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	<title>馴れ合い  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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	<item>
		<title>ネット上の馴れ合いがなぜ嫌われるのか</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/6675</link>
				<pubDate>Fri, 04 Jan 2019 23:13:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[インターネット]]></category>
		<category><![CDATA[馴れ合い]]></category>

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				<description><![CDATA[SNSのタイムラインやリプライ欄、youtubeのコメント欄などで、なんとなく仲が良さそうな交流がされているものの、どこかその雰囲気が馴れ合いのように感じて近寄りがたさを覚える人は、少なくないと思います。 馴れ合いの仲で]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>SNSのタイムラインやリプライ欄、youtubeのコメント欄などで、なんとなく仲が良さそうな交流がされているものの、どこかその雰囲気が馴れ合いのように感じて近寄りがたさを覚える人は、少なくないと思います。</p>
<p>馴れ合いの仲でしか通じない身内ネタ、コアなネットスラング(いわゆる「語録」と検索して1,2番目にぐらいに出てくる例のアレとか…)、元ネタを知っている人なら意味がわかるコラ画像によるコメントのやり取りなど、ネット上の馴れ合いはどれも一見さんにはまず理解できない独特な雰囲気を持っています。</p>
<p>もちろん、こうした馴れ合いが主の交流を、限られた人しか参加できないクローズドなSNSやチャットなどで行うのであれば問題ありませんが、大抵は多くの人が閲覧できる場所で、当たり前のように行われることから、嫌われる原因になるのです。</p>
<p>今回はそんなネット上での馴れ合いが嫌われる原因について、お話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネット上で馴れ合いが嫌われるわけ</h2>
<h3>内容のない雑談ばかりになって退屈</h3>
<p>リアルの世界での馴れ合い同様に、ネットの世界の馴れ合いも内容らしい内容がない雑談になり、退屈感を感じるコミュニケーションになりがちです。</p>
<p>もちろん、積極的に会話に意味を求めず、なんとなく心地いいだけの時間を楽しみたい人からすれば、こうした会話は非常に充実していると感じますが、一方でネットを使って自分の気になる事を誰かから聞きたい、調べたいという会話に中身を求めている人からすれば困りものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>やめどころを見失った会話で無駄に時間を消費してしまう</h3>
<p>内容がない事との続きですが、馴れ合いの会話には終着点(いわゆるオチ)が設定されていない物が多いため、どこで会話を切り上げたらいいのか、馴れ合いの参加者同士でもよくわからない。</p>
<p>そのため、会話はダラダラと続けられる、場合によっては同じ会話を繰り返すことで会話が無駄に引き伸ばされる。内容らしい内容がないのに加えて、沈黙を避けるためのその場しのぎとして何度も同じネタを繰り返されてしまう。そんな不毛な会話に対して、オチをつけておらせることができず、延々と時間を消費してしまむことが、ネット上での馴れ合いが嫌われる原因です。</p>
<p>近年問題になっている、SNSで夜遅くまで友達とおしゃべりをしすぎたせいで、中高生の睡眠リズムに支障が出ているケースも、こうしたやめどころを見失った会話がスマホを介して行っていることが原因とも見れます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>余計な気遣いや空気読みをするストレスを感じる</h3>
<p>例えば、自分と仲良く交流している人が、馴れ合いの空気を楽しんでいることがタイムラインを見ていてわかるとき、「その様子を黙ってスルーするのはなんだか申し訳ない」「自分も馴れ合いの輪に加わらなければいけない」などの余計な気遣いをしてしまうことが、馴れ合いの仲が嫌われる点と言えます。</p>
<p>リアルの生活でも、社会人or学生として、自分の所属している集団からこぼれ落ちないように、気遣いや空気読みをすることでストレスを感じている人からすれば、ネット上ですらも暗黙の空気を読み合う関係に自分を置くことで、余計なストレスを抱えることは避けたいものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>馴れ合いの仲が良すぎるために疎外感を抱いてしまう</h3>
<p>また、馴れ合いの仲が強すぎるコミュニティに出会った場合は、たいへん仲がよいコミュニティと比較して自分のちっぽけさを感じることで辛い思いをしてしまう…つまり、疎外感を抱いてしまう辛さもあります。</p>
<p>周囲に誰もいない場所で一人ぼっちになるのと、自分の周りに仲良くしてるグループが居る中で一人ぼっちになった場合、後者の方がより強い孤独を感じるのと同様に、オープンな関係が築けるSNS上にて、自分とは全く関係のない人たちがやたら仲良く馴れ合っている光景をみるだけで、強い疎外感を抱いてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>馴れ合いが激化し排他的なコミュニティへと発展するリスクがある</h3>
<p>馴れ合いの輪の結束力が強すぎるために、だんだん両極端で過激な思想に陥ってしまう、輪の中の同調圧力が強まって排他的なコミュニティに窮屈さを覚えてしまうことがあります。</p>
<p>これは、心理学では<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2875">集団極化</a>と呼ばれているもので、話し合いで意見が保守派、革新派のように両極端に偏ることを指します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお一口に「排他的」と言っても、</p>
<ul>
<li>自分のコミュニティとは異なるコミュニティに排他的になるパターン。(例：プロ野球のライバル球団のファン及びコミュニティに対して排他的になるなど)</li>
<li>自分のコミュニティに所属するメンバーに向けて排他的になるパターン。(例：ファン歴の長い人が、ファン歴の短い人や新規のファンを見下す。同じファン同士での方向性の違いによる仲間割れなど)</li>
</ul>
<p>などのパターンがあります。</p>
<p>なお芸能人のファンのコミュニティが先鋭化しやすいのは、「好きなもの」がベースにあるコミュニティは、その対局にある「嫌いないもの」を存在に敏感であるため、意見が過激且つ先鋭化しやすくなりがちであると考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>下品・センシティブな言葉による馴れ合いがある</h3>
<p>冒頭でも触れた某語録(一応自己責任で検索してください)のように、馴れ合いの仲で通用するあるお決まりの言葉の数々には、元ネタを知らない人だと、ただの下品な内容の言葉にしか解釈できなかったり、差別や偏見を感じさせるセンシティブな内容の言葉が含まれており、不要な誤解を招く可能性があります。<span style="font-size: 14px;">(そもそも元ネタが下品且つセンシティブなので、こうなるのはある意味仕方ない側面もある)</span></p>
<p>およそその語録に関する知識を持ち合わせていない人が、頻繁に出入りするネット上のコミュニティはもちろんのこと、リアルの人間関係でも迂闊に変な誤解を招くような発言をするのは避けるのが求められる中、平然と語録を使った発言をして馴れ合いを誘う空気をつくり出そうとする人が絶えないことから、嫌われてしまうのです。</p>
<p>もちろん、語録による馴れ合いそのものを否定しているわけではありません。あくまでも、下品でセンシティブな内容を含むので、その言葉を用いても大丈夫なTPOをよく見極めた上で、コミュニケーションを楽しむことを心がけることが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>悪ノリ、炎上の温床となるリスクがある</h3>
<p>馴れ合いの空気感が、比較的穏やかなものではなくなり、差別的・攻撃的な内容を含んだ投稿が挨拶がわりのように投稿されるようになった結果、悪ノリとしかえいない空気感が生まれてしまうことがあります。</p>
<p>集団になって過激な投稿をしているため、悪ノリに参加している人たち個人が感じる責任感や罪悪感は薄れてしまう。(＝<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2918">集団心理</a>)　そして、そのことが更なる悪ノリに拍車を掛けてしまい、ネット炎上となったり、悪ノリのターゲットとなった人に脅迫文(メールorハガキ)を送りつけるなどの犯罪行為へと繋がることもあります。</p>
<p>なお、ネット上では一人が複数のアカウントを駆使することで、まるで多くの人が悪ノリに参加しているように演出できるのも、リアルの馴れ合いには見られない特徴です。</p>
<p>ネット上で多くの人がノリに流されてある特定の人をバッシングしているように見えても、それは一個人が複数アカウントを利用して、あたかもたくさんの人がバッシングしているように錯覚させるためのテクニックなのです。</p>
<p>もちろん、バッシングの他にも、</p>
<ul>
<li>ある商品がたくさん売れているように見せるために、高評価のレビューや商品を褒めちぎる投稿を大量にする。(ステルスマーケティングでも使われる。)</li>
