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	<title>逃げること  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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		<title>恋愛関係で「現実的になると逃げたい」と感じてしまう理由・心理について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21292</link>
				<pubDate>Sun, 19 May 2019 06:11:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[恋愛に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>

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				<description><![CDATA[現在絶賛恋愛関係中ではあるが、いざ結婚だとか、家庭を持つだとか、お互いに助け合うだとか、子供を授かるだとか、自分の親の介護をするだとか、そして天寿を全うするだとか…と、将来のことや現実的なことを考えてしまうと、途端にめん]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>現在絶賛恋愛関係中ではあるが、いざ結婚だとか、家庭を持つだとか、お互いに助け合うだとか、子供を授かるだとか、自分の親の介護をするだとか、そして天寿を全うするだとか…と、将来のことや現実的なことを考えてしまうと、途端にめんどくささや、煩わしさを感じてしまい、恋愛関係への熱が冷めてしまう。</p>
<p>このような心の動きや姿勢は、一般的には責任感のなさそのものであり、およそ褒められるものではないでしょう。</p>
<p>恋愛の先には結婚が、結婚の先には問題のない家庭を築くことや子育てをすることが待っていると考える人からすれば、結婚から先に待ち受けている責務を放棄する姿勢に対して、肯定的な評価は得られないものでしょう。</p>
<p>草食系という言葉が揶揄の意味でも用いられるケースがあることからもわかるように、このように責任を持つことに臆病な姿勢に対して不満や不快感を示している人の存在は、決して少ななくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>…しかし、そんな責任を放棄する姿勢を持つ人の心理や考え方を知っておくことは、決して無駄ではないと感じます。</p>
<p>むしろ、責任を逃れたがる心理を知ることにより、刹那的な関係を望む人に対するまた別の見方ができるようになり、彼らに対する理解ができてり、彼らと似たように責務から逃げたがる人との付き合い方のヒントを学べるようになるのでは…と感じます。</p>
<p>今回は、そんな恋愛において現実的な場面になると逃げたくなる人の心理について、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>恋愛関係で「現実的になると逃げたい」人の心理</h2>
<h3>深い関係になると窮屈さから逃げたくなる</h3>
<p>恋人と今以上に深い仲になる。このことは多くのカップルにとっては望ましいものであり、何ら拒むべき要素がないことと感じるでしょう。</p>
<p>しかし、現実的になると逃げたくなる人は、ある一定のラインまで仲良くなることは求めていても、それ以上先に関係が進展してしまうと、途端に窮屈さや不自由さを感じてしまうために、ある一定までの関係にとどめておきたい気持ちを持つようになります。</p>
<p>例えるのなら、遊びとして刹那的に付き合う関係でいることを求めつつ、そこから先に進んで家庭を持ち支えるというった現実的な関係になることは求めない。</p>
<p>もしも、先に進んだ関係になってしまえば、今まで以上に深い愛情や安心感を味わえるかもしれないが、それらを味わうために自分が果たすべき責務(働いて収入を得る、他の人と関係を持たない、親戚や親への配慮等)を強く感じてしまい、苦痛やめんどくささの方が上回ってしまう。</p>
<p>これが刹那的な関係であれば、収入なり、遊び人気質なことなり、親族・両親への配慮なんて気にせず、気楽で居られ苦痛も少ない。</p>
<p>そんな気楽で身軽であること強く求めると同時に、義務や責任を背負うことを極端に嫌がる性質が、現実的な関係に進展することを拒む原因になってしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>結婚により生じる責任や義務を重荷と感じてしまう</h3>
<p>上で触れたものと重なりますが、現実的になると逃げたくなる人には、結婚によって生じる責任や義務を、過度に重いものとして受け止めてしまうことがあります。</p>
<p>結婚すれば、甘く蕩けるような場面ばかりでなく、パートナーと家庭を支えるために仕事や家事、ご近所＆親戚付き合い、金銭管理など、心地よい家庭環境維持のために、すべき責務を長期間に渡って果たす必要性が生じてきます。</p>
<p>加えて子供を授かったとなれば、育児はもちろんのこと、子供の教育、子供の人間関係、子供の健康や安全に細心の注意を払う…など、やるべきことは今以上に増加する。</p>
<p>もちろん、支えるべき人が増えたことで、今以上に収入を増やす必要性が生じたり、自分の自由な時間を子供のために費やす場面も生じてくる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こういった現実的な場面を想像すると、恋愛というお花畑のようにほんわかとした今の関係も、途端に重く苦しく思えてめんどくさいもののように感じてしまう。恋愛に対する熱も冷めしまい、これ以上関係を進展させる気すら起きなくなってしまうのです。</p>
<p>関係を進展させれば、たしかに幸福や喜びを感じることもあるかもしれません。しかし、その幸福や喜びを感じるためには、自分がすべき責務はあまりにも重く、めんどくさく、しかも長期に渡るものなので、強い苦痛を感じてしまう。</p>
<p>そんな苦痛を味わうことを避けるためにも、将来のことを考えなくてもいい、刹那的且つ享楽的な恋愛関係にとどまり続けることを求めてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>他者との手続きや交渉が極度に苦手で、結婚後の意見のすり合わせに強いめんどくささを感じる</h3>
<p>深い関係に進展するとなれば、自分の願望や希望を相手に一方的に押し付けるのを控える必要性も出てきます。</p>
<p>深い関係になるためには、相手の意見や願望を聞く耳を持ち、尊重することが大事。加えて、自分の意見と相手の意見の落としどころを見つけて双方が納得できるように、上手に意見をすり合わせる技術(＝交渉術)が求められます。</p>
<p>もちろん、場合によっては意見が噛み合わなくなり衝突するリスクもありますが、その衝突を乗り越えることで関係が進展するという「雨降って地固まる」的な展開も、深い関係に進展することに一役買うものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、現実的になると逃げたくなる人は、他人と意見をすり合わせることや衝突することをひどく嫌がる。</p>
<p>他人との交渉事が非常に苦手であり、家庭環境を維持するために、パートナーや家族、自分と関わる大事な人達と意見をすり合わせることに強いストレスを感じてまうので、現実的な関係に進展することを拒んでしまいます。</p>
<p>現実についてどうこう考える必要性がまだ無い関係なら、交渉事に対峙する場面も比較的少なく、気楽でいられる。</p>
<p>しかし、関係が進展してしまうと、自分の一存で家庭に関わることを何もかも決めることは難しく、加えてパートナーや家族だけでなく、部外者からもツッコミが入ることも想定できる。</p>
<p>恋人関係としてできた大胆な行動も、家庭をもつ夫や妻、子供をもつ父や母の立場になれば、推奨できるものではなくなってしまい、他人を納得させるために話し合いをしたり、場合によっては妥協点を探ることも必要になる。</p>
<p>こうした交渉事に立ち向かい、妥協点を探ることそのものをひどく嫌がる性質が、現実的な関係に進展するのを嫌がる原因になるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>余談　現実的にならなくていいのでのめり込む、架空・二次元の恋愛関係</h2>
<p>余談ですが、現実的な関係をイメージして「めんどくさいなぁ…」と感じてしまい、急に関係が冷めてしまう傾向がある人にとって、架空で擬似的な恋愛関係を提供してくれる存在は、非常に魅力的なものだと感じてしまいます。</p>
<p>たとえばアニメや漫画、ゲームのキャラクターのように、二次元の世界の人物に恋愛感情を抱くと同時に、その作品内の中で擬似的な婚姻関係を結ぶこと<span style="font-size: 12px;">(「ケッコンカッコカリ」とか)</span>は、面倒な責任や義務を背負うことなく、交渉事をすることもない。</p>
<p>もちろん、アイドルや声優、ネット上の有名人(youtuber,コスプレイヤー,クリエイターなど)のように三次元の人間でも同様の現象は起きるが、それもまた架空の恋愛に浸れることが魅力であり、煩わしさを感じなくても済む。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>言い方は悪いですが、これらは所詮は理想や妄想、画面の中で完結する世界の話なので、現実の恋愛関係のような煩わしさや窮屈さに悩まされる不安はありません。</p>
<p>とは言え、冷静に見れば現実以上に不自由で融通が効かない関係に思えるものの、現実的な関係に進むことを求めてない人からすれば、その関係こそが非常に自由で心地よい関係のように感じてしまう。</p>
<p>こうして見ると、現実的な関係になるのを拒む人は、自分の想像の範疇を脱しない関係においては居心地の良さを感じるという、他者との関わりよりも自分自身を重視する個人主義が広まった現代社会を象徴する人物そのものであり、現代っ子(死語)であるようにも感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<hr />
<p>参考書籍</p>
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<div class="booklink-box">
<div class="booklink-image"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F12601311%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img alt="" style="border: none;" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7758/9784334037758.jpg?_ex=400x400" /></a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></div>
<div class="booklink-info">
<div class="booklink-name">
<p><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F12601311%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer">回避性愛着障害</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></p>
<div class="booklink-powered-date">posted with <a href="https://yomereba.com" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">ヨメレバ</a></div>
</div>
<div class="booklink-detail">岡田尊司 光文社 2013年12月</div>
<div class="booklink-link2">
<div class="shoplinkrakuten"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F12601311%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer">楽天ブックス</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></div>
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</div>
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<p>&nbsp;</p>
<div class="cstmreba">
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</div>
<div class="booklink-detail">岡田尊司 朝日新聞出版 2016年06月09日</div>
<div class="booklink-link2">
<div class="shoplinkrakuten"><a href="//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637&amp;s_v=b5Rz2P0601xu&amp;url=http%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Frb%2F14242077%2F" target="_blank" rel="noopener noreferrer">楽天ブックス</a><img alt="" style="border: none;" src="//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=1117573&amp;p_id=56&amp;pc_id=56&amp;pl_id=637" width="1" height="1" /></div>
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</div>
</div>
<div class="booklink-footer"></div>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>「逃げてもいい」と無責任に口にする人に感じる違和感、怖さ等について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/21282</link>
				<pubDate>Mon, 13 May 2019 09:51:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[メンタルを強くしたい人向け記事]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>
		<category><![CDATA[逃げ癖]]></category>

