基づく認知は矛盾しています。</p>
<p>矛盾をそのまま受け入れてはストレスを感じるので、「恋人は自分のことを大切に思っているから厳しい態度に出ている」とか「恋人なら相手の暴力に受け入れることも大事だ」という歪んだ解釈することでストレスの軽減を図る。つまり、認知的不協和の解消を試みようとすることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>認知的不協和は、気になる人と恋仲になりたい人向けに紹介されることもありますが、一方でモラハラ・DVの被害者がなぜ加害者から逃げようとしないのか、という心理を知る場面でも紹介されることもあります。</p>
<p>「認知的不協和は恋愛に効果的」という情報を見て「認知的不協和＝恋愛でポジティブな作用をもたらすもの」と感じている人からすれば、「認知的不協和＝恋愛でネガティブな作用をもたらすもの」という情報を受け入れがたいかもしれません。</p>
<p>しかし、本当に気になる人との恋愛関係を望んでいるのであれば、たとえ不都合であっても認知的不協和が持つ負の側面について、よく知っておくことは大事だと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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例</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/4903" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/4903" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>デートDVの原因に関する考察</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/20877</link>
				<pubDate>Tue, 05 Mar 2019 16:05:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[DV(ドメスティックバイオレンス)]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[デートDV]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=20877</guid>
				<description><![CDATA[デートDVとは、恋人間で行われるDV(ドメスティックバイオレンス)を指す言葉です。 一般的にDVといえば、夫婦間で行われる暴力や暴言、態度による暴力などを指す言葉ですが、最近では夫婦に限らず恋人関係、それも未成年者の間で]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>デートDVとは、恋人間で行われるDV(ドメスティックバイオレンス)を指す言葉です。</p>
<p>一般的にDVといえば、夫婦間で行われる暴力や暴言、態度による暴力などを指す言葉ですが、最近では夫婦に限らず恋人関係、それも未成年者の間でも見られており社会問題になっています。</p>
<p>近年では、若者(とくに学生)に向けて啓発活動が各地で行われており、早ければ小学生向けにデートDVに関する講義が行われている例もあります。</p>
<p>では、デートDVが起きる原因や背景は一体どういったものがあるのか…今回は、このテーマに関する考察を話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>デートDVの原因として考えられること</h2>
<h3>若すぎてDVに関する知識が乏しい</h3>
<p>一般的に「DV＝夫婦間できるもの」という認識があることから、中高生のように夫婦の立場で物事を考える必要性がまずない若者にとっては、DVに関する知識に触れる機会が無い。</p>
<p>機会が無いので、</p>
<ul>
<li>どういう行動がDVに当たるのか</li>
<li>DVにはどんな種類があるのか</li>
<li>DVを受けたら誰に相談すればいいのか</li>
</ul>
<p>という知識を、デートDVの加害者も被害者も双方とも知識として学んでいない事が影響して、お互いがお互いに無自覚のうちにデートDVの当事者となってしまうのです。(なお、最近でこそ、生徒にデートDVの啓発を行う学校が出てきており、知識に触れる機会は整っているとも見れる)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、余談ですが「DV防止法(当時は配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)」が施工されたのは2001年と、割と歴史は浅め。</p>
<p>デートDVの教育を受ける子供の両親世代、祖父母世代が、DVに関する知識を若い頃に学ぶことがないまま大人になっていることも、DVに対する疎さを招いているのと見ることもできます。</p>
<p><span style="font-size: 14px;">(無論、かつては家父長制、亭主関白orかかあ天下など、現代の基準に照らし合わせればDVと判断できるものがあるでしょう。しかし、それらが今の基準で言えばDVに当たる可能性があり、問題のある行為だと認識できないことが、DV問題の根深さでもあります。)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>加害者および被害者の自覚の乏しさ</h3>