<li>ある芸能人の悪い噂が出た時に、炎上を未然に防ぐために擁護、応援のコメントを大量に投稿する。(いわゆる「火消し」のこと)</li>
</ul>
<p>などがあります。</p>
<p>いずれも、ネット場の特定の人達の意見や感情を誘導するために行っている点は同じです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>馴れ合わない人の心理について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/5596</link>
				<pubDate>Wed, 31 Oct 2018 12:14:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[馴れ合い]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=5596</guid>
				<description><![CDATA[気心の知れた友人・知人と馴れ合うのは楽しい一方で、その楽しさの裏にある不自由さや、暗黙の了解の多さ、馴れ合いの空気を崩さないために守るべきことなどにうんざりして、他人と馴れ合わずに一匹狼になる人がいるものです。 こうした]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>気心の知れた友人・知人と馴れ合うのは楽しい一方で、その楽しさの裏にある不自由さや、暗黙の了解の多さ、馴れ合いの空気を崩さないために守るべきことなどにうんざりして、他人と馴れ合わずに一匹狼になる人がいるものです。</p>
<p>こうした馴れ合いを好まない人は、「ノリが悪い」とか「空気が読めないやつ」と非難される一方で「他人に左右されない自分の軸を持っている」とか「普通の人とは何か違う人」とカリスマ性のある人として見られることが多いものです。</p>
<p>とくに、勉強、仕事、スポーツなどの他者との競争が必須な場面では、周囲と馴れ合わず黙々とやるべき努力に熱意を注げる人は、大変魅力的な人だと感じる人が多いものです。</p>
<p>今回は、そんな馴れ合わない人の心理についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>なぜ、馴れ合わないのか</h2>
<h3>暗黙の了解が多すぎて不自由である</h3>
<p>馴れ合いの雰囲気は非常に心地よくて、いつまでもどっぷり浸かっていたいものではありますが、その雰囲気を維持するためには、守るべき暗黙の了解が多数あります。</p>
<p>例えば</p>
<ul>
<li>ゆるい雰囲気を保つためにも、鋭い指摘やツッコミは指摘をしてはいけない。</li>
<li>お互いの自己肯定感と承認欲求を満たすために、とにかく褒めて認めあう。</li>
<li>馴れ合いの外の辛い現実やネガティブな話題は持ち込まない。</li>
<li>ポジティブ思考などその馴れ合いで流行っているノリや考えに自分を合わせること。</li>
<li>馴れ合いの雰囲気に対して疑問を持つことすらも、雰囲気を壊すおそれがあるのでNG。</li>
</ul>
<p>など、妙な居心地の良さは、これらの暗黙の了解として守ることと引き換えに維持されているのです。</p>
<p>そもそも、馴れ合いは辛い現実から逃れて休憩できるための場所として作られる側面を持つために、馴れ合いの場に辛い現実を持ち込むのは御法度という理屈は理解できます。</p>
<p>しかし、その結果として自分自身や他人を堕落に導いて、馴れ合いの外以外の関係が持ちづらく感じるまで堕落させてしまうことには疑問を隠せません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>馴れ合いの中の上下関係にうんざりする</h3>
<p>なお、馴れ合いの中でも空気を読まず、比較的自由に行動をしている人もいますが、彼らは馴れ合い内部にて一定の立場を手にしており、自由に振る舞えるだけの立場がある人だから、自由に振る舞うことができるのです。</p>
<p>言い換えれば、彼らはスクールカーストの上位層を占める生徒と同じで、馴れ合いという閉じた関係の内での下位層の人間に対しては自由(というか横暴)になれるのです。</p>
<p>明確な上下関係がある馴れ合いは、上位層にとっては自分にとって非常に居心地がいい場所であり、且つ自分達にとって都合のいい暗黙の了解作って、下位層に守るように指示することができます。</p>
<p>しかし、下位層にとっては確かに雰囲気の良さは感じるあるものの、精神的な負担を強いられたり、上位層の目に余る行動を受け入れなければ敵視されて、いじめや嫌がらせを受ける対象となる辛さがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、下位層が馴れ合いの中でのし上がるには、スクールカースト同様に上位層の人とお近づきになり、集団内での影響力を高めると営業努力が必要になります。</p>
<p>辛い現実から逃げるために馴れ合いにはいったのに、気が付けば馴れ合いの中でも辛い現実と似たような人間関係が繰り広げられているのがわかってしまうと、馴れ合いそのものに加わることがアホらしくなり、馴れ合いに加わらなくなるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>興味のない身内ネタばかりで退屈</h3>
<p>馴れ合うだけの仲の良さがあるので、身内ネタ、内輪ネタが馴れ合いでは好まれます。しかし、身内ネタはその身内を知っていない人からすれば、何のことを言ってるのかさっぱり理解できないのが欠点です。</p>
<p>そして話している身内に対して自分が興味や関心がなければ、たとえ話されている身内の人となりをざっくり知っていても、話題に対して全くひき込まれず退屈な時間を過ごすことになります。</p>
<p>馴れ合いの輪に加わって間もない人からすれば、身内同士で通じるネタばかりを話されることは、延々と自分の興味のない話を聞かされているようなものなのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、身内という一人の人間の行動や生き様を話のネタにしているため、話の内容がマンネリネになると、新たな刺激を求め、<strong>身内のプライベートや恥ずかしい過去を掘り下げて笑いを取りに行こうとしたり、過度にいじってその様子を笑い者にしようとすることがあります。</strong></p>
<p>お笑い芸人やタレントでもないのに一時の話のネタとして、自分の恥ずかしい話題が馴れ合いの関係を維持するために消費されてしまう怖さも、馴れ合いに加わらない原因の一つです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>仲良しアピールとか友情確認ごっこがめんどくさい</h3>
<p>身内ネタをすることは、見方を変えれば「自分はどれだけ身内のことを知っているのか」ということをアピールする…すなわち、仲良しアピールや友情の確認とも考えられます。</p>
<p>しかし、わざわざ仲良しアピールのために、恥ずかしい話題を詮索されてネタとして他の人にばらされることは、プライバシーに敏感な人からすればあまり心地いいものではありません。</p>
<p>また、ネタのために他人の恥ずかしい話題を臆面もなく詮索して話題のネタにする品性の無さや無神経さは、同じ品性や感覚を持ち合わせていないとまともに付き合うのが非常にめんどくさく感じるものです。</p>
<p>(ゴシップ誌のように低俗で下衆な話題をネタとして消費し、且つ自分もそのネタを提供することに抵抗がないのであれば、馴れ合いも悪くはないでしょうが…)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>集団のノリに精神的に圧倒されて疲れるのが苦手</h3>
<p>馴れ合い特有の不気味なノリは、まるで「その場にいる人なら全員がそのノリに参加すべきだ」「ノリに合わせることが絶対だ」と、迫ってくるような恐ろしさがあります。</p>
<p>仮に断ろうものなら嫌がらせや陰口を叩かれるおそれがあるので、渋々ノリに加わるものの、やっぱり慣れないノリなので精神的な疲労が強く、疲れがどっと残ってしまうのです。</p>
<p>人混みが苦手な人が、仕事の都合で飲み会に参加し、賑やかすぎて辛い雰囲気に圧倒されて飲み会終了後にひどく疲れたり、逆に神経が高ぶってなかなか落ち着けなくなるのと同じような苦しさが馴れ合いにはあるからこそ、無理に馴れ合わず消耗しない生き方を選んでいると考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>注意や指摘すらNGとされる変な空気がある</h3>
<p>馴れ合いで恐ろしいのが、必要な注意や指摘ですらも雰囲気を壊すものだとして強く禁じられる。むしろ、注意をしたほうが悪者扱いされて、ミスを見逃すように協力することが美徳として扱われる歪んだ認識があります。</p>
<p>正義感が強く、見たくない現実でもしっかり向き合うことを信条としている人からすれば、このような不正や不都合が放置され続ける環境は非常に居心地が悪く、また「自分が悪事に加担し、事実上共犯者になってしまうのでは？」という疑念があります。</p>
<p>こうした状況が仕事で起きれば、企業ぐるみで隠蔽をしていたとして会社の信用を下げたり、同業者への風評被害を招く恐れもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>共依存の関係に陥る恐れがあるから</h3>
<p>馴れ合いは確かに雰囲気が合えば心地よいものですが、その心地よさに半ば精神的に依存するよう没入してしまい、気が付けば抜け出せなくなることがあるものです。</p>
<p>また、自分以外にも馴れ合いに依存している人がおり、関係を何としてでも維持すべく、馴れ合いから抜け出そうとする人を妨害し、お互いに馴れ合いというぬるま湯に浸かり続けるように誘導してくる人がいるものです。</p>
<p>これは、いわゆる「共依存」の関係ともいえます。</p>
<p>馴れ合いに所属する人同士で「本当は馴れ合いがしんどいからやめたい」と思いつつも「でも、やめたら漠然とした不安に苦しめられるから、やっぱりこのままがいい」と、お互いがお互いに締め付け合って身動きがとれなくなり、いつまでしんどさから開放されない怖さがあるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>馴れ合わない人は決して冷たい人とは違う</h2>