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				<description><![CDATA[近頃「嫌なことから逃げることはダメではない、。むしろ逃げるは恥だけど役に立つ！」的な優しい言葉を、リアル・ネット関係なく見聞きすることが多いように感じます。 たとえば… 学校には行かなくてもいい。 仕事が辛いなら退職して]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>近頃「嫌なことから逃げることはダメではない、。むしろ逃げるは恥だけど役に立つ！」的な優しい言葉を、リアル・ネット関係なく見聞きすることが多いように感じます。</p>
<p>たとえば…</p>
<ul>
<li>学校には行かなくてもいい。</li>
<li>仕事が辛いなら退職してもいい。</li>
<li>就職活動が嫌なら、やめてもいい。</li>
<li>部活動に行きたくないのなら、無理に行かなくてもいい。</li>
</ul>
<p>など、どれも問題に直面している人からすれば、非常に優しくて耳ざわりの良い言葉のように聞こえる。そしてつい助言に従い、嫌なことから逃げる道を選んでしまうことも、あるかもしれません。</p>
<p>もちろん、体や心を壊してしまう状況を回避する意味でも、直面している問題から逃げることは有効なのは理解できます。</p>
<p>しかし、一方で逃げたいと訴えている人を取り巻く状況を深く知りも、調べも、聞きもず、場当たり的な善意として「逃げてもいい」と助言する人に対しては、実に無責任な行動しているように見え、妙な怖さを感じずにはいられません。</p>
<p>今回は、そんな「逃げてもいい」と助言する人に感じる違和感や怖さなどについて、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6679" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/nigetemoii-okashii-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="ネット上で「嫌なことから逃げてもいい」という人に抱く違和感" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/nigetemoii-okashii-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/nigetemoii-okashii-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/01/nigetemoii-okashii-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/6679" class="blog-card-title-link">ネット上で「嫌なことから逃げてもいい」という人に抱く違和感</a></div><div class="blog-card-excerpt">SNSやyoutubeはじめ動画投稿サイトなど、いわゆるネット上では、学校や職場に馴染めず生きづらさを抱えている人に対して「嫌なことから逃げ</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/6679" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/6679" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>助言としての「逃げてもいい」に感じる怖さ</h2>
<p>つい先日、10歳の不登校youtuberなる子供が「不登校は不幸じゃない」と主張し、不登校の子供を助けることを目的に活動している…というニュースが話題になりました。<span style="font-size: 12px;">(なお、今回はこの子を取り巻く大人達の妙な交友関係や、そもそも年齢的にyoutubeの規約に抵触している可能性、義務教育を受けさせないこと云々については割愛する。)</span></p>
<p>ネット上では、否定的なコメントこそも数多くありましたが、それと同等に熱狂的に不登校youtubeの活動を応援し、不登校のまま生きていくことを肯定する意見も上がっておりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>賛成意見は、見ようによっては不登校に苦しんでいる人を救ったり、悩みや不安を小さくさせる効果が期待できる、キラキラとした希望に溢れる言葉のように見えるでしょう。</p>
<p>一方で反対意見は、余計に不登校の子を追い込む。厳しい現実に向き合うべきという、夢も希望も逃げ場もない、重く苦しい言葉のように見えることでしょう。</p>
<p>不登校で困っている人(子供および両親も含む)からすれば、おそら厳しい現実を突きつけてくる後者の意見よりも、夢と希望に溢れる前者の意見の方が、聞いていて心地が良いかもしれませんし、不安の解消も期待できるかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、冷静に考えれば、逃げてもいいという助言に従って学校に行かない生活を続けた場合、学力での遅れや社交性が育まれなくなるなどの問題については、当然ながら助言をした人が責任を取れるわけではありません。</p>
<p>「逃げてもいい」という助言は確かにに有効ですし、優しくありがたいものではありますが、一方では非常に無責任な言葉でもあります。</p>
<p>逃げることに賛成意見を述べている人は、(善意とは言え)自分が実に無責任な事を口にして、他人の感情を煽ることの怖さについて、果たして理解しているのか…については、疑問というか、モヤモヤとしたものを感じずにはいられません。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>嫌なことから逃げたい気持ちがある人を情弱ビジネスのカモと見る人たちの存在</h2>
<p>もう一つ危惧しているのが「逃げてもいい」と言う人達が、グレーor悪質or胡散臭いビジネスを行っている。</p>
<p>つまり、「逃げてもいい」という優しい言葉は、悪質な商売のターゲットにできそうな人物から、金をたんまり搾り取るための準備として放たれている言葉なのではないか…という可能性です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これについては、2019年5月13日に「<a href="https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20190513-00125701/">就職するより儲かる」、「相談してもムダ」は危険なサイン～就活生を狙うマルチ商法勧誘に注意</a>」という記事で詳しく触れられています。</p>
<p>この記事の中では、就活に疲れた大学生を狙って「辛い就活なんかしなくていい。これからはやりたいこと、好きなことで稼ぐ時代だ」と甘い言葉でその気にさせて、怪しいビジネス(マルチ商法など)に誘おうとする狡猾な人たちが登場しています。</p>
<p>就職活動といえば、多くの人は挫折を味わったり、働く事への不安から精神的に追い込まれてしまうもの。その不安に漬け込み、甘い言葉でそそのかして「逃げてもいいんだ」という気持ちにさせたあと、自分たちが展開している悪質なビジネスに巻き込む…という、およそ褒められたやり方とは言えない、悪質なビジネスの存在が述べられています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このように、生きづらさを感じている人を狙った悪質なビジネスがら存在している事が「逃げてもいい」という言葉を言う人に対して、妙な怖さを感じる原因の一つです。</p>
<p>社会で生きづらさを抱えている人に優しく寄り添う正義の味方のフリで近寄ってきて、実際は彼らを食い物にしようとする醜悪な姿を持っている。まるで友達のフリをした敵の意味を持つ「フレネミー」に通ずる、ゾッとする怖さを感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>逃げたい人の状況をよく見ていくことが、責任のある姿勢なのでは</h2>
<p>こうして書くと「『逃げてもいい』と助言するのが無責任なら、『逃げるべきではない』と助言することもまた無責任なのでは？」という、意見が上がってきもおかしくないように感じます。</p>
<p>逃げるにしろ、逃げないにしろ、その行動によって生じた問題や状況について、どちらも助言をした人が責任を取ることは難しいものです。ましてや、ネット上のように直接顔を合わせることもなく、関係をすぐに切れてしまう場所では、無責任な助言をしてしまいやすくなるものでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その上で、どのような態度が責任のある態度かと問われれば、個人的には、悩みを抱いている人が今どのような状況で悩んでいるのかについて、詳しく見ていく事ではないかと感じます。</p>
<p>たとえば、ただ「学校に行きたくない！」と訴えた人に対して「学校は行かなくてもいいよ」or「学校は行くべきだ」と間髪を入れず助言するのではなく、「どうして学校に行きたくないの？」と、詳しく話を聞いていく。</p>
<p>その上で、学校に行くor行かないの助言を行うのでもいいし、場合によってはスクールカウンセラーに相談したり、保健室登校を提案してみるなど、現実的な案を探っていく。短絡的で極端な結論をくださないように心がける事が、責任のある態度ではないかと感じます。</p>
<p>これは仕事の場合でも同じで、仕事をやめたいと悩んでいる人の話を聞かずに、「やめたらいい」「やめるべきではない」と早々と極端な助言を行うのではなく、どうして辞めたいと言うに至ったのかを聞いていき、それに対して今できる範囲での助言や提案をしていく…という具合です。</p>
<p>「逃げる」or「逃げない」という、その人の人生を大きく左右する事柄だからこそ、相手の状況をよく調べて、慎重な姿勢をとることが大事だと感じます。</p>
<p><span style="font-size: 12px;">(ただし、慎重であるがゆえにネット上では注目を浴びにくく、他の極端な意見の中に埋もれてしまいがちなのが…実にもどかしいものである。また、人助けがそもそもエンターテインメントの一種と化していれば、慎重な意見は「ネタにマジレス」とう言葉にあるように、空気が読めてない事を表す言葉になってしまう…)</span></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>余談　「逃げてもいい」と助言する人とメサイアコンプレックス</h2>
<p>最後に、下衆の勘ぐりになるかもしれませんが「逃げてもいい」と他人に助言する人に感じる違和感は、ひょっとしたら「メサイアコンプレックス」が影響しているのではないかと考えられます。</p>
<p>メサイアコンプレックスとは「救世主コンプレックス」とも呼ばれ、他人を救済することに強いこだわりを見せたり、自己犠牲を払ってまで他人を助けようとしたがる人・行動を指す言葉です。</p>
<p>「他人を助ける」と言えば聞こえはいいですが、メサイアコンプレックスは</p>
<ul>
<li>自分の満たされない欲求や葛藤を解消するため。</li>
<li>ただ助ける行為そのものを行いたいため。</li>
<li>助ける行為によって自分らしさ(アイデンティティ)を再確認するため。</li>
</ul>
<p>など、打算的且つ独りよがりな人助けをしてしまう。単刀直入に言えば、ありがた迷惑で偽善者と思われても仕方がない、他人と衝突を起こす人助けに陥るという問題点があります。</p>
<p>「逃げてもいい」と助言する事が、困っている人を助けるのではなく、助ける行為によって自分の葛藤を解消しようとする仕組みからくるものである…と仮定すれば、モヤモヤした気持ちの正体が、少しは理解できるのでないかと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3684" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/05/mesaiakonpurekkusu-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="メサイアコンプレックス　困っている人を助ける人に抱く違和感について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/05/mesaiakonpurekkusu-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/05/mesaiakonpurekkusu-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/05/mesaiakonpurekkusu-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3684" class="blog-card-title-link">メサイアコンプレックス　困っている人を助ける人に抱く違和感について</a></div><div class="blog-card-excerpt">自分の事を救世主(メシア)だと感じて、人を助けたがったり余計なお世話をしてしまうことをメサイアコンプレックスと呼びます。ボランティアやチャリティなどの良いことをしているはずなのに押し付けがましく、自分の存在価値を示すために困っている人を利用するため、行動に違和感を覚えることが少なくありません。</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/3684" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/3684" alt="" /></a></div></div></div>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5846" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_naosu_kotsu-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="逃げ癖を治すためのコツについて" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_naosu_kotsu-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_naosu_kotsu-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_naosu_kotsu-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5846" class="blog-card-title-link">逃げ癖を治すためのコツについて</a></div><div class="blog-card-excerpt">嫌なことがあったらすぐに逃げてしまう逃げ癖は、ただ自信を失うだけでなく、無力感を招くせいで、進学、就職、結婚などの人生の大きな選択まで避けて</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/5846" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/5846" alt="" /></a></div></div></div>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5839" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="逃げグセ、諦めグセの末路として待ち受けているもの" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5839" class="blog-card-title-link">逃げグセ、諦めグセの末路として待ち受けているもの</a></div><div class="blog-card-excerpt">ネット上、とくにSNSでは「辛いことがあったら逃げてもいいよ」「自分が潰れるまで頑張らなくてもいいよ」と温かい言葉が、たまに拡散されて、話題</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/5839" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/5839" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>ネット上で「嫌なことから逃げてもいい」という人に抱く違和感</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/6679</link>