<p>一般的なDVに関する知識が乏しいことからの続きですが「自分たちの関係は(デート)DVではなく、普通の関係である」と思い込んでしまうことが、デートDVが起こってしまう原因と考えられます。</p>
<p>デートDVといっても、初めから暴力や暴言など、明らかに「これはおかしい」と加害者・被害者ともに自覚しやすい行動に出るわけではありません。</p>
<p>ヤキモチを焼く、わがままを言ってしまう、プライベートを知って深い仲になりたがる、束縛したがる…と、どれも恋人関係ならよくあることが、デートDVの発端となってしまう。</p>
<p>そして、恋人ならよくあることの延長線上として暴力・暴言など乱暴な行為に発展したとしても「これもよくある事なのかも」と考えてしまいことで、デートDVが起きていると自覚しづらい。これこそが、デートDVの厄介な点です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>加害者・被害者ともに家族から暴力・暴言を受けてきた過去が影響している</h3>
<p>一般的なDVや虐待、モラハラやパワハラのケースでよく見られるのが、被害者・加害者ともに、家族から何かしらの身体的・精神的暴力を受けてきた過去を持っているというケースです。</p>
<p>普段から乱暴な態度をとることが、人間関係のコミュニケーションの一種であり、日常的な光景であると学習してきた過去を持つからこそ、</p>
<ul>
<li>加害者側は他人に乱暴な態度をとることの異常性に気付けない。</li>
<li>被害者側は他人から乱暴な態度をされることの異常性に気付けない。</li>
</ul>
<p>と、どちらも乱暴な態度が行われることを問題であると見なせず、気が付けばデートDVが起きてしまっていた…ということになるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>被害者・加害者も、暴力が身近にある環境で育ってきたために、自分が今まさにデートDVに巻き込まれている事実に気づけないし、問題意識も抱けない。恋愛関係において、暴言や暴力は当然起きるものであり、それに対して異を唱えたり、誰かに助けを求めるべきだという考えすら持つにいたらないのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「せっかく恋人になれたのだから別れたくない」という気持ちの影響</h3>
<p>デートDVが主に若者の間で起きている背景には「せっかく恋人になれたのだから別れたくない」という気持ちが災いし、辛くしんどい恋人関係を切るに切れず、デートDVを招いているとも考えられます。</p>
<p>別れたくないという心理の裏には、失恋の辛さに向き合うことの恐怖や不安だけでなく、「○○と△△が別れた！」と噂になって広められてしまうこと悪い意味で有名になってしまうことへの恐怖も考えられます。</p>
<p>とくに、後述するように今やSNSがあたり前で、「誰と誰とが付き合ったor別れた」というゴシップ的な情報は、瞬く間に拡散されてしまう恐ろしい世の中でもあります。</p>
<p>また、単に噂がすぐに広まりやすく、それに事実を逸脱した誇張や都合の良い憶測が入った上で、面白半分で簡単に拡散されてしまう怖さもあるからこそ「別れたという事実を作りたくない」と考える人も少なくないと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>他人に相談しづらい内容が含まれていること</h3>
<p>一般的なDVでも同じですが、恋愛関係において自分が嫌がらせ受けていることを他人に相談することは、言い換えれば自分が秘密にしておきたいと感じる恥ずかしい話を、第三者に知らせることで精神的な苦痛を味わう辛さがあります。</p>
<p>相談する相手によっては、笑いのネタとして広められてしまい、自分の恥を多くの人に晒してしまわれる不安ある。</p>
<p>それこそ、苦い初恋や若さゆえの過ちのように、自分の人生の汚点（＝黒歴史）になるかもしれない恥ずかしい話題だからこそ、たとえ乱暴な扱いを受けていても相談する気は起きにくい。</p>
<p>その結果、デートDVを初期の軽い段階で防ぐことができず、非常に辛く重い関係に至らしめるまでに悪化させてしまうのだと考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>スマホの普及とデートDVの関連性</h2>
<p>デートDVに関するニュースや啓発用の動画を見ていてよく登場するのが</p>
<ul>
<li>SNSでの既読無視に関する過度な追求。</li>
<li>スマホのカメラを使ってプライベートな写真を送るように強制する。</li>
<li>恋人のスマホを勝手に除こうとする。</li>
<li>SNSアカウントを調べて交友関係に干渉する。</li>
</ul>
<p>など、スマホが関連する事例です。<span style="font-size: 12px;">(もちろん、ガラケー(＝元祖携帯電話)の場合でも、上の事例は可能である)</span></p>
<p>今や学校や登下校のときだけ恋人と会ったり、直接会えない時は黒電話や文通等で恋人に連絡をかける…という<del>情緒はあるが</del>古臭い時代ではなく、スマホさえあればいつでもどこでも恋人と簡単に連絡が取れる時代です。</p>
<p>つまり、スマホの登場によって恋人と同じ時間を過ごすことが容易になった分、恋人関係で起きる束縛浴や独占欲を妨げる要素が減ったことで、過度に距離感を近づけすぎた結果、デートDVという社会問題を生み出しているとも考えられます。</p>