<p>上で馴れ合わない人の特徴・心理について話してきましたが、なんとなく冷たくて、無機質で、人間関係をビジネスライクに見ている人だと感じた人も多いかもしれません。</p>
<p>しかし、馴れ合わない人は決して冷たいわけではなく、自分にとってちょうど心地よい人間関係を把握することに長けていたり、馴れ合いが無い人間関係ではちゃんと社交的になる側面もあり、決して人付き合いに全般に興味がないわけではありません。</p>
<p>あくまでも「馴れ合い」の関係だけが嫌いであり、普通に言いたいこともビシビシ言える関係では積極的に言い合えるし、お互いに意見を尊重し合って話し合うことを追い求めます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ですが、どうしても馴れ合いが多いコミュニティだと「馴れ合わない＝冷たい人」というイメージがついてしまいがちですが、実は冷たいのは馴れ合いの人間関係に対してだけです。</p>
<p>なんとなく「あの人は冷たいなぁ」と感じたら、それは貴方が他の人とズブズブな馴れ合いにはまっており、傍から見れば”馴れ合っててあまり関わりたくない人”として見られているだけなのかしれません…。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>馴れ合いが嫌いな理由は共依存関係に陥る恐怖があるから</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/5580</link>
				<pubDate>Tue, 30 Oct 2018 13:52:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[共依存]]></category>
		<category><![CDATA[馴れ合い]]></category>
		<category><![CDATA[嫌い]]></category>

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				<description><![CDATA[「馴れ合い」というと、一般的に否定的な人間関係として見られがちですが、その一方で油断をすると、ついのめり込んでしまうような妙な魅力があるものです。 馴れ合いの関係の中では、自分の意見や主張が否定されることなくしっかり受け]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>「馴れ合い」というと、一般的に否定的な人間関係として見られがちですが、その一方で油断をすると、ついのめり込んでしまうような妙な魅力があるものです。</p>
<p>馴れ合いの関係の中では、自分の意見や主張が否定されることなくしっかり受け入れてもらえる。普通なら「意識高い系ｗ」「何を馬鹿げたことを言ってるの？」と冷笑されるようなことを言っても、受け入れてもらえる安心感があります。</p>
<p>もちろん、意識高めな人ばかりの馴れ合いに限らず、勉強や仕事のなどのやるべきことを放置して辛い現実から逃げこむクズな自分を無批判に受け入れてくれる馴れ合いの関係など、いわゆる意識が低い人同士の馴れ合いの関係でも、同様に安心感があります。</p>
<p>しかし、この安心感の心地よさに囚われてしまった結果、馴れ合いの外で人間関係を築くことに過度な恐怖を恐れて目の前の馴れ合いの関係にのめり込んだり、相手も自分同様に馴れ合いの関係を求めているために、今の関係をより強固なものにすべく、お互いがお互いに依存するような関係…つまり<strong>共依存</strong>の関係に陥る恐怖があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>馴れ合いの関係から脱出したくても脱出できない裏にある心理</h2>
<p>馴れ合いの関係について、漫画『ネムルバカ』で登場した例を取り上げます。この漫画内では、自称アーティストを名乗る者同士が集まり</p>
<ul>
<li>お互いがお互いに作品を作っては褒め合うだけで、もっともな指摘やツッコミはしない。</li>
<li>基礎的な技術を磨く地味で辛い練習はせず、拙い作品を作ってはお互いに褒め合う。</li>
<li>公式なジャッジが下される場面(コンペ、コンクールなど)は、自分の実力の無さが露呈する恐怖があるから出場しない。</li>
</ul>
<p>と、まるで進歩がない馴れ合いの関係を「駄サイクル」と名づけて表現しています。</p>
<p>駄サイクルは「見る→褒める→作る→褒められる→見る…」と、閉じた人間関係の中で自己顕示欲や承認欲求を満たすためだけの駄目なサイクル(循環)が成立している状況を指し、まさに馴れ合いの根幹とも言えるでしょう。</p>
<p>このような進歩が見られない馴れ合いは、芸術や創作活動に限らず、勉強、仕事、スポーツなどのあらゆる場面で存在しているものであり、一度は目にしたことがあるからこそ、この記事にたどり着いているのだと思います。</p>
<p>こうした馴れ合いは傍から見ると、どこか異様な雰囲気を漂わせていたり、なんだか見てはいけない物を見てしまったかのような気持ちになり、見ているこっちが恥ずかしくなるものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、いざこうした馴れ合いの関係に入ってみると、自分のことを無条件に肯定してくれて皆優しそうに見えてしまう。</p>
<p>普段からストレスを抱えて癒しを求めていたり、自分に自信や自己肯定感がなくて、脆い自分を受け止めてくれる優しくゆるい人間関係を求めている人からすれば、馴れ合いの人間関係は非常に魅力的に映ると同時に、ずっとその関係に入り浸っていたい…という、気持ちを抱かせるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2873" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/dasaikuru-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="駄サイクルで馴れ合わず抜け出すためのコツ" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/dasaikuru-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/dasaikuru-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2873" class="blog-card-title-link">駄サイクルで馴れ合わず抜け出すためのコツ</a></div><div class="blog-card-excerpt">駄サイクルとは、駄目の「駄」と循環を意味する「サイクル」とを合わせた造語で、駄目な人間関係の中で一歩も前進せず、承認欲求や自己顕示欲を満たすためだけに馴れ合うことを揶揄した言葉です。厄介なのが駄サイクルの中にいると、その関係に居心地のよさを感じてしまうことで、延々と馴れ合いを続けてしまうというリスクがあります。</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2873" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2873" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>馴れ合いの関係を支える「イネイブラー」の存在</h2>
<p>馴れ合いの関係は、人によっては非常に魅力的で失いたくない癒しや安息を味わえる場所だからこそ、それを失わないためにも、馴れ合いの絆を強固なものにしたり、馴れ合いの関係に疑問や違和感を持つ人に対して排他的な行動を取ることがあります。</p>
<p>こうした行動は、アルコール依存症患者のサポートをしているように見え、実はお酒を変えるだけのお金を私続けたり、酒浸りの毎日を送れるだけの生活環境を用意し、結果として完治から遠ざけているだけの<strong>イネイブラー(支え手)</strong>を見ているかのような気持になります。</p>
<p>アルコール依存症におけるイネイブラーは、自分が依存症患者から必要とされていることに充実感を抱くと同時に、完治してしまえば自分は必要とされなくなる不安を抱えています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>話を馴れ合いの関係に戻すと、</p>
<ul>
<li>なんの進歩もない、ベタ褒めを行う。</li>
<li>もっともな指摘やツッコミはしない。</li>
<li>馴れ合いに疑問や違和感をもつ人に対して排他的になる。</li>
</ul>
<p>などの行動は、アルコール依存症患者を結果として完治から遠ざける、イネイブラーの行動とよく似ています。</p>
<p>意識高い系同士で、スケールのでかいことばかりを無批判に褒め合うけれど、現実的にそれが可能かどうかについて話を詰めていくとなると「ネガティブな意見はよくないよ」と(ネガティブな)と、最もな事を言われて無批判に褒め合う関係に、優しく引き戻される。</p>
<p>自分のクズさ加減を反省して自分を変えたい決心して思っても「そんなクズな自分でもいいじゃないか」と、ありがたいけどせっかくの決心を折るような言葉を投げかけられる。</p>
<p>馴れ合いの関係が異様になる背景には、味方になって優しく寄り添うように見えて、実は馴れ合いを悪化させているだけのイネイブラー(支え手)の存在がいるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>弱い自分を無条件で受け入れてくれる、馴れ合いの関係の恐ろしさ</h2>
<p>馴れ合いの関係に陥る原因として、現実逃避で精神的な安心感を得たい気持ちが影響していると考えることができます。</p>
<ul>
<li>仕事が上手くいかない、怒られてばかりで辛い。</li>
<li>勉強やスポーツで他者と競争することに恐怖を感じている。</li>
</ul>
<p>など、自分が傷つくような場面でも、誰もがその辛さや怖さを素早く克服して、また頑張れるだけのしなやかなメンタルを持っているわけではありません。</p>