				<pubDate>Fri, 04 Jan 2019 00:49:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[メンタルを強くしたい人向け記事]]></category>
		<category><![CDATA[インターネット]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>
		<category><![CDATA[逃げ癖]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=6679</guid>
				<description><![CDATA[SNSやyoutubeはじめ動画投稿サイトなど、いわゆるネット上では、学校や職場に馴染めず生きづらさを抱えている人に対して「嫌なことから逃げてもいい」という主張をする人が多いものです。 もちろん、生きづらさを強めて心の病]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>SNSやyoutubeはじめ動画投稿サイトなど、いわゆるネット上では、学校や職場に馴染めず生きづらさを抱えている人に対して「嫌なことから逃げてもいい」という主張をする人が多いものです。</p>
<p>もちろん、生きづらさを強めて心の病気になったり、思いつめて自らの命を捨てる…などの悲しい結末になりそうな人をどうにかして救いたいからこそ、逃げてもいいんだよというメッセージを贈って啓発運動をしているのだと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、「逃げてもいい」というメッセージをネット上で発信する人を個別によく見ていくと、</p>
<ul>
<li>過激な発言で人気を集め炎上芸により知名度を上げているネット上の悪い意味での有名人。(自称プロブロガー、インフルエンサーなど)</li>
<li>高額な投資商品やハイリスクな金融商品を買い煽っている人。(株用語ではこういう人を「煽り屋」と呼ぶ)</li>
<li>「簡単にお金儲けができますよ！その方法は…」という、如何にも詐欺臭い情報商材を売っている人。</li>
<li>一体どんな仕事をしているのかプロフィールを見ても実態がつかめない、スピリチュアル、自己啓発屋、コンサルタント。</li>
</ul>
<p>…など、追い込まれている人をカモと見なし、そのカモをおびき寄せるための甘い言葉として「逃げてもいい」というメッセージを定期的に発信しているのではないかと感じます。</p>
<p>そんな人たちを見ていると、<strong>「逃げてもいい」という正論を放つ人を本当に信じてもいいのか、</strong>という疑問を感じずにはいられません。</p>
<p>今回は、そんな「逃げてもいい」というメッセージを放つ人に感じる疑問や違和感について、お話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5839" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="逃げグセ、諦めグセの末路として待ち受けているもの" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5839" class="blog-card-title-link">逃げグセ、諦めグセの末路として待ち受けているもの</a></div><div class="blog-card-excerpt">ネット上、とくにSNSでは「辛いことがあったら逃げてもいいよ」「自分が潰れるまで頑張らなくてもいいよ」と温かい言葉が、たまに拡散されて、話題</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/5839" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/5839" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「逃げてもいい」と背中を押すけど協力や支援はしない無責任さ</h2>
<p>まず、個別に見ていく中で気になったのが「逃げてもいい」という言葉を発信して、悩みを抱えている人の背中を押す姿勢は見せているものの、その人がいざ辛い環境を逃げたときに協力や支援を全くしないという無責任さが目立つ人です。</p>
<p>仕事をやめればいい、学校に行かなくてもいい、と既存社会に馴染めずに困っている人に対して優しい言葉を投げかけるものの、いざ逃げた人に対して今後の生活のためのアドバイスをするわけではない。結果として逃げる選択をした人が、逃げる前よりも更に困窮する状態へと追い込んでしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、実際に顔を合わせなくても済む、所詮は薄っぺらい関係で終わりがちなネット上の関係だからこそ、こうした無責任な行動を取ることが平然とできてしまうのだと考えられます。</p>
<p>また、とりあえず逃げたくなるような劣悪な環境から、一時避難という意味合いで逃げるように促すことができれば自分の役目は果たされた…と考えているからこそ、逃げたい人の背中を押すことのみに注力している可能性も考えられる点は、一応補足しておきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「逃げてもいい」で逃げた人に自己責任論を押し付ける違和感</h2>
<p>個別に見ていく中で、逃げることを促すと同時に「逃げるのはあなたの意思で、私は責任撮りませんよ」という、自己責任を押し付けると同時に切って捨てるような姿勢をとる人も確認できました。</p>
<p>とくに炎上芸で有名なSNS上の有名人、ネット上で過激な発言を繰り返す人、脱社畜を売りにするプロブロガーなどが、この姿勢を取る傾向にあります。</p>
<p>もちろん、どうしても今の職場が劣悪で耐えられないから逃げたい…という意見を尊重し、背中を押す行為自体は、社会的にも道徳的にも正しいことであり、推奨される行為だと思います。</p>
<p>しかし、その一方で自分が背中を押した人に対して、「そのあとは自分でなんとかしてね、私は責任取れませんけど」と自己責任論を押し付ける姿は、無責任の一言に尽きます。</p>
<p>もちろん、逃げるという選択を取って実行したのは逃げた人なので、逃げたことで起きる責任は逃げた人が引き受けるのが筋である、という意見も理解できます。</p>
<p>しかし、逃げるという選択を決める後押しとして、散々「逃げてもいいよ」と煽ってきた人が全くの無責任で、全て逃げた人の責任だと片付けるほど単純な問題かと言われれば、そうではにと思います。</p>
<p><strong>背中を押すといえば聞こえはいいですが、やってることは他人の感情を揺さぶって煽る行為です。</strong></p>
<p>煽る行為そのもので起きた結果に対する責任は取らないし、もし面倒事が起きてもそれは逃げた人の自己責任であり自分は悪くもないし、反省も改善もしない…そんな姿勢で「逃げてもいいよ」というメッセージを発信する人は、自分の発している言葉の重み、態度の軽率さや危険性を理解しているとは判断できないため、迂闊に信じてはいけない人だと個人的には強く思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「逃げたらうまくいった」は芸風・ポジショントークという可能性</h2>
<p>「逃げてもいいよ」という情報を発信する人の中には、自分も過去に逃げた経験があるけど、それでも人生はうまく行くことを伝えて、同じ悩みを持っている人を助けたい意味で活動している人も見かけます。</p>
<p>例えば</p>
<ul>
<li>学校でいじめを受けており、逃げる意味で不登校の道を選んだけど問題なく生活を送れています！</li>
<li>ブラック企業で働いいたせいで心身ともに健康を損ねたけど、退職して今は自分の好きなことで仕事をしています！</li>
<li>受験からも就職活動からも逃げてばかりの人生だけど、今は結婚をして仲間に囲まれて幸せな生活をしています！</li>
</ul>
<p>…など、「逃げても大丈夫。むしろ、逃げた方が人生うまくいきました」というメッセージを込めて、活動している人のことです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、こうした「逃げてうまくいった例」をネット上でする人を複数人且つ長期的に見ていると、それはあくまでもネット上での自分の人気を保つための芸風の一部であったり、自身が運営しているブログのアフィリエイト(転職関連、出会い系など)へと誘導するためのポジショントークだと考えると腑に落ちる人が何人かいました。</p>
<p>「逃げたらうまくいったよ」というキャラを嘘や誇張が混ざってもいいから演じることでファンを集める。</p>
<p>ある程度ファンが獲得できたら「自分は社会で生きづらさを抱えている人に寄り添える素敵な人」という自己ブランディング(＝ある目的のためのキャラ作り、大抵は金儲け)に使うもよし、ファンに直接・間接的にお金を使うように誘導して金を稼ぐのでもよい。</p>
<p>要するに、承認欲求や金儲けのために「逃げてうまくいった人生の成功者」キャラを演じているだけで、本当は困っている人のことなど二の次。</p>
<p>自分の生活のために他人を食い物にしている…それも、今まさに苦しんでいて弱っている人を食い物にする悪辣さが垣間見えて、なんとも言えない複雑な気持ちになると同時に、この人が言う「逃げたら上手くいった」という話を鵜呑みにしてはいけないと強く感じました。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>逃げたいほどに追い詰められている人を狙った情弱ビジネスの可能性</h2>
<p>上でも触れていますが、「逃げてもいい」という言葉をやたら発信する人は、逃げたいほどに追い詰められている人をターゲットにした、情弱ビジネスをしている人だとも考えられます。</p>
<p>逃げたいという思いに駆られている人は、情弱ビジネスを行う人からすれば、冷静な判断力をなくしているからこそ、甘い言葉に惑わされやすくてチョロいカモである。</p>
<p>不安からなるべく早く逃れることを夢見ているから、その夢が実現するような美味しい話(投資話、不労所得、楽して稼げる系の話)を出せばすぐに食いつき、集金することができると相手だと考えるのも至って自然です。</p>
<p>冷静なときに聞けば「そんなうまい儲け話があるはずがない！」と一蹴されるほど詰めが甘く雑な儲け話でも、精神的に追い詰められて判断力が鈍っている人であれば騙しやすいものです。</p>
<p>もちろん、最初から金をだまし取ることをちらつかせては、流石に追い込まれている人でも警戒心を持たれてしまい利益にならないので、最初は安心感を抱かせるような態度で接することが求められます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その場面で使われるのが「逃げてもいいよ」という言葉なのです。</p>
<p>「逃げてもいいよ」とのたまう人が最初から騙すことをメインにしている考えると、無責任に逃げることを煽る姿勢も、逃げた人に自己責任論を強いる姿勢も、「逃げたら人生うまくいった」という演技を取ることも、すべて納得がいきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「逃げてもいいよ」と言っている人の人となりを落ち着いて見極める大切さ</h2>
<p>逃げたいほどに追い込まれている人が情報弱者としてカモられている状況に対する対策としては、月並みな意見になりますが「逃げてもいいよ」と言っている人の人となりを、時間をかけて落ち着いて見極めることが大切だと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>…ただし、精神的に追い込まれている人にとって、冷静になるとか落ち着いて相手を見ることは、そう簡単にできないのもまた事実です。</p>
<p>判断力が鈍っており衝動的に動いていしまう特性に目をつけているからこそ、精神的に弱っている人を狙ったビジネスは悪辣極まりないと表現するほかありません。</p>
<p>また、追い込まれている人に家族や友人、そのほか公平且つ冷静な意見が言える人との交流があればいのですが、追い込まれている人は既にそういった人との交流が途絶えており、孤独な状態であるからこそ劣悪な状況から抜け出せないケースもあります…実に悩ましい問題です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>嫌なことから逃げてしまう心理について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/6445</link>
				<pubDate>Sat, 15 Dec 2018 14:00:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[行動に関する心理]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=6445</guid>
				<description><![CDATA[嫌なことから逃げたくなることは、おそらく誰もが経験したことがあるとは思いますが、どうして逃げたくなるのか…という心理について深堀して考えたことがある人は、あまりいないのではないかと思います。 そもそも、嫌なことから逃げる]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>嫌なことから逃げたくなることは、おそらく誰もが経験したことがあるとは思いますが、どうして逃げたくなるのか…という心理について深堀して考えたことがある人は、あまりいないのではないかと思います。</p>
<p>そもそも、嫌なことから逃げる心理そのもの自体、あまり向き合いたくないネガティブな感情だと感じやすい。こうした感情に向き合うこともまた、逃げ出したい衝動に駆られるものだからこそ、わざわざ深堀りして考えよう…と言う気持ちが起きにくいと考えれば、納得できるものがあります。</p>
<p>今回は、そんな嫌なことから逃げてしまう心理について、詳しくお話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>嫌なことから逃げてしまう心理とは</h2>
<h3>客観的な評価を受けることに対する恐怖心が強い</h3>