<p>LINEの既読機能のように、今やスマホを使えば恋人がいつどこで何をしているか…という<strong>、かなり込み入ったプライベートな情報まで、その気になれば詮索可能で、ストーカーじみたことができてしまう時代に生きている…</strong>と理解しておくことが、自分がデートの加害者・被害者にならないためにも大事であると感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>人間関係リセット症候群の男性が彼氏に向かない理由</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/20814</link>
				<pubDate>Thu, 28 Feb 2019 09:02:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[人間関係リセット癖]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=20814</guid>
				<description><![CDATA[初対面のうちはそれなりにコミュニケーションができるものの、ある程度親しくなると急によそよそしくなったり、揉め事や意見の食い違いが発生してしまうと、それを最後に今まで築いてきた人間関係をバッサリ切ってしまう。 ネットスラン]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>初対面のうちはそれなりにコミュニケーションができるものの、ある程度親しくなると急によそよそしくなったり、揉め事や意見の食い違いが発生してしまうと、それを最後に今まで築いてきた人間関係をバッサリ切ってしまう。</p>
<p>ネットスラングではこうした行動を「人間関係リセット症候群(あるいは人間関係リセット癖とも)」と呼び、主に学生や若者を中心に使われている言葉であります。</p>
<p>この人間関係リセット症候群を持つ男性は、</p>
<ul>
<li>急に人間関係をリセットするという極端な行動に走ってしまう思考の柔軟性の乏しさ、気難しさ。</li>
<li>リセットする人がどのように感じるかよりも、自分のことを優先してしまう自己中心的な思考の強さ。</li>
<li>多くの人が気にしないことに対して過剰に気にしてしまう、繊細過ぎて上手く関わりを持つには多大な労力を要してしまうこと。</li>
</ul>
<p>などの理由により、恋人(彼氏)候補としてはあまり向かない特徴の持ち主でもあります。<span style="font-size: 12px;">(もちろん、これは女性の場合でも同じですが…)</span></p>
<p>今回は、そんな人間関係リセット症候群の男性の心理をもとに、恋人候補に向かない理由についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>人間関係リセット症候群の男性が彼氏に向かない理由</h2>
<h3>最初は印象が良くとも打ち解け出すと自ら距離を置こうとする気難しさ</h3>
<p>「人間関係リセット症候群」と聞くと、おそらく、口下手、人付き合いが苦手、シャイな人…など、人間関係が苦手であることがぱっと見てわかるような特徴を持っている人のことを想像するかもしれません。</p>
<p>しかし、実際は社交的であり、初対面ではおよそ人間関係をリセットしてもおかしくないような、わかりやい特徴を持っているようには見えないケースが目立ちます。</p>
<p>初対面で見せる親しみやすさゆえに、自然にこちらも自分のことを話したり、相手のことをもっと知りたいと思うものですが、この場面において人間関係リセット癖を持つ人は、<strong>相手の素性を深く知ったり、自分のことを深く知られること嫌がる</strong>という気難しさがあります。</p>
<p>相手と必要以上に親しくなりたくはないけど、かと言って初対面で冷たい態度を取って周囲から距離を置かれるのは嫌がる。</p>
<p>いつまでも初対面程度の関係を維持したいと思うものの、付き合う年月が増えるにつれてそれは難しくなり、我慢できなくなったところでリセットするという強硬策に出てしまう…という気難しさがある。</p>
<p>仮にこの気難しさを理解したとしても、そもそも相手が初対面以上の関係を求めていないので、当然ながら恋愛候補としてはふさわしくない。</p>
<p>また、気難しさを理解しようとすればするほど、相手に「初対面以上の関係に発展させたくない」という気持ちを抱かせしまい、リセット癖を発動させてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>不安定な自尊心(プライド)に振り回されてしまうリスク</h3>
<p>人間関係リセット癖の人が持つ気難しさの根底には、不安定な自尊心(プライド)があると考えられます。リセットされる人のことを考えず、自己中心的に他人を切り捨ててしまうことも、この自尊心が影響していると見れます。</p>
<p>人間関係リセット癖の人は</p>
<ul>
<li>本当の自分は価値がないという自己肯定感の低さ。</li>
<li>自分の本性を知られれば、自分が持っている肥大化した自己イメージが崩れてしまう事への恐怖。</li>
<li>実は自分は自分で思っているほど、特別で素晴らしい人間ではないと薄々感じているものの、そのことを周囲の人に悟られて、失望されることへの不安。</li>
<li>自己イメージが肥大化しているがゆえに、自分のことをどう見られているかを過剰に気になってしまう。他者の評価・視線への過剰に敏感。</li>
</ul>
<p>など、不安定な自尊心に振り回されているがために起きる様々な気苦労に悩まされています。</p>
<p>しかし、この不安定な自尊心は、人間関係が進展するにつれてますます不安定さを増す。つまり、ある程度打ち解けてきて「自分は初対面で見せた時ほどの人間ではない」と周囲の人がなんとなく理解して、自尊心の傷つきを感じるようになると、自分の本性がバレて逃げ場のない苦しみから逃避すべく、人間関係をリセットするのです。</p>