<p>ストレス耐性が弱くて些細なことで傷ついてしまう人や、豆腐メンタルのように打たれ弱くてすぐネガティブになる人には、辛い現実から一旦避難して傷ついた自分を回復させる場が欠かせません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>馴れ合いの関係は、傷ついた自分を回復させる場所として非常に相性がよいものです。</p>
<p>肯定的な意見で自分を慰めてくれる人が多く、現実逃避している自分を責める人もまずいないし、むしろそんな自分でも受け止めくれる「ゆるさ」がある。まさに、ストレス社会のオアシスと言ってもいいでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、馴れ合いの関係の居心地の良さに魅了されてしまうと、次第に、現実と向き合うことが辛くなる…すなわち、<strong>馴れ合いの外の関係に戻りづらくなります。</strong></p>
<p>馴れ合いの外に出れば、怒られたり、競争にさらされたりで不快な思いをするのは明白。かと言って怒られないように勉強したり、競争で優位になれるように自分を鍛えるのはめんどくさいしやりたくない。</p>
<p>そんな、クズでどうしようもない自分ですらも馴れ合いの関係は暖かく迎え入れてくれる。馴れ合いの中にいれば、見たくない現実なんて無視しても肯定して暖かく受け入れてくれるから、馴れ合いの関係に引きこもり、外の関係を持つことを拒む。</p>
<p>結果として自分がすべき勉強、仕事、トレーニングなどを放置し、堕落しすぎて社会からドロップアウトしそうになっても、馴れ合いの中にい続ければずっと見たくない現実と向き合わず、心穏やかに暮らしていける。</p>
<p>もしも、生活が苦しくなれば、馴れ合っている人の家にお邪魔すればいい…と、とことん自分を甘やかしつつ、そして周囲もこれを止めようとしない。</p>
<p>むしろ止めようものなら、お互いに馴れ合いの関係で享受している居心地の良さが失われる不安を感じるので、お互いに肯定して受け入れてしまう。</p>
<p>共依存状態の馴れ合いになりその先に破滅の未来が待っていようとも、破滅するのは自分一人だけではないという妙な安心感のせいで、依存している者同士、仲良く堕落と破滅への道へと突き進んでいくのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>余談　ブロガーの世界と馴れ合い</h2>
<p>…といっても、具体的に破滅がどういうものか抽象的なので、ここでいくつか例を挙げます。</p>
<ul>
<li>マルチ商法・ねずみ講など、人間関係を食い物にするビジネスに巻き込まれて、借金を抱える。</li>
<li>カルト宗教や胡散臭い自己啓発セミナー、スピリチュアル系にのめり込み、コミュニティ以外の人間関係を失う。</li>
<li>仮想通貨、株、FXなどの金融商品を購入して大損、あるいは借金を抱える。</li>
<li>炎上ブロガーのように、サラリーマンや公務員を顔出しで批判して、デジタルタトゥーを残したり、情報商材を販売する。</li>
</ul>
<p>など、見るだけで「…あっ(察し)」となるような破滅が、馴れ合いの先に待ち受ける破滅のいい例です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とくに、最近では「ブログで稼げる」と豪語し、自らプロブロガーと称してブロガー同士で馴れ合って炎上まがいの行動を褒め合い、持ち上げる、あたかも人気で有名人であるかのような演出をして、見る人(情報弱者)に錯覚をさせて胡散臭い情報商材を買わせたり、なんとも言えないオンラインサロンに誘導する光景をよく見かけます。</p>
<p>もちろん、こうした胡散臭い商売に対してまともに批判する意見もありますが、それらは「アンチが嫉妬しているだけ」と決めつけるのがブロガーの特徴。</p>
<p>「自分が悪いのではなく、アンチコメをする他人が悪い」と自己正当化し、ネットにアップした自分の言動を客観的に見れなくなるだけでなく、行き過ぎた言動すらも、同業のブロガーに肯定されて、ますます行動はエスカレート。</p>
<p>ブログで稼ぐことこそ誰もが持つべき理想であると言い張り、それ以外の職業はオワコンだのAIに奪われるだの、不確かな根拠で不安を煽り、ブロガーという職業(？)を選んだ自分たちを褒め合い、たたえ合う。</p>
<p>こうした馴れ合い、もとい駄サイクルにのめり込めばのめり込むほど、ブロガー以外の人…つまり、客観的かつ公平な立場からで意見をする人や、見なきゃいけないけど見たくない現実を突きつけてくれる人と関わることが辛くなり、結果として自分の生き方の幅を狭めるだけになるのではないか…という不安を感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>ネット上で利益目的の馴れ合いができるまで</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3575</link>
				<pubDate>Sun, 20 May 2018 15:22:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[インターネット]]></category>
		<category><![CDATA[SNS]]></category>
		<category><![CDATA[馴れ合い]]></category>

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				<description><![CDATA[SNSやyoutube、趣味の交流サイトなど、今やネットを使えば今までなら出会えなかった人達とコミュニケーションをしたり、同じ趣味を持つ人と語り合うことができる世の中となっています。 もちろん、単純に何かの話題や趣味につ]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>SNSやyoutube、趣味の交流サイトなど、今やネットを使えば今までなら出会えなかった人達とコミュニケーションをしたり、同じ趣味を持つ人と語り合うことができる世の中となっています。</p>
<p>もちろん、単純に何かの話題や趣味について話し合うだけに収まらず、そこに商機を見出してyoutuberとして生計を立てるために交流をしたり、本業で独立したときの人脈作りとしてネット上の人間関係の構築をする人もいることでしょう。</p>
<p>しかし、その人間関係の構築が必ずしもクリーンなものではなく、どこか馴れ合いのような気味の悪さがある人間関係を構築したり、信者ビジネスのように関わる人を自分の金や名声の供給源としか見ていない人間関係になることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例えば、最初は親しく接してくれたクリエイターが、</p>
<ul>
<li><strong>次第にSNS上でフォロワー(youtubeならチャンネル登録者数)を獲得したら、次第に横柄になり金品や承認、同意や尊敬を要求する言動が増える。</strong></li>
<li><strong>自分のことをなんでも聞いてくれ全肯定してくれる、都合のいいファンだけ可愛いがる。</strong></li>
<li><strong>影響力を利用して、自分よりも知名度のある人に擦り寄り馴れ合おうとする。</strong></li>
</ul>
<p>という光景をネット上で見かけるたびに、ビジネスとしての商魂のたくましさを感じる一方で、どこかその関係に虚しさを覚える今日この頃です。</p>
<p>ネット上という、ただでさえ移り変わりの激しい世界だからこそ、馴れ合いの関係で安定した収益源を作ろうとするのは理にかなっているとは思いますが、その馴れ合いにうんざりしている人もきっとおられだろうと思います。</p>
<p>今回はそんなネット上で見かける、利益のための馴れ合いについてお話したいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3568">馴れ合いがうざいと感じる人の心理について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>ネット上で利益目的の馴れ合いができるまで</h2>
<p>ここでいう利益目的とは、純粋にお金(仮想通貨も含む)だけでなく、名声や評判、人望、フォロワー数(そしてそれを利用したビジネス展開)などの、何かしらの利益になるものを含みます。</p>
<p>その上で、ネット上で利益目的の馴れ合いができるまでについて解説していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ネット上で情報を発信していく</h3>
<p>絵、文章、音楽、動画作成などの何かしらの自分が作った作品をSNSや趣味の交流サイト、動画サイトなどで投稿していきます。</p>
<p>もちろん、最初は誰でも無名で実力があっても検索に引っかからずスルーされることはザラです。</p>
<p>大抵の人は自分の投稿に対して何の反応もない時期が続くと、次第にやる気を失い挫折したり、承認欲求が満たされずストレスを抱えてしまうので、この時期を以下に乗り切るかが、自分好みの住みやすい人間関係(馴れ合い)を作るうえではある意味大事と言えます。</p>
<p>もちろん、すぐに結果が欲しい場合は<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3543">炎上商法</a>のようなグレー行為に手を染めることもありますが、炎上商法で得た人気は炎上無しでは維持することが難しいという特徴もあり、決して万能とはいえません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>次第に発信された情報を見て人が集まってくる</h3>
<p>グーグル検索やSNSなどの個別の検索、ハッシュタグ(「＃」のこと)を通して、次第に自分の発表した作品(＝情報)を見つけてファンが付きだします。</p>
<p>もちろん、この時点でいきなり金銭や自分の要求ばかりを主張しては、せっかく付いたファンが嫌悪感を示して離れてしまう可能性があるので、最初のうちは本性を隠して優しく接することが基本です。</p>