<p>例えば勉強や仕事などで、何らかの成果を残すよりも前に、さっさと見切りをつけて諦めてしまう。</p>
<p>点数や成績などの客観的な結果が出る以前に、先に逃げてしまうという人は、<strong>自分自身が客観的な評価を受けることに対して強い恐怖心を抱いていること影響していると考えられます。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>客観的な評価を受けるのを強く恐れている原因は、</p>
<ul>
<li>自分に対する自己評価(主観的な評価)</li>
<li>周囲から見た自分の評価(客観的な評価)</li>
</ul>
<p>の両者に著しいギャップがある。そのことを自覚せざるを得ない状況に直面すると、自分自身を強く否定されたと感じるからこそ、それを未然に防ぐためにも結果が出る前に逃げてしまうのです。</p>
<p>自分で自分のことを「勉強ができて成績も良い」と誇らしげに思っていても、全国規模な模試の結果、自分はいたって平凡な学力だと分かった状況にて、「自分は井の中の蛙だったんだ…」と簡単に受け入れられないのと同じです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、多くの人はこうした認識のギャップを自覚し、その経験をもとに自分の行き過ぎた自己評価を適度なものに修正したり、高すぎる評価に少しでも近づけるように自分を磨くなどの前向きな行動で対処しようとします。</p>
<p>しかし、逃げてしまいたい心理が強すぎると、それすらしない。むしろ、逃げてばかりで反省も進歩も見られず、ギャップが依然として埋められなくなり、葛藤を抱えてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>物事を否定的に見てしまう癖が強い</h3>
<p>逃げてしまう心理の強さには、物事の捉える際に悪いことばかりや不都合なことばかりに注目してしまう、バイアスの強さも影響していると考えられます。</p>
<p>例えば、受験のために勉強をするにしても</p>
<ul>
<li>「わからない問題が出てきたらどうしよう…」</li>
<li>「勉強で挫折してしまったらどうしよう…」</li>
<li>「こんな勉強法では合格できないのではないか…」</li>
</ul>
<p>と、多くの不安が出てきて余計な苦痛や迷いを感じてしまう。</p>
<p>もちろん、こうした不安に対してある程度楽観視したり、迷いながらもひとまず勉強を進めるなどの方法で対処することもできますが、そうした考えが思い浮かばないほどに物事を否定的に見てしまう癖の強さゆえに不安が肥大化してしまう。</p>
<p>そして、大きくなった不安に耐えられなくなった結果、全てを諦めてリセットする(要するに逃げる)という大胆な方法で、不安から逃れようとするのです。</p>
<p>勉強をしていないので受験に受かる確率が上がらないのは明らかですが、本人からすれば目の前に合った不安から開放されることの方が真っ先に解決すべき問題だと捉えているために、このような非合理的且つ大胆な手段に出てしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、こうした思考の偏りは、認知の歪みや自動思考(負のスパイラルのように物事を考えること)と呼ばれているものに通ずるものがあります。</p>
<p>どちらも物事を冷静且つ客観的に捉えられていないことには変わりはなく、そのため過度な恐怖心や苦手意識を膨らませているのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3100" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/ninchinoyugami-e1521654367484-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="「認知の歪み」10パターンとその例" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/ninchinoyugami-e1521654367484-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/ninchinoyugami-e1521654367484-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3100" class="blog-card-title-link">「認知の歪み」10パターンとその例</a></div><div class="blog-card-excerpt">いつも自分を精神的に追い詰めてしまう、些細なことで落ち込んだり、すぐに悪い方向に考えるネガティブ思考が身についてしんどさを感じている人によく</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/3100" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/3100" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>葛藤に苦しんでいる状況を早く終わらせたい気持ちがある</h3>
<p>逃げたいという心理は「どうしたらいいのかわからない」「どうにかしたいけど、どうにでもできない」というような心の葛藤が影響しています。</p>
<ul>
<li>友達との時間も大切にしたいけど、恋人との時間も大切にしたくて迷っている</li>
<li>進路選択の際にぶっちゃけ働きたくないけど、かと言って進学するのも嫌でどうしたらいいか困っている</li>
<li>正直恋人とは別れたいけど、別れたら別れたで楽しかった思い出を喪失するようで別れられずにいる。</li>
</ul>
<p>などの、相反する気持ちを抱え続ける状況に留まり続けるとなれば、もどかしさのあまり精神的に消耗してしまうのは想像に難くないでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>逃げてしまう人の心理は、そんなどっちつかずの状況に直面した時に、その状況から一刻も早く自分も守るためにとっている行動と捉えることもできます。</p>
<p>ただし、葛藤から開放されて精神的に楽になりたいことを優先するあまりに、独りよがりな行動に出てしまったり、すべき会話や交渉を避けてバックレるかのようにどこかに逃げてしまう大胆な手段を選んでしまうのが問題と言えます。</p>
<p>「立つ鳥跡濁さず」ということわざとは真逆で、逃げるときは散々他人を振り回したり、逆に急に消息を絶つようにいなくなって周囲に余計な心配をかけるなど、引き際の汚さが目立ちます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>完璧主義ゆえに中途半端な結果を残すぐらいなら逃げてゼロにしたほうがいいと考える</h3>
<p>逃げてしまう心理には、(ちょっと想像しにくいかもしれませんが)完璧主義が影響していることもあります。</p>
<p>「逃げずに最後までやり遂げることこそ完璧主義ではないのか」とお思いになるかもしれませんが、途中で失敗することや、中途半端な結果になるであろう事が濃厚になった時点で、自分の中で抱いている完璧な自分像が壊れるのを避けるべく、逃げるという行動に出てしまうのです。</p>
<p><strong>完璧な結果を強く求めるあまり、完璧以外の結果になることに過度な恐怖心を抱く。</strong>完璧以外の結果になるぐらいなら、途中で諦めて結果の無い状況に逆戻りしたほうが傷つかなくて済むからこそ、逃げてしまうのです。</p>
<p>なお、こうした完璧な結果にこだわる人には「まだ本気出していないだけ」「私はやればできる人」「戦略的撤退も大事」など、逃げてばかりの自分を正当化する言葉を放つことがよく目立ちます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>自信のなさが逃げたくなる心理をより強固にする</h2>
<p>逃げてしまう心理に関しては「外的統制型」という性格を現す心理学用語をもとに考えると、見えてくるものがあります。</p>
<p>外的統制型とは、自分の行動によって起きた結果が他人や環境などの自分以外のものにあると考えてしまうことです。</p>
<p>外的統制型の人は自分に起きた不都合な出来事の原因を、自分以外のなんらかに原因があると結論づける分、ストレスを感じにくいというメリットがあります。</p>
<p>しかし、一方では仕事や勉強などで良い評価を受けたとしても、その評価を「運がよかっただけ」「みんなが応援してくれたから」と、こちらでも自分以外のものにその結果の原因を結びつけてしまうデメリットもあります。</p>
<p>こうした態度はいわゆるお手本のような謙遜の姿勢であり、高く評価されるものではありますが、自分の手柄が自分の努力の賜物であると考えられないために、自信が育まれなく状況を招くおそれがあります。</p>
<p>そして、この自信のなさが自己肯定感の低さを招くことで逃げたくなる心理を強めてしまう、未経験のことに対して過度に恐怖心や苦手意識を抱いてしまう原因になるとも考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、逃げてしまう心理を語るときは、どうしても都合の悪いことに直面して、言い訳ばかりをする駄々っ子のような人をイメージして語られるものですが、謙遜しすぎるあまりに、何事にも遠慮しがちな人も、傍目にはわかりにくいですが逃げてしまう心理のせいで苦しんでいる人だと感じます。</p>
<p>遠慮しがちな人は駄々っ子な人と比較すれば、大人しいので手を焼くことは少ないものですが、どちらも逃げてしまう心理の強さを持っているという点では、通ずるものがあると言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>嫌な現実から逃げて妄想にのめり込む場合も</h2>
<p>最後に、嫌なことから逃げてしまう心理が強すぎると、現実の人間関係で生きる事に大きな辛さを抱えて、妄想の世界にのめり込んでしまうこともあります。</p>
<p>心理学では妄想のことを、事実に即さない誤った信念と表現します。わかりやすく言えば非現実的な思い込み、ものの捉え方、考え方と表現するのがふさわしいでしょう。</p>
<p>冒頭でも述べたように、自分が持っている「嫌なことから逃げてしまう心理」と向き合う事そのものも、嫌なことの一種となりえます。</p>
<p>もし向き合おうとするのなら、自分の理想や期待が現実的ではないことや、都合のいい思い込みや考えで自分を甘やかそうとする怠惰で醜い自分など、自分が認めたくない自分の一面を認めることになります。</p>
<p>そんな見たくない自分と向き合わないためにも、都合のいい思い込みをより強めて、非現実的な思い込みや考えを強固にしてしまう…つまり、妄想の世界に逃げ込み見たくない現実を寄せ付けないほどに、認知を歪めてしまうことが、嫌なことから逃げる心理が持つ恐ろしさだと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>逃げ癖を治すためのコツについて</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/5846</link>
				<pubDate>Fri, 09 Nov 2018 15:16:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[メンタルを強くしたい人向け記事]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>
		<category><![CDATA[逃げ癖]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=5846</guid>
				<description><![CDATA[嫌なことがあったらすぐに逃げてしまう逃げ癖は、ただ自信を失うだけでなく、無力感を招くせいで、進学、就職、結婚などの人生の大きな選択まで避けてしまう事につながりかねません。 また、失敗しそうな場面になると、自信のなさや自分]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>嫌なことがあったらすぐに逃げてしまう逃げ癖は、ただ自信を失うだけでなく、無力感を招くせいで、進学、就職、結婚などの人生の大きな選択まで避けてしまう事につながりかねません。</p>
<p>また、失敗しそうな場面になると、自信のなさや自分を過小評価しているが故に、あえて失敗しないような実力以下の損な選択をわざわざ選んでしまい、自らチャンスをつぶしてしまう将来を招いてしまいます。</p>
<p>今回は、こうした逃げ癖を直すためのコツについてお話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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いわゆる「逃げ癖」がつい</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/3677" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/3677" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自分の今のレベルにあった目標を設定する</h2>
<p>恐怖を感じて目の前の現実から逃げ続けてしまうのは、今の自分のレベルにあった目標を立てれていないことが原因として考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例えば、スポーツの場面において、自チームよりもはるかに格上で負け濃厚なチームと練習試合をするとなれば、試合そのものに対して苦手意識や緊張感を覚えて、逃げたくなる気持ちに襲われます。現実はスポ根漫画とは違い、強豪校に対して弱小校が逆転劇を上げる事は稀ですし、稀だからこそ実際に起きたらドラマとして語られ、もてはやされるのです。</p>
<p>かといって、あまりにも格下で自チームの勝利が濃厚な場合は、練習試合に対して身が入らず、注意力散漫になる恐れがあります。逃げ癖が発動する心配は低くなりますが、練習試合で得るものが少ないどころか怠慢試合を招くおそれがあります。</p>
<p>以上のことより、自チームにとって収穫のある練習試合をしたければ、なるべく自チームと同レベルの相手と練習試合をすることが欠かせません。試合に対して投げやりにならず、かといって焦りや力みを感じてない程度の、同等の実力を持った相手と練習試合することが、1番効果的な練習試合になることを期待できます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このことを逃げ癖にも当てはめてみると、どうしても逃げたくなる気持ちに駆られるのは、今の自分の実力以上で高すぎる目標を立てているために、緊張感が強まり「逃げたい」と言う衝動に駆られているのだと考えることができます。</p>
<p>その衝動を防ぐためにも、まずは自分の目指している目標のレベルを下げてみて、適度に緊張感を覚えつつも、目標に向けて努力が楽しめて継続できるかどうかを確認するようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「逃げたい」という気持ちに襲われたら一旦冷静になるようにする</h2>
<p>もしも、衝動的に「早くこの状況から逃れたい」という気持ちに駆られた場合は、一旦気持ちを落ち着けて冷静になってみるように心がけるのも方法の1つです。</p>
<p>例えば、</p>
<ul>