<p>不安定な自尊心をもつ人からすれば「初対面で見せている、いい自分だけ知ってほしいし、そのイメージがいつまでも定着して欲しい」と感じるものの、関係が進展すれば人前で見せている自分以外を知りたいという人は出てきますし、何より自分の方からボロを出してしまうこともあるものです。</p>
<p>その時に「すみません、今まで猫かぶってました」と、反省したり、笑いに変えた上でその後の付き合い方を探っていくこともできるのに、人間関係をリセットして、徹底的に反省することを避けるのが特徴的です。</p>
<p>反省すれば自尊心が傷つくので反省せずに、リセットを選ぶ…というように、リセット癖を持つ人は、不安定な自尊心に振り回されているために、突飛な行動にでてしまう。</p>
<p>関わるとなると自分も相手の不安定な自尊心に振り回されてしまうおそれがあるからこそ、恋人候補にするのは厳しいと言えるのです。</p>
<p>なお、余談ですが「不安定な自尊心を持っている」という点では「自己愛性パーソナリティ障害」に通ずるものがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/13009" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/zikoai-zimetsu-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="自己愛性人格障害の人が自滅してしまう理由・背景" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/zikoai-zimetsu-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/zikoai-zimetsu-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/zikoai-zimetsu-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/13009" class="blog-card-title-link">自己愛性人格障害の人が自滅してしまう理由・背景</a></div><div class="blog-card-excerpt">自己愛性人格障害の人の言動を端的に表すことわざとして「身から出た錆」や「自業自得」ほど相応しいものはありません。

タイトルでは「自滅」</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/13009" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/13009" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>人間関係を修復するだけの歩み寄る姿勢がない</h3>
<p>人間関係において、喧嘩や見解の違いなど衝突が起きた際に、折衷案や妥協案を探ることを放棄して、リセットすることに走ってしまう。</p>
<p>言うなれば他人と歩み寄るコミュニケーション能力がないために、衝突したあとの関係の修復は困難。従って、衝突したあとは嫌な雰囲気が関係にそのまま残り、それに耐え切れずに自分からリセットしてしまうのが、リセット癖を持つ人には見られます。</p>
<p>もちろん、人間関係はいつも仲良く、お互いの意見が一致する…というものではありません。また、仮に一致しないからといって「嫌いになった」わけではありませんし、意見の不一致を前にしてもコミュニケーションを続けて、折衷案や妥協案を探った結果、お互いの知らない一面を知れて関係がより進展していくものであります。</p>
<p>しかし、上でも触れているように、関係が進展していくこと好んでいないために「雨降って地固まる」のよう人間関係が運ぶことはない。揉め事が起きたらそこまでで関係が終わる…という、相手と歩み寄るコミュニケーションが困難なので、恋人候補にするのは厳しいと言えます。</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>人間関係をリセットする彼氏かどうかは初見では見分けにくい</h2>
<p>人間関係リセット癖の厄介な点は、その性質上<strong>まず初見で相手が人間関係リセット癖を持っているかどうかを見抜くのが非常に困難な点です。</strong></p>
<p>人間関係リセット癖を持つ人は、過去にリセットした人と接点がないような人間関係に溶け込もうとしたがる。</p>
<p>つまり、進学や就職等で自分がリセット癖を持っているとは知らない人ばかりが住む場所に行って、新たな生活を送りたがる。また、そこでもある程度親しい関係に発展する段階になって、居心地の悪さを感じていつしかフェードアウトするかのようにいなくなる…を繰り返します。</p>
<p>仮に、恋愛候補として見ていたとしても、その人から関係をリセットされるまでは、相手が人間関係リセット癖を持っているとは判明しない。</p>
<p>そして、判明した(つまりリセットされた)あとは、相手と会うこともネットを使って連絡取ることは困難。モヤモヤとした気持ちをぶつけたい相手がおらず、その気持ちを一人で受け止める事になるのが、人間関係リセット癖の人と関わることになった人に多い「あるあるネタ」です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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