<p>また、作品のクオリティが高い場合、調子に乗らずそして優しい態度を見せてくることから、ファンの人はこの人はきっと内面も外面もいい人に違いない、素晴らしいはずだと、自ら信者のようになることがあります。</p>
<p>心理学でいう<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3468">ハロー効果</a>や<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3484">初頭効果</a>を駆使して、自分に注目してくれたファンのハートを鷲掴みにして、次第に自分好みの人間関係になるようにファンサービスを熱心に行います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>…もちろん、この段階ではまだ本性が出てないので、いたってクリーンで純粋なファンづくりのための下積み期間とも言えます。</p>
<p>いわゆる馴れ合いのような違和感を覚える人間関係にまで至らず、ただのファンとクリエイターの自然な交流に過ぎず、その関係を疑心暗鬼の目で見る人はまずいないでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>集まった人がフォロワー数の増加という形で可視化され注目を浴びる</h3>
<p>地道なファンサービスを続けたことで、ふとしたつぶやきや投稿でも話題が話題を呼んだり、多くのファンが拡散することで、新規のファン(フォロワー、チャンネル登録者数など)が指数関数的に増加します。</p>
<p>そして、ファンの数が増えたことにより、今まで接してきていたファンよりも強い好意を寄せてくる人を意図的に選んで交流すること(要はえこ贔屓)も可能になります。</p>
<p>ファンと付き合える時間に上限があるのは仕方がないので、とくに自分に良くしてくれるファンを選ぶこと自体仕方がないことではありますが、<strong>自分のことを心酔してくれるファンとばかり交流することで、次第に付け上がり本性を表す時期とも言えます。</strong></p>
<p>また、どんな些細な投稿に対しても何かしらの反応が返ってきてチヤホヤされることは多くなり、馴れ合って自分好みの人間関係を作ったり、ファンを使って自分の商品となるものを売るための下地は十分に整って来る時期でもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>…もちろん、売るものが真っ当なものであれば、ここで問題になることはありませんが、<strong>詐欺まがいの商品、情報商材、マルチやねずみ講のように人間関係を現金化することだけを目的とした商品の売買に踏み切り出すのもこの時期といえます。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>その影響力にあやかろうと擦り寄るファンが出て馴れ合いが進む</h3>
<p>大量のフォロワーやチャンネル登録者数がいることから、その影響力や知名度にあやかるために、媚びて近寄ってくる人が出てきはじめて、馴れ合い化が一層進んでいきます。</p>
<p>「大量のフォロワーがいる＝その人に近づけば自分も注目される、恩恵を受けられる」と考えるのは自然なことですが、さすがに利益のために堂々と近寄ると炎上を招きかねないので「コラボ」「リスペクト」などの横文字の言葉を使って、フレンドリーな姿勢で近寄ろうとします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>影響力を武器に更に上位の影響力を持つ人に擦り寄る</h3>
<p>影響力にあやかるのは何もファンばかりではありません。</p>
<p>大きく増えた自分のファンをさながら自分の人脈の広さを自慢するかのように宣伝材料にして、自分よりも人気のある人に擦り寄り、馴れ合いの色を強めていきます。</p>
<p>実際に無名の頃と比べると認知度が上がってきている、そして多くのファンがいることから、その影響力を自分よりも上の地位にいる人にも好意的に受け取られやすく、成り上がるかのようにその界隈でも知名度、発言権、影響力を強めます。</p>
<p>擦り寄るのは当然自分にも擦り寄る相手にもそれなりの利益があるからです。</p>
<p>そのためなら、自分のファンですら宣伝材料にして「私と仲良くなればあなたにはこんな利益がありますよ」と言わんばかりに、恩恵ををちらつかせて近付こうとします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>余談：「馴合売買」「循環取引」から見る馴れ合い</h2>
<p>この記事について書こうと思ったきっかけとして、<strong>「馴合売買」</strong>という株取引をやっている人なら耳にしたこともある言葉があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<blockquote><p><strong>馴合売買(なれあいばいばい)</strong></p>
<p>複数の人物があらかじめ通謀し、同一の有価証券について、ある者の売付け（買付け）と同時期に同価格で別の者が買い付ける（売り付ける）こと。</p>
<p><strong>意図的に出来高を上げて、売買が活発に行われているように見せかける。</strong></p>
<p>こうした他の投資者に誤解を生じさせることを目的とする行為は、公正な価格形成を阻害し、不測の損害を与えることになるため、金融商品取引法第159条で相場操縦行為として禁止されている。</p>
<p style="text-align: right;"><a href="https://www.nomura.co.jp/terms/japan/na/A02625.html">馴合売買（なれあいばいばい）</a>：野村證券</p>
</blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、株以外なら「循環取引」もいい例です</p>
<blockquote><p>循環取引（じゅんかんとりひき）は、複数の企業・当事者が互いに通謀（つうぼう）し、商品の転売や業務委託などの相互発注を繰り返すことで、<strong>架空の売上高を計上する取引手法のこと。</strong></p>
<p>一般に新興企業では売上高の成長性を重視する傾向にあり、利益が必ずしも計上されていなくても「将来性のある企業」として評価されることがある。</p>
<p>そのため互いに通謀した企業が実態の乏しい商品転売やサービス受発注、バーター取引を繰り返し、売上高を不正に操作することで当該企業の成長性を演出できる余地が生じる。</p>
<p style="text-align: right;">(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%AA%E7%92%B0%E5%8F%96%E5%BC%95">循環取引</a> &#8211; Wikipedia)</p>
</blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<p>本来人気も地名度も実力もない人が、いきなりネット上で注目を浴びることはありません。</p>
<p>手っ取り早く、利益目的の馴れ合いを作るためには悠長に構えて地道に情報発信をしていく方法は時間がかかりすぎます。</p>
<p>また、大抵はどうしても今すぐ利益が欲しいので時間をかけず、なるべく手短に利益を得るための方法として、自作自演を含めた意図的な演出に手を染めてしまいます。</p>
<p>匿名性のあるSNSや交流サイトの場合、自分で複数のアカウントを取得して自作自演し、意図的に自分はさも多くの人から注目を浴びるような人であるという演出が可能です。</p>
<p>また、自分一人でなくても、リアルの人間関係で結託し、ネット上でお互いがお互いに褒め合い情報を拡散し合うように取り決めれば、実際は身内で評価しているだけなのにネット上ではやたら拡散やいいねがされる状態を意図的に作れます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、馴合売買や循環取引のところでも説明したように、<strong>意図的な演出でできた人気や評判、フォロワー数、チャンネル登録者数はあくまでも見せかけでしかありません</strong>。</p>
<p>しかし、見せかけであっても「人気がある」という一点だけに絞って誇張して宣伝すれば、その情報を鵜呑みにして、よく調べもせずにファンになってしまう人を増やすことができてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、見せかけの人気で付いたファンでも一ファンであることには変わりはありません。</p>
<p>そんな調子で付いたファンをもとに、動画の再生回数増による広告収入増、あるいは情報商材や詐欺まがいの商品を売りつける…というビジネスモデルがある程度確立しているように感じます。</p>
<p>もちろん、金銭が関わるものに限らず、自分の<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1685">承認欲求</a>を満たすために利益目的の馴れ合いについては迂闊に近寄らない、もしも途中でおかしいと感じたら一旦距離を取ることが大事だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今や10代のスマホ保有率は9割超。若い人が何のメディリテラシーもなくスマホでSNSやyoutubeで色んな人が発信した情報を閲覧し、昔以上に誰かのファンになることが容易くなった時代です。</p>
<p>しかし、応援したいと思える人が、実は最初からファンからの一方的な賞賛を求めるために他人を利用しようとしたり、胡散臭い商売のための草の根活動として、ファンサービスをしている可能性は否定できません。</p>