<li>深呼吸をしてみる</li>
<li>別の作業に取り掛かって気持ちを落ち着ける</li>
<li>散歩やジョギングなど体動かして気分を逸してみる</li>
</ul>
<p>など衝動的な気持ちからすぐに「逃げる」と言う行動に移らないためにも、一旦別のことをして気持ちを落ち着けてみるのです。</p>
<p>冷静さを取り戻したら、<strong>「逃げたいと感じることも、落ち着いたら問題なくできそう」とまた違った視点で見れる可能性があるので、冷静になる事が効果的なのです。</strong></p>
<p>焦っている時ほど冷静さを書いて衝動的に逃げてしまう人ことがある人は、時間を味方につけて冷静さを取り戻してみるようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「続ける」「逃げる」以外の選択肢を持つ</h2>
<p>逃げたい逃げ癖がついてしまう人は、「続ける」「逃げる」の他に、自分の取れる選択肢がないと考えていることが見られます。</p>
<p>困難にぶち当たった時も、「続ける」「逃げる」といった両極端な選択肢しかなく、それ以外の第3、第4の選択肢があると言う冷静な考えができなくなる。視野狭窄に陥り、ますます衝動的に動いてしまいます。</p>
<p>そうならないためにも、逃げたいと感じた場面で、例えば</p>
<ul>
<li>一旦休憩をして気持ちを落ち着けてみる</li>
<li>誰かに相談をして助言をもらってみる</li>
<li>とりあえず続けてみてまた、別の問題が出てきたら遠慮なく逃げる。出なければ続行する。</li>
</ul>
<p>といった、「続ける」「逃げる」以外の選択肢を用意して、極端な二者択一に陥らないように心がけましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、こうした両極端に考えてしまうとは、心理学では<strong>認知の歪みの「全か無かで考える(オールオアナッシング)」</strong>に当てはまります。</p>
<ul>
<li>白か黒か</li>
<li>0点か100点か</li>
<li>生きるか死ぬか</li>
</ul>
<p>のように、両極端に捉えてしまうために、物事をあらゆる観点から見れてない状態です。現実を偏りや歪みのある視点で見ているので、ストレスを抱え、自分で自分を苦しめてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3100" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/ninchinoyugami-e1521654367484-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="「認知の歪み」10パターンとその例" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/ninchinoyugami-e1521654367484-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/ninchinoyugami-e1521654367484-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3100" class="blog-card-title-link">「認知の歪み」10パターンとその例</a></div><div class="blog-card-excerpt">いつも自分を精神的に追い詰めてしまう、些細なことで落ち込んだり、すぐに悪い方向に考えるネガティブ思考が身についてしんどさを感じている人によく</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/3100" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/3100" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>逃げていない他人と比較することを避ける</h2>
<p>いざ逃げ癖を治すために努力しているものの、どうしても自分以外の他人…それも、逃げずに地道に努力している人と比較して、落ち込んでしまうことがあるものです。</p>
<p>しかし、ここで他人と比較して自信を失なってしまうと、自分を過小評価して失敗しないようにあえて簡単すぎる選択肢を選び行動に出かねません</p>
<p>そうならないためにも、大事なのは逃げ癖が染み付いていた過去の自分と、逃げ癖を克服しようと努力している今の自分と比較することに注目することです。</p>
<p>他人には他人のペースがあり、自分には自分のペースがあるものです。自分は自分のペースで努力して逃げ癖を克服していくのだと考えて、他人と比較しないようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>先延ばし癖には他人から監視される状況で自分を律する</h2>
<p>先延ばしをしてしまう癖は、逃げ癖でもよく見られます。</p>
<p>例えば、寝る時間を先延ばしして夜更かしをしてしまったり、やるべき課題や仕事を締め切り寸前まで先延ばしした挙句、時間が足りなくて締め切りをオーバーしてしまう、といったあまりよろしくない行動として、見られることがあるものです。</p>
<p>もちろん、先延ばしをすれば一時的には気持ちが楽になるかもしれませんが、結果として寝不足のせいで健康を犠牲にしたり、学校や仕事において自分の評価を下げてしまうのであれば、改善が欠かせません。</p>
<p>先延ばし癖を治すためには、<strong>あえて他人に他人から見られている環境や状況を用意して、自分が自分で自分を甘やかさないようにすることが効果的です。</strong></p>
<p>例えば、ネット上で自分の進歩を毎日決まった時間に報告したり、写真付きで自分の作業の進み具合をアップして、他人からいつでも見られている状況に自分を置いて、コツコツと努力できるように自分で自分を律っしてみましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自分の弱さや未熟さを認め等身大の自分を受け入れる</h2>
<p>逃げ癖を持っている人の中には、自分に対する理想や期待が大きすぎる、プライドがやたら肥大化し、自分の弱さや未熟さを認められなくなっていることがあります。</p>
<p>自分に不釣り合いプライドは「失敗しないように何もしないほうが、自分のプライドが傷つかず安全である」という開き直りを生み出してしまう原因になります。</p>
<p>また、プライドの高さゆえに成功して当たり前なことよりも、ハイリスクで誰もが失敗する事にあえて挑み、うまくいけば自分の運の良さや実力の高さを誇示する自己アピールの材料とする。</p>
<p>逆に、うまくいかなければ、「これはハイリスクすぎるから心配しても仕方ないよね」と言い訳して失敗によるショックを和らげるばかりで、自分のプライドの高さは適度なものに修正されないままです。(これは<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3122">セルフハンディキャッピング</a>と呼ばれ、予防線を張ってしま人に見られます。)</p>
<p>肥大化したプライドを手放し、弱さや未熟さを持っている等身大の自分を受け入れ、適度なプライドを持つことができれば、このような逃げ癖を克服し、しっかりと地に足をつけた努力や生活が可能になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5839" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="逃げグセ、諦めグセの末路として待ち受けているもの" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/11/nigeguse_matsuro-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5839" class="blog-card-title-link">逃げグセ、諦めグセの末路として待ち受けているもの</a></div><div class="blog-card-excerpt">ネット上、とくにSNSでは「辛いことがあったら逃げてもいいよ」「自分が潰れるまで頑張らなくてもいいよ」と温かい言葉が、たまに拡散されて、話題</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/5839" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/5839" alt="" /></a></div></div></div>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>逃げグセ、諦めグセの末路として待ち受けているもの</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/5839</link>
				<pubDate>Fri, 09 Nov 2018 12:24:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[メンタルを強くしたい人向け記事]]></category>
		<category><![CDATA[悩み]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>
		<category><![CDATA[逃げ癖]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=5839</guid>
				<description><![CDATA[ネット上、とくにSNSでは「辛いことがあったら逃げてもいいよ」「自分が潰れるまで頑張らなくてもいいよ」と温かい言葉が、たまに拡散されて、話題になることがあるものす。 もちろん、学校でいじめを受けている人や、ブラック企業で]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>ネット上、とくにSNSでは「辛いことがあったら逃げてもいいよ」「自分が潰れるまで頑張らなくてもいいよ」と温かい言葉が、たまに拡散されて、話題になることがあるものす。</p>
<p>もちろん、学校でいじめを受けている人や、ブラック企業で心身ともにすり減らしてまで働いている人からすれば、こうした言葉はまさに正論であり、安心できる場所に逃げて生活を立て直すことを推奨するのも、ごもっともでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、逃げることが絶対視する風潮に押されて、逃げ癖がつくことに対しては、個人的に疑問があります。</p>
<p>逃げ癖は逃げてばかりな自分に対して自信が持てず、自分の精神的な不安定さから身近な他人や集団に強く依存してしまい精神的な自立ができなくなる問題があります。</p>
<p>また、ただ逃げるだけでなく、社会からドロップアウトし、交友関係が絶たれて孤立を招く。そして、孤立していることに目をつけられ、胡散臭い金儲けをする人の搾取の対象(＝情報弱者)になりかねない最悪の末路を考えると、逃げ癖は決して手放しで肯定できるものではないと感じます。</p>
<p>(もちろん、「劣悪な環境でも我慢して居続けるべきだ」というわけではありません)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3677" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/05/nigeguse-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="逃げグセが治らない人の心理と問題点" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/05/nigeguse-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/05/nigeguse-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/05/nigeguse-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3677" class="blog-card-title-link">逃げグセが治らない人の心理と問題点</a></div><div class="blog-card-excerpt">仕事、部活動、勉強などで途中までは努力できるものの、途中でなにもかも嫌になって逃げ出してしまうのが癖になる。

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<p>&nbsp;</p>
<h2>逃げ癖、諦め癖の末路にあるもの</h2>
<h3>自信を喪失し無力感に襲われる</h3>
<p>勉強にしろ、スポーツにしろ、仕事にしろ、恋愛にしろあれこれ手は出すものの、「めんどさくい」「続けるの怖い」「プレッシャーに耐えられない」と感じて途中で逃げ出すことが続くと、「自分は何一つ最後までやり遂げることができないダメな人間だ」と自信を喪失すると同時に、無力感に襲われてしまいます。</p>
<p>また、この無力感は「<strong>自分は何をやってもダメなんだから、だったら最初から何もやらないほうが傷つかずに済む」という諦めの境地に至った考えを身に付け、積極性が失われてしまうことがあります</strong>。(＝<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3159">学習性無力感</a>)</p>
<p>もちろん、自分で何ひとつやり遂げることができなかったため、自分の中に「(結果はどうあれ)これをやり遂げたんだ！」という、確かな自信や自己肯定感や育まれません。</p>
<p>そのことが、</p>
<ul>
<li>自信を持てない自分に自己嫌悪をする。</li>
<li>自分に自信がないから長いものに巻かれるように他人や集団に依存する。</li>
<li>認知を歪めて「逃げている自分の方が賢くて、バカ正直に努力している奴は頭が悪い」と自己正当化する。</li>
</ul>
<p>などの行動となって現われることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>逃げている不甲斐ない自分を自己正当化する</h3>
<p>上でも触れましたが「逃げている自分の方が賢くて、バカ正直に努力している奴は頭が悪い」というように、逃げ続けている現実を自分に都合よく解釈し、自己正当化することです。</p>
<p>自己正当化をする方法や言動によっては、逃げずに生きている人を挑発するような言動をして顰蹙を買ってしまい、ますます見たくない現実と折り合うことに葛藤を覚え、自己正当化の言動がエスカレートし、炎上に発展することもあります。</p>
<p>なお、炎上が起きても「これは、自分の意見が多くの人から賛同を得た」と見てしまうことが、自己正当化の怖さでもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、邪推や下衆の勘ぐりなのは重々承知ですが「人生辛い時に逃げれば上手くいく」という言説をネット上でつぶやく人のなかには</p>
<ul>
<li>「自分が逃げたという選択は間違っていないという確証を得たい」</li>
<li>「自分の選択は他人から肯定され認められるべきものだと感じたい」</li>
</ul>
<p>という願望があるために、このような言葉を何度もつぶやいているのではないかと感じることがあります。自分の自己正当化のために他人を利用する、他人の承認なしでは自分で今の状況を肯定することができないほど、強い不安や葛藤を抱いているようにも見えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>「逃げた」ということで自分の評価の低下を招く</h3>
<p>自分が他人の意見に惑わされず逃げる自由があるとの同じく、他人や組織が自分の「逃げ続けていること」とどう捉えるかという自由があります。</p>
<p>「私は逃げ続けているけど、贔屓目に見て欲しい」と訴えても、相手がその要求をしっかり受け入れてくれるかどうか、逃げ続けている本人が自由にコントロールできるものではありません。</p>
<p>(もちろん、自分の評価の低下を招く恐れがあるからこそ、劣悪な環境から逃げ出せずなくなる問題もあり複雑な気持ちになります)</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「印象に残らない人」と見られて存在を忘れられてしまう</h3>
<p>また、何事でも逃げ続けているために、「自分は○○ができます」と自分の強みを他人にアピールできないのもデメリットの一つです。</p>
<p>例えば、学生の場合、勉強をしっかりしていて誰もが名前を知る有名大学に合格できたという結果があれば、それを自己アピールの材料として就活、友達・恋人作り、学校内外での活動などで利用できます。</p>
<p>部活動で結果や記録を出していたり、最後の大会までやり遂げたという記録があれば、それを自己アピールの材料として利用可能。そのほかにも、学校行事、委員会活動、在学中のボランティア活動…など、何かしらやり遂げていれば、それを材料にして自分という人間を他人にアピールしやすくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、勉強から逃げ、部活も途中で辞めて、学校行事も消極的であった場合、自分で自分をアピールできる材料が乏しいので、<strong>周囲から見て自分は、「特徴が無い」「影が薄い」「あまり印象に残らない」人として見られてしまいます。</strong>(そういう特徴がないことを「真面目(系クズ)」と呼ぶこともある。)</p>
<p>また、印象に残りづらいために、学校を卒業して時間がたてば当時の同級生や先生の記憶からも忘れられてしまいがち。</p>
<p>同窓会に呼ばれることもなければ、そもそも顔と名前を思い出す段階までたどり着かない。かろうじて卒業アルバムに名前と顔は載っているものの、実際にどんな人だったか思いだそうにも「あまり印象に残らない人」と曖昧で中身の無いものしか思い出せず、次第に忘れ去られてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>社会からのドロップアウト</h3>
<p>ただ学校にいかない、仕事をしていないという状態だけではなく、普通に学校や会社に行っている人との接点すらなくなり、社会から孤立してしまうことが問題です。</p>
<p>孤立期間が長引けば、その分元の社会生活に戻る心理的なハードルも高まります。また、仮に社会に復帰しようとしても、履歴書に書けない「空白の期間があった」事を他人から悪材料視されることで、社会復帰が難しくなることもあります。</p>
<p>(もちろん、社会復帰の難しさも劣悪な環境を我慢して逃げずに居続ける一因なので、たいへん複雑な気持ちになります。)</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>胡散臭い人に情報弱者とみなされ搾取される</h3>
<p>普通に社会生活を送っている人との接点がないことは、普通に社会生活をしているのであれば、まずお目にかかることはないであろう胡散臭い人に出会ってしまっても、その人が胡散臭くて関わりを持つべきではないと判断することができず、関係を持ってしまうリスクがあります。</p>
<p>胡散臭い人がやっている胡散臭いビジネスを「これは胡散臭いから関わってはいけない」と判断するだけの知識や情報はないし、無力感が影響してか検索して調べることすらしようとしない。</p>
<p>ましてや社会との接点がないために<strong>「関わっちゃダメ」と忠告をしてくる人もおらず、胡散臭い人からすれば、よくできた情報弱者…更に悪く言えば「カモ」と認知されてしまいます。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、「胡散臭い人」の一例を上げるのならば…</p>
<ul>
<li><strong>マルチ商法、ねずみ講の関係者</strong></li>
<li><strong>カルト宗教の信者、および関係者</strong></li>
<li><strong>「儲かる話がある」と言って近づく情報商材屋、詐欺師の類</strong></li>
<li><strong>自己啓発、スピリチュアルなどの高額セミナーの関係者</strong></li>
<li><strong>「ブログやSNSで自由な生き方！好きを仕事にする！」と威勢のいいこと叫ぶ人達(自称プロブロガーなど)</strong></li>
</ul>
<p>など、リアル・ネット関係なく、いかにも胡散臭く、香ばしく、グレーな金の稼ぎ方をしている、人たちがいい例です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とくに、こうした胡散臭いビジネスをしている方々は</p>
<ul>
<li><strong>不登校、あるいは退学経験のある人</strong></li>
<li><strong>今の職場に不満を抱えており退職・転職願望がある人</strong></li>
<li><strong>経済的な将来不安をなんとかしたい気持ちが強い人</strong></li>
<li><strong>家族関係や人間関係の悩みを誰かに相談したい人</strong></li>
<li><strong>楽して金を手に入れて悠々自適な暮らしを送りたい人</strong></li>
</ul>
<p>などの、何らかの形で一般的な社会生活を送っていけなくなったり、あるいは一般的な社会生活そのものに疑問や不安、生きづらさを抱いている人に、まるで優しく寄り添うかのように近づいては堕落させる。そして、時間・労力・金銭を搾取します。</p>
<p>また、堕落したことが原因で、元々所属していた人間関係に戻れなくさせることは、相手を経済的にも心理的にも支配できる状況が、結果としてできている怖さがあるとも言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「逃げることを応援した人＝協力者」とは限らない</h2>
<p>繰り返しになりますが、もちろん個人的には、ブラック企業などの身の安全が保証されない劣悪な環境から逃げることそのものは否定しません。</p>
<p>しかし逃げることを応援してくれた人が、<strong>逃げたあとの生活を保障したり、支援や協力をしてくれる人ではないことは、よく熟知しておくべきだと思います。</strong></p>
<p>また、胡散臭い人のところでも触れたように、応援しているのはあくまでも搾取対象として自分の元にホイホイ近づかせるためであり、逃げる人の人生をサポートするという目的ではないことも考えられます。</p>
<p>「逃げてもいいよ」というのはたしかに正論ですし、絶対的な正義として扱われる言葉でしょう。</p>
<p>しかし、そのことは「逃げてもいいよ」と言葉を放つ人が持つ、裏の目的や邪悪さまでも覆い隠し、言葉を発信する人に対して疑いの目を向けられず、あっさり信じ込ませるために使うこともできる危うさを兼ね備えている言葉とも感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>逃げグセが治らない人の心理と問題点</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3677</link>
				<pubDate>Wed, 30 May 2018 15:17:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[メンタルを強くしたい人向け記事]]></category>
		<category><![CDATA[心理]]></category>
		<category><![CDATA[悩み]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>

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				<description><![CDATA[仕事、部活動、勉強などで途中までは努力できるものの、途中でなにもかも嫌になって逃げ出してしまうのが癖になる。 いわゆる「逃げ癖」がついてしまうと、自分だけでなく周囲の人に迷惑や心配をかけてしまったり、逃げた経験が影響して]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>仕事、部活動、勉強などで途中までは努力できるものの、途中でなにもかも嫌になって逃げ出してしまうのが癖になる。</p>
<p>いわゆる「逃げ癖」がついてしまうと、自分だけでなく周囲の人に迷惑や心配をかけてしまったり、逃げた経験が影響して就職や進学に響くことがあるのであまり好ましいものとは言えません。</p>
<p>また、最近では逃げ癖が身についている人であってもSNSやネットを使えば同じような境遇を持つ人が見つけることができるので安心感を覚える一方で、その関係に入り浸りお互いの傷を舐めあうような馴れ合いをして、逃げ癖が治らないまま悪化することもあります。</p>
<p>不思議なもので逃げ癖がついている人同士で繋がっていると、「こんな<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1199">クズ</a>な自分でも受け入れてくれる人間関係がある」と感じて安心しきった結果、自分から逃げ癖を治そうという気持ちすら失せてしまうものです。</p>
<p>「嫌なことからなんでも逃げるな」と主張するわけではありませんが、<strong>何事に対して逃げ続ける生活も自由なようでいて逃げれば逃げるほど、逃げ場所が無くなり出来ることが少なくなる不自由な生き方だと感じています。</strong></p>
<p>今回はそんな逃げ癖が治らない人の心理についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>逃げ癖が治らない人の心理・特徴</h2>
<h3>責任を負いたくない</h3>
<p>仕事や部活で大きな役目や責任を負うことが苦手です。</p>
<p>責任を負えばその分成果があれば褒められたり<a href="https://mental-kyoka.com/archives/category/approval-desire">周囲から認めてもらえる</a>かもしれないが、もしも失敗してしまえば、批判や指摘を受けて責められてしまうことに過度な不安を感じることで、責任を追うような場面から逃げてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>最初は自分をよく見せるが、途中で維持できなくなり投げ出す</h3>
<p>責任を負いたくないからと言って、最初からなんでも責任を放棄して生きていくのはあまり現実的とは言えません。責任の大小あれども、皆何かしらの責任(あるいは「義務」「役割」と表現した方が適当)を負って生きているものです。</p>
<p>逃げ癖のある人は、仕事などで責任を追う場面になったときに最初から嫌がるのではなく、<strong>むしろ「頑張ります」と言わんばかりに、相手をがっかりさせないために振舞ったり、自分を実力以上によく見せるような態度を取ります。</strong></p>
<p>しかし、実力以上に見せる方法は長続きしにくく、途中で維持するのが難しくなってしまい全てを投げ出し逃げ出してしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、<strong>実力以上の自分を演じているために、周囲に対して弱音を吐けば化けの皮がはがれてしまう恐れがあります。</strong>そのため、困っても周囲に協力を頼めなくなり、状況は悪化しやすくどんどん追い込まれ逃げ出したくなるのです。</p>
<p>そして、我慢できないラインを超えたら「すみません、やっぱり無理でした！」と態度を急変させ逃げ出してしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>予防線を張って自分を守ろうとする</h3>
<p>予防線を張って失敗した時のショックを和らげる行動は心理学では<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3122">セルフハンディキャッピング</a>と呼ばれています。</p>
<p>セルフハンディキャッピングや自分自身にハンデをかけることで、</p>
<ul>
<li>成功すれば「ハンデがあるのに成功した」と自分の評価をより大きくできる。</li>
<li>失敗すれば「ハンデがあるから失敗しても仕方ないよね」と失敗の理由を作れるので納得できる。</li>
</ul>
<p>と、どちらに転んでも説明ができるようになります。</p>
<p>しかし、自分にハンデをかけている以上は、ハンデなしの状況と比べて期待できる成果は上げにくく、また失敗する確率を自ら上げているために、仕事や勉強のような結果が求められる場面で行うのは好ましくありません。</p>
<p>逃げ癖がある人は、表面的には頑張っているように見せかけるものの、裏では手を抜いたり自分を甘やかし、逃げる時の言い訳作りと失敗しても納得できる状況を自分で作る傾向があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>失敗したときに内心はホッとしている、安心している</h3>
<p>自分が引き受けた仕事を途中で投げ出したり、周囲から受けた期待を裏切ってしまったときに、自分でやらかしてしまったことへの嫌悪や後悔を感じつつも、どこか心の奥底で「これで楽になれる」「ようやくホッとできる」と安心するのも特徴の一つです。</p>
<p>とくに逃げたいという気持ちを抑え、我慢し続けた期間が長かれば長いほど、いざ逃げた時の快感、開放感は大きくなり、その快感を味わいたいがために最後まで責任を果たすことよりも、途中で逃げ出すことが癖になるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>自己評価が低く、ダメな自分でいる方が落ち着く</h3>
<p>何度も逃げてきた経験から、自分に自信がなく自己肯定感が低くなる傾向があります。</p>
<p>しかし、自己肯定感が低さゆえに、そんな自分を変えてしっかり最後まで責任を果たす人間になろうとすると「自分はそんな立派な人間になるのは向いていない」と感じ、自分から自己評価が低くなるような行動をあえて取ろうとします。</p>
<p>これは、心理学の認知的整合性理論の例であり、自己評価が低い人は無理に自己評価が高いと思われる行動をとることよりも、自己評価が低いと思われる行動(この場合は逃げぐせ)を取った方が、安心感や落ち着きを感じるのです。</p>
<p>自分に自信のない人が暴力・暴言などのDVを振るう恋人に惚れ込み「自分には問題がある方がお似合い」と感じるように、自己評価の低さ故に自ら苦しさや辛さを感じる状況を作りだし、居心地の良さを感じようとするのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2608">自己評価の低い人が陥りやすい恋愛の特徴　恋人に依存しすぎないためにできること</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>逃げ癖のせいで起きる問題・トラブル</h2>