<p>また、ネット上でなんだかよくわかんないけど有名だからこの人の言ってることは間違いないと感じたり、他の人も応援しているからきっと正しいことを言っているに違いない、という<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2918">集団心理</a>に流されず、今一度その人自身を冷静に見ていくことの大切さをしみじみと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5580" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/10/nareai_kirai-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="馴れ合いが嫌いな理由は共依存関係に陥る恐怖があるから" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/10/nareai_kirai-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/10/nareai_kirai-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/10/nareai_kirai-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5580" class="blog-card-title-link">馴れ合いが嫌いな理由は共依存関係に陥る恐怖があるから</a></div><div class="blog-card-excerpt">「馴れ合い」というと、一般的に否定的な人間関係として見られがちですが、その一方で油断をすると、ついのめり込んでしまうような妙な魅力があるもの</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/5580" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/5580" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>馴れ合いがうざいと感じる人の心理について</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3568</link>
				<pubDate>Tue, 15 May 2018 14:22:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[生きづらさ]]></category>
		<category><![CDATA[馴れ合い]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3568</guid>
				<description><![CDATA[学校、部活、職場、SNS上などでお互いがお互いに甘えたり、依存したり、入り浸ったり、してしまうこと…つまり「馴れ合い」がうざい、めんどくさいと感じる人は少なくありません。 一般的に、馴れ合いが起きると、 えこひいき(身内]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>学校、部活、職場、SNS上などでお互いがお互いに甘えたり、依存したり、入り浸ったり、してしまうこと…つまり「馴れ合い」がうざい、めんどくさいと感じる人は少なくありません。</p>
<p>一般的に、馴れ合いが起きると、</p>
<ul>
<li>えこひいき(身内びいき)</li>
<li>褒め合うだけで進歩がない(→<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2873">駄サイクル</a>)</li>
<li><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1831">同調圧力</a>が強く、自由に意見をいえない。</li>
<li>同調圧力の強さ故に、馴れ合いに参加しない人に対して排他的になる。</li>
<li>ノリが暴走して過剰な<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3210">いじりからいじめ</a>へとつながる</li>
<li>おふざけ、茶化し合い、身内受けのための寒い行動が目立つようになる。</li>
</ul>
<p>などの、厄介事に巻き込まれるリスクがあります。</p>
<p>もちろん、趣味や遊びで交流目的の人間関係としてやるのなら話は別ですが、仕事や部活などのある目的のために集まっている人間関係で慣れ合いが発生すると、サボりや仲間割れの原因となります。</p>
<p>また、馴れ合いの仲といっても、皆対等ではなく、上司と部下、先輩と後輩などの立場差がある人間関係での馴れ合いは、とくに馴れ合いによって恩恵を受ける人と、損害を受ける人が明確に出やすく、心理的な負担を抱えるものです。</p>
<p>今回は、そんな馴れ合いをうざいと感じる人の心理についてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>どうして馴れ合いがうざく感じるのか</h2>
<h3>常に気を<strong>遣</strong>わなくてはいけない</h3>
<p>馴れ合いというのは一見すると非常に仲がよく、穏やかな人間関係が繰り広げられているように思えますが、その裏では<strong>「馴れ合いの雰囲気を崩してはいけない」という暗黙の了解が働き、常に雰囲気を崩さないために空気を読み、他人に気を遣わせてしまいがちな人間関係なのです。</strong></p>
<p>何かをするにしても、自分の発言や行動が馴れ合いの雰囲気を崩すおそれが無いか、自分の行動が同じ集団に属する人の機嫌を損ねないか…そんな細かいことを気にしなければならず、非常に窮屈で動きづらい人間関係なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、馴れ合いでよく見る人間関係は、</p>
<ul>
<li>意見の衝突や、衝突が起きそうな行動(例えば疑問を持ったり、変だと疑うこと)はNG。</li>
<li>誰も否定せずなにがあっても受け入れ肯定することこそ望ましいと考えている。</li>
</ul>
<p>といった、集団全体の和(あるいは集団内で力のある立場の人の機嫌)をいかにして保つかに焦点が置かれています。</p>
<p>喧嘩が起きたり、すぐに否定する人が出てくる人間関係と比較すると馴れ合いの人間はなんて平和で和やかものだと感じることもありますが、その平和を維持するためには守るべき暗黙のルールを守らなければいけません。</p>
<p>馴れ合いのあの独特の雰囲気は、集団に属する各個人の自由をガチガチに縛っているからこそ生まれる一種の連帯感、一体感と言ってもいいでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>部外者に対してやたら排他的だから</h3>
<p>馴れ合いに所属している人は、馴れ合いに迎合しない人や馴れ合いの輪から抜け出そうとする人に対して、やたらと排他的な行動を取ることがあります。</p>
<p>馴れ合いの人間関係では<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2918">集団心理(群集心理)</a>が働いていることで<strong>「自分達の集団は素晴らしい、優れている、他の人から認められるべきである」</strong>という、増長した考えを持ってしまうことがあります。</p>
<p>その結果、他の集団や馴れ合いに属さない人を下に見たり、自分たちの集団が優れていると勘違いして失礼で場違いな態度やイキった言動が目立つようになるのです。</p>
<p>また、馴れ合いは基本的に集団で発生するので、他人を失礼な目で見ることに対する罪悪感や責任感が薄れてしまい、失礼な行動がエスカレートしやすいのも特徴的です。(＝責任の分散)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もちろん、これはリアルの人間関係に限らず、ネット上の人間関係(SNS、匿名掲示板、youtubeのコメント欄など)でも同じです。</p>
<p>顔が見えない電子画面上の人間関係の場合、馴れ合いの様子が他の人からも簡単に覗かれてしまうので、アンチに付きまとわれたりや炎上の火種になることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3525">SNSにおける炎上を防止するための対策</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>認めてくれ、褒めてくれアピールが鬱陶しい</h3>
<p>馴れ合い人間関係にハマる人の中には<strong>「自分のことを認めてほしい」</strong>とか<strong>「(些細なことでもいいから)自分のことを褒めて欲しい」</strong>という、いわゆる承認欲求に飢えている人が目立ちます。</p>
<p>承認欲求は人間なら誰しも持っている欲求ですが、とくに馴れ合いで見かける人は、とにかく認めて欲しい、受け入れて欲しい、自分のことを尊敬して欲しい、という自分の欲求ばかりを押し通そうとします。</p>
<p>しかし、認めてもらう一方で自分から誰かを認めるために何か行動を起こすわけではなく、ただ自分は承認や賞賛を受け取るだけの立場であると居直ってで居座ろうとするので厄介です。</p>
<p>友達や恋人、仕事の人間関係を長続きさせる上で大事な「ギブ＆テイク」の関係を無視して、一方的にギブの立場で居座り続け、認めてもらうために自分勝手な行動をするので面倒です。</p>
<p>また、いくら褒めても満足せず更に褒めて来ることを要求する。そして、褒めている割には褒めてくれる人への感謝の気持ちやコメントが足りない(あるいは皆無)なので、付き合っているうちに「自分はこの人の承認欲求を満たすための依存先として利用されているのでは」と感じて精神的に疲れてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>上にも述べたように、馴れ合いはお互いに否定せず(表面的には)穏やかな人間関係として成り立っていることがあります。</p>
<p>承認欲求の強い人はそれをいいことに、自分の要求を押し通し、入り浸り、付け上がるので、うざがられるのだと言ってもいいでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1685">承認欲求は悪いもの？　「認められたい」という気持ちを不快に感じてしまう理由とは</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>ぶっちゃけ馴れ合いのノリが身内ウケばかりで辛い</h3>