<h3>仕事を途中で投げ出すことで信用を失う</h3>
<p>仕事で逃げ癖を起こしてしまった場合、やっていた仕事の引き継ぎもろくにできず、そのまま連絡が取れなくなることで信用を失うハメになります。</p>
<p>なお、この場合逃げる直前までは必死に努力して真面目に仕事をしているので、いざ連絡が取れなくなっても、「事故に巻き込まれたのだろうか」「急病で倒れたのではないか」という逃げたことへの怒りよりも、何かトラブルに巻き込まれたではという心配に襲われることが多いです。</p>
<p>もしも、いつ逃げ出してもおかしくないような働きっぷりなら、心配よりもまず「やっぱり逃げたか」という感情になるものです。</p>
<p>逃げ癖が治らない人は、こうやって逃げる直前まではごく真面目に普通に働くものの我慢できなくなったら逃げて環境をリセットする。</p>
<p>そして、自分のことを知らない新しい環境でもまた同じように真面目に働くものの、我慢の限界が来れば逃げるという一連の行動を繰り返すのです、</p>
<p>逃げ癖だけでなく<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2264">リセット癖</a>もこじらせているとも考えることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3110">人間関係リセット癖の人が仕事で起こしがちなトラブルについて</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>逃げた自分を自己正当化し反省する機会をなくす</h3>
<p>なにもかも投げ出し逃げてしまってことで「やらかしてしまった」という自責の念や良心の呵責に苦しめられますが、逃げ癖が身につくとその苦しみからも逃げて<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3010">自己正当化</a>しようとします。</p>
<p>例えば、</p>
<ul>
<li>逃げてしまうような環境に問題がある。</li>
<li>自分の苦しみをわかろうとしない上司・同僚が悪い。</li>
<li>これからの時代は好きなことだけて生きていけばいいし、それで実際に生きている人もいるから、なにも落ち込む必要はない。</li>
<li>逃げてもうまく生活できている人がいるから心配いらない。堂々とすればいい。</li>
</ul>
<p>と、逃げた過去を自分に都合よく脚色したり、極端な例を持ち出して納得しようとします。(＝防衛機制)</p>
<p>しかし、これでは逃げ出すに至った自分の考え方の癖や、自分を追い込む癖を正し反省は不十分です。逃げ癖は改善されず、また同じような過ちを繰り返し逃げるという一連の行動を繰り返します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>コツコツ積み重ねるのではなく一発逆転ばかりを夢見る</h3>
<p>逃げてばかりなので、仕事や勉強で地道に努力を積み重ねてスキルやキャリアを積むことができません。</p>
<p>そんな不甲斐ない自分に対するコンプレックスを日々感じつつも、<strong>コツコツ努力することからは逃げ、ギャンブルのように一発逆転で不甲斐ない自分が一瞬で変わる…という甘い夢を見るのも特徴的です。</strong></p>
<p>そしてそんな甘いお花畑な夢を見ていることを利用され詐欺の被害者になったり、有り金を叩いて株、先物、FX、仮想通貨などの金融商品で一山当てようとした結果、借金を背負ってしまい、今度は借金から逃げる生活を送ってしまうことになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>逃げている人ばかりで馴れ合うと更に逃げ癖が加速する</h2>
<p>冒頭でも述べましたが、今や逃げてばかりのいわゆるダメ人間であっても、SNSやネット上でも同じような過去を持つ人と交流し、安心感を得ることができます。</p>
<p>しかし、逃げぐせが身についている人同士のコミュニティは、</p>
<ul>
<li>お互いに慰めあうだけで鋭い指摘ができず馴れ合いになる。(これは、指摘されるようなことはリアルでいっぱいされているので、せめてネット上は優しい関係にしたいという欲求がある。)</li>
<li>馴れ合いを続けていくに逃げる事に対する危機感が薄れてしまう。</li>
<li>コミュニティ内の人間関係に慣れきってしまい、ますます自分の逃げ癖を治す気が失せる。</li>
</ul>
<p>という、逃げ癖の改善からどんどん遠のくような関係に陥りがちです。</p>
<p>どんなに惨めでダメな人間でも受け入れてくれる優しさがあるような関係ですが<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2986">優しさと甘やかし</a>は全くの別物です。</p>
<p>本当に逃げ癖を治したいと思うのであれば、適度にコミュニティと距離感を取り、自分のいたらなさや悪い癖、開き直りや自己正当化によって<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3100">歪んだ認知</a>を地道に改めて、自己肯定感を身につけて行くことが長い目で見て大事だと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>「退路を断てば成功できる」か「逃げ道が残せば成功できる」かを知ることの大切さ</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/1854</link>
				<pubDate>Mon, 11 Sep 2017 16:11:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[メンタルを強くしたい人向け記事]]></category>
		<category><![CDATA[心理]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>
		<category><![CDATA[成功]]></category>
		<category><![CDATA[逃げ癖]]></category>

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				<description><![CDATA[勉強や仕事で本気を出して頑張る時に、自分を甘やかさないために退路を断って頑張ったり、厳しい環境に身を置き、まさに背水の陣で頑張る人は少なくありません。 もちろん、リアルの世界ではなくスポ根漫画やアイドルなどのお仕事をテー]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>勉強や仕事で本気を出して頑張る時に、自分を甘やかさないために退路を断って頑張ったり、厳しい環境に身を置き、まさに背水の陣で頑張る人は少なくありません。</p>
<p>もちろん、リアルの世界ではなくスポ根漫画やアイドルなどのお仕事をテーマにしたフィクションの世界でも、お世辞にも恵まれた環境ではないけど努力を重ねて夢や目標を達成するという物語が一つのジャンルとして確立されていますね。</p>
<p>その物語に登場する人物や生き様に自分を重ねて、「自分をあまり恵まれていない状況だけど、あのキャラクターのみたいに頑張ろう」と努力をする人は現実でも応援されやすく、本当に夢を叶えて感動を与えることがよくあります。</p>
<p><strong>退路を断つ、背水の陣で頑張る人が応援されやすい理由は、「厳しい環境だけどめげずに頑張っているからなんとか夢が叶って欲しい」という純粋な善意を刺激しやすいからと考えられています。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、江戸時代の有名な俳人・小林一茶の「やせ蛙　負けるな一茶　これにあり」という俳句にあるように、日本では立場の弱い人が頑張っている姿を見ると心を動かされて応援したいという気持ちを持っている人が多くいます。</p>
<p>しかし、悪い環境が弱い立場で頑張ることこそが正しいことだと思い込みあえて厳しい環境に飛び込んだ結果、メンタルを病んでしまっては意味がありません。</p>
<p>将来独立してなりたい仕事をするためにあえてブラックで有名な業界に行った結果、過労でうつ病になってしまっては将来への道が閉ざされてしまうことにもつながります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>「厳しい環境に身を置くこと」だけが頑張り方ではありません。「精神的なゆとりがある環境で頑張ること」も頑張り方の一つです。</strong></p>
<p>今回は、自分にあった頑張り方を見つけるヒントについて説明します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>退路を断つと力を発揮できるタイプ</h2>
<h3>退路を断つ頑張り方について</h3>
<p>厳しい環境に飛び込んで自分を鍛えることは、一般的に<strong>「退路を断つ」「背水の陣で戦う」</strong>という言葉で表現されることがあります。</p>
<p>この頑張り方は</p>
<ul>
<li><strong>退路を断つことで自分を甘やかすことを戒めて、死ぬ気で努力できるようにする。</strong></li>
<li><strong>背水の陣を敷くことで、自分の持っている力を余すことなく引き出せるようにする。</strong></li>
</ul>
<p>という頑張り方と考えれば、わかりやすくなりますね。</p>
<p>実際に甲子園に出場した野球部には「住み慣れた地元を離れて練習に打ち込んだ結果、甲子園まで来ることができました！」という選手も多くいます。</p>
<p>実家にいると油断してついつい甘えが出てしまうので、あえて寮に住んで厳しい環境に身を置くこと気が引き締まり練習の効率を上げるという頑張り方が合っているタイプです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>退路を断つ頑張り方は周囲から応援されやすい</h3>
<p>退路を断つことで頑張れるタイプは、余裕があると頑張れるタイプに比べて周囲から「かっこいい」「アイツは頑張っている」という評価を受けやすい頑張り方です。</p>
<p>余裕がある状態で頑張るタイプと比べて、あえて自分を追い込むその姿勢に尊敬の念を抱きやすく、純粋な善意から応援したいという気持ちになりやすい頑張り方です。</p>
<p>とくに体育会系の人間にとっては、このタイプの頑張り方だと先輩や年配者からのウケもよく、可愛がられるタイプであるといえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>退路を断つ事は余計なストレスを抱え込むことになる</h3>
<p>しかし、あえて厳しい環境で追い込む事は余計なストレスを受ける事になり、自分が持っている実力を発揮できなくなるリスクも高まります。また、厳しい環境故に脱落者も出やすい状況と言えます。</p>
<p>とくに部活動の場合、厳しい環境で頑張ったからといって確実に自分の夢が達成される…というわけではない事は、当事者も応援している側もよくわかっていることだと思います。</p>
<p>しかし厳しい環境で耐えて頑張ったからこそ、いざ目標達成されたとなれば、その分感動も大きくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>退路を断った状態で頑張る事は、余裕がある状態に比べてある意味ギャンブル要素やドラマティックな面が強い頑張り方と言えます。</p>
<p>無名の弱小校が全国制覇をする。地元の小さな企業が東証一部の有名企業に成長する、といった成り上がりストーリーは、数こそ少ないですが多くの人から愛され憧れの対象となっているストーリーと言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>余裕があると力を発揮できるタイプ</h2>
<h3>余裕を持つ頑張り方について</h3>
<p>退路を断って自分を追い込むのではなく、精神的な余裕を重視して安定した状態で努力を重ねて目標を達成する頑張り方で結果を出していく人もいます。</p>
<p>先ほどの野球部の例でいえば、あえて地元を離れるのではなく実家で通える高校で頑張って、甲子園に出場するという事になります。</p>
<p>自分がストレスに弱い、厳しい環境では過度に緊張してしまって本来の力が発揮できないとわかっている場合、本来の実力を発揮するために精神的なゆとりを優先するのは、目標達成に必要な頑張り方の一つといえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>余裕を持つ頑張り方は理解されにくい</h3>
<p>このタイプの頑張り方は、あくまでも追い込むのではなく自分が快適に努力しやすい環境作りを重視するので、退路を断つ頑張り方と比較すると地味なので、あまりかっこよくないと思われやすい頑張り方です。</p>
<p>ギャンブルのようなのるかそるかの勝負に出るのではなく、あくまでも一発退場を避けてコツコツと頑張るという堅実な頑張り方なので、どうしても頑張りが外からわかりにくく、ドラマティックなものでもないので理解されにくい方法といえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、体育会系においてこの頑張り方では「若いのに真面目すぎて面白くないヤツだ」とか「男なのに行動力がない！もっとチャレンジするべきだ！」と、お叱りの声を受ける事も多くあります。</p>
<p>練習面でも精神的な余裕を意識しているために、</p>
<ul>
<li>あいつは全力で頑張っていない。</li>
<li>わざと手を抜いて練習をしている。</li>
<li>真面目に練習に取り組んでいない。</li>
<li>チームのモチベーションを下げるような態度をしている。</li>
</ul>
<p>と勘違いされて、マイナス評価を受ける事もあります。</p>
<p>やる気がないと思われて、運動部でよく口にする「やる気がないなら帰れ！」というセリフを吐かれる事もあるでしょう。</p>
<p>貴重な時間を費やし退路を断って頑張って来た人から見れば、この頑張り方をしている人を見ると、<strong>自分の頑張り方や自分の生き様を否定されたかのように感じて、感情的になってしまうという人も少なくありません。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1812">「やる気がないなら帰れ！」と怒鳴るデメリットと感情的な指導にならないための対策</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>自分に合った頑張り方を見つけるようにしよう。</h2>
<h3>頑張り方に正解はないということを理解しよう</h3>
<p>退路を断つ頑張り方も余裕を持つ頑張り方も、どちらが優れているor劣っていると決め付ける事はできません。</p>
<p>受け入れやすさの差こそありますが、どちらも自分の目標のために頑張れる場所で頑張る、という点は共通しているのでどちらが正しいor間違っていると決め付ける事はできません。</p>
<p>もしも自分は努力しているという自覚があるのに、その割には思ったように成果が出ていない場合は、ひょっとしたら自分をただ追い詰めるだけで力を発揮できない頑張り方になっているのではないかと考えて、頑張り方を変えて見るようにしてみるのも方法の一つです。</p>
<p>頑張り方で大切なのは、周囲から理解されやすい、応援されやすいという点ではなく、<strong>自分の性格や個性に合ったやり方であり継続できる頑張り方なのか</strong>という点を忘れないようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、退路を断つor余裕を持つに関わらず、世間一般で良いとされている考え方が、全世界の人間に当てはまるというわけではありません。</p>
<p>巷にあふれる、ポジティブ思考になれば上手くいく、筋肉が付けば悩みが解決するというマッチョイズム考え方も、実際に効果を感じる人もいればそうでない人もいる。</p>
<p>もしも自分が後者であると自覚しても「みんなと同じようにならないから自分はダメなんだ」と自己否定するのではなく、「みんなとは違うけど自分に合った頑張り方を見つけよう」と考えを切り替えて行くのが大切です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1688">「筋肉があれば不安にならない」マッチョイズムという考え方と抱える問題</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>時には頑張ってもダメな事もある事を理解しよう</h3>
<p>筋トレやダイエットのように自分一人で完結できるものとは違い、スポーツやアイドルのように他人と比較や競争をするのが避けられない目標の場合は、自分の努力や頑張り方だけで勝敗が決まる事はありません。</p>
<p>相手の実力や運などの、自分一人の力ではどうやってもコントロールできないもので、結果が左右されてしまうことがあります。</p>
<p>目の前にそういった運の要素で結果が左右される場面に立たされた場合は、「なんとかして勝ちたい！」「絶対にあの人には負けたくない！」と意気込んでしまっては緊張してしまう原因になります。</p>
<p>そのときは、「とりあえずこの試合を楽しむ事に集中しよう！」「今の自分が出来ることを全力でやりきろう」と、自分がコントロールできるところに集中するのが効果的と言われています。</p>
<p>完璧主義になって失敗を認めないのではなく、失敗することもあるけど自分ができる事に集中すれば上手くいく事もある、という事を感じられると、物事にチャレンジする場面で必要な自己肯定感が育っていく事にもつながります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>嫌なことから逃げるときに役立つ考え方</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/1827</link>
				<pubDate>Wed, 06 Sep 2017 15:00:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[メンタルを強くしたい人向け記事]]></category>
		<category><![CDATA[逃げること]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=1827</guid>
				<description><![CDATA[夏休みが終わり一般的に2学期が始まる9月1日は、子供の自殺が一番多い日というデータがあります。 いじめられている子供や学校に行くことに過度なプレッシャー、ストレスを感じている子供にとっては、心が落ち着ける夏休みが終わるこ]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>夏休みが終わり一般的に2学期が始まる9月1日は、子供の自殺が一番多い日というデータがあります。</p>
<p>いじめられている子供や学校に行くことに過度なプレッシャー、ストレスを感じている子供にとっては、心が落ち着ける夏休みが終わることに世界の終末のような絶望を感じてしまい、そのことが自殺の引き金になっていると考えられています。</p>
<p>学校に行くのがつらい子供の場合「学校にいかないのは逃げている！甘えているだけだ！「嫌なことから逃げるとロクな人生を歩めない」という考えかたで自分を追い込む一方で、「本当は学校にいきたくない！」という気持ちもあり、精神的に追い詰められて疲弊してしまっている事があります。</p>
<p>不登校やフリースクールという言葉が広まって来たとはいえ、まだまだ一般的には学校に通うのが当たり前であり、学校に通わないのは悪である、逃げであるというネガティブなイメージを持っているのは、子供も大人も同じです。</p>
<p>しかし、学校に限らず受験や就職、キャリアアップなどの自分の人生で起こる事すべてから逃げずに立ち向かうことだけが正しいというわけではありません。</p>
<p>自分のキャパシティをオーバーする場面では適度に回避したり、周囲に協力を求めて突破していくことも、つらい時期を乗り切る、いわゆる世渡りに必要なスキルです。</p>
<p>今回は何かとネガティブイメージを持たれやすい「逃げること」について説明していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>どうして「嫌なことから逃げる＝悪」と考えてしまうのか</h2>
<p>受験や就職のような自分の人生を大きく左右する状況に出くわした時、リスクをとってもっと上の大学(会社)へ行くことを良いことだと考えている人は多くいます。</p>
<p>逃げたくなるような状況でも立ち向かうことこそが正しい事であり、立ち向かえる根性がある、ストレス耐性があると評価されます。</p>
<p>厳しいストレスに耐えるのが何よりの価値と考えられている現代の日本では、逃げる事に対してはネガティブなイメージを持っている人は少なくありません。</p>
<p>また、<strong>逃げない事こそ仕事や人間関係で大切な<span style="color: #ff0000;">「信用」の証拠</span></strong>として用いられる場面は多々あります。</p>
<p>とくに、信用が大きく関わる借金や融資、投資をする場面では、相手が逃げない人であることがまず第一に必要です。ここで逃げらてしまうと、多額の損失を抱える事になってしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、自分の実力で狙える大学や会社よりもあえて下のレベルを目指す、そもそも進学も就職もしないという選択肢を取ったからと言って、その人は信用できない、ストレスに耐性がないと決め付けることは、もちろんできませんよね。</p>
<p>上のレベルを狙うのも、下のレベルを狙うのも、そもそも進学も就職もしないのも、どれも人生の中の一つの選択肢にすぎず、どの選択肢を選んだかでその人の人間の価値が全て決まるというわけではありません。</p>
<p>ただ、世間一般で一番いいとされている選択肢を歩まなかったからといって「お前は勝負から逃げた、腰抜けだ！」と相手を侮辱する考えが身につくと、今度は自分が逃げたと言われないために、失敗するのを恐れて消極的になってしまう、何も挑戦しないようになることあります。</p>
<p>相手を非難しているように見える言葉で、自分の行動や考えかたを縛り付けてしまい、自らが生んだストレスで苦しんでいるという状態です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「逃げる＝悪」ではなく、選択肢の一つと考える。</h2>
<p>「あいつは逃げた」と言われたり、逃げたと後ろ指を指されるのを恐れている人は少なくありません。</p>
<p>しかし、受験でも仕事でも何事も全て逃げずに勝ち残れる人の数は多くありません。途中で挫折したり諦めたりする事は誰にでもあることですし、挫折を繰り返しつつも何度かトライすることで、結果として夢や目標が達成されるという事もあります。</p>
<p>完璧主義な人や失敗を許せない性格の人ですと、「どんな事に立ち向かうのが正しい事。一度でも逃げたらダメだ」と思い込んで逃げるべき時に逃げれず苦しんでしまうことがあります。</p>
<p>また、<strong>「逃げたらダメ」という考えが自分らしさ(アイデンティティ、自我同一性)になっているために、逃げる事で自我が崩壊してしまうことにもつながります。</strong></p>
<p>逃げるべき時にしっかり逃げる事が出来るためには、自分が思い込んでいる「逃げること」について、いくつかの見方ができるようにしていくのが必要となります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ゲーム攻略から逃げる事について考えてみる</h3>
<p>例えば、対戦型のゲームを想像してください。</p>
<p>相手にダメージを与えるために自分の操作するキャラクターは攻撃を仕掛けますが、同時に攻撃ばかりを続けていると、敵に反撃されるスキが生まれてしまいます。</p>
<p>いくらこちらのキャラの体力(HP)に余裕があるからといって、敵の攻撃をいつまでもダメージを受け続けてしまえばゲームオーバーになってしまいます。</p>
<p>また、敵にも種類がありガンガン攻撃してくるタイプや、こちらの攻撃に合わせ技を変えてくるタイプ、防御に徹したり、敵同士で協力しあうタイプなど多種多様です。</p>
<p>敵が多様な攻撃をとっているのにもかかわらず、こちらが力でゴリ押しするばかりでは当然上手く行かない場面も出てきます。</p>
<p>ただ力でゴリ押しする攻撃ばかりではなく、相手の攻撃後のスキを狙って攻略したり、遠距離から不意打ちで攻撃したり、あえて戦わずにスルーすることできると攻略が容易になる事があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>相手によってこちらも戦術を変える。これは人生でも同じです。</p>
<p>ただ逃げずに立ち向かうだけの戦術ではなく、逃げる戦術を使って生き延びる、攻撃するチャンスを作るというように、<strong>逃げるべき状況でしっかり逃げげる選択肢を取ることで、そのあとの自分の行動を有利に進める事ができます。</strong></p>
<p>精神的につらい状況や、迫り来るストレスでゲームオーバーになりそうなときは、一旦引いて体力が回復するのを待つ。</p>
<p>待っている間にカウンセラーやお医者さんのような協力できる人を探したり、問題解決につながる勉強をして備えておく事で、目の前のストレスに対して上手く対処できるようになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「逃げること」に対して様々な視点を持とう</h2>
<h3>嫌なこと、恐怖から逃げようと思うのは自然なこと</h3>
<p>例えば目の前にスズメバチやヒグマが現れたら、身を守るためにその場から逃げようと思うのは自然な事です。</p>
<p>怪我をするような恐怖が目の前ある、生命の危機を感じるという状況で、なんとか生き残るために逃げるのは、大事な行動です。</p>
<p>獰猛な猛獣を目の前にして下手に立ち向かい、死んでしまっては元も子もありません。<strong>目の前にある恐怖に対して、どっしりと立ち向かうことだけが正しい生き方ではありません。</strong></p>
<p>これは受験や就職も同様です。「逃げてはダメ立ち向かわなければ！」という考えで頭がいっぱいになり、不安やストレスで精神を病んで自殺を考えないためにも、まずは一旦身を守るために逃げる。</p>
<p>逃げたあとは、しっかり休息を取る、協力者を探して、再びトライすればOK、という視点を持つようにするのが、逃げるべき時に逃げれず苦しむ事を防ぐ方法です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>逃げることはストレスをコントロールするのに役に断つ</h3>
<p>人間が抱え込めるストレスには限度があります。</p>
<p>いくらメンタルを鍛えており、筋肉を鍛えているから大丈夫だと自負していても、自分が耐え切れない以上のストレスが襲いかかってくれば、不眠や抑うつ状態のような体調に異変が出てしまう原因になります。</p>
<p>心身の健康を維持するためには全てのストレスに立ち向かうのではなく、逃げるべき所では逃げるようにする事が大切になります。</p>
<p>また、<strong>抱えこめるストレスの量には個人差があるという事も忘れてはいけません。</strong></p>
<p>何かとストレスに強い人が評価されやすい現代社会では、ストレスに強い人に基準を合わせてしまい、自分のキャパシティ以上のストレスを抱え込み苦しむ人も多くいます。</p>
<p>ストレス耐性が強い自分以外の誰かの基準に合わせず、自分が耐え切れるストレスの基準を見つけて、適宜ストレスを分散したりストレスを回避して、つらくならないように心がけるようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<h3>いい子には「一度逃げてから頑張る」のも生き方の一つと教えよう</h3>
<p>教育現場では辛い場面でも逃げない子はいい子、我慢強い子として褒められる場面が多くあります。</p>
<p>そういう子は先生の言うことをよく聞くので、大人からの評判もよく、社会に出ても支持や命令にしっかり従うので高評価を得やすくなります。</p>
<p>しかし、本人にとって指示に従うのは、怒られないため、人の期待に沿うため、人生から逃げたと思われたくないためだと感じていると、その考えに縛られ思考の柔軟性が奪われてしまいます。要は不器用な状態です。</p>
<p>不器用だと、ちょっとした困難やトラブルでポッキリ心が折れてしまいやすくなります。</p>
<p>「逃げる・逃げない」のような０か100かのような思考で何事も決めようとするのではなく、</p>
<ul>
<li>「ここはちょっと逃げて様子を見てみる」</li>
<li>「一旦逃げて助けてもらえる人を探す」</li>
<li>「ひとます逃げて、精神的に落ち着いたらまたトライしてみよう」</li>
<li>「あるラインまでは逃げないけど、そのラインを超えたら潔く逃げよう」</li>
</ul>
<p>というように、逃げるという選択肢に対して、具体的なオプションをつけて、柔軟な思考ができるように工夫することで、ストレスを抱え込み辛くなる事が防げます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>「逃げること＝戦略的撤退」という見方をする</h3>
<p>何かと逃げることはマイナスイメージで捉えらがちですが、逃げることを「戦略的撤退」と捉える事で、つらい場面を乗り切るという方法もあります。</p>
<p>戦略的撤退と言う事で、ただ無残に負けて渋々後退するのではなく</p>
<ul>
<li>あくまでも体勢を立て直してもう一度挑戦するために撤退をする。</li>
<li>次のチャンスを狙うために撤退をする。</li>
<li>前進するための一時的な避難行動として撤退する。</li>
<li>これ以上損害(ダメージ)を受けないために撤退する。</li>
</ul>
<p>という、前向きなイメージで逃げることは、上手く世の中を渡っていくのに有効な場面が多くあります。</p>
<p>先ほどのゲームの例でもそうですが、迫り来る敵(ストレスやトラブル)に対して、いつも逃げずに立ち向かうという戦術だけが通用するとは限りません。</p>
<p>状況に応じて柔軟に戦術を変えるのは、目標を達成するために欠かせないスキルと言ってもいいでしょう。</p>
<p>以前流行ったドラマではありませんが<strong>「逃げるは恥だが役に立つ」</strong>ということをしっかり覚えておくようにましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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