<p>馴れ合いでよくあるのが、身内ウケだけを狙った寒いノリのギャグや、執拗な身内いじりなどのごく狭い人間関係でのみ通用するネタでコミュニケーションをとることです。</p>
<p>経験した人なら理解できると思いますが、馴れ合いのノリは身内しか知らないコア話であったり、身内だけが笑えるマニアックすぎるネタに偏るので、笑いを呼ぶネタとしてはかなり人を選ぶネタと言えます。</p>
<p>また、場合によっては、下ネタや下衆なネタ(金銭にまつわるネタ、犯罪スレスレのグレー行為、色恋沙汰など)といったように、笑うに笑えない身内ネタも目立ちます。</p>
<p>これらの人を選ぶネタに対してやっぱり笑えないものの、かと言って「本当は下ネタは苦手なんだ」と言えば「ノリが悪いと思われ嫌われるのではないか？」というジレンマを感じることが、馴れ合いをうざいと思う人によく見られます。</p>
<p>また、仮にそのネタを受け入れて笑ってしまうと、今度は自分の恥ずかし過去や人には言えないプライベートなネタまで話されてしまい笑い者になってしまうという不安も、馴れ合い属する人ならではの悩みと言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>…もちろん、そんなに大体的に言えないネタやごく少数の知ってる人とだけで共有できるネタを理解できるからこそ深まる仲もあると言えるので、一概に否定できるものではないと補足しておきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>仲良くもないのに仲良しアピールしているから</h3>
<p>馴れ合いは表面的には仲良く見えるものの、</p>
<ul>
<li>実際は派閥があり決して仲が良いとは言えない関係である。</li>
<li>お互いがお互いに完全には信用していないことが伺える関係である。</li>
<li>仲良しアピールの割には表面的な付き合いだけにとどめている。</li>
</ul>
<p>という矛盾のある関係が繰り広げられていることがあります。</p>
<p>表面的にはさも私たちは「仲が良いですよ」と仲良しアピールをしているのに、実はそこまで仲良くない事が内にいても、外から見ても感じてしまうのが、馴れ合いをうざいと感じる理由の一つと言えます。</p>
<p>また、仲良しアピールは何度もしつこく繰り返されるものであり、恋人のノロケを見せつけられているかのように鬱陶しさを感じるのも無理はありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、馴れ合いにおいて、しつこく仲良しアピールをする理由としては、</p>
<ul>
<li>友達が多いという自分をアピールしたい。</li>
<li>自分の交友関係や人脈の広さを自慢したい。</li>
<li>今の関係が壊れるのを防ぐために、必死にアピールしてつなぎ止めようとしている。</li>
<li>本当は寂しがり屋で、いつもべったりくっつくような人間関係じゃないと不安を感じる。</li>
</ul>
<p>などが考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>上下関係のある関係の馴れ合いはもっと厄介</h2>
<p>馴れ合いが上下関係の無い友達や同僚といった立場ではなく、上司と部下、発注先と受注先、先輩や後輩、コーチと部員といった上下関係のある人間関係で行われると非常に厄介です。</p>
<p>この場合、馴れ合いの雰囲気は立場が上の人にとって都合がいいものになり、立場が下の人はその雰囲気を崩さないために、自分を犠牲にして付き合わなければいけません。</p>
<p>部活動でよくある理不尽な場面のように、後輩は先輩のミスや不正は指摘できず、悪ノリにNOとは言えず付き合わなければいけない。</p>
<p>逆に後輩なら何のミスをしていなくても、何かと理由をつけて先輩の気に障ったという理不尽な理由で罰を受けることを認めなければいけない。</p>
<p>それを拒めば部内で自分の居場所をなくしてしまうので、辞めたくなければ渋々馴れ合いを受け入れて我慢し続ければいけないという由々しき人間に陥りやすく、<strong>ダメなことだと分かっていても見て見ぬフリをしてしまうのが、馴れ合いの真の恐ろしさと言ってもいいでしょう。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2904">「傍観者効果」集団になると見て見ぬ振りをしてしまう心理について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>馴れ合いとギャングエイジ</h2>
<p>馴れ合いに関する言葉として、発達心理学では「ギャングエイジ」という言葉があります。</p>
<p>ギャングエイジは8歳頃から思春期までの子供の時期を指す言葉です、</p>
<ul>
<li>自我が芽生え始めたことで親や教師などの大人よりも、同世代の人間関係を重視する。</li>
<li>親や教師から心理的に離れて感じる不安を、同世代の子供同士でつるんで安心感を得ようとする。</li>
<li>ただし、同世代の子供であっても誰でも言い訳ではなく認められた者とだけつるむ。</li>
<li>そのため、非常に閉鎖的な人間関係になる。</li>
</ul>
<p>といった特徴があります。</p>
<p>例としてあげるのなら、小学校高学年頃になるとよく見かける、</p>
<ul>
<li>よく先生の目を盗んで悪ふざけをして反抗したがる子供</li>
<li>同じクラスメイト同士で交換日記や秘密を共有する関係を持ちたがる子供</li>
<li>親や先生との決まりよりも、友達との約束を最優先したがる子供</li>
</ul>
<p>が、ギャングエイジのいい例です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、ギャングエイジは字面から悪く思われがちですが、芽生えた自我や社会性、自主性を育てる意味では重要な時期とも言えます。</p>
<p>しかし、一方で限度がわからず過度に閉塞的な人間関係を作ったり、同世代で集団になることで悪ノリに発展することも多く、馴れ合いとの共通している点もあります。</p>
<p>こうして見ると、馴れ合いに関する嫌悪感やウザさは、<strong>いい年をした若者や大人がギャングエイジの頃のような、幼稚さを感じることからくる嫌悪感が原因とも考えることができます。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>駄サイクルで馴れ合わず抜け出すためのコツ</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/2873</link>
				<pubDate>Sun, 11 Mar 2018 11:08:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[馴れ合い]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=2873</guid>
				<description><![CDATA[ネット上では「駄サイクル」というネットスラングがあります。 駄サイクルとは、駄目の「駄」と循環を意味する「サイクル」とを組み合わせた言葉であり、駄目な人間関係の中で一歩も前進せず、自己顕示欲を満たすためだけに馴れ合うこと]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>ネット上では<strong>「駄サイクル」</strong>というネットスラングがあります。</p>
<p>駄サイクルとは、駄目の「駄」と循環を意味する「サイクル」とを組み合わせた言葉であり、駄目な人間関係の中で一歩も前進せず、自己顕示欲を満たすためだけに馴れ合うことを指した言葉です。</p>
<p>最近では駄目という意味ではなくかっこ悪いという意味の「ダサい」をかけて、打サイクルと言われることもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>小説を書く、イラストや漫画を描く、バンド、映像作品、ゲーム制作、などのクリエイティブな趣味や創作活動をしている人の間では、駄サイクルという言葉を知っている人が多く、戒めや自虐を込めて使われることがあります。</p>
<p>もちろん駄サイクルは創作活動に限らず仕事や勉強などでも見られ、いわゆる馴れ合う仲でよく見られます。</p>
<p>馴れ合いの関係は確かに緊張感もなく気楽なものですが、自分を磨きたい、手に職をつけたいと強く願っている時にはとてもめんどくさい人間関係でもあります。</p>
<p>今回は、そんな駄サイクルから抜け出すためのコツについてお話いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>駄サイクルとは</h2>
<p>駄サイクルという言葉が初めて登場したのは、2008年に発表された石黒正数さんによる漫画『ネムルバカ』です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="cstmreba">
<div class="booklink-box">
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</div>
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<p>ネムルバカの作内では駄サイクルは、</p>
<blockquote><p>輪の中で需要と供給が成立し、自称ア～チストが何人か集まって、見る→ホメる→作る→ホメられる→見る→ホメる(以下略)を繰り返している。</p></blockquote>
<blockquote><p>自己顕示欲を満たすための完成された空間。</p></blockquote>
<p>と、閉じた人間関係の中で作品を発表し、満足感を得るための行動だと説明されています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これだけを見ると問題があるようには見えませんが、この説明の後に</p>
<blockquote><p>自称ア～チストってのは常々楽しいと思える程度の練習はするが、本当に身になる苦しい修行はツラいからせず…</p>
<p>一方的に発表できる個展はするが、正式に裁きを受けるコンペやコンクールには身の程知るのが怖いから出ず…</p>
<p><strong>馴れ合いの中で自分が才能あるア～チストだと錯覚していく…</strong></p></blockquote>
<p>と、地味で基礎的な練習や客観的な評価から逃げ、あくまでも仲間内で褒められるばかりに徹する。</p>
<p>その結果、気持ちが増長して勘違いを起こしてしまうことが何よりの問題であると説明しています。</p>
<p>勘違いを起こした結果、<strong><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3367">ナルシスト</a>な言動が目立って周囲から浮いたり、「自分は特別な人間である」という自意識を肥大させてしまい、現実の自分が見えなくなる原因になります。</strong></p>
<p>作中では気取った自称アーティストによる現代アートの個展が開かれている店に行ったあとに、この駄サイクルの言葉の説明が登場しています。</p>
<p>芸術家や創作趣味のように人から褒められたり評価されることが多い場面では、つい自分で自分を過剰に評価してしまい、勘違いしてしまうことが多いので、調子に乗らないための自戒の言葉として使われることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ちなみにですが、褒めると似た言葉に<strong>「おだてる」</strong>という言葉がありますね。</p>
<p>おだてるは漢字で「煽てる」と書き、人をしきりに褒めていい気分にさせる、煽る(あおる)という意味を持っている言葉です。</p>
<p>やたらと褒める人は、ただ相手をいい気分にさせるだけでなく、煽って自分の思い通りに動くように仕向けるという狙いがあると見ることもできます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>駄サイクルにハマる原因</h2>
<h3>人間関係が良好で非常に居心地がよい</h3>
<p>駄サイクル内は「褒める→作る→褒められる→見る→褒める…」と閉じた人間関係の中で循環しており、厳しい言葉を言ったり、自分を否定する人がおらず、打たれ弱い人にとってはとても快適な空間が広がっているのです。</p>
<p>駄サイクル内では、たとえ絵が下手であっても自分の絵を発表したら「下手くそ」「もっと丁寧に描くべき」「デッサンが狂ってる」と言われることはありません。</p>
<p>むしろ「すげー！」「うまい！」「アートだ！」自分のことを肯定的に受け入れてくれるために、とても居心地がいいのです。</p>
<p>現代ではネットやSNSで自分の作品を発表すれば、不特定多数の人から誹謗中傷やネガティブなコメントが来やすく、批判的な意見に対して敏感して創作活動をやめてしまう例が少なくありません。</p>
<p>そんな批判コメントが目につきやすい状況だからこそ、なるべく批判が少なく安全で閉じた人間関係の中で自分の作品を発表し、褒められたいと感じる人の受け皿が駄サイクルとなっているように感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>地道な練習をしなくてもいい</h3>
<p>絵を上達させたいならデッサン、歌を上達させたいならボイストレーニング、基礎的な練習が必要になります。</p>
<p>創作活動において基礎的な練習はスポーツでいう基礎体力を鍛えるためのトレーニング(走り込み、筋トレ、ストレッチなど)であり、身につけたい技術を付けるための下積みや土台作りにあたります。</p>
<p>ただ、地道なトレーニングはどうしても退屈になりがちで、同時に<strong>「地道なトレーニングをしている＝自分はまだまだ未熟である」と感じやすいので挫折を引き起こす一因となります。</strong></p>
<p>ところが、駄サイクルでは地道なトレーニングもせず、ありのままの自分が作った拙い作品でも認めてくれます。</p>
<p>地道な下積みの練習期間を経なくても、いつもスポーツでレギュラーになれるかのような気分を味わえるので、下積みなしで楽に認められたい、評価されたいと感じている人にとっては駄サイクルの沼にはまってしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>現実逃避には最適だから</h3>
<p>駄サイクル内の人間関係では、本当に身になる地味で辛い基礎的な練習をしなくても誰も問題にはせず、基礎がなってない作品でも受け入れてくれるのです。</p>
<p><strong>本当は上達したいけど、そのためにするべきめんどくさい練習から逃げている自分でも受け入れてくれるゆるい人間関係なのです。</strong></p>
<p>現実逃避をしていても、自分のことを受け入れくれるので、つい甘えや奢りが出てもそれを直さず、自分を磨かなくてもいい馴れ合いの関係に依存してしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>手軽に承認欲求を満たしやすい</h3>
<p>駄サイクルにのめり込んでしまう人は、よその人間関係で散々下手言われたり、見向きもされなかった経験を積んだために心身共に疲れている人や、とにかく今すぐ認めて欲しいという<a href="https://mental-kyoka.com/archives/category/approval-desire">承認欲求</a>の強い人がのめり込む傾向があります。</p>
<p>まだまだ初心者で拙い自分でも、駄サイクル内ではそれこそ有名な芸術家のように賞賛が得られ、注目されるために、いままで認められてこれなかった人にとってはまさに探し求めていた場とも言えます。</p>
<p>しかし、まだまだ伸び代があるのに拙いままの自分でも褒められるという経験は、地に足つけて地道な基礎を重ねるためのやる気を奪います。</p>
<p>また、自分では拙いとわかっているだけに、駄サイクルの外に飛び出て自分の作品を発表して妥当な評価を受ければ肥大した自尊心が崩れる事を恐るので、馴れ合いから逃れられなくなる一因となります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2510">承認欲求に振り回されず克服するためのコツ</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1685">承認欲求は悪いもの？　「認められたい」という気持ちを不快に感じてしまう理由とは</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>駄サイクルから抜け出すためにできること</h2>
<h3>馴れ合いばかりで練習しなければ実力は身につかない事を理解する</h3>
<p>馴れ合いばかりに時間をつかい、本当にやるべき地道な練習に時間を使わなければ実力が身につかないのも無理はありません。</p>
<p>馴れ合いの関係は確かに心地の良いものですが、同時に馴れ合うことに依存したり、辛くめんどくさい練習をしない自分を正当化してしまう原因にもなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>厳しい指摘を言ってくれる人を大事にする</h3>
<p>駄サイクル内は基本的に厳しい事を言うひとはいません。</p>
<p>本当に自分の技術を磨きたい、何かを上達させたいと考えているのであれば、ただお世辞のように褒めてくれる人だけでなく、自分のためになる厳しい事を言ってくれる人を大事にするようにしましょう。</p>
<p>もちろん、最初のうちは厳しいことを言われて心が傷ついたり、自分の存在を否定されたかのように感じることもあろうかと思います。</p>
<p>しかし、そこで厳しさから逃げて駄サイクルに戻ってしまっては、今と同じままです。</p>
<p>厳しい言葉を言われても、実際に自分の人生や生き様を否定されたとショックを受けるのではなく、問題となっているところを直せば、「より自分の作品の質が上がる、いいものになる」のだと、指摘を受け入れたあとの自分の姿をイメージしてみるようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>目標を具体的にしてやるべき事をはっきりさせておく</h3>
<p>初心者の人は、自分が打ち込みたいものに対して漠然とした目標を抱いていますが、具体的にその目標をするために何をすべきかいいか、何を始めればいいかわからないままであるということがよくあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例えば、絵が上手くなりたいと考えている人の場合、まず何から描けばいいのか、上手くなってどういう絵が描きたいのか…と具体的な目標まで考えられず、漠然と「絵が上手くなりたい」という目標だけで止まっていることが多くあります。</p>
<p><strong>目標が漠然としているので、具体的に何をやればいいのかもぼんやりとするのは無理もありません。</strong></p>
<p>ですので、絵が上手くなりたいという目標を更に詰めていき</p>
<ul>
<li>「まっすぐな線を描けるようにする」</li>
<li>「３ヶ月で人間の顔を理解して描けるようにする」</li>
<li>「デッサンを100枚描き通す」</li>
</ul>
<p>と、締切を作ったり、目標を細かく具体的にしてよりやるべきことを明確にしていくことが大事です。</p>
<p>もちろん絵の世界に限らず、スポーツや仕事の世界でも同じです。</p>
<p>本当に「その道のプロになりたい」とか「技術を身につけたい、向上させたい」と考えている場合は、大きな目標を持つと当時に、その目標に関連した細かい目標を作っていくようにしましょう。</p>
<p>細かい目標まで決めることができたら、自分が馴れ合いや駄サイクルのような人間関係がはたして必要なのかどうかを客観的に考えることができるようになